レビューメディア「ジグソー」

ゲーム初心者でも内蔵GPUで遊べるぞ~

ファーストインプレッションで内蔵グラフィック性能は、GTX560搭載の

グラフィックボードと比べ、僅かに劣る結果が伺えました。

では、実際のゲームではどうでしょうか?

 

レビューアに選ばれましたが、私はPCではほとんどゲームをしません。

それでもコイツだけは楽しんでます。

今回のレビューもゲームは「F1 2015」だけです(^^ゞ

 

それではゲーム「F1 2015PC版」で内臓GPUがどれくらいの性能かを試してみます。


ゲームの画像処理設定は最大の負荷が加わる設定として、


グラフィック設定も「超高」として


ベンチマークテストを走らせました。
その動画です


この動画じゃわかりにくいが若干カクカク気味です。

ベンチマークの結果は


平均FPSが13.3とかなり苦しい。
同じ条件で、比較用のIntel Corei7-3770+GTX560の結果は


平均FPSが21.3となっていることから、やはり内臓GPUでは不足気味なのか・・・

 

別のベンチマークソフト「CINEBENCH R15」でも劣っている結果になりました。

 

ゲーム中に気になるところとして、メモリーの圧迫です。
4GB×2枚で8GBを載せていましたが、このゲームはかなりメモリーが必要みたいで
8割~9割のぐらい使用量になっていました。


比較用のIntel Corei7-3770+GTX560のPCは8GB×4=32GBだったので、余裕がありました。


そこでメモリーを追加購入。


これで4GB×4となり16GBになりました。
再びベンチマークテストを走らせました。けど・・・


ほとんど変化がありません。
メモリー使用状態には余裕ができましたが、グラフィックには影響しないようです

 

このままじゃ心残りなので、ゲームの設定を少し下げてみました。
グラフィック設定を1ランク落とし「高」設定では・・・


う~ん。変わりません。最後の妥協で「中」設定では

平均FPS15.3と若干上がりましたが、これじゃな~

はやり内臓GPUの性能が上がったといっても、「Intel(R)HD Graphics 530」では
まだ力不足でした。

 

メリットとしては消費電力の少なさですね。
アイドル時は30~40W


ゲーム中でも60~70W

 

比較用のIntel Corei7-3770+GTX560では
アイドル時も120Wオーバー

ゲーム中は200Wオーバー


約3倍の電力消費です。

これだけの違いがあると性能差は仕方ないのかな~

更新: 2015/12/27
まとめ

本格的ゲームには内臓GPUじゃ力不足。でも省電力は魅力。

今回のレビューで内臓GPUの性能に期待していましたが、結果的に4年前のミドルハイ

クラスのグラフィックボードには及びませんでした。

ゲームの種類や用途で感じ方は変わるのかもしれませんが、私にとってはまだ力不足と

感じました。

しかし、消費電力の少なさは魅力です。このCPUなら、少し性能は落ちるが1/3以下の

電力で稼働できます。これは最大のメリットです。

 

ゲーム愛好者ならそれなりのグラフィックボードを積むでしょう。しかし私はPCでは

ゲームをほとんどやりません。その分はCPUに費用を割くでしょう。

たまにゲームを楽しむ初心者なら、この「インテル(R) Core(TM) i7-6700 プロセッサー」を

選んだ結果には後悔は無いはずです。

 

3年ぶりに自作しましたが、比較的トラブルも無く、組み立て・起動・初期設定を進める

ことができました。

これで、このPCは3年先までの基本システムとして、長く使えそうです。

 

今回、レビューの機会を与えていただいた、インテル株式会社、ZIGSOW様に感謝申し上げます。

また、拙いレビューを読んで頂いた方にお礼を申し上げ、レビューを終えたいと思います。

ありがとうございました。

更新: 2015/12/27
準備編

3年ぶりの自作でも安心

 

今回CPUのレビューア選出に背中を押され、他の主要構成パーツをほぼ一新しました。

 

マザーボードは、ASUS H170 PRO GAMING

 

メモリーはCFD W4U2133PS-4G(DDR4-2133)で4GBを2枚差し

 

OS起動用にはSSDとして、Sumsung SM951 128GBでNVMe対応のM.2 SSD

 

OSはWindows10Home(64bit)初めてUSBパッケージ版をチョイスしました。

ケースまで新調しちゃいました Antec P280-WM


これら掛かった費用は約6万円!この冬のボーナスが飛んでいきました(^^ゞ
従来のPCから流用したのは、

 

電源:HEC WIN+POWER 550W(HEC-550TE-2WX)

CPUクーラー:サイズ SCKBT-1000

モニター:BenQ XL-2420T

CPUは今回のレビュー品「インテル(R) Core(TM) i7-6700 プロセッサー」

パッケージデザインは洗練されましたが、

 

窓からCPUが覗けるのは伝統ですかね~?

 

中身もBOX品ではお馴染みの構成

 

リテールファン

 

取説の裏にはお決まりのシールも

 

これが久しぶりのCPUのお姿

 

それでは、3年ぶりの自作を順を追って、

 

マザーボードのCPUソケットには保護カバーが付いてます。

 

レバーを右にずらしロックを外して、CPUを装着

 

CPUの向きが合っていることを確認して、レバーを戻します。

 

CPU表面にグリスを薄く塗って

 

CPUクーラーを装着します。

 

次はメモリー
4本差しは次の機会に・・・今回はデュアルで我慢(^^ゞ

 

今回、起動はNVMe対応のM.2 SSDをチョイスして、一層の高速化を目指します。
マザーボードに付属しているポストを立てて、

 

ビスで固定です

 

2.5inchのSSDとは違って、ケーブルを引き回す必要が無くスッキリとしますね~
レビュー中は、光学ドライブやグラフィックボード・HDDは取り付けませんので
ケースが大柄な分、中身はスカスカです(^^ゞ

 

まだ電源を入れてませんが、ACコードを接続するとムダに光り出します。

 

更新: 2015/12/20
インストール方法

USB3.0メモリーからのクリーンインストール

仮組みは終了、さっそく電源を入れます。
問題無く起動画面が表示され、一安心です。

 

Bios画面でパーツの確認です。

 

CPUとメモリ-は正しく認識されています。

 

M.2 SSDも起動ドライブとして認識されています。

 

OSのインストールです。

USB3.0を使ってのインストールなので、待たされること無くスムーズです。

 

無事USBブートして、32bit/64bitの選択画面が表示されました。
今回は64bit版をチョイス

 

OS起動画面もASUS版になってます。

 

言語や時刻などの設定を済ませ

 

インストール開始です。

 

ここでもM.2 SSDは正しく認識されていました。

 

OS起動まで30分も掛からず、無事終了

 

USB3.0からのクリーンインストールは早くて便利です(^_^)

 

更新: 2015/12/21
基本性能

Ivy Bridge 世代 VS Skylake 世代

OSのインストールが終わって、Biosの更新やドライバーの最新化など一通りの設定を済ませ

ようやく基本性能のチェックです。

 

まず、CPU-Zで基本仕様のチェック

 

グラフィック仕様

 

 

今回のマシンと基本性能を比較する、今まで使用していたマシンの紹介です。

以前ZIGSOWでレビュー選出頂いたパーツを中心に構成しており、今ではかなり時代後れと

なってしまいました。簡単に紹介します。

 

CPUは2013年4月に選出いただいた、Ivy Bridge 世代のCore i7-3770

マザーボードは2011年10月に選出いただいたIntel Z68チップセット

グラフィックボードは同じく2011年10月に選出頂いたGTX560搭載の

 

SSDは2011年4月/2013年1月購入のIntel SSD510 120GBをRAID0にしてます。

メモリーは2012年10月に購入した、DDR3-1600の8GBを4枚差しで32GB

電源は2011年9月購入の700W

 

このように2011年~2013年頃のパーツで埋まっていますが、私が使用するレベルでは
まだまだ使えそうなマシンです。

 

まず、Windowsエクスペリエンス
左がインテル(R) Core(TM) i7-6700 プロセッサー

プロセッサ・メモリは0.2ポイント高くなっていますが、グラフィックスは2.0低くなっています。
やはり内蔵GPUでは戦えないのかな~
(Windows10ではゲーム用グラフィックスの数値が取れないようです)
プライマリディスクは9.1ポイントと高く、NVMe対応のM.2 SSDのお陰です。

 

次にCrystalDiskMark
これも、左がインテル(R) Core(TM) i7-6700 プロセッサーのマシンです。

残念ながら2,000MB/sには届きませんでしたが、SSDのRAID0を遙かに超える読み書き性能です。

 

最後にPCMARK8
これは上がインテル(R) Core(TM) i7-6700 プロセッサーのマシンです。

残念ながらGTX560搭載のグラフィックボードには届きませんでした。

コメント (2)

  • CLWさん

    2015/12/21

    ファーストインプレッションお疲れ様でした。\(^_^)/
  • 自由さん

    2015/12/21

    CLWさんへ
     公私共にバタバタしていて、なかなか時間が取れません(^^ゞ
     残りも頑張ります!

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