まず、皆様へ
M/Bの不良に見まわれ、交換品が手に入るまで時間がかかり掲載が遅くなってしまったことをお詫びいたします。
私のメインPCのCPUはSandy-E世代ののi7-3930K。
中身のアーキテクチャとしては3世代前である。
4コアに対し6コア、と単純計算で1.5倍の戦闘力を持ったこのCPUに命令コードの工夫でどこまで食い下がれるか
4チャンネルのメモリバンド幅にメモコンの改良でどこまで迫れるのか
また消費電力はどこまで抑えられるのか?
という事が気になったから。
あと
このなかで引っかかるところがなかっただろうか
>空冷でも
この言葉が私としては許せないのです。
あたかも水冷が優れているような事を感じさせる書き方、所詮冷やすのは空気なんですよ。
途中に水を使うか金属を使うかの違いだけ。
別に空冷は劣ってないよね?という事が私としては言いたいです。
そして、今回のレビューに関しておそらく軍資金を用いてEXTREME COOLING CUPみたいなのを使う人は他に出るだろう、ならそんなレビューを書いても面白みがない。
それに、
LN2然り、ドライアイス+エタノール然り、ベンチマークにはOKだろう。だが、今回のテーマは
”超快速マシン”を目指している。すなわち、ゲームなどが快適である事。
画面ではヌルヌル動いていても片手はLN2、もう片手でゲーム、それで楽しめるのか?
いや、NOだ!
空冷の魅力とはなにか?
壊れない事だ!
(まぁファンは壊れるけど、ファンが壊れるという意味では水冷も同じですし)
という事で、空冷のみで今回は攻めてみようと思います。
テーマのGIRIGIRI限界チャレンジ、という意味では電圧、クロックをギリギリまで攻める事なんて言うまでもありません。
騒音のギリギリに挑戦です!
それではレビュースタートです!
以下に構成を記します。
まぁ今回のレビュー対象ですので。
このCPUの特筆すべきところを上げるならば
定格4GHz
TB時に4.4GHz
素晴らしいですねぇ・・・
Q9650でヒィヒィいいながら3.8GHzで使っていた事が嘘のようです。
また、TIMの改良により今までのグリスバーガーがマシになっているようです。
それに、近頃のIntelさんはだいぶ省電力なので空冷で問題あるのか?と思った理由の一つです。
・RAM
非常に優秀なメモリです。
・M/B Z97 OC Formula
長いので商品のレビューの方で書きました。
・SSD Intel SSD 530 240GB
Intelブランドの信頼性、これに尽きます。
SSD 510を使い、親のPCではSSD 320を使っていますがどちらも問題がまるでないので510の後継にしました。
・CASE SST-RV05
CPUを冷やすには煙突だろ!
という事で。ヒートパイプの向きは水平になり、ファンの風の流れは正しく流れ冷やしやすそう。
また、トップフローでも強大なエアフローで熱を外に押し出してくれるであろう
という事でこれです。
・SSD Siliconpower E25 128GB
深い意味はありません。OCの時のプツンでたまにSSDが逝くので逝ってもいいSSDという事でこれです。
・CPU Cooling スサノヲ
自分のOCのこだわりは空冷縛りです。
トップフローは馬鹿にされやすいので、あえてトップフロー、しかしその中でもハイエンド・・・というか異常?なScythe スサノヲを用います。
・スサノヲ
重量(1565g)、ファンが当たる面積の大きさ、取り付けにくさ、冷却性
どれをとってもトップフロー最強にして最凶のクーラー。
フルで回すとFXがガンガン冷える。
このクーラーの本気を見てみようと思います。
グリス MX-4
なんとなくです。ほんとに。
という環境でOCしました。
CPUを装着!ここが一番かっこいいと思うんだよね~
そしてクーラーを・・・
思わぬ干渉が・・・よし、削ろう!
という事で泣く泣くマザーを削る事に。スサノヲを削れば、って?
それはもう二度と手に入らない貴重なクーラーにしちゃダメでしょ!という事でマザーのネジを削りました。
グッバイ保証・・・
ということで組み上がったらこんな感じ、うん、でかい!
ってか回転しちゃう・・・回転しちゃうと煙突で有る事が伝わらずただの倒立に見えてしまう・・・・・。。
ちゃんと煙突で使ってます。
以下が結果です
http://valid.canardpc.com/cyfghl
・・・ちゃ、ちゃんと空冷でも約5GHzまでOCできたよ!すみません、引きか実力がありません。
実際、少なくとも5.1GHzではシステムの起動までしてCPU-Zを立ち上げると落ちる、という事でまだまだ詰めれそうなので詰めていきます。すみません。
非常に申し訳ないのですが、3D Markが動いてくれないのでそこの原因究明はいろいろとしていきます。
つづく
(正直、もう少し詰めてみたい)
i7-3930kと比較してみた!
3930kはSandy-E、4790kはDevil's Canionと3世代上(・・・厳密には4790kはHaswellに近いから実質2世代かな?)
TB時のクロックにしてもベースクロックにしても4770kのほうが速い
あわよくば・・・と期待してベンチしてみました
あ、3930kマシンの構成を書きますね。
[CPU]i7-3930K
[M/B]Rampage IV Gene
[RAM]4770kと同じ物を2枚
[SSD]PX-256M5P
[VGA]ASUS GTX770
[PSU]EMG900EWT
比較したベンチは2つ!
と
です!
ではまずCinebench
予想:3930kのが速い。
(3930kの結果:977cb)
(4790kの結果:857cb)
正直、予想通りでしたが予想外でした。
理論だけで言うなら4790kは4コアで有る事より650いかないくらい
多少アーキが新しくなっても700程度でしょ・・・と思っていたのですが、13%の差と大健闘ではないでしょうか。
ということで、非常に注目の集まるSuperPiです!
予想:4790k でも3930kのがキャッシュは大きいし勝ってもおかしくはない
25%も4790kが高速でした!これは正直びっくり。
でも、実際6コアの恩恵があって今までの3930kにはほぼ不満はなかったんです、ほぼ。
ワットモニターとかいうとんでもない物を入手するまでは。
アイドル時
3930k:95.2W
4790k:62.6W
・・・まぁまぁ、まぁコアの数が1.5倍あるからね!仕方ない仕方ない!
負荷時
3930k:248W
4790k:155W
・・・・・
100Wも差が有りました。
参考:100W程度の消費電力の物
ノートPC
21インチTV
空気清浄機
・・・
・・・
いや、正直3930kの方の電源の効率は低いとは思いますが100Wも違うとは。
正直びっくりです。
ハード的な変更
★メモリをシングルへ
良くCPUのOCでは行われるこのメモリのシングル化を行ってみました。
結果としては、直接的な改善がなかったです。つまりは、RAM周り以外が引っかかっている事がわかりました。IOかなぁ
★PS/2キーボードへの変更
そういえばこのマザーにPS/2ポートがあった事
また、BIOSで何度もフリーズする事があったので変えてみました。
→より起動に近いところまで行くも、ダメ
改善は見られた、と言える
そののち、Vcoreを少しあげたら5.1GHzイケました!
http://valid.canardpc.com/1ydt5l
そして5.2GHzを狙ったのですが、今度はかなり怪しい・・・。前回ほど惜しいところまで行けませんがいろいろ調整してみます!
という事で明日のテーマ:Windows7 32Bitでテスト
をします。
タイトルにはフリーのPixel Mplusを使いました。
http://itouhiro.hatenablog.com/entry/20130602/font
hidechanさん
2014/08/21
ドライアイスを片手にゲーム・・・
20分のガンダムオンラインといえどもしんどかったです><
空冷にはRAVEN5いいですよね!
自分の個体でも他のケースからこれにしたら5度温度が下がりました
infychanさん
2014/09/05
ネジ削らなくても良かったのでは・・・
それ・・・たぶんバックプレートが90度ずれてます・・・
Hiroさん
2014/09/07
hidechanさん
・・・
正直よくやりましたね。すごいです。
infychanさん
・・・・
・・・・・・・・・・・
確かに!!!!
いや、いまさらもういいんです、このレビューのネタにできたからこのマザーは・・・・・。