この度はプレミアムレビューに選出して頂き、Zigsow様、GE様、ありがとうございます！

コンパクトなだけでなく、防水・防塵と場所を選ばず使えるデジカメとのことで、喜んで試させてもらいます♪

―外観―

レンズと上部の”STEREO”のところにマイクが内蔵されてます。

ズーム時も外観上は特に変化なしで、本体内で若干レンズが動作する程度。

ただ、このカメラにはレンズキャップはないし、電源OFF時に隠れるようにもなってません。

出し入れする時に直接指で触れないよう注意する必要があります。

裏面は操作ボタンが結構多いですね。

動画スイッチがセンターに来ているのを見ると、メーカー的には動画撮影がメインと考えているのかも知れませんね。

レンズに向かって右側面には電源ボタンとバッテリーなどの収納スペース

開くとこんな感じ

バッテリーの下にmicro SDカードスロットがあるんですが、挿すのは問題ないんですが、バッテリーが入った状態だと非常に抜き取りづらいです。

私は多少面倒でもバッテリーを取ってからカードを抜き取ってます。

左側面にはUSBとmini-HDMIコネクタ

本機は充電にはUSBケーブルを使うしかないので、利用頻度は高いと思います。

本体下部には三脚の固定が可能

上面には特にコネクタ類はなし

防水・防塵仕様ということもあって、全体的に側面のカバーなどもしっかりした出来になってますね。

それでいて不格好でないのも良いですね♪

―初回起動時―

まずは言語設定

そして時間設定

にしても2000年からってのも、ある意味スゴイですね(^_^;)

―操作画面―

画面下に設定が細かに表示されていて一目で分かりますが、何というかゴチャゴチャしているような印象ですね(^_^;)

―パッケージ内容―

当選できたのはレッドのはずが、なぜかパッケージ表はオーシャンブルー(笑)

裏も同様

側面はRD（RED）になってます。

一見すると分かりづらいですね(^_^;)

本体及び全付属品

バッテリー

バッテリーは非常に薄いのは良いんですが、本体に入れる時に注意が必要です。

写真のように黄色の帯が上になるように入れる必要があります。

というのも、他のデジカメではバッテリーが左右非対称な形状になっていて逆さに入れることが不可能になっているのが当たり前ですが、このバッテリーにはそういった対策は取られていないので、簡単に逆さに入ってしまいます(^_^;)

ストラップ

しゃれっ気もない普通のストラップですが、手首に通しておけば落としづらくなるんで良いと思います。

―携帯性比較―

ここでは本機と携帯電話、それにコンパクトデジカメとの比較をしてみます。

※携帯電話は「URBANO AFFARE」、デジカメは「PENTAX OPTIO Z10」

縦横は「URBANO AFFARE」と大して変わらないですね。

厚さでは「URBANO AFFARE」に敵わず、「Z10」並といった感じです。

最初にプレミアムレビューのHPで見た時は携帯電話とほぼ変わらないのかと思ってたんですが、意外と厚みがあるということが分かりました(^_^;)

ちなみに重さは151g（バッテリー、micro-SDカード込）

「URBANO AFFARE」が114g、「Z10」が146gなので、意外にも一番重いことが発覚・・・。

ただ、レンズカバーがある「Z10」よりは突起が少ないのでカバーやポーチからの出し入れは簡単そうですね。

私が普段使ってる「PORTER PRISM ポーチ」

ちょっとパンパンになってしまいますが、フロントのベルクロ留めフラップポケットに携帯と一緒に入れられます。

このスタイルで後述の日ハムパレードに行きましたが、本当に楽でした♪

今まではカバンの中に入れたデジカメを一々探すのも面倒なんで、撮影目的がなければデジカメを持ち出すことはなかったんですが、これならを撮りたい時にパッと出せるので便利です♪

―画質など―

撮影は、先日11月24日に札幌市内で行われた日ハムのパレードでテストしています。

サイズは1920×1080で撮影、加工はせずにそのままのデータです。

等倍

3倍（光学ズーム最大）

18倍（デジタルズーム最大）

等倍

3倍（光学ズーム最大）

18倍（デジタルズーム最大）

さすがにデジタルズーム最大だとノイズが多いですね(^_^;)

あと撮影していて思ったのは、手ぶれで失敗している写真がほとんどないということですね。

通常時ならとにかく、これだけの人混みの中で撮影しているにも関わらず、失敗が少ないのは非常に良いです！

続いては動画。

カメラワークが悪くてスミマセン。

にしても、動画もやはりデジタルズームでは荒くなっちゃいますね(^_^;)

DVXで試し再生して見た時はそれほどには感じなかったけど、やはり大画面で見るとアラが目立ちますね。

※↓が字幕なしのオリジナル（上の動画がカクついているような気がして）

あとは気に入った写真です♪

「我が名はダークフレイムマスター！」っぽいポーズだけど違うか(笑)

こういったイベントに付きものの、紙吹雪！

逆光がこれまた、いい感じに撮れてますね。

ちなみに撒かれているいた紙は、ただのチラシでした(笑)

唯一、稲葉を撮れた写真。

バスではなく先頭の乗用車だったので全く見えなかったです(^_^;)

稲葉だけは日本シリーズで全試合通してコンスタントに活躍していた印象がありましたね。

稲葉ジャンプは伊達じゃない！

前後で打線がもっと面白い流れになったのに、と思うシーンが多々ありました。

今年で40歳ですが、まだまだ現役を続けてもらいたいところです！

ちなみに写真・動画に関係なく、撮影したデータにはTHMファイルが付属してきます。

調べてみるとTHMファイルはサムネイルファイルとのこと。

DVX本体で再生するのに必要みたいですが、PC上でのみ再生する場合は必要ないみたいです。

―360°パノラマ撮影―

本機には360°背景を撮影できる独自機能があって、これが中々の面白い！

 まずは右下のパノラマボタンを押す

次に上下左右を決めて撮影ボタンを押す

あとは決められて方向にゆっくりずれない様に回転すればOK（上の写真で右回り）

連続している画像を本体で認識・確認しているらしく、失敗するとエラーがでます。

急いで回ると大体エラーになるので、ゆっくりと上下になるべくぶれない様にすると良いです♪

そして、出来た写真はと言うと・・・、

う～～ん、素晴らしい出来ですね！

別にこの写真は三脚で回してるわけでなく、普通に手に持って回ってるんですが、上下の微妙なブレがまるで写真に影響していない！

データをPCの画面で見てみて、自分でもビックリしました。

まあ、よくよく見てみると車や歩行者など動いているものには残像が見えますが(笑)、予想以上の出来栄えです！

ちなみに私はTV塔から撮影したんですが、撮影開始点は左端に表示されるようですね。

なので、センターに持ってきたい建物などがある場合は、その建物に背中を向けて開始すると良さそうです。

パレードが来る前の大通公園

こういったイベントは滅多にないんで、結構な人が集まってますね。

周りの状態が分かりやすく1枚の写真に撮れるのも、360°パノラマの魅力ですね♪

早朝のコミケで撮ってみたい・・・。（確実に邪魔者扱いされるけど(笑)）

しかし、これもそうですが残像のように写ってる箇所がありますね。

特に右の背中を向けあってる3体の銅像は動いてないはずなのに分身してます(笑)

横方向のパノラマは難しいですね(^_^;)

では、上下パノラマはというと・・・、

いや～、これは素晴らしい！！！

普通は大きな建物の全景を撮ろうと思ったら、ある程度以上離れないと収まりませんが、コレならそんなこと気にせずに撮れますね。

ちなみにこの写真は360°ではなく180°も撮ってないですが、途中でやめても問題なく合成されます。

さっきの写真と違って残像もないし、合成しているように見えないな・・・。

ホントに面白く、且つ素晴らしい機能だと思います♪

―番外編―

せっかく携帯電話並みに小さいデジカメが手元にあるので、自転車の携帯電話ホルダーに付けて車載カメラのようにしてみました。

自転車は電動アシスト自転車「RealStream」、ホルダーは「バイク/自転車用マルチホルダーK(ナビホルダー/携帯ホルダー)ハンドルクラン」を使用。

う～～～ん、本機を間違って横向きに付けたせいで、とんでもなく見づらい動画になってますね(^_^;)

しかも、ホルダーは元々車体正面を向けるのを想定していないためか、斜め上にしか向けられない(笑)

こりゃダメだ！と思って、とりあえずカメラの向きだけでも直して撮影し直そうかと思ったんですが、残念ながら現在札幌の路上はところどころ氷付いていて、まともに走れそうにありません・・・。

来春以降に録り直したいと思います♪

―総評―

防水・防塵・耐衝撃なコンパクトデジカメですが、私的には360°パノラマ撮影機能が一番面白かったです！

しかも耐久性が高く、持ち運びやすい本体なので、今後も色んなところに持ち出してパノラマ撮影を楽しみたいと思ってます♪