Luna Eclipse 、月食をイメージしたスピーカーだそうです。
一般的には、日食の方が知名度が高い気がしますが、敢えて月食を選ぶ所が良いですね。
このEdifierというメーカーですが、正直言えば今回初めて聞くメーカー名でした。
ちょっとEdifierのサイトを見た所、色々なデザインのスピーカーをラインナップしていますね。特に、タケノコみたいなスピーカーが斬新!
Luna Eclipseには赤・黒・白の三色がラインナップされており、私の手元に届いたのは白色となります。月食のイメージカラーは赤色なのかな?と思いますが、埃が多い私の部屋では白色の方が無難なのかもしれません。
ちなみに、PC機器は黒色が多いと思うので、黒いスピーカーより赤色とかの方が映えると思いますね。
スピーカーは白い布袋にいれられて、梱包されています。
付属品は、ACケーブル・ACアダプター・スピーカー接続ケーブル・リモコン・取扱説明書・ステレオミニプラグケーブルとなります。
スピーカー接続ケーブルは6ピンコネクタの専用品で、ケーブル自体が結構柔らかいので取り回しは楽だと思います。
外観は、卵型というより碁石を立てたような特徴的なエンクロージャーの後ろ側に、切れ込みが入っています。この部分には『パッシブラジエター』という重低音を発生するユニットが上下に2つ搭載されています。
パッシブラジエターとは、スピーカーのコーン部だけを使ったユニットで、フロントに搭載している中音用スピーカーの背圧を利用して振動させています。耳を当てて聞けば分かりますが、フロントの中音用スピーカーより低い重低音が発生していました。
飽くまでも中音用スピーカーの背圧を利用する為、低音が少ない楽曲がズンドコになる事は無いです。
体重計でざっくりと重量を測定した所、メインである右スピーカーが約1.4kg、左スピーカーが約1.3kgでした。
手に持ってみた感じ重心は中央付近にあり、横方向の力に弱いので設置場所に注意する必要があります。
※机の振動が気になったのでコルクを貼り付けてみた所、振動は軽減されましたが・・・スピーカー自体の安定感が無くなったので、元に戻しました(汗)
音量変更等の操作は、メインスピーカーの左側面にあるタッチセンサーや、付属のリモコンで行えます。このタッチセンサーでは、BluetoothのOFFも可能です。
オートパワーオフの機能は無いようなので、使わない時は自分でOFFする必要があります。
スピーカーがあるって便利!これで、動画編集も楽になる
今、私の部屋にある数台のデスクトップPCには、スピーカーが接続されていません。
特に一番スペックの高いメインPCでは、オンラインMMOや動画編集等をやっていますが、スピーカーが無いのでヘッドホンを使っています。
でも、ヘッドホンを長時間着用するのは面倒だなぁと思っていました。
一応、部屋には音楽やBD/DVD視聴用にAVアンプとスピーカーがあります。
こちらも、電源をいれたり入力を切り替えたりと、色々と面倒なので接続していません。
スピーカーの設置場所も液晶TVのサイドなので、PCの位置とはズレているので違和感がありますしね。
今回、Edifier Luna Eclipseを導入する事が出来たので、活用して行きたいと思います。
私のメインPCはデスクトップですが、マザーボードにBluetoothが内蔵されているので、ステレオミニプラグケーブルが無くても接続が出来るハズ!
Bluetooth設定で認証は出来たのに、なかなか接続が出来ませんでした。
リトライ数回目にして、やっと接続が出来ましたが・・・音飛びが酷過ぎる(汗)
Luna Eclipseを壊しちゃったのかな!?と思い、スマホで確認するとスムーズに再生されています。
原因は不明ですが、デジタル機器が密集しているデスクトップPC周りは、Bluetoothへの影響が過大なのでしょうか?
という事で、デスクトップPCはステレオミニジャックケーブルで接続する事にしました。
普段のメールチェックやネットサーフィンには、ノートPCを使っています。
beatsaudioのスピーカーが内蔵されているので、ノートPCとしては頑張っていますが軽い音は否めません。
そこで、Luna Eclipseの出番です!
youtube、ニコニコ動画、Gyao!等の動画を見たりするのですが、Luna EclipseをBluetooth接続で使い、音質もそうですが音の定位が安定してセリフも聞き取り易いですよ。
ノートPCと同じように液晶TVも、薄型化の影響でスピーカーの音質が低下していますよね。
実家の古めの液晶TVの方が、スピーカー音質が良かったです。
部屋のレイアウトの都合上、常にTVは斜めから視聴しています。※ノートPCの前が定位置
残念ながら液晶TVはBluetoothを搭載していないので、付属のステレオミニプラグケーブルでイヤホンジャック⇒AUXと接続して使ってみました。
音の定位が目の前に来るので音声は聞き取り易いですが、TV画面と離れるのでやはりTVの左右に設置するのをオススメします。
その際、Luna Eclipseはスラントされているので、ツイーターの延長線上が耳の高さにくるように、若干低めの位置に設置すると良いですね。
Luna Eclipseはステレオミニプラグケーブルを接続した状態でも、Bluetooth接続すればBluetoothが優先されるので、ケーブルの抜き差しは必要ありません。
※液晶TVの方は、イヤホンジャックのケーブルを抜かないとスピーカーから音が出ません
最近は、スマートフォンの普及に伴い、タブレットの方も一般家庭に浸透して来たと思います。
タブレットの方が、画面も大きく内蔵スピーカーも良くはなって来ていますが、やはり音の軽さは否めませんよね。
殆ど場合、Bluetoothを内蔵しているので、Luna Eclipsを簡単に接続出来ると思います。
映画や動画を楽しむのも良いですし、ゲームも迫力が出て良いですよ。
※画面が暗くてスミマセン(^^;
そして、若年層にもっとも普及しているデジタル機器と言えば、iPhoneを代表とするスマートフォン(スマホ)だと思います。
音楽は勿論、パズドラ等のゲームも楽しめるので、出先は勿論ですが自宅でも遊んでしまいますよね。
スマホやタブレット、そしてノートPCもあるけど・・・大丈夫?
Bluetoothにはペアリングという作業が必要で、ペアリングされた機器同士じゃないと接続されません。
Edifier Luna Eclipseには、BluetoothとAUX入力の2つがあり、合計2台までしか接続出来ないと思ってました。付属の取扱説明書やメーカーサイトを見ても、特にマルチペアリングには触れていませんでした。
Bluetoothのマルチペアリングとは、複数のBluetooth機器とのペアリング情報を記憶して、切り替える事が出来ると言う事です。
私はスマホやタブレット、そしてノートPCと複数のBluetooth内蔵機器を所有しており、Edifier Luna Eclipseとどれをペアリングするか悩みましたが、スマホやタブレットやノートPCをペアリングしてみた所、全てとペアリングが可能で同時に接続さえしなければOKなのです。
勿論、Luna EclipseにはBluetooth機器の切り替えボタンは無いので、スマホやタブレット側でBluetoothのON/OFF操作が必要になりますが、スマホでもタブレットでもLuna Eclipseが使えるのは良いですね。
ただし、スマホやタブレットは結構すんなりと接続出来ますが、PCはちょっと癖があるのか何度か接続にチャレンジしないと駄目な場面がありました。
という事で、音質アップは勿論の事、ノートPCやスマホそしてタブレット等、複数台のBluetooth対応機器を持っていても、ちょっとした操作でLuna Eclipseと接続出来るので、使いたい時に使いたい機器で使えるスピーカーな点がオススメです。
Microcosm of the sound
『Microcosm of the sound』、つまり『音の小宇宙』です。
手元のスマートフォンやタブレットから、Bluetoothの波に乗り、Luna Eclipseへ辿り着く宇宙旅行。そこには、広がる音楽の渦があり心地良いsoundに身を包みこまれる。そんな感じ。
スマートフォンやタブレット等のデジタル機器もかなり普及して来た思います。
薄型化・小型化の為に、スピーカーの音質は犠牲になりがち。
最近の若者達の音楽スタイルと言えば、CDコンポ等の音響機器では無くスマホやノートPCで聴く事が多いのじゃないかと。
Bluetooth搭載のEdifier Luna Eclipseは、そういったライトユーザーにピッタリじゃないかと思います。
無骨なブックシェルフタイプのスピーカーは部屋に置きたく無い、インテリアの雰囲気を壊さないようなデザイン性の高いLuna Eclipseは女性にも良いのでは?
最後に肝心の音質について。
人それぞれ、好きな音楽のジャンルが違うように、重低音重視な人やフラットな特性が好きな人が居ると思います。私はモニター系のフラットな感じが好きです。
Luna Eclipseは、特に高音域が弄られている感じがし、低音はツインパッシブラジエターの影響か、強調される傾向にはあります。
私は声優アーティストの水樹奈々さんの曲しか聴かないので、色々なジャンルの音楽の聴き比べが出来ませんが、高音(声では無く楽器)が耳触りな曲がありました。
最初に電源を入れた時は、凄く軽い音がしてましたが丸一日くらい音楽を流していたら、低音も出るようになった気がします。
もしかしたら、ある特定の曲の耳障りな高音もマイルドになるかもしれません。
このEdifier Luna Eclipseには、下記のような特徴があります。※メーカーサイトから引用
デジタルシグナルプロセッシング(DSP)/ダイナミックレンジコントロール(DRC)およびエレクトロニッククロスオーバーにより、高いオーディオパフォーマンスを実現。
DSPやDRCは、ON/OFFの設定が無いので具体的な音響効果はわかりませんが、小さなボリュームの時に低音を持ち上げるとかの処理をしているのかも。
Bluetooth接続で手軽に使えて、程良い音質とデザイン性、そして映画や動画視聴でも重宝するので、特に若年層にオススメなスピーカーと思います。
CLWさん
2014/03/01
中々面白そうなスピーカシステムですね。
一度、聴いてみたいですね。
愛生さん
2014/03/01
ありがとうございます。
DSP/DRCのON/OFF機能があれば、もう少し面白いかもしれませんね。
音質は若干癖があると思いますが、使って行くうちに収まってくるかもしれないです。
猫好人さん
2014/03/01
"心地良い空間"が、想像できます。
その空間、体感してみたいと思いました。
愛生さん
2014/03/01
ありがとうございます。
キャッチコピーを考えるのって難しいですよね。
糸井 重里さんとか凄いと思います。
現在、机に振動が伝わっているので、この辺りを改善すればビックバンが起きるかも!?
cybercatさん
2014/03/06
機器側を操作してからの反応性はどうですか?
以前ワイヤレススピーカー
愛生さん
2014/03/06
ありがとうございます。
反応というか遅延に関しては、動画を見る限りは”ほぼ無い”という感じですね。
ただ、音ゲーといわれるシビアな使い方はしないので、普通の使い方では気にならないと思います。
接続に関しては、PCの場合は多少時間が掛りますが、スマホなどは比較的早いですね。