レビューメディア「ジグソー」

オリジナル機能で勝負をかけて実際に勝ってしまうコスパGOODなDAP!!

近年、音楽を楽しむ環境はどんどん進化を遂げ、いつでも何処でも
ハイエンドな音源を楽しむことができる環境が当たり前になってきました。

 

その、当たり前になってきた時代に対して、Pioneerが出した
一つの答えがDIGITAL AUDIO PLAYER 「XDP-300R」 です。

 

ハイエンドな音源を非常に聞かせてくれるDAP(デジタルオーディオプレーヤー)は
いくつもあり、また、価格帯も数万円から40万円程度と幅広い選択肢の中から
「XDP-300R」が選ばれる理由とは・・・以下のレビューを読んで、
少しでも気になったら店頭で視聴してみることをお勧めいたします。

 

きっと、何か感じる点があると思います。
そこから自分の「好き」を見つけていきましょう!!

更新: 2016/11/20

<製品確認:まずはここから・・・>

さて、今回レビューさせて頂く「XDP-300R」が手元に届きましたので、早速開梱しましょう。
やはり、新しい商品を開梱するのってワクワクして楽しいですね~。

パッケージはシンプルに製品の写真とロゴだけですね~。
右下にハイレゾ対応マークが入っているのが日本国内向けの
最近の製品だなって思います。

 

中身は実は黒い箱なんですよねー。
右側に引き出す形になります。

 

箱を開けますと、おお、本体とご対面~。
右面のスポンジで優しく固定しているのが
個人的にはうれしいところ。

 

で、付属品は右側の箱の下側に入ってます。
右中央の上側と真ん中にあるマジックテープで
固定された蓋なので、バリっと一気に開けて良い物か
とっても悩みましたので、どう開けていいか迷う箱ってのは
改善点かなと思いますね。

 

付属品として入っていたのが、マニュアル3つと保証書、
そして充電ケーブルです。


今一般的にはスマートフォンを持ってるのが当たり前なので
大体の人は問題ないですが、やはり個別の充電器があったほうが
いいなと思うので、できれば専用の充電器が付属してくれたら
嬉しかったかなと思います。

 

今回レビューさせて頂くプレーヤーはシルバーモデルです。
これ以外にブラックモデルもあるので、お好みに合わせて
選んで頂ければと思います。

 

本体右下側には充電口、右下には2スロットのマイクロSDカードスロットがあり、
右上には操作ボタンが4つ並んでいます。

 

 

左上から見るとこんな感じ。
本体の左上に3.5mmのアンバランス出力(一般のイヤホンをさす所)と、
2.5mmのバラン出力端子の口が付いています。

 

バランス出力ができるのは、音的には有利になるので、
出来れば使う方向で考えるのがいいと思います。

 

ピンアサインは、ポータブルで最初に2.5mmバランス出力を
搭載した流行のAKシリーズと同じピンアサインなので、
リケーブル用の製品が(イヤホンの端子によっては)かなりの数が
出ていて手に入りやすいので、いろいろ楽しめますね!!

ボリュームノブは回した感じではやや硬めというところで、
カチッと止まるし、操作した時に遅れやズレは無かったので
精度のいいものだと感じました。


(某AKシリーズはハイエンドクラスでも反応が悪く
 回しても反応しないことがあったのですよ・・・笑えることにw)

 

 

本体左側が台形にカットされているので、どちらの手で持っても
握りやすい形になっていました。


本体が大きめのスマートフォンなので、手が小さい人の場合には
ギリギリ持てるかなって事になるので、こういう段差的かつ
スタイリッシュなデザインは大事です。

 

さり気無く左下側にtuin dacと刻印がされており、
シンプルさの中にキラッと輝く印象的な刻印だなって思いました。

 

裏側はシンプルにPioneerの刻印のみ。
うん、これでいいと思うんですよ、ホント。
シンプルが一番です。

 

なお、下側の黒いところですが、ココはアンテナが集中しているので
Wifiなどをつなぐときにふさがないように持つことが重要ですよって
分かり易い仕様になっています。

 

さて、ココまで見ると、シンプルイズベストな誰が使っても
恥ずかしいと思わないセンスのいい奇抜でないデザインとなっているのが
分かりますが、他の製品と比べてみてどう思うか見てみましょう。

 

今手持ちのDAPの中で愛用しているのが Astell&Kern の AK240 です。
DAPとして数年前から急激に勢力を伸ばしてきた、Astell&Kernの
製品の中で1世代前のハイエンドモデルで、
ハイレゾ対応や小型な筐体でいい音聞かせてくれる代表格ですね。

 

なお、サクッとAK240の情報を上げてみますと・・・
2014年2月21日発売(約2年前の機種になりますね)
定価:285,000円(もちろんそんな価格では買えないし、買ってないですが・・・)
内蔵メモリ:256GB(やはり大容量は正義!!)
拡張スロット:1個 microSD(できれば2スロットが良かったな)
という感じでしょうか。

 

我ながら高い買い物したもんだw(ただしアウトレットでの入手ですが)

はてさて、そんなAK240に対し、2年の時を経た普及機の進化はどうなってるのか
楽しみですね~。

 

さて、まずは外見から・・・

高さは「XDP-300R」の方が背が高いですね。
その分大きなタッチ液晶を搭載しているという事にもなります。

液晶パネルサイズ比較
「XDP-300R」:4.7 型(1280x720)
AK240       :3.31型(800x480)

サイズ比較を見れば一目瞭然。


そして、大きいだけではなく表示可能なサイズも1.6倍のサイズとなり
高精細さを感じられるドット数となっていますね。
一般的なスマートフォンとほぼ同じ感覚で見れます。

側面を見てみますと、操作するボタン、スロットの配置は
全く違う配置となっています。

 

「XDP-300R」の場合、操作ボタンは基本的に本体右側に集中しており、
唯一ボリュームノブのみ左側に配置されています。
右手で持ってすべて親指で操作できる感じにまとめられています。

 

一方、AK240は操作ボタン、スロットは左側に配置し、
ボリュームノブは右側ですね。

 

また、本体に対して、「XDP-300R」の場合ボタンが大きめに
作られているのが見て取れると思います。
これは操作する側からするとありがたいですね。

 

実際背広の胸ポケットなどに入れながら操作する場合、
ボタンが大きい方がありがたいんですよ。

 

また、コレはどちらにも入れる事なのですが、
ポケットなどへ入れていて取り出す際に
ボリュームノブが引っかかって急激に音量が
変わるという事は無いように本体に対して
少し小さめに作られています。

 

「XDP-300R」の場合、多少固めの回り方でしたので
不意にボリュームが大音量に・・・という事故は起きない形です。

また、特筆するべき点は、「XDP-300R」のmicroSDスロットが2個ある事です!!
これ、大事、ホントに大事ですよ~!!

 

何故かというと、最近のハイレゾの音楽ファイルはかなり大容量になってきており、
もしDSD形式のファイルなどを入れるとなると、1アルバムで約5GB程度の容量が
必要になることもあるんです。

 

「XDP-300R」の場合は、本体側が残念ながらOSと共用で32GB
(実質投入可能なデータは24GB程度)のデータを入れれるとしても、
あと2枚microSDカードが追加できるんです。

 

公式に200GBまでは対応とうたわれていますので、
32GB(24GB)+200GB(183GB)+200GB(183GB) = 432GB(390GB)
と、実質390GBものデータを入れておけるんです!!

これは、ホント頼もしい容量ですね。


一般的に「XDP-300R」の価格帯(約6~7万円)のDAPを見てみますと、
そもそも内蔵メモリが無かったり、多くても128GBの容量となっていて
追加できるカードスロットも1個という事が多いように見受けられるので
コレは明確なアドバンテージですね。

 

大容量が使えるって素晴らしい~!!

 

背面の構造ですが、「XDP-300R」の場合、Pioneerロゴが入っているだけですが、
AK240の場合は、背面カーボンプレートが装備されています。

 

デザイン的にはAK240の圧勝のように見えますが・・・実は、キズが入らないように
保護フィルムを別売で買った上にケースに入れて使う事がデフォルトとなっているような
モデルなので・・・実際使うときは全く見えないんですよ(笑)

 

というわけで、私もこの写真を撮影するためにホント久々に見たぐらいです。
所有欲は満たされますがね・・・傷が入ることを考えて中々見せれない
デザインって物、考え者ですよね。

 

そこ行くと、「XDP-300R」の場合には、傷が入りにくいであろう筐体ですので、
あまり気にせずそのまま使う事が出来ます。

 

といっても、心配性な私は使うときにポーチみたいなのに入れて
持ち出しましたけどね(笑)

 

天板には、どちらもイヤホンジャックがありますが、
AK240のみ電源ボタンもあります。


利用するうえでどちらにボタンがあっても困った事は無いですが、
「XDP-300R」の場合、筐体が大きいので、手にもって簡単に操作できるように
側面に付けたのではないかと思われます。

更新: 2016/11/20

<初期設定の流れと感じた事>

さて、ではさっそく電源を入れて、初期設定をせねば・・・
となったんですが、ところがどっこい、この「XDP-300R」は
他のプレーヤーがあまりやっていないことをやってます。


それは・・・出荷時にはバッテリーが充電されていない状態です。
その為、手に入れたら早速充電する必要があります。


初期設定途中でいろいろと無線LANも使いますし、
多少時間もかかりますので、満充電まで持って行った方が安心です。


充電器の性能にもよりますが、2時間~3時間充電することで
準備完了となります。

電源ON~としますと、早速POWERED BY androidと表示されました。
そう、このDAPのOS部分はandroid OSを使っているんですよ。


Ver 5.1が搭載されているので、今後アップデートとかどうなるかが
非常に気になるところですね。

セキュリティホールとかどんどん見つかってるので、

android端末としてアップデートしてくれるのかが非常に心配です。

 

少し待つと、このようなサウンドバーが表示され少し待ちます。
いかにも音楽機器って感じですねぇ。

 

ほんと、android端末の初期設定ですねぇという感じです(笑)

早速日本語(かなり下)を選び、→をタップします。

 

次にネットワーク接続の・・・となるのですが、
ご自宅にWifiない場合はスキップも出来ます。

 

ですが、読んでの通りソフトウェアアップデートが
受信できない為、利用の上では不利ですね。

 

かといってフリースペースの無料インターネットや
共有LANなどは利用しないほうが良いです。

最近の無料LANスポットでIDやパスワードを傍受するって
悪い人もいますので。


例えば先ほどの画面に出てたFONとかも、一応有志の共用LANでは
ありますが・・・信頼性あるかというと個人的には信頼していません。

 

なので、できれば自宅に無線LANある方が望ましいです。


といっても、今の時代、スマートフォンを自宅で使う場合用に
無線LANある方が多いかなと思いますので、パソコンにつないで
アップデートという方法が用意されていないこともある程度納得は出来ます。

 

無線LAN接続時にはパスワード入力が必要ですが、
入力方法はandroid端末と一緒なので、おそらく迷う事は無いでしょう。

 

ただし・・・無線LANもいろいろとセキュリティ設定があり、
当方の場合、あまりあてにはなりませんが最低限の防御という事で
MACアドレス認証をかけています。

 

※MACアドレスとは:ネットワーク機器に付けられる個別IDのような物。
         IPアドレスが番地ならば、MACアドレスは製造番号。
         一意の数値が割り当てられるため、物理機器として
         同じ場で同じIDはないので、認証に使われる事が多い。
         なお、偽装も可能なので、完ぺきではない!

 

というわけで、パスワードを入力してもつながらないんですよ。


で、MACアドレスを確認したくても、説明書のどこにも書いてないし、
箱にも張ってない、本体は初期設定しないと中身見えないので、
八方ふさがりですわwww

 

せめて、MACアドレスはどこかに書いておいてほしかった・・・

ま、NW機器側でドロップしたIDの中から調べて登録しましたけどねw


この辺りはNW機器の知識がないと、壊れてる、繋がらないって
いう人が出そうで怖い・・・。
使う場合は、お家の無線LAN管理者様にお問い合わせくださいね(笑)

 

で、無事繋がったらいきなり接続の確認から・・・

 

ソフトウェアアップデートに進み・・・

 

最新の状態まで自動的に持って行ってくれます。

うん、こういう面では素直にネットワークに接続して
自動的に最新版にというのは便利だとは思います。

ま、ADSLとかダイアルアップしか使えない所だと
かなり厳しいんではないかなと思いますけども。

 

OSにandroid使われていますので、Googleアカウントを
使った認証があるわけです。

 

スキップする事も出来ますし、入れなくても問題があるかと言われると
正直分からないというのが本音です。


が、android端末ならではの後からアプリを色々と入れたり
することができるという面に関して封印してしまう事になるので
この端末用にアカウントを用意するって事でいいと思います。

スマートフォンで使ってる有償アプリを使いたいって事でも
無い限り、音楽プレーヤーに個人情報入れるのもどうかとは
思いますのでね。

 

ID登録があれば後はパスワードを入れれば認証されます。
なお・・・上記IDは適当に加工して書いてるのでホントではないw

 

新しくアカウント作った場合は、上記のような認証が出てきますが
きちんと読んで同意すれば問題なし。

 

で、問題が、コレ。
お支払情報としてクレジットカードを登録するかって聞かれるんですが・・・
プレーヤーにつかうアカウントにそんな情報紐づけたくないんですけど。
まぁ、Google Playで有料ソフトを買う場合には必要なのかもしれませんが、
スマートフォンというわけでもないですし、登録しない方が無難です。

 

というわけで、スキップ!

 

 

で、またまた難問が・・・
端末ロックをかけますかって事なんですけどね。
確かに「XDP-300R」は、android端末で、アカウントを
スマートフォンに使ってる物を使ってるのであれば、
ロックはした方がいいかもしれません。

 

でも、普通、この端末って常時インターネットに接続されて
いない状態なので、あまり意味はないかなぁと思ったりします。

ま、ネットワークにつながる機会ではあるので、個人の判断に
ゆだねたいと思いますが、個人的にはかけてなくてもいいかな。

 

ま、貸出て頂いている機材でもあるので、
うかつに認証掛けれないってのもあるんですけどねw

 

はい、承知しますよ~って事で無視してスキップ!!

 


で、これまたちょっと悩む設定。
まぁ、気にしない人は全部ONでとなるんですけどね。
全部OFFでもイイのではと思います。(個人的にはOFFかな)

 


で、次がオンキョー&パイオニアとのアプリケーションを
使う上での利用規約です。
これは、はい を選ばないとね。

 

さて、これでようやく使えるようにはなりました。
お疲れ様です。

 

で、この後が、お約束の操作説明がありました。


こんな感じで。
初めて使う場合にはこういうのも必要ですね。

 

ホーム画面にはグーグル検索と、各種アプリへのリンクが表示されています。

なお、左下の再生ボタンのマークがあるアプリが
音楽を聴くためのアプリです。

 

ちなみに、音楽用のウィジットが表示されたホーム画面は一つ右側のページにあります。


Line OutモードのONOFFとか、バランス接続時の動作設定とかボタン一つで
変えられるのは楽なんですが・・・このアプリの反応が結構遅めなので、
ちょっぴりストレスになったりします。

 

素直に上から下にスワイプして操作画面出した方が手っ取り早いし、
全項目出てくるのでいいかなって思います。

 

入って居るアプリはこのような感じですが・・・ホント使うかな??
フォトとかカメラ機能ないし・・・。
うーん??


Cromeが入っているのでブラウザでいろいろ見たりできますけど、
この端末のみではインターネットに常時接続できないので、
ほんとどう使おうか・・・ハイレゾ音楽買うときぐらいなのかなぁ。

 

Gmailもありますけど、そんなところに容量使うのももったいない気がしますので、
ホント、使うがって難しいなぁ、androidアプリ群。

利用規約同意したのでGmail受信したので、左上にMマークが
出てるのはご愛嬌だ。

 

ウィジットの一覧なんですけどね~。
コレもまぁ、ある意味デフォルトであるって事になるんですが、
音楽聞くのが優先で、それ以外の部分にメモリやCPUのリソースは
割かない方が、音質という面でも、動作の軽快さという面でも
バッテリーの持ちという点でも有利かと思うので、
余程必要にならない限り使わないでしょうね。

 

なお、超重要アプリ?として、取扱説明書があります。
ええ、重要ですとも。


でも、端末起動しないとこのファイル見れないってのは
困りますが、公式サイトに同じものが掲載されているので
何かある場合にはそちらを見る事が多いかと。

 

パソコン持ってない方は、コレ、使う前に必読ですね。

 

おススメアプリとしていくつかアプリのリンクが登録されていましたが、
残念ながら当方の環境で使いそうなものは無かったです。


さて、初期設定は終わりましたので、次は音楽データの投入を
してしまいましょう。

 

android端末なので、認識画面も見慣れたものかと思います。

 

で、今回、本体側のメモリだけではとてもではないですが
容量が不足しておりますので、microSDに200GBの物を
1つとりつけてみましょう。

 

奥まで差し込んで、外装面よりも一段くぼんだ位置で
固定されたら搭載完了です。


なお、搭載するにはOSはシャットダウンした状態を推奨します。

 

早速認識した物を確認しますと、183GB使えるようになっています。
大容量ばんざーい!!

更新: 2016/11/21

<音楽の取り込みどうしようか・・・PCからが一番ですかね?>

当方、色々と音源をPCに取り込んでおり、「XDP-300R」に取り込んでみたいと思います。

 

PCからのデータ取り込みには、2つの方法があり、
1つ目は、端末をそのまま認識させてスロット枚にデータを入れる方法
2つ目は、専用アプリによる管理と転送を行う方法です。

今回は専用アプリ「X-DAP Link」でたくさんのデータをサクッと
入れてみたいと思います。

 

で、このアプリなのですが、公式サイトに掲載されてるので、
下記のリンクからダウンロードします。


「X-DAP LINK SOFTWARE : http://jp.pioneer-audiovisual.com/support/av_pc/compo/dap/x-daplink/download/

 

「setup.exe」 ってファイルがダウンロードされるんですが・・・
個人的にはこの名前の付け方は良くないと思います。

 

管理のためにダウンロード時にソフト名とバージョンディレクトリを作って
ダウンロードしたからよい物の・・・他の何かと競合する可能性もありますし、
ダウンロード後に何のソフトかまったくわからないんですよね・・・コレ。

 

せめて、「X-DAP Link_setup.exe」や、「X-DAP_Link_ver1.10_setup.exe」等であれば
間違いが起こらないと思うんですが、どうでしょうか、Pioneerさん。

 

説明書に書く上で「setup.exe」ってのは、書きやすいのでわからないでもないのですけどね。
ま、個人的な感想は置いておいて、さくっとインストールします。

 

setup.exeをダブルクリックしてインストール開始すると、
不足しているソフトの追加インストールを求めてきます。


今回の場合、MicrosoftのVisual C++の2013ランタイムがないようですね。

 

不審なソフトではないので、そのままインストールをします。

少し待ちます。

 

この画面が出たら、□I agree to the license terms and conditions の←の
チェックボックスをクリックします。

 

 

そうすると、Installボタンが押せるようになります。

 

 

インストール完了したら、Closeをクリックします。

引き続きX-DAP Linkのインストールを進めるのですが・・・

 

このような警告が出た場合、インストールしたいソフトなので、
インストールをクリックします。

 

確認点は、名前、発信元、公開元がインストールしたいソフトと
間違いないかという事です。

インストールが開始され、ダウンロードも含めて色々と処理があるので
しばらくすると完了しますが、多少のお時間がかかるかもしれません。

 

 

完了後、アプリを立ち上げるとPCの中の音楽ファイル情報
(と言ってもマイドキュメント以下のみを検索するようですが)
を集めて左側のコピー元フォルダに登録されます。

 

ここで、「XDP-300R」をUSBでPCに接続したうえで、どのドライブを・・・
という点を登録します。

 

画面の下側の円グラフの横に選択というボタンがあるのでクリックすると、

このような選択ポップアップが現れます。


3色青、オレンジ、赤のグラフがどのドライブに充てるかそれぞれ登録を
する形になります。

 

今回は「XDP-300R」の内部ドライブとSDカードスロット1を
それぞれ、青、オレンジに割り当てました。

 

そして、各々追加したいタイトルについて、曲名の横の青、オレンジの丸に
チェックを入れていきます。


ディレクトリ単位で入れることもできるので、まとめてドカッと
いってみましょう。

 

当方の場合、いろんなドライブにデータを退避していたので、コピー元フォルダを
登録し、「XDP-300R」側にはハイレゾミュージックを、
SDカード1側には、通常の音楽ファイル(WAVやaiffをflacにした物)を
登録してみました。およそ4600曲ほどw

 

というわけで、データを転送使用して、円グラフの中の↓ボタンをクリックしたんですが・・・

 


あ・・・これ、単独ドライブ毎にしか転送できないのねorz

纏めて処理してくれれば・・・と期待していたんですがね。
残念。

なお、本体側に転送する17.6GBのデータの書き込みは、USB3.0に接続して
転送してみたところ、約13分で転送できました!!
おお、思ってたよりも早いぞ!!

という事は・・・残りの4500曲転送する方も結構速く終わるよね!!

と甘く考えてたら、4時間25分ほどかかってしまいましたとさwww

 

転送速度の想定では、約3時間ぐらいかな?と考えてましたが
やはり、メインメモリ側ではない所への転送は遅いですねぇ。

ま、それでも、ずっと読み書きしててエラーで終了となっていない点を
褒めるべきでしょうね。
AK240の場合、大量にデータを転送してたら止まってた事や
データが破損してたことが多数ありますし(笑)

 

流石日本企業が作ってる機会だ・・・信頼度が違うぜ!!

 

さて、データもたくさん入った事だし、早速持ち出して聞いてみましょうか・・・
となればいいんですが、心配性な私は、ちょっぴりこういうのを入手しておきました。

ふわふわケースと液晶保護フィルム~!!(ただし1世代前のXDP-100R用ですが)

本体が旧機種と同じサイズであることから流用できるかなって考えましたが
ドンピシャで使えました。

 

 

 

というわけで、フィルムを貼ったうえで正面から見てみますと・・・

貼ったフィルムが低反射モデルなので、正面から見ても全く変わりありません。


実用上問題ないですので、入手お勧めいたしますけど、
本来ならば、公式で出してるガラスフィルムの方がいいかもしれませんね。


私もホントならばそちら貼りたかったんですけど、貸出機に貼って
お返しするのもどうかと思いまして(笑)

 

それに、普通の液晶保護フィルムなら1000円以下なので、
1年毎に張り替えるとしてもお財布にやさしいですからね。

 

よっぽど画面のクリアさにこだわる方ならば、ガラスフィルムを、
とりあえず保護したいのであれば普通のフィルムを入手するようにお勧めします。

 

なお、一度フィルムを貼りますと、接着剤ののりの部分が
剥がしても微妙に残る為、液晶保護フィルム⇒ガラスフィルムと
変えると、妙に張り付きが悪かったりしたりするので、
高品質な物一択の方は、最初からガラスフィルムを選ぶようにしてください。

 

ふわふわケースは、ほぼ丁度のサイズで作られていますが、
余裕がないわけでもないです。

 

後は個人的に公式の皮ケースを入手してつけたいところですが、
11月末発売のようで手に入らなかったんですよねぇ。

 

移動時にはふわふわケースで防御+皮ケースで防御。
使用しているときは皮ケースで防御って形が個人的に
長く使える秘訣かなって思ってます。

 

メーカーさんは、皮ケースをオプション販売にしないで、
是非とも付属品に入れておいてほしいと切に願いますね。
やっぱり、単価が高くなってしまうのが難点なのでしょうかねぇ・・・。


それにしても、このふわふわケースを手に入れるのには苦労しました。
廃番になってて、店頭在庫1個だったので(笑)

 

おそらく新型向けに型番を変えたのをもう少ししたら出してくるとは思うのですが、
やはり、こういうオプションで使える物が豊富にあるかどうかという点も
DAP選ぶ際には見ておいた方がいいかと思います。

 

では、準備に長々と書いてしまいましたが、
次からは音楽再生に関するレビューをさせて頂きます。

更新: 2016/11/21
機能性

<再生レビューその1:基本機能編>

さて、早速何か再生したいと思います・・・ジャケットがある方が
見栄えしますので、まずは、コレ。

エヴァンゲリオン・オリジナルサウンドトラック
NEON GENESIS EVANGELION III より 幸せは罪の匂い

 

さて、音のレビューに行く前に、基本的な機能のレビューになります。

 

まずは、アルバムジャケットの表示ですが、上記のタイプの表示は
一般的にああ、こういう物あるよねってデフォルトの形ですよね。
CDジャケットがそのまま表示される形になります。

 

これとは別に、ジャケットみられるのは恥ずかしいよう~って方向け?なのかは
定かではないですが、拡大したバージョンが表示されるモードがあります。

この通り、背景タイプとしての表示モードがあります。


個人的にはこの方が好きかなって思います。
電車でのぞき込まれてもまだましかなと思いますし(笑)

 

そして、お気づきだとは思うのですが、
音楽のタイムラインのバーの下にどの周波数帯域の音が出ているか
グラフが表示されるようになっています。

 

リアルタイムに動くので、聞えてる音の可視化がされて、
色々と思うところが出てくる・・・方もいるかもしれません。
主にハイレゾ方面でw

 

次の曲を聴きながら解説続けたいと思います。

ハイレゾ版 宇多田ヒカル Fantome より 道

 

コレ、アルバムアートは背景モードで表示してますけど、
違和感ないですよねぇ。

 

で、この再生画面ですが、実は上下にスクロールができるようになってます。
縦長な操作画面なんですよ、実は!!

上にスクロールしますと、再生中のアルバムや、プレイリスト内の
曲順が表示されてますので、ココで選ぶことでアルバム内の好きな曲を
選んだりできます。

 

プレイリストの作成などもここからサクッと出来ますので
お気に入りの曲からどんどん作れますねぇ。

 

また、下にスクロールすると、Equalizerのオプションが表示されます。

現在は無効にしてますけど、例えばVocal(下に隠れている7個目があるんです)
を選んで有効にしてみましょう。

 

オレンジのラインがどの帯域をどのように
ブーストかけて出すかというラインです。


低域はそのまま、125Hz辺りはちょい下げて、

250~4000(4k)Hzまでは上げ気味で、
8000(8k)Hzはそのまま、16000Hzはちょい下げ、

32000Hzはちょい上げていこうという感じですね。

 

確かにボーカルが聞こえやすくなった感じなので、

けっこう味付けが変わりますね。


イコライザーの調整は色々と試行錯誤の連続となるのと、
ホントに意味ある調整って技術的にどうしてこれを上げるとどうだってのが
分からないと調整難しいかなと思うので、余程こだわる方でない限り
そのまま使う形でも問題ないかもしれません。

 

もちろん、細かくエディットできますので、こだわりのある方は是非調整してみて
こういう曲向けのMyフェイバリットEqualizer設定を見せてくれると面白いかもですね!


アップデートとかで、アーティストさんが調整した物とか配信されると
面白いかもしれません。

 

さて、ココからがこのDAPの本領と言えるかもしれません。


アップサンプリング機能が搭載されてるんですよ、このDAPは!!

実は最近のモデルならばどれでも搭載されてるのかな~って
思ってたんですが、そんなことはありません。

 

調べた限りでは
・Pioneer XDP-300R
・ONKYO DP-X1A(兄弟機)
・SONYのハイエンドモデル
・VentureCraft SounDroid VALOQ SDP-1&限定版(おそらく)
の4種類ぐらいしか見つけることができませんでした。

 

外部のポータブルアンプなどでハイサンプリングレートに
変えるものはあったのですが、本体側でアップサンプリングしてしまうのは
殆どないようですね・・・これ・・・実はすごいこだわり機能では!!

 

この機能があるだけで、CD音源のファイルも疑似ハイレゾ風の音に
聞えるわけですよ、ハイレゾ配信されていない音源もたくさんあるわけで
こういう尖った機能はとってもありがたいですし、日本製品ならではの
お家芸なのかもしれませんね!!


音楽に対する情熱も熱いんだろうなぁ・・・コレ開発した方。
素直に、ありがとうございますって言いたい!!

 

では、確認のために次の曲を聞いてみましょう。

さて、気を付けて見る点は、音源の周波数の分布ですかね。

32kを超えたあたりはほとんど出ていない音源ですし、
けっこうジグザグした感じの波形になってますよね。

 

では、右上の設定ボタンから、アップサンプリングをONにしてみます。

なお、設定として、96kHzを上限とする場合と、
192kHzを上限とする場合の2パターンの設定が可能です。

もちろん、192kHzを選択するしかない!!

出力された波形のグラフを見てみますと、32kHz(右端を超えた所)より
上もいろいろと音が出ていることが確認されます。

(写真ではちょっぴり見づらいですが、再生してる時に見ると
 かなり追加されてました)

 

また、波形の繋がりですが、ギザギザになっていたりした部分が
滑らかにつながりのある山(この例の場合32Hz~250Hz辺りが顕著)になったり、
そもそもの波形の高さが高くなっている(出力的に大きくなっている)ような
個所が非常に多く見受けられました。

 

実際聞いてみますと、ああ、コレはハイレゾ感がある見通しの良い透き通った、
でも、音楽的な情緒は残した形になっていると感じました。

 

何故、音楽的な・・・と言ったかと言いますと、
ソニーのアップサンプリングできる機種を視聴したことがあるのですが、
あちらは何というか、無理やり薄皮をはがしてキレキレのエッジにした
これぞハイレゾ!!見通し良いだろ!!スゲーだろ!!って
押しつけの強い音だったんですよ。


まぁ、元々のアップサンプリングしない音もそんな感じでしたが・・・ね。

ですが、「XDP-300R」は、無理に拡張したのではなく自然に見通しが良くなって
音の場が広がったんだな、綺麗に聞こえるようになったんだなって音なんですよ。

アップサンプリングによって明らかに増した空間表現とキラキラとした
音の感じが増した曲に聞こえます。

 

効果が分かり易い、分かり難い曲もありますが、基本的に音のつながりを良くして、
あわせて空間的な広がりを一回り大きくしたような機能と考えてくださって
問題ないかと思います。

 

流石、日本のハイレゾ対応機ですね。

 

なお、高音が目立つ曲だと分かり易いと思いました。

 

逆にロックとかドロドロとした心の奥を個を表現するタイプの曲の場合、
見通しが良くなり明るくなりすぎるとちょっぴり軽くなりすぎる感もあるので、
聞く曲がポップスとかが多ければ常時ON推奨です。


ロックとかが多い場合には、更にイコライザープラスして、
好みの方向に調整する形がベストだと感じましたよ。


音質設定画面では、上記以外にも設定項目があります。

 

ロックレンジアジャストは、内部動作クロックを引き上げることによって
より精度の高い再生を目指す機能・・・だと思います、たぶんw

何故DAPの内部クロックについて調整するのかというと、
実は音楽再生であまり知られていない点として重要なのが
再生する側のマシンがどれだけ正しい基礎周波数で動作出来ているかってのがあります。

 

なぜなぜ?と思うかもしれませんが、音楽って実際の所、人が演奏するものではありますが、
正しいタイミングで正しい音が出る事(聞こえる事)が気持ちいいんですよ。

 

では、正しくないタイミングで音が出た場合はどうなるかというと、
タイミングがずれるわけですから違和感が出るわけですよね・・・
と言ってもどこまで追い込めるかのお話ですので、
実働上はそのままのNomalで問題ありません。

 

因みに、警告画面の通りNarow側に振ると半分も詰めないうちに
音が途切れて聞えるシーンが多くなりました。

 

これ、実働はどうやってるのかなぁ・・・実際に精度の良い物を
搭載しているのであれば、元からそれで動かせばいいわけですし、
回路内でオーバークロックでもしてるのかな??
という事は・・・PCパーツのように個体差ある物なのかも・・・と
考えたりはしますけど、そう大きな差でもないので、そのままでよいかと思いました。

 

デジタルフィルターという項目もありまして、
SHARP、SLOW、SHORTが選択肢としてあります。


デフォルトはSHARPなのですが、個人的にはSHORTにした時の音が
しっくりと来たので、コレはホントに個人の好みの部分です。

 

SHAPRは少しくっきりはっきり系になるように聞こえます。
SLOWはボーカルがちょっぴり前に出てくるような感じがしました。
SHORTは生音っぽく聞こえるかなって個人的には感じたので、
コレが一番(@当方では)です。

 

クラブサウンドブーストって機能もありまして、
低音側の強調機能ですね。


驚くことに3段階のブーストがありますが、
実際の所デフォルトでも不足しているとは感じていませんので
OFFのまま使っています。


イヤホン、ヘッドホンによって音が違うので、好みの形に
調整できるようにいろんな機能が載ってるってのは
拘りがあっていいですね。

操作画面というよりは、Andoroidの基本設定をするために、
画面上からスワイプしたら出せる簡易設定の所なんですけど、
重要なのが何点かありますね。

 

BAL Output selectって所をタップすると
この選択肢が表示されます。

 

必要な時に切り替えればと思われるかもしれませんが、
色々イヤホン差し替えたりした場合に、
いちいち切り替えるのも手間なので可自動的にやってくれるのは
イイことだと思います。

 

なお、Balancedって方式と、A.C.Gって方式がありますが、
Balancedはそのままの意味になります。

 

つまり、左右の+-に対してそれぞれ逆移送の波形が流れる形になります。
かなり音量も上がる為、自動的に音量調整されるような設定が
デフォルトでONとなっています(右下のチェック)。

 

それに対してACGは、バランス接続したときに出る余裕を
安定性強化に割り当てた再生方式で、特殊な方式だと思います。


音量は普通のバランス接続時より小さい形になりますが、
よりハイレゾらしい立体的な音や、ノイズ低減、リアル感、
キレのいい音になるよというのが売りのようですね。

 

どちらでも好みでいいかと思いますが、再生するイヤホンや
ヘッドホンの能率が悪い場合には普通のバランスせっての方が
いいかもしれませんね。


音量が取りやすいですし。

 

逆に能率が高い場合には、A.C.Gの強みを感じれるかもしれませんね。

どちらも聞こえとしたは良いので、最終的な視聴機材と、
好みで選ぶ形になるかと思います。

 

Stand-alone modeという物も搭載されており、
出来るだけノイズが出ないように液晶、無線をOFFにして
聞くことに特化させる機能です。


この場合でも、電源ボタンを押せば元通りになりますし、
再生、送り、戻しのボタン脳動作は可能なので、
ブラインド操作ができるのであれば、
このモードが一番いい音が聞けますね。

更新: 2016/11/21
使用感

<再生レビューその2:バランス駆動編>

バランス駆動にする事がある意味流行になってきていると最近感じます。

リケーブルって言葉も浸透してきたように感じますし、
対応する製品もピンからキリまでたくさんあるなぁ・・・ホント出すぎですよw


どれがいいのか視聴して選べればいいですけど、そんなお店に足を運べるのは
ごく一部のお店に行ける人だけですよねぇ・・・。

 

なので、バランス駆動についてちょっぴりレビューしちゃいますw

 

アンバランス接続(通常の3.5mmのピンでの接続)の場合は、
左右の+と共用の-の3つで音の再生の信号を送ることに対して、
バランス駆動の場合は、左右の+-がそれぞれ独立しているため、
より理想的にイヤホンやヘッドホンを鳴らせるようになり、
結果として幾つかの利点があります。

 

・ノイズが少ない感じに聞こえる
・空間表現がリアルになる
・プラシーボ効果・・・ってのもあるかな(苦笑)

 

まぁ、機材に対して理想的な再生となるという事なんで、
可能ならばしないのはもったいないと思いますね。

 

当方が持っている機材としては、イヤホンをバランス接続しています。


Ultimate Ears Custom In-Ear Reference Monitors

バランスケーブル

利用していたAK240が2.5mmバランス端子を採用していましたので、
必然的にどんなものか、利点があるなら使わないわけにもいかないだろという事で、
利用しようとしたんですけどね・・・リケーブルって高い上に、
そもそもUEのカスタムIEMのケーブルって少ないのです・・・
MMCX端子の方が羨ましい・・・。

 

で、ケーブル選びとしてポイントとなるのが、どんな音を目指すかって
方向性を個人的に決めておく事と、目標となる音に近づけてくれる
線の素材を知っておくことでしょうか。

 

私の場合、低音は素のままでいい、中高音について何らかの改善が
あるとうれしいって方向なりますね。

 

上記の場合、特に高音よりが改善する(ブーストされる)要素として
銀コーティングされた線を選ぶことがあげられますね。

 

逆に低音側をブーストしたい場合には、銅素材だけで
コーティングされていない物を選ぶといいと思います。

 

視聴できれば完ぺきだとは思いますが、難しいと思うのが実情ですね。
ホント同じような方向性でも、製品毎に独特な特徴を感じます。

 

なお、今使っているケーブルは1万円程度の物でローエンドモデルの為、
改善されるポイントは、空間の拡張という点ぐらいでしょうか。
音に関しては、ほとんど改善などは見られませんね。

 

高い奴(2万円弱以上の製品)だったら、色々と味付けが味わえるのに・・・と
思いますが、買うためには先立つ物もいりますからね(笑)

ご予算があるならば、こういう形で始めて頂ければいいかなと思います。

 

1.「XDP-300R」を購入⇒聞きまくる!!
2.好みの音質のイヤホンを探す⇒3万円ぐらいのモデルに手を出すのがいいかと。
  この時選ぶものがケーブルを変えることが出来るモデルであることが必須!(自作しない限り)
  MMCX端子を採用したモデルがいいです!!
  迷ったらSHUREの215か425を予算に併せてお勧めかな。
  予算があるなら535も素晴らしいし、846は感動できる音ですね。(高いけど・・・)
3.新しいイヤホン聞きまくる!!⇒欲しい音を確定する
4.予算に余裕有りの場合、1.8万以上のケーブルをメインに選定する。⇒視聴する事ができれば最良!!
  予算あまりない場合、9千円前後のケーブルを探す。
  (NOBUNAGA Labs 黒雷か、onsoの2.5mm4極プラグ-MMCXイヤホンケーブル辺りがいいかと。
   onsoの物は取り回しがよく無難なケーブルです。黒雷は空間が広がる感じかな)

 

だいたい、上記のような感じですかね?
色々と楽しみつつ自分の音探しをしていく過程が
より自分の好きな音楽を好きにさせてくれると思いますよ。

 

では、そろそろ、聞いてみた感じをレビューさせて頂きます(前置きが長いw
全て聞く際にはアップサンプリングした状態で聞いています。

 

--凡例--
▼アンバランス時
■バランス時(Balanced)
●バランス時(A.C.G)
--------

[ 宇多田ヒカル Fantome より 道 ]@ハイレゾ
▼ハイレゾ版なので、濃い音といい声、音の分離が良く、いい音が聞こえます。
■一音一音がさらに分離され、また、ドンドンって音がそれぞれキチッと分離しているので、
 より曲全体を引き締める形になっています。空間表現が広がった事でボーカルを真ん中に据えて
 バック演奏は別の所から聞こえているように分離されて聞えます。
●一見通常のバランス時よりも元気がなくなったように聞こえますが、より音のキレというか
 輪郭が分かり易いように感じます。もちろん、バランス接続なので音の分離もきちっとしていて
 透明感のある音です。

 

 

[ RADWIMPS 君の名は。 より 前前前世(movie ver.) ]@CD音源
▼映画館で初めて聞いた時の気分がよみがえってきますね・・・。
 ボーカルは音場の真ん中から語り掛けるように歌っているように聞こえ、
 伴奏としては周りから包み込んで一体感ある音となっています。
 スピード感あふれる曲調と語り掛けるようなボーカルがいい感じです。
■空間表現が広がった事のより、ボーカルと伴奏がちょい別の所にいるなって感じに・・・
 あんまりならないですね。一応多少違うところってのはわかる感じです。
 空間もそんなに広いわけではないので、見通しがいいと言えるかといえばそうでもない。
 ただ一つ言えることは、一音一音がより形が分かるようになるので、聞いてて楽しいです。
●スッキリ見通しが良くなった音が聞こえます。
 通常のバランスよりも迫力は薄い感じですが、より精密に鳴る感じがして聞きやすいです。

 

 

[ FACT best+ 2009-1015 より a fact of life ]@CD音源
▼スピード感あふれる曲調の中で突き抜けるような声が高く上がっていくんですが、
 耳に突き刺さらないこの適度な空間表現が絶妙です。
■よりボーカルの定位がさだまり、はっきり聞こえるようになりました。
 一音一音がはっきり聞こえることで、空間がより広く感じられるようになり、
 また、どちらからなっているなってのもよく分かるよになりました。
●迫力は多少落ちるんですが、より奥行きが深くなった気がします。
 音はより繊細かなって思えますし・・・気のせいかな??


総じてバランス駆動になった際には、見通しが良くなって音の輪郭が分かり易いように
なるので、より曲を楽しめるかなって思います。
バランス駆動はお勧めですね!!
どちらの駆動方式がいいかは、機材と好みによるので何とも言い難いです。

更新: 2016/11/21
音質

<再生レビューその3:ハイレゾ対応ヘッドホンで聞いてみた編>

せっかくハイレゾ対応をうたっているDAPなんだから、
ハイレゾ対応しているヘッドホンで聞いてみないとねって事で、
非常に鳴らしにくいヘッドホンを何処まで駆動できるか試してみましょう。

(なぜそこで鳴らしにくいのを持ってくるのか・・・それしか持ってないからさorz)

 

チャレンジャーはこちら・・・

左からAKG K702、HiFiMAN HE-500、AUDEZE LCD-Xです。

 

簡単に説明しますと、下記のような特製のヘッドホンです。

 

・AKG K702
 オーストリアのAKG社の製品で、フラットな再生感が素晴らしいヘッドホン。
 個人的に今使っているスピーカーと同じ音が鳴らせる事を前提に捜して
 とっても納得して買った逸品。
 価格と音の比例曲線のコストパフォーマンスがかなりいい製品だと思ってます。
(実際に並行輸入も含めて安いのありますし)

 

・HiFiMAN HE-500
 中国のHiFiMAN社の製品で、コレを入手する前はHiFiMAN社って言われても
 敬遠してたんですが、勿体なかったなぁと。
 平面型振動版を搭載した高音質ヘッドホンの一つで、
 今では2世代前の旧モデルとなります。
 結構お安めで手に入れられたのでホクホクだが、定価はちょっぴり高い。

 

 

・AUDEZE LCD-X
 アメリカのAUDEZE社の製品で、購入した当時はミドルクラスの位置づけでした。
 今はミドルに8万円クラスが居るので、ミドルハイクラスかな?
 平面磁界設計のヘッドホンの中で別格に『濃い』音を出してくれる代表格の製品です。
 LCD-2(超低音ゴリゴリ)とCLD-3(低音マシマシで凄い)と
 LCD-XC(LCD初の密閉型)、LCD-X(バランスがいい!)という4つの選択肢の中から
 聞いてみて気に入ったのがLCD-Xというわけですが、
 実はそれ以外にも、ウッド素材を使っていないので
 お手入れや経年劣化的にイイかなと思って選んでたりもします。
 音は最高ですぜ!!


 何気にポータブルでもならせますって謳い文句もありますが、
 半信半疑だったりします(笑)


さて、この3つのヘッドホンですが、K702以外は
6.3mmのヘッドホンコネクターなんですよね。


というわけで、変換コネクターを買ってきました。

 


FURUTECHのF35(G)です。

 

フルテック??となった方は、そうですね・・・品質の良い製品を
お手軽価格で提供してくれる良いサードパーティメーカーと
認識していただければいいかなと。


実際、OEMでも作られてるんだと思いますが、製品の精度がすごく良くて
安い物にありがちなぐらつきとか噛み合わせの悪さ等が無い、
一級品だと私は考えてます。

 

 

■■■ AKG K702 で視聴してみて・・・ ■■■

 

--参考仕様--
形式:ダイナミック、開放型(オープンエアー)
周波数特性:10~39,800Hz
インピーダンス:62Ω
感度:105 dB SPL/V
重量:約235g

 

やはり、そのまま3.5mmにさせるってのが使い勝手としてはいいですね。

 

音量ですが、イヤホンほど鳴らしやすいわけではないので、
イヤホンの場合がだいたい80~90ぐらいの音量で聞けていた物が
120ぐらい必要でした。

 

【※130がこのDAPでの推奨最大音量、仕様上最大音量が160です。】

 

聞いてみた感じでは、十分にならせてはいますが、

あと一歩迫力に欠ける感があります。
比較対象がPC接続のRME babyfaceで聞いてるってのも原因かな??


低音部分が出てないわけではないんですが、音量上げると
改善されるので、単純に出力が不足してると認識してます。

 

K702・・・気難しい子!!
まぁ、それもそのはず、K702のインピーダンスは62Ωなので、
音量という身ではとりにくいんですが、逆に言うと
ホワイトノイズなども聞こえにくくなるので、
聞く側としては多少高くてもいいとは思います。(限度はありますが)


MAX音量まで行かなくても十分に音量は取れることから
完ぺきとは言いにくいですが十分ならせてる範疇だと思います。
(もともとポータブルで使う事が前提の物ではないですし)

 

多少ならせていないという表現を使いつつも、例えば宇多田ヒカルの
ハイレゾ版の道などを聞いた場合には、空間表現は非常に広く聞えますし
ボーカルもいい感じです。


ともだち with 小袋成杉を聞いた場合の最初の低音のドンドンって所の
音の切れもいいですし、ボーカルの艶っぽい声も良く聞こえます。


なので、普通に聞くならば過不足なくならせてはいると思うんです。
感応成分的に多少足りないってだけですね。

 

※RME Babyface 
 ドイツの録音機器メーカーRMEが個人録音向けに出した傑作DAC。
 RME社の録音機器の1ラインだけを抜き出してきてまとめたかのような
 その高品質な音は、同価格帯で他を寄せ付けないほど高品質です。
 その理由は自社開発のパソコン用のドライバと、高品質なクロック
 (200MHz)を使っていることにあると認識してます。

 

■■■ HiFiMAN HE-500 で視聴してみて・・・ ■■■

 

--参考仕様--
形式:平面駆動型磁気ドライバー、開放型(オープンエアー)
周波数特性:15~50,000Hz
インピーダンス:38Ω
感度:89dB 1mW未満
重量:約502g

 

こちらの場合もボリュームは115~120ぐらい必要ですけど、
繊細な音の表現はきちんとできています。

 

元々音の傾向としては、繊細かつ透明感のある音が主体となる
ヘッドホンですが、いろんな曲を再生してみた限りでは、
繊細な表現は十分に出来ています。

 

音量面でさらに上にあげれば迫力は出ます。
130ぐらいならば曲によっては最適音量になるかもしれません。

 

音の場が更に広く感じられるヘッドホンなので、
特にハイレゾ版などを再生した時に顕著に性能を発揮してくれています。

あっさりした味付けの音になりやすいですが、澄んだ音にすっごい満足感あります。


■■■ AUDEZE LCD-X で視聴してみて・・・ ■■■

 

--参考仕様--
形式:平面磁界・全面駆動式、開放型(オープンエアー)
周波数特性:5~50,000Hz
インピーダンス:22Ω
感度:95dB/1mW
重量:約650g@ケーブル含まず・・・重い・・・

 

こちらの場合もボリュームは100あれば十分かなと思いますが、
人によっては110ぐらい必要かなとも思います。

 

ボーカルの声の切れがやはり一味違うなってのを
体感できましたので、DAPでも十分ならせますねぇ。
やはりインピーダンスが比較した中では一番低いのが勝因かな?

 

広い空間表現、締まった低音側に支えられた音の場、
のびやかに表現される高音、ささやくかのようなボーカル。


どれをとっても表現は出来ていると感じましたので、
アップサンプリングも合わさって、これは
ポータブルで聞く最上級の音が出せているような気がします。

 

DSDファイルのPCM再生された音源でも繊細さは表現できていたので
そのまま再生をうたっていなくても十分だと感じました。


もちろん、そのまま再生できるのが一番だとは思いますが、
高い機器でないと、チップ用意できないでしょうし、
バッテリーもかなり食うので今のままのバランスが
ポータブルとしては一番いいのかなって思います。

 

 

~~まとめ~~
ハイレゾ対応のヘッドホンで再生してみましたが、
やはり、各機材の特性というか性能に左右されます。


鳴らせるかというよりも、音量が取れるかという点の方が
ポータブルなので難点なのかなと思いました。


ただし、音量が十分とれるのであればきちんとその良さは
伝わりましたし、いろいろ聞いていくとアップサンプリング版で
新しい感動も味わう事が出来ましたので、「XDP-300R」は
手に入れやすいハイレゾ対応機と言えるでしょうね。

 

一点だけ問題があるとすれば、イヤホンの場合は1時間再生しても
10%~15%のバッテリー使用でしたが、パワーのいるヘッドホンの場合、
更にバッテリーの減りが速いなと感じたので、連続使用時間には
注意が必要かもしれません。


イヤホンならば1週間に1回の充電が2回に増えそうな気がします。

更新: 2016/11/21
お得感

<再生レビューその4:ハイエンドと比べてぶっちゃけどうよ?編>

ハイエンド機AK240と比較して・・・という事になるのですが、
外見に関しては開封の所で比較したので割愛したいと思います。

 

ただ、簡単にまとめますと、画面の大きさという面に関する
メリット・デメリットは個々人の使い方に大きく左右されると思いました。


アルバムアートワークをきちんと登録される方にとっては、
大画面の「XDP-300R」は使ってて気持ちがいいでしょうし、
画面が大きいことから得られる操作のしやすさ、
表示される情報の多さがメリットとなるはずです。

 

逆にAK240の場合は、小型であることから、手のひらに収まる操作感が
イイという事になる場合もあります。
視聴スタイル・場所によって大きく違いますね。

 

バッテリーの持ちですが、容量、出力はそれぞれ下記のとおりです。

 

XDP-300R:容量非公開、16時間稼働(FLAC アンバランス再生時)
AK240:3250mAh/3.7V、DSDで5時間、FLACで9~10時間稼働

 

容量非公開なので難しいところですが、画面が大きくなっていて
同じFLAC再生でも6時間長い再生ができるって事から、
XDP-300Rの方が利便性としては優っていると思います。

 

重量としては、下記のとおりです。

 

XDP-300R:200g
AK240:185g

 

あれ??
おもったより差はないですね。


ただ、持った時の換装からいうと、AK240の方が圧倒的に重く感じました。


筐体が小さいので実際の重さが軽くても、面当たりの荷重が大きくて
重く感じたんだと思います。

 

それに関しては、大画面となったおかげで手のひらより大きい
XDP-300Rの方が軽く感じられるので、使い勝手はいいと思います。

 

音質的な面でいうと、コレはホント好みかなぁと感じました。

 

繊細な再生感を得意とするAK240は、原音再生風の音を得意としており、
輪郭線の細い音を繊細に紡いで出している感じがします。

 

XDP-300Rの場合は、ハイレゾ感と音楽って感じの両方が
うまくミックスされた、聞きやすい、そして、聞いて気持ちい音楽が
聞えるなって感じなので、ホント好みかなぁと思います。

 

ただ、アップサンプリングという武器があるので、
XDP-300Rが有利とする面もあるかなぁと個人的には思ってます。
聞いてて結構気に入りましたし!!

 

なので、結論としては、ホント個人の好みにはなってしまうのですが、
実際に聞いてみて気に入った方を手に入れるのがいいかと思います。


ただ、ハイレゾ感をお手軽に求めたい方は、XDP-300Rのほうが
アップサンプリング機能があるのでお勧めですね。

 

AK240にも繊細な再生感という、実は後継機のAK300シリーズとは
また違った方向性の音の再現手法を持ってるので、
気に入った方は予算が許すのであれば手を出してもいいかもしれません。


ただ、AK240を買う場合には、XDP-300Rに5万円クラスのイヤホンと
3万円クラスのリケーブルを買ってもお釣りが出てしまう点には注意が
必要かと思います。


ぶっちゃけ、高すぎんねん。
いい音だとは思うんですが!!

 

なので、手の届き安い価格でいい音を聞かせてくれる「XDP-300R」は

いい選択肢だと思いますよ~!

更新: 2016/11/21
操作性

<機能レビュー:DAPから直接e-onkyo musicで音楽買っちゃおう編>

DAP側の機能として、e-onkyo musicから直接買う事が出来て
ダウンロードも楽々って機能があるようなので試してみましょう。


以前に購入したことあるので、ダウンローダーから開いてみます。


IDとパスワードを入力してログインすると・・・

あれ???
何もない。何故だ・・・以前に2回ほど購入していますよ??

 

これは、ココだけでは何もわからないので、
DAPのブラウザ機能でe-onkyo musicにアクセスしてみましょう。

 


ふむ、android端末なので、普通にブラウザでアクセスできますね。
アプリ内のe-onkyo musicサイトへのリンクを開いても同じようにページが開きます。

 

MyPageからログイン実施。

 

え・・・ダウンロード回数制限達成??
2回ぐらいしかダウンロードした覚えないんですけど・・・。


あ、このサイト、購入後1か月ぐらいしかダウンロードできないので
そのせいかもしれませんね。
購入した側からすると、期間制限、回数制限されると
後ほど問題あった際にダウンロードできないので困るんだけどなぁ…。

今回はちょうどほしいアルバムがあるので買ってしまいましょう~!

 

ブルーノ・マーズの3rdアルバム買っちゃおう!!

 

カートに入れて、決済情報を入れて・・・

購入情報入れる際に、クーポンの利用、ポイントの利用、
お支払方法の選択、クレジットならカード情報の登録・・・と
1ページづつ処理があったので面倒ですが、
android端末でいつもブラウザ浸かってる方なら問題ないかと思います。

確定する!!

 

購入完了しました。

 

 

では、再度ダウンローダを開いてみましょう。
丁度、さっき買ったアルバムが表示されてますね。
では、SDカードに・・・

あれれ、勝手にダウンロードが始まってしまいましたよ!!
それも、ダウンロード速度早いので・・・

 

2分待たずとサクサクとダウンロードが完了してしまい
止める時を失いましたとさ。


コレで1回ダウンロードがカウントされてしまいました。

 


ダウンロード自体は問題なく完了したのでアルバム再生が可能ですよ~。

 

~~まとめ~~
これ、実は地雷機能じゃないのか・・・

 

ダウンロードしたい物を選ぶ前に自動的にダウンロードされてしまうのが
問題あると思います。


回数制限が無いサイトならばまだしも、e-onkyo musicは10回しか
ダウンロードできないんですし、保存したい場所を変えたいなんて
よくある事です。

 

PCでダウンロードした方が無難ではありますが、
出先で欲しくなった時に買う事も出来ますし、
PC持ってない方でも買う事が出来るのは
ある意味ありがたいのかもしれません。

 

アプリの開発者さん、できれば、
1.ダウンロードするものを選択する
2. ダウンロードする場所を選択する
3. ダウンロードを実施するか確認する(残回数も表示して)
4. ダウンロードが実施される
という流れに変えることはできないかご検討いただけないでしょうか。


マジで個人的には変えてほしいなって思います。

更新: 2016/11/21

<番外編:おすすめイヤホン編>

さて、XDP-300Rを入手するにあたってお勧めするイヤホンなんですが、
私の好む範囲での見繕いになってしまい恐縮ではありますが、
幾つかお勧めをご紹介させていただきます。

 

今回は、国内メーカーのDAPですので、日本メーカーの
イヤホンでお勧めしていこうかなって思います。
(海外メーカー製品のレビューにつられてなめてたらアカン、国内メーカー。
 ひっそりとレベル上がりすぎやっちゅうねん!!)

 

価格が安い物から上げていきますので、店頭で聞く場合にも
その順番で聞いていただければ、それぞれのメリットが分かり易いと思います。


<入門機>

 

JVC(ビクター) HA-FX99X (実売1.3万円前後)
ダイナミック型のドライバを採用したモデルで、
ハイレゾ再生も可能な物で御座います。
再生周波数は5kHz~40000Hzと謳われておりますので
ハイレゾ入門にもってこいの製品だと思います。

低音マシマシではなく、程よい感じと見通しの良さから、
入門には最適ではないかなと個人的には感じた製品です。
今回のレビュー用に買おうかとひそかに思ってしまったぐらいです。

 

radius(ラディウス) High-MFD System HP-NHR21(実売1.3万円)
低音マシマシな感じが欲しい場合は、此方の製品もいいかなって思います。
解像度も高めな中での味付けがかなりいい感じだと感じましたが、
低音はそこまで出なくていい私にとっては、購入対象にはなりませんでした。


<ミドルクラス>

 

audio-technica(オーディオテクニカ) ATH-CKS1100(実売2.7万円前後)
ビクターの製品に比べてより各音にパンチを聞かせた
再生感を提供してくれるイヤホンです。
繊細な音を出しつつも迫力追加してくれているので
聞いててとっても楽しいイヤホンだと思います。

 

低音も結構出る方なので、低音マシマシではないにしろ、
聞きやすいかなって思います。

難点は本体がちょっと大きめなので、装着感が人によって
あわない可能性がある点と、端子が独自規格の為、
リケーブルできるものがないかなって点ですかね。

 

<ハイクラス>

SONY XBA-N3 (実売 3.5万円前後)
このイヤホン聞いた時はたまげましたね。
ハイブリッド型ってのは、つながりが悪い音しか出ない物だと
認識していましたが、この新世代は違う!!


聞いていて楽しいですし、解像度も非常によく
魅力的な音を聞かせてくれます。

 

それに、MMCX端子を採用しているのですが、
今までのソニー製品は受け側(イヤホン側)の形状のせいで
付けれないケーブルが多かったんです。
ところがどっこい、この製品では受け口が平面となるので
どんなケーブルでも基本的にOKとなりました!!

 

好きな音にもっていくことができるって点でも
非常に評価しますね。

もちろん、お勧めする為には責任を持つという事で、
ちゃんと購入して聞いていますよ(笑)

ホント、解像度と音のきめ細やかさの再現度が
良いので、お勧めできるイヤホンですね。


~~まとめ~~
おススメするからには、自分で買うぐらいの魅力がないと
お勧めしませんぜ、私は(笑)

 

お店に視聴しに行くといろんな選択肢があるのですが、
大まかに1万円以下、1万円強、2.5万円クラス、4~5万円クラス、
10万円までのクラス、それ以上の拘りある方が手を出していい
数十万のクラスってのがあるので、ご予算に合わせて
いろいろ聞いてみるのがいいともいます。

 

XDP-300Rと組み合わせるには、1万円強からのクラスからが
選択肢となるかなって思います。

 

最初からお高いので行ってもいいのですが、やはり、
ステップアップしていくのも楽しいと思うので、
いろいろ聞いてビビット来たものを手に入れてくださいませ!!

 

なお、個人的には、今後発売される製品として海外の製品なのですが、
平面駆動版をイヤホンに使ってしまった変わり種のAUDEZEの
iSHENシリーズが気になってたりします。


12月に発売されるのは、基本モデル(6万円)とアッパーモデル(9万円)ですが、
さらに来年にフラッグシップモデルが出るとの事なので、
結構気になります・・・2000ドル以上なんて買えないけどね(笑)

 

~~ついでにリケーブルもしちゃいました~~

やっぱりいいですわ、バランスのリケーブルは!!

MMCS端子は簡単にできるんでお勧めですよ!!

更新: 2016/11/21

<番外編その2:どんな製品にも不具合はある・・・>

さて、かなりいいDAPですよってレビューは背せていただいたんですが、

幾つか気になる点もあります。

 

問題は、この確認された点が中々再現性が難しいって事でしょうか。

 

■不具合1

画面表示において、イコライザー画面などの部分が一瞬全体が真っ赤になることがある。

⇒見てて驚くだけで実害はあまりないのですが・・・気になる・・・

 

なお、コレは頻繁に発生していると認識しています。

目がおかしくなってるのかな・・・orz

 

■不具合2

アップサンプリングON、EQオフの状態でEQをボーカルをONにしたところ、

アップサンプリングが何故か解除されてました。

クラブサンプルレートは通常モードだったんですけどねぇ・・・何故だろう。

なお、1回のみ発生していて、再現性がありません。

 

■不具合3

バランス出力とACG出力の切り替えを試していたところ、

ACG出力が普通に聞こえて、バランス出力が非常にこもった音になったことがあります。

2回なってるんですけど、発生原因や手法が特定できず・・・

おかしくなった時には違う曲に変えたり切り替えを試してたら

症状が逃げてしまって特定できていないんですよねぇ・・・orz

 

他にも気が付いて無いだけで、問題あるのかもしれないですが、

当方で気になっているのは上記3点です。

 

ホントはデバッグモードとかあって、問題があった際のメモリダンプなどが出来て

メーカーに提出できればいいんですけどね。

流石にそういう機能は一般には開放されていないようだったので迷宮入りです。

お役に立てればと思ったのですが・・・残念。

更新: 2016/11/20
XDP-300R の徹底レビュー PREMIUM REVIEW

オリジナル機能で勝負をかけて実際に勝ってしまう優秀な日本のコスパGOODなDAP!!

流行りのハイレゾDAPとして国内メーカーの力ってどんなもんだろうって
考えていましたが、レビューさせて頂いてとっても魅力のある製品を
出しておられるなって思いました。


性能と機能を鑑みるに、非常にコストパフォーマンスがいい製品だとも感じました。
アップサンプリング機能はとってもいい感じでした。

今後の拡張性も考えてmicroSDスロットも2個ある事も素晴らしいですし、
長く使えるお気に入りのDAPになる事間違いないと思います。

 

今後、いろんな拡張や後継機を考えることになっていくんだと思いますが、
可能であれば、以下の点を改良していただければ、さらに魅力がUPすると思います。

 

1.内蔵メモリの大容量化(32GB⇒200GB程度に)
2.内部クロックの高性能化(アジャストとかはせずに良い物を乗せる)
3.2.5mmのバランスが4.4mmのバランスの移行時期であれば切り替える
4.android側の不要機能/アプリの削除(よりDAPとして洗練させる)
5.拡張バッテリー兼高音質ポータブルアンプとなるドッキングするアイテムの開発
6.説明書・解説書の更なる専門用語の解説と丁寧なフォロー
7.高品質なBlututhのプロファイルの搭載
8.公式Webサイトのコンテンツ拡充と説明の強化

 

今の機能で価格対スペックの相対的な位置は十分ではありますが、
特に、次世代機では1番と2番には期待したいかなぁと思います。

 

それでは、長く書いてしまいましたが、これにてレビューを終了させて抱きます。
読了いただきありがとうございました。

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