たまこさんのモチモノ一覧 (11)
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五月女ケイ子のレッツ!!古事記
シュールな世界
五月女(そおとめ)ケイ子は、その絵を見れば「ああ・・・あの人か」となんとなく分かる、独特で辛辣なタッチが売りのイラストレーターです...
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会員限定 黒の過程 (ユルスナール・セレクション)
錬金術に興味なくても
「ハドリアヌス帝の回想」はじめ、ユルスナールの小説は大体読んでいたけれど、なぜかこれには手が伸びませんでした。ハドリアヌスの感動が...
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会員限定 おかしな人間の夢 (論創ファンタジー・コレクション)
いい本です
亀山郁夫さんのカラマーゾフ新訳は売り上げ80万部を超え、関連のイベントも盛況で、しばらくドストエフスキー・ブームですね。そんな中、この...
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会員限定 ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち
文学リスニング
「ネイティブスピーカーの英語を聴いてリスニング力をアップさせたい、でもしっかり聴きたくなるような内容のテキストがない・・・。」この...
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会員限定 漂流教室(全5巻)
かなり倫理的
「倫理」という言葉が死語になりつつある昨今、『漂流教室』を読んでいるとこの言葉がはっきり頭に浮かんできます。あるショックで学校ごと...
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会員限定 世界は村上春樹をどう読むか
シンポジウム全記録
2006年3月に東京・札幌・神戸で行われた国際交流基金(JF)主催のシンポジウム「世界は村上春樹をどう読むか」の内容をまとめたもの。当時、「JF...
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会員限定 シュレディンガーの猫がいっぱい―「多世界解釈」がひらく量子力学の新しい世界観 (カワデ・サイエンス)
クワンタム・ハイ
高1の初夏、数学のテストの点数を見て何故だか涙が止まらなかった。今となってはこのナイーブさは笑えるが、苦い気持ちはよく憶えている。...
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会員限定 近代能楽集 (新潮文庫)
さすが
蜷川幸雄による「卒塔婆小町」の舞台でも有名な三島の戯曲集。これは三島嫌いの人も思わず唸ってしまう(だろうと思う)傑作で、これまで何...
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会員限定 谷崎潤一郎犯罪小説集 (集英社文庫 た 28-2) (集英社文庫 た 28-2)
ぞくぞく
昨夜読了。谷崎が犯罪小説の名手だとはあまり知られていないですが、なかなか良いですよ。ただやっぱり、どうしても谷崎なので、アブない!...
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会員限定 夜(NOX)
痛い
舞台は1989年11月9日、ベルリンの壁崩壊の夜。ある女と、男たちと、犬。過激な性交場面がいくつも出てきますが、どれも硬質、金属的な感じで読...
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会員限定 怪物―アゴタ・クリストフ戯曲集
『悪童日記』でおなじみ
『悪童日記』三部作等で知られるアゴタ・クリストフの戯曲集。クリストフ作品では私はこれが一番気に入っています。表題作「怪物」は現代に...