レビューメディア「ジグソー」

小型軽量ノートPCで動画編集が可能なのか?

私が、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)のプレミアムレビューにエントリーするに当たり、

主題のレビューテーマを掲げました。


最近、プライベートでの外出用に小型軽量のノートPCを購入しました。
購入の条件として、キーボードを含み重量が1kg以下でLCDは8inch以上でできればフルHDの解像度。
Windows 10 Proが搭載されていて、なるべく最新モデル。

これまで、お出かけ用として使っていた 8inchタブレット DELL Venue 8 Proをパフォーマンスアップしようと考えました。
ということで、条件に合致したのが、VAIO S11 法人モデルです。


VAIO S11は、64bit版のWindows 10 Proがプリインストールされていて、Core i5 U6200U 2.3GHz-2.8GHzのデュアルコア/4スレッドCPUで、メモリは4GB搭載しています。

UHS-II対応のSDカードリーダー,USB 3.1/サンダーボルト3対応Type-Cコネクタ,USB 3.0x2とインターフェイスも充実しています。
64bit OSを走らせて、WEBを見たり、メールのやり取りや、コンパクトデジカメで撮影したRAWデータの現像辺りまでができれば、上出来だと考えました。

最近は、64bit OS限定アプリも増えてきましたが、DELL Venue 8 Proは、32bit Windows 10 Home (Windows 8.1 Homeからのアップグレード)なので、それを変えたいとも考えていました。


価格優先で、ストレージは、SATA 6Gbps対応の、128GB M.2 SSDにしました。
別途、128GB容量のSDXCカードを挿して、マルチメディアコンテンツを保存し、移動中の暇つぶしに使っています。(内蔵ストレージ容量が少ないので、SDカードで肩代わり)

 

外出用なので、その時々に必要なデータだけを、家庭内でネットワーク経由で持ち出せば、これ以上のストレージ要求は余り考えられませんが、必要であれば、ポータブルHDD等で拡張すれば良いと考えていました。
これに、バックライト付きキーボードが付いて920gですから個人的には満足していました。

 

そんな時、今回のZigsow Premium Reviewの募集です。
レビューテーマの一つに動画編集の記載があり、それを読んで考えました。

小型軽量ノートPCでも、NVMe PCIe M.2 512GB SSDを搭載すれば、ひょっとして動画編集できるんじゃないか?


メモリ容量が4GBという一抹の不安はあるものの、大容量の高速ストレージが内蔵できれば、余計な外部ストレージも不要で高速の読み書きができます。
高速ストレージであれば、メモリ不足に起因するスワップファイルを大量に作成するような状況でもきっとパフォーマンスを余り落とさずに作業ができるのではないか?
是非ともチャレンジしてみたい!

 

ということで、私のレビューはゲームレビューではなく、小型軽量ノートPCで、果たして動画編集が可能なのか?


快適レベルまでは望めなくても、容認レベルまであれば、WEB閲覧,メール,デジカメ静止画処理を目的とした小型軽量ノートPCでも、緊急時には動画編集だって出来ちゃう頼もしいアイテムに変身できるかもしれない。

 

最近のデジカメは、一眼レフ/コンパクトデジカメに関係なく動作撮影できますし、私が所有しているコンパクトデジカメ Panasonic DMC-LX9は、4K動画撮影にも対応しています。

 

コンテンツのデータサイズは。どんどん大きくなってきていますので、ストレージ容量が大きいのは非常に有り難いと思いますが、果たして VAIO S11のパフォーマンスでどこまでできるのだろうかという、期待と一抹の不安を抱えながらレビューを進めたいと思います。

先ずは、今回のレビュー対象である、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)の概要をお伝えしたいと思います。

パッケージは、シンプルな黒と白を基調としたパッケージで、WD Blackのロゴが印象的なパッケージになっています。
パッケージには、更に5年保障とパフォーマンスを、目立つように印刷したシールを別に貼っていることからも、WDの自信と意気込みが伺えます。

SSD本体は、ブリスターパックに入れられ、更に個装箱の中央部にホールドされるように、紙パッケージが、ブリスターパックを支えています。

 

仕様は以下の通りです。

SSD本体の縦横のサイズは、M.2 2280の規格品なので厚みと重量以外はどのメーカーも変わりません。(22mm X 80mm X 2.2mm : 8g 実測値)

基板自体が青なので、WD Blueと共通?と思って調べたら、WD Blueも青系の基板のようです。
どうせなら黒基基板のほうが、似合うんじゃないかと思います。

まあ、インストールしてしまえば、外から見える訳でもないし、仮にアクリル付のケースに入ったデスクトップPCでも、見える部分は僅かなので余り関係無いんですけどね。


512GBという大容量なのに、チップは片面にしか搭載されていないので、放熱面では有利だと思います。裏面にもチップが搭載されていると、裏面側のチップの放熱が上手く行かずに、ノートPC内に熱がこもってしまう可能性があります。

特に、私の場合、狭小空間にWD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)を搭載しなければならないので尚更です。

 

ノートPC底部の空気取り入れ口近くにSSDが配置されますので、空冷のエアフローのみの冷却となってしまいますが、片面でSSDが冷却できるのはとても有り難いです。

CPUが発熱すると、CPU冷却ファンが回るので、空気取り入れ口から空気がPC内部に取り込まれますので、その際に、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)が冷却されることになります。

 

レビューで搭載するのは、小型軽量ノートPCなのですが、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)の本来のパフォーマンスはちゃんとお伝えしたいと思い、先ず、デスクトップPCで測ってみました。
最近購入したZ270チップセット搭載のSuperMicro C7Z270-PGに、玄人志向のM.2 PCIeアダプタ経由で、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)を取り付けました。

 


さすがに、PCIe NVMe SSDです。
SATAでは考えられない、ハイスピードです。
残念ながら、パッケージに記載の通りの速度は再現できませんでしたが、とても高速です。

正直云って、私のVAIO S11にはオーバースペックなのかもしれません。
ノートPCにこのパフォーマンスが要るのか? いや、ちゃんとこのスピードが再現できるのか不安になってきました。

今回のプレミアムレビューでは、必須課題として動画編集がありますが、自由課題として、SSD換装/システムの移行をあげました。


動画編集に関しては、個人的にライセンスを持っている、Adobe Premiere Pro CS 5.5を新たにインストールし、動画編集を行ってみたいと考えています。


動画編集に関しては、最近撮影した動画等を用いて10分程度のコンテンツを作成し、MPEG-4 AVCフォーマット(所謂MP4)に出力したいと思います。


編集にあたっては、複雑なトランジェント、画面の遷移等は、CPUにこそ負荷が掛かりますが、今回のレビューにおいては、カットイン/カットアウトという単純にコンテンツを並べるだけにとどめ、ストレージの速度差が出やすい計測環境としました。

CPUの負荷がかかる処理をすると、最終出力時間に対するCPUの処理時間の割合が大きくなるため、ストレージ速度のベンチマークを目的とした編集には向かないと考えました。

 

SSDの換装に関しては、一般的には、SSDメーカーの移行ツール(アプリケーション)をダウンロードして、対象SSDをUSBに挿して…と進むのですが、私が知る限り、SATA対応M.2 SSD > USB 3.0ケースは2,000円位からあるのですが、NVMe対応M.2 SSD > USB 3.0ケースは、秋葉原でも見かけません。
なので、私が古来から行っているシステムバックアップからのシステムコピーを行おうと考えています。


システムバックアップを取るのは、VAIO S11に標準搭載されていた SAMSUNG製SATA 128GB M.2 SSDです。
128GBという限られた容量だったので、Microsoft Office 2016 Professional , Adobe Illustrator CS5 , Adobe Photoshop CS5 , Nikon Capture 2 , Panasonic PhotoFun Studio , SILKYPIX Developer Studio SE等をインストールしていました。
今回は、Adobe Premiere Pro CS5.5もインストールするので、Premiere Pro CS 5.5のディスクオーサリングを担うAdobe Encore CS 5,1 と エンコーダーを担う、Adobe Media Encoder CS 5,5も併せてインストールされます。

基本的にシステムドライブとして200GB確保し、残りをデータドライブとして使おうと考えています。

これが、WDに Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)に換装を終えたVAIO S11のWindowsメニューです。これだけあれば、仕事を含め、大抵のことはこなせます。


システムドライブの200GBは、私のデスクトップPC環境と同じなので、様々なアプリを追加しても充分な容量です。

今回は、搭載メモリの容量不足を補うスワップファイルの発生を想定したものです。

先ずは、VAIO S11に適当な外部ストレージを繋いで、システムのバックアップを行います。
システムの移行を行うので、起動システムを含めバックアップを行います。
私の場合は、家中のPCのシステムバックアップだけを定期的にとっていて、そのために2.5inch 500GBのポータブルHDDをバックアップドライブとして利用しています。

システムバックアップは、コントロールパネルから、バックアップと復元を起動します。

バックアップと復元がないOSの場合は、コントロールパネルから、ファイルの履歴を起動すると、左下に小さくシステムイメージバックアップがありますので、クリックします。

 

初めてシステムのバックアップを行うときは、最初にバックアップドライブの選択を行ってから、システムのバックアップを行います。
システムのバックアップが終了すると、いよいよSSDの換装に移ります。

 

ストレージドライブを新しく換装する時に、システムだけインストールして、アプリはまた自分で選択して入れ直したい。という場合は、PCのリカバリメディアを利用します。


一般的には、16GB~32GB程度のUSBメモリを用意して、リカバリメディアを作るのですが、普通は、新しいPCを購入して最初にやる作業なので、皆様はリカバリメディアをお持ちだと思います。


Windows 7の頃迄は、リカバリメディアとしてDVD-ROMが付属していたのですが、Windows 8以降、OSがプリインストールされているPCは、OSのバックアップを、PCのストレージに領域を確保してそこにOSを保存して販売されていますので、ストレージが損傷すると、システムのリカバリができなくなります。
リカバリメディアを用いれば、PCを購入した状態に戻せますので、溜まったレジストリを綺麗にしたければ、OSのインストールから始めるのが良いかもしれません。
今回は、購入して間もないノートPCなので、システムのイメージバックアップ/復元で新SSDにシステムを移行します。

 

それでは、ノートPCの分解です。
ノートPCから電源ケーブルは外しますが、VAIO S11は裏蓋を外さないとバッテリが外せないので、慎重にPCの裏蓋を外す作業を行います。

ノートPCとしては、お決まり事ですが、VAIO S11もご多分に漏れず、ゴム足の裏に隠しネジがあります。
ゴム足を剥がして、見えるネジを全て外します。

ゴム足の下と中央の4箇所だけは他よりも短いネジが使われています。(赤〇)


裏蓋は、当然ながら嵌合していますので、プラスティック製のカードを、裏蓋のプラスティックの強度が取れるコネクタ等の穴の少ないところから差し込み、一回りすると、無事裏蓋が外れます。

VAIO S11には、対応するサイズが異なる3つのM.2 SSDソケットがあり、2280サイズのところにSAMSUN製のSSDが刺さっています。短いM.2 ソケットには、Wi-Fi/Bluetoothカードが1枚刺さっていて、もう1基は空きです。
早速、ネジを緩めて、SSDを差し替えます。

M.2 SSDの差し替え作業自体は、1分も掛からず終了しますが、裏蓋を閉める前に、VAIO S11にWD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)が認識されているかどうかの確認を行います。


VAIO S11のBIOSを立ち上げます。
VAIO S11は、F4を押しながら、電源キーを押して起動すると、VAIO レスキューモードが立ち上がり、システムのリカバリやBIOSの設定画面に移行できます。

無事、512GBのSSDが認識されていることを確認して、外したのと逆の工程で組み上げます。

組みあがったら、また、VAIO レスキューモードを立ち上げ、トラブルシューティング(リカバリー)を開始。を選択します。
ここで、システムバックアップをとったポータブルHDDを接続し、イメージから選択を選び、バックアップしたメディアを指定して、先ほどバックアップしたファイルを選べば終了です。
あとは勝手にシステムのリカバリをしてくれますので待つだけです。
しかし、システムのコピーなので、512GBの容量があるSSDの中に、128GBだけを使ったシステムが再現されます。

上の図は、VAIO S11を購入した時の、ディスクの管理のイメージです。
SSD自体が128GBしかなかったので、パーテーションを切らずに、ワンドライブとして使っていました。

バックアップからの復元を行い、ディスクの管理から容量の拡大(System Driveを右クリックで拡大できます)を行い、先ずは、システム領域を200GBまで拡張します。
あとは残り容量の全てを別のパーテーションとして新規に領域確保し、ドライブレターをDドライブとしてフォーマットすれば終了です。

 

上記のように、システムドライブとして、200GB確保しても、275GBのデータ領域が確保できます。
これだけの容量があれば、旅行に持ち出して、静止画のRAWデータやHD動画を撮りまくっても純分な容量です。もう外部ストレージを持ち歩く必要もありません。

 

WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)は、WDサイトからダウンロードすることで、WD SSD Dashboardというソフトウェアを利用することができます。

 

インテル製SSD用のIntel Toolboxのようなソフトウェアです。

ダッシュボードソフトウェアでは、現在のWD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)の状態を確認できたり、ファームウェアの更新情報などを得ることができます。

また、S.M.A.R.T.コマンドで、SSD自体の健康状態を確認することもできます。

また、SSDのパフォーマンスチェック

使用環境等を知ることができます。

SSDの管理ツールなので、使用頻度は低いかもしれませんが、メンテナンス関連連情報が得られるのは良いことだと思います。あると安心なツールです。

それでは、Crystal DiskMarkを用いて、Dドライブのパフォーマンスをチェックします。
こんなに速くなくても良いのに、デスクトップPCで計測したパフォーマンスと同程度のパフォーマンスが、小型軽量ノートPC上で再現されています。

VAIO S11購入時のSATA M.2 SSDのパフォーマンスが、

これまでのSATA SSD環境とは雲泥の差です。

比較的涼しい環境で作業を行っていましたが、リカバリー直後のDiskInfoでSSDの温度が48℃と表示されました。
HDDは一生懸命データを転送したのでしょうが、SSDにとっては、さして負荷ではなかったようです。

Adobe Premiere Pro CS 5.5を起動します。
メモリが4GBしかない割にはあっさり5秒で立ち上がってしまいました。とても高速です。

Premiere Pro CS 5.5のプロパティを見てみると、

搭載されているRAMが、3.9GB 他のアプリケーション用に確保するRAMが、0.8GB (Windows 10 Pro) Premiere で使用可能なRAM 3.1GB

この3.1GBは、After Effects , Premiere Pro , Encore 及び Adobe Media Encoderに影響します。

と表示されます。

After Effectsはインストールしていないし、光学ドライブも普段は繋がないので、Encoreも動作しませんが、今回のレビューでは、最終出力として、動画ファイルを書き出しますので、Media Encoderは操作させます。

 

WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)への換装前の、これまでの環境では、内蔵SSDに空き容量が充分でないため、動画編集を行う場合には、外付けドライブが必要でした。
これまでの環境との比較のため、ポータブルHDDに編集するコンテンツを入れ、HDDからコンテンツを読み出し編集を行い、同じコンテンツをWD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)で作成したデータドライブにコピーして、そこから読み出して編集を行う場合の比較を行います。

今回は、VAIO S11のデザインテーストと合う、薄型のUSB 3.0対応ポータブルHDD I-O DATA HDPX-UT500Kを用いました。

編集を行うために、コンテンツをAdobe Premiere Pro CS 5.5に読み込むのに、若干の時間の違いはありますが、編集作業自体に大きな差は感じられません。
ただ、編集途中には、コンテンツのプレビューを頻繁に行うのですが、その時、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)ではストレスなくプレビュー画面にファイルを表示できるのでが、HDDに入れたコンテンツではクリックすると、"ファイルを開く"というダイアログが表示されたのちにワンテンポ遅れてプレビュー画面に表示される感じです。
WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)では、プレビューもストレスなく表示されるので、編集作業がストレスなく進めることができます。

WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)のハイパフォーマンスのおかげで、ソースとなるコンテンツの読み込みも速くなり、その結果プレビュー画面も瞬時に表示できるようになりましたので、ストレスなく編集作業を行うことができました。

動画作成プロセスの中で、作業時間の長い編集作業において、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)は、強い味方になってくれました。

ここまでは、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)を使うことにより、小気味よく編集できるパフォーマンスは確認できましたが、データの書き出しで果たして差は出るのでしょうか?

編集後に、PCは動画出力のために編集動画を再エンコードする訳ですが、動画出力は、CPUのパフォーマンスに依存する部分が多いので、CPUのパフォーマンスが悪く、HDDに書き出す場合の転送速度とエンコード速度の差が少ない場合は、HDDに書き出そうがSSDに書き出そうが、速度に大差は出ません。

つまり、かなり遅いエンコードであれば、HDDの書き込み速度でも充分で、ストレージの読み書き速度の差は出にくいことになります。

実測では、同じファイルをHDDに書き出した場合と、SSDに書き出した場合では、約24%程度の差が出ました。

例えば、編集後の出力が60分掛かるか、75分掛かるかの違いなのですが、これが積み重なると結構な差になってしまいます。
今回は、約10分程の編集した動画を、MPEG-4 AVC形式のフルHDビデオに書き出してみました。

実用性を判断するため、比較的高画質で書き出しましたので、一般的なエンコードより時間が掛かっていると思います。

今回は、VAIO S11のCore i5 (2C/4T) が思いのほか頑張ったみたいで、私が想像していたより大きな差になりました。

 

また、涼しい環境で作業ができたこともありますが、心配していた熱に関しても、エンコード中に42℃位までしか上がりませんでした。

今回、128GBのSATA SSDから、PCIe NVMe 512GB SSDに換装してみて、VAIO S11の全体的なパフォーマンスが大きく向上しました。

 

ストレージだけを見れば、容量4倍 X 速度4倍と非常に大きなパフォーマンスアップです。
スコアの値だけを見れば、HDDからSSDに変更した位の倍率になっているのですが、既にSATA SSDを使っていただけに、ドラスティックと迄は行きません。

 

しかし、PCの起動が起動が若干速い、アプリの起動が若干速い、デジカメのデータ転送が短時間で済む等、ドラスティックな差ではありませんが、ボディーブローのように効いて、全体的なパフォーマンスと満足度が向上しました。

 

今回のレビューでも、ドライブにある動画ファイルを参照するだけでも、待ち時間が少なくなり、編集全体のワークフローを考えると、結構大きな差になると思います。

エンコードに関しても、24%も高速にエンコードできるので、快適とまでは言いませんが、充分許容範囲内のパフォーマンスだと思います。

編集作業だけを、小型軽量ノートPCで行い、エンコードは別途パフォーマンスのあるデスクトップPCで行うような形態であれば、ストレスなく編集作業を行うことができ、小型軽量ノートPCの機動性が発揮でき、WD Black PCIe SSD(WDS512G1X0C)のパフォーマンスが充分に活かせると感じました。


また、大容量のデータドライブが手に入ったので、これまで、SDカードに保存していたコンテンツもSSDに移行し、その分、SDカードスロットが空くので、デジカメとの連携もよりスムーズになりました。

 

最近購入したコンパクトデジカメでは、4K動画まで撮影できるので、転送データも大きくなります。
ストレージ容量が大きいのは非常にありがたいことです。

 

レビュー前には、小型軽量ノートPCにPCIe NVMe 512GB SSDはオーバースペックだと思っていましたが、使ってみると大満足のSSDでした。

これにより、WEB閲覧,メール送受信,静止画編集機能に加え、フルHD動画編集機能まで、ストレスなくこなすことができる小型軽量ノートPCに変貌を遂げました。


この快適さは元に戻れないので、今後のノートPC購入計画に大きく影響しそうです。  

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