Western Degital(以降WD)というとHDD屋というのが私の中ではなっています。
実際に我が家のPCはWD製HDDばっかりです。
箱は外付けHDD並の大きさです。
横には接続方法が記載されています
内容物は本体と電源、英語の紙が1枚、LANケーブル、ようこその紙です。
LANケーブルは1mほどで短いです
電源スイッチはなく、コンセントに繋げれば動き出します
ようこその紙の裏は接続方法が絵で描かれています。文字はありません
接続は電源入れて、家庭内LANのHUBに指しただけで完了です。ただ、我が家は1個しかルーターがないため、2段ルーターの場合はどうなるかわかりません。
ここから先は説明書が必要なので、WDのサイトから説明書をダウンロードする必要があります
繋げてすぐ使えるNASです
立ち上げから画像データ、音楽、動画をWD ClowdにPCで入れて、同一LAN内のスマホ、タブレット、PS3でデータ操作、閲覧について確認した。
・立ち上げ
立ち上げ方法は二つあり、説明書のセットアップアシスタントを使用する方法(以下の画面)
または、WD Cloudと同じLANのPCから直接IPアドレスをたたいて以下の画面から設定する方法がある。
起動直後の場合はadmin、パスワード無しで入れるが、ユーザー名登録後はadminは使用できない
どちらの場合でも名前とメールアドレスを設定する必要がある。メールアドレスは同一のは設定できない。また後述するユーザー名一つに付きフォルダが一つ作られるため、共通で使用するユーザー名を一つだけ作る方法もある。同時アクセスを行ってみたが問題なくログインできたためセキュリティとしては弱い。
パスワードは大文字の英字、数字、特殊文が2文字入っている必要がある
設定するとWD CloudからHTMLメールが来る
パスワードはインターネット越しでのアクセスで必要です
・PCでWD Cloudへのデータ転送
これは普通のHDD同様に扱うだけです。小さくて見づらいかもしれませんがCloudTakaとSmartTaroがユーザー名として追加しました。ユーザー名ごとに個別のフォルダが絶対作成されます。
ユーザーごとに作成されたフォルダは設定を変更するまではそのユーザーのみ見れます。
・同一LAN内での
a)スマホ(ZTE Blade vec 4G)
文字だけだとわかりにくいので、アンドロイドエミュレータに入れてみました。
登録しているメールアドレスとパスワードでサインインします。
ここで、設定することで自動的にスマホ内に保存されたカメラ画像や動画、
音楽を自動でWD Cloudと同期可能です
b)タブレット(Diginnos DG-D10IW2)
Windowsタブレットのため、普通のネットワークHDDを触るようにエクスプローラーで制御可能
c)PS3
Publicフォルダにあるファイルは視聴可能
回線が細いとボトルネックになりそう
インターネット経由でスマホ、タブレットで見れるか確認して見ました。
なお、我が家の通信は下り4.01M/Bps、上り2.98MBpsです。
・インターネット越し
a)スマホ(ZTE Blade vec 4G)
WD Cloudをインストールしてソフトを使用する方法とブラウザーでやる方法があります
ブラウザーを使用する方法は無応答時間が一定時間経過すると自動的にログアウトするので、
ソフトを使う方が楽です
一度データをスマホに格納するため、ストリーミングは出来ない模様
b)タブレット(Diginnos DG-D10IW2)とPC
WD My Cloudをインストールしてソフトを使用する方法とブラウザーでやる方法があります
タブレットもスマホ同様にブラウザーでは一定時間経過すると自動的にログアウトするため、ソフトを使用する方が楽です
薄くて銀色がかっこいいです
外付けHDD並に薄いのでどこにでも置けます
2Tは共有という点だと少ない
2Tは共有と考えると少ない。共有しているとあっという間に増えるものです
またユーザー1名に付き1フォルダ作成なのでユーザー数によってはフォルダだらけになります
また、RAIDを組めないため、データ破損に対応するには別にデータを保持する必要がある
WD Cloudを同じ容量で買うかメディアに焼いておくか
2Tはコスパかなりいい
NAS制御部分はすべて同じなので、WD製HDDの同容量の値段を引くとNAS制御になる。
ざっくり価格.comで算出すると以下の値段になり、2TBが一番よい
2TB:1万7千
3TB:2万
4TB:2万4千
6TB:3万
BuffaloのNAS(LS-QVL/1D)と比べると・・・
BuffaloのNAS(LS-QVL/1D)と今回のWD Cloudは同じNASであり、
また同様にNASのデータをインターネット越しに公開出来るため比較してみました
比較内容は以下の通り
・NAS側の設定
これは、BuffaloのNASはNAS Navigatorというソフトがあるため楽です
共有フォルダ設定として、使用するフォルダを設定します。次に公開設定。
UPnP対応ルーターなのにUPnP使用するにするとうまく動かないというよくわからないのがありましたが15分ほどで完了
・機材側の設定
機材側では、WebアクセスURLをたたくか、Buffaloが用意しているサイトを使用することで共有化出来ます。ただし同一ログイン名での同時複数アクセスはできません。
・結論
細かい設定ができるのがBuffaloのNAS
機材側のソフトが充実しているのがWD
個人的には機材側のソフトがそろっているWDの方が好みです
ライトユーザー向け
WD Cloudは立ち上げも含めてライトユーザー向けに簡単に手軽に共有出来るようになっている。
販売価格が3万以下2万4千円以上なので、わたしが比較に使用したBuffaloのNASと比べると手軽に手が出せる。(2T 最安値で3万超えますし)
6Tや4TのをWD Cloudを買うのならば別のRAID組めるNASを買った方がいいと思う。
2Tなどで安く共有環境を作るのならば、使えると思います
2015/8/17追記 アプリ追加
WD Cloudにはソフトとして機能追加が行えるコトが判明。
・HTTPダウンロード:時間、URL指定でダウンロード、目的が不明
・FTPダウンロード:ダウンロードといいながらアップロードなのでWeb更新を時間指定で行える
・P2Pダウンロード:TorrentをWD Cloudでやるらしいが、P2P自体やる人少なくなったんじゃ
・Webファイルビューアー
またサードパーティのソフトを組み込むことも可能。問題は私には理解出来ないのが多い
以下ラーニングセンターの説明文のうちWD Cloudで追加を選択できるアプリ
- aMule:無料のピアツーピア ファイル (P2P) 共有アプリケーションで、複数のプラットフォーム上で移植可能です。aMule は eDonkey ネットワークとその他の選択したネットワークで動作します。
- Icecast:マルチメディアのストリーミング用無料サーバーソフトウェア
- Joomla:コンテンツ管理システム (CMS) と Web 設計プラットフォーム。
- phpBB:オープン ソース掲示板およびオープン フォーラム ソフトウェア。
- phpMyAdmin:PHP で作成されたオープン ソースのブラウザ ベースのツール。MySQL の管理者を支援し、多くの場合、WordPress などのサイトおよび一部のコンテンツ管理システム用エディタ兼管理者支援ツールとして使用されます。
- SqueezeCenter:メディア再生デバイスのメディア サーバー。すべてのソフトウェア MP3 プレイヤーを実行できます。
- WordPress:オープン ソースの PHP で作成され、MySQL をネイティブでサポートするブログおよびコンテンツ管理システム (CMS)/プラットフォーム。
- Transmission:軽量および機能が搭載された BitTorrent クライアント。機能には、暗号化、ピア交換、磁気リンク、DHT、μTP、UPnP、NAT-PMP ポート転送などがあります。
2015/8/17追記 スマホへのアプリ追加
スマホなどのアンドロイドOSにインストールするWD Cloudですが、
いくつかのサードパーティのクラウドサービスを連携することも出来ます
OneDriveやGoogle DriveをWD Cloud同様な形で使用することが出来ます
これにより、複数のクラウドサービスを連携して使用することが可能です。残念なことはWD Cloudがないとこのソフトが使えないことです
2015/08/21追記 WD Cloudパスが・・・
昨日アプリのレビューをするためWD Cloudの本体側にログインしていたのだが
一度ログアウトしたら入れなくなった。
ユーザー専用フォルダにも入れなくなったので、ちょうどいいので工場出荷状態まで初期化するのをレビューすることにした。
初期化方法は一応WD Cloudにログインを連続で5回くらい失敗するとでるリンクをたたく
とんだ先は英語版WDサイトですが、初期化方法が書かれています。
裏面のリセットボタンを4秒押すと強制再起動、再起動時に40秒押し続けるとデータは残るけど、
工場出荷状態まで戻ります。
工場出荷状態にした際に今回は説明書に記載されていない方法で初期化を行ってみた。
似たような初期設定を行い、初期化前のユーザー名を登録した。しかしスマホとPCからCloudへの接続がすぐにはうまくいかなかった。必要なのはWD Cloudの設定画面でCloudeの許可とスマホへの接続用の許可コードを発行することだった。前回は使用したユーザー名が管理者権限を持っていたため不要だった。
クラウドサービスをオンにしてしばらく待つと接続開始。PCの方はこれで接続可能になったが、証明書の確認が毎回行われることになった。
スマホの方はWD Cloudの方で許可コードを発行して、それをスマホで入力することで対応
入力するコトで、登録される。
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