この度、「ROCCAT KOVA」のゲーミングマウスのレビューを書かせて頂きます。
大きさ、重さともに計算された設計になっています。
まずは、開封してみます。
「ROCCAT KOVA」本体と簡易マニュアルのみの構成です。簡易マニュアルは本当に簡単な内容して書いていませんでした。
基本は、ROCCATホームページから、「ROCCAT SWARM」というソフトダウンロードして使用することになります。
インストール後、ファームウェアの確認をします。
英語から日本語に言語設定もしておきます。
ファームウェアのアップデートを行っておきます。
ファームウェアのアップデートが完了しました。
「ROCCAT KOVA」はUSBに接続すればPCで認識しました。
スクロールは上下のみで、チルトホイールではありませんでした。これは、マウスの耐久性考えた結果なのかもしれません。スクロールは、メカニカルっぽく、カチカチした感じですが、個人的には非常に良いと感じました。ゲーミング系ではなめらかよりもカチカチと止まる感じの方が、使いやすいと感じました。
左側には3ボタンが付属しています。こちらは、親指で中下ボタンは簡単に操作できるので使いやすいです。一番上のボタンは親指よりも人差し指の方が押しやすく感じました。通常のマウスでも、左サイドに2ボタン付属しているマウスは多いので、一般のマウスを使用している方でも使いやすいと感じました。
右側にも3つのボタンが付属しています。上中に関しては薬指で操作すればいいと思いますが、下のボタンは非常に押しづらいです。小指で頑張って操作するしかなさそうです。
全体的にボタンのクリック感もメカニカル的なカチカチした感じです。ゲーム用の操作としてはカチカチしていた方が、操作感もあり良いと感じます。
今回は、
MacのbootcampでWindows10Proを導入した状態で使用することにしています。私の場合、Windows環境でゲームをするのに活用しています。大画面27インチの恩恵を活かせるのが理由です。
しかし、大きなテーブル等に設置しているわけではないのでマウス自体の操作スペースは非常に狭い状況です。(上部写真参照)
「ROCCAT KOVA」のスクロール部分と下の部分が2か所が光ります。点滅にしたり、常時点灯などイルミネーションを表示することが出来ます。私は、常時点灯の設定にしました。
実際に「ROCCAT KOVA」を操作した際の状況です。「ROCCAT KOVA」自体は大きくもなく小さくもないので、うまく手にフィットできます。個人的にはジャストフィットしました。
「ROCCAT KOVA」自体の重さは見た目よりも軽いです。その成果操作も疲れない感じがします。
全体的に、マウス操作がしやすいように設計されている印象を受けました。
見た目はわかりやすそうですが、設定は意外とわかりづらい。
見た目では非常にわかりやすい画面になっています。【高度な設定】の項目で、イルミネーションの設定が出来ます。さらに右利き左利きの設定もできるので、左利きの方にも安心して使用できます。
【設定】では「ROCCAT KOVA」の基本設定ができます。私の場合はデフォルトの設定のままでいいかなと思いましたが、DPIスイッチャーを2500に設定しました。私の使い方では2500が使いやすかったです。
試しに7000に設定していましたが、ポインターの移動が早すぎで使えませんでした。
ちなみに設定でわかりづらかったのが、DPIスイッチャが5項目もあり、なぜ5つもあるのかと思いましたが、5つ設定できるだけなんですね。薄いグラデーションで表示されているのが現在の設定です。当初、5つの項目の微調整で設定するのかと思いました。
ボタンの割り当ては、 タブの項目設定になります。キーボードのボタンやショートカット等の設定は、事前にマクロマネージャーで設定するか、この画面のマクロの割り当てからマクロマネージャーにいく必要があります。
プロフィールマネージャーで5つの設定を保存することが出来ます。プログラムでアプリを設定してオートスイッチにすれば、自動で切り替わるようです。
当初、この部分もわかりにくかったです。使用してみてわかるような感じでした。簡易マニュアルが欲しいと思いました。(主にゲーミングマウスを使っているようなユーザー向けなので仕方ないかもしれません。)ある程度慣れている人向けのマウスだと感じました。
バトルフィールド4とハードラインで使ってみる。
【バトルフィールド4で使ってみる】
まずは、バトルフィールド4での設定。
マクロマネージャーにバトルフィールド4の設定マクロは搭載されているのですが、一部しか使わず、あとは、直接キーボードのマクロを設定し、基本ボタンのみで構成しています。
理由は、私の場合、Xbox360コントローラーを使い、左手で主に照準と移動の操作を行い、右手マウスで照準合わせと攻撃をしているからです。コントローラーのアナログステックでは照準を合わせづらいのです。特に射撃のFPS系のゲームではなかなか照準が合いません。
しかし、そうなると、右手で操作するトリガーボタンと通常のボタンの操作が出来なくなります。そこで、「ROCCAT KOVA」を使用して、ボタンを設定することで、操作しやすくするのです。
そのため、「EASY SHIFT」を使用した残り12個のボタンは使用しなくても対応は出来るのです。
設定をすれば、高度な操作も可能ですが、そこまでのマウスさばきは出来ていないので、操作しやすい形で設定した方が良いと考えます。その点から、ボタンをあまり使用しない初心者から上級者でも使用できるマウスとして活用できるのではないかと思います。
次は、バトルフィールドハードラインの設定。
バトルフィールドハードラインもバトルフィールド4同様に、Xbox360コントローラーを使い、左手で主に照準と移動の操作を行い、右手マウスで照準合わせと攻撃をするやり方で遊んでします。
このゲームのキャンペーンの場合、威嚇などいろいろとキーボードでの操作が発生してくるので、「EASY SHIFT」側でも一部設定しました。
今まで、マウス・キーボード・Xbox360コントローラーと3つをその都度、変えて使用していました。しかし、22個のボタン設定が可能なので、「ROCCAT KOVA」とXbox360コントローラーの2つで完結できるようになります。このゲームでは、ボタンの配置次第で快適にPLAY出来ると感じました。
ゲーミングマウス初心者でも扱いやすいものの、設定方法がわかり辛い点が難点
私自身、ゲーミングマウスをバリバリ使い慣れているというわけではありません。以前、
G660でMMO用の左サイドにボタンがあるマウスをレビューさせて頂きました。その際、左親指でのボタン操作が非常に快適でした。今回、左右にボタンがあることで、マウスの持ち方を変えて、左右のサイドボタンを使いました。この点は、初心者には扱い辛いかもしれませんが、慣れで解消できますし、左サイドのボタンだけでも3つあるので特にFPSのゲームでは効果を発揮するのではないかと使用してみて思いました。左サイドのボタン操作だけでも初心者には扱いやすい感じました。
一番の気になった点は、設定方法の件、基本的な部分は見た目もわかりやすいのですが、一部理解しづらいところがありました。プロフィールマネージャーとDPIスイッチャーです。この点を改善してほしいです。もしくは簡易マニュアルが欲しいです。(なんとか理解はしましたが・・・。)後、左右のチルトホイールも欲しかったですが、ここは耐久性を考えたのかなと思います。非常に軽量なマウス(個人的な感覚)ですが、使ってみると耐久性はあるのではないかと感じます。マウスの操作際のクリックの質感等を考えると少々乱暴な使い方もOKだと感じています。
全体的なクリック感やスクロール感は非常に良く、マウスを使っている感覚があるので、私個人としては非常に満足なマウスが「ROCCAT KOVA」です。自分がお気に入りの「ロジクール」のマウスに匹敵する作りだと感じました。
MacOSで使えるか試してみた。
MacのBootcampの「Windows10Pro」環境で使えるかどうか試してみました。
結果は「使えません」
理由は、MacOS起動時のログイン画面上でマウスポインターが表示されません。結局、
Migjty Mouseを接続して使わないといけなくなりました。私のようなMacのBootcampを使ってWindowsでゲームをする方は注意が必要です。
ホーリーテールさん
2016/06/19
レビューお疲れ様です
ROCCATのマウスでMACに対応した製品はKONE XTDが対応してるはずです^^
チルトも付いてます(ただ私の場合ホイール回り壊れました)
標準サイズのマウスが手になじむのでしたらKONE XTDのもち心地はさらにKOVAの一回り上をいく持ちやすさがあると思います。
ただ、ホワイトがないとですorz
takamizuさん
2016/06/20
コメントありがとうございます。
レビューお疲れ様でした。
KONE XTDは確かにMacのドライバありますね。チルト系は壊れやすいのかもしれないですね。ホワイトが無いのは仕方ないです。