レビューメディア「ジグソー」

極小のスペースでもきっちり使えるモバイルキーボード(しかも、意外と打ちやすい)

今回は、MicrosoftのUniversal Mobile Keyboard グレーをレビューします。

このキーボードはモバイルサイズでBluetooth接続のキーボードと言うことで、持ち歩き時の

使い勝手を中心にレビューしたいと思います。

 

今年は長野の善光寺で7年に一度の御開帳と言う事で、最終日の5月31日にお参りして

きました、その際に本品を利用しました。

 

今回は高速バスと新幹線で移動しました、いずれも3列シート仕様なので比較的ゆったりした

シート構成です、物理的にテーブルに載ってしまえば滑り止めラバーが有効に作用し、安定

した使用感で快適に利用できることが確認できました。

Bluetooth接続なので配線が絡まる心配もないし、使い勝手が良いですね。

高速バスは2+1の3列仕様、左最後列です。
高速バスは2+1の3列仕様、左側最後列です

新幹線も2+1の3列仕様、左側最後列でした
新幹線も2+1の3列仕様、左側最後列でした

更新: 2015/06/14
開封の儀

ずっしりとした製品です。

紐がピローーン、これで陳列するんですね
紐がピローーン、これで陳列するんですね

マニュアルは多言語対応、日本語もきちんとあります
マニュアルは多言語対応、日本語もきちんとあります

簡単な使用方法がカバーに記載されています
簡単な使用方法がカバーに記載されています、

このシートは固定されていないので、簡単に外せます。

正直重いです
正直重いです、実はカバー部の重量は156gあり、安定性をアップさせています。

本体とケースを結合するマグネットは強力、扱いを誤ると周りの磁気に弱い商品を壊すかも。
本体とケースを結合するマグネットは強力、扱いを誤ると周りの磁気に弱い商品を壊すかも。

更新: 2015/06/07
Universal Mobile Keyboard の活用シーン PREMIUM REVIEW

四角い形状とカバー付きの本品はモバイル用途に最適

このレビューは、移動中に本品とWindows8.1タブレットPCを使用して書いています。

現在は東京から長野へ向かう高速バス内ですが、普通のノートPCのキーボードに

近い使用感で、きちんとブラインドタッチも自然にできるピッチや押し込み感が得られ

かなり快適に使用できることが確認できます。

 

善光寺の御開帳最終日にお参りしました
善光寺の御開帳最終日にお参りしました

この旅には、本品とWindows8.1タブレットであるDellのVenue8 proとAndroid 4.4

のau Xperia Z Ultraを携えています。

 

タブレットPC、ファブレット、モバイルキーボードを持参
タブレットPC、ファブレット、モバイルキーボードを持参

高速バスの座席はテーブルのサイズも極小なのですが、本品は天面全体と底面に2本の

ラバーが貼られており、不安定になることもなく、きっちり固定できます。

 

高速バスのテーブルにはギリギリのサイズ
高速バスのテーブルにはギリギリのサイズ

さらに、PCとはBluetooth接続なので、配線の取り回しを心配することなくワイアレス

接続で簡単に接続できます。

以前使用したBluetoothキーボードは案外不安定な面があり、頻繁にコネクションが

切れてしまい、その度にキーボードの電源を入れなおしたりすることを経験したのですが、

本品はそのようなこともなく安定しています、若干入力に対して遅延を感じることは

ありますが、基本的にキーを取りこぼす事はまず無いので、あまり神経質に考えなければ

問題ないですね。

 

また、本品の特徴としてカバーオープンと同時に電源が自動的にONになり、カバーに

付いている溝にタブレット(又はファブレット等)を差し込む事でスタンド代わりにも

なります、私のWindowsタブレットとファブレット端末は、いずれもカバーケースに

スタンド機能が搭載されているので、本品のスタンドをモバイル用途で使うことはあり

ませんでしたが、自宅でケースを外した状態できっちりホールドできることは確認済みです。

 

ちなみに、Venue8 Proは3GモデムをBTOで装着しているので、別途IIJMIOのSIMカードを

取り付けて単体で通信できるようになっています、つまり旅PCとして重宝していたのですが、

やはり主な用途は情報の閲覧やコンテンツの消費がメインで、いままでこのような長文を

入力するようなことはありませんでしたが、本品があれば普通に長文が打ててしまうので、

新しい使い方が見いだせて嬉しいです。

 

参考までに、本品は約6時間程連続稼働することが可能なので、普通に移動中に使用する

には不安はないでしょうね。

 

帰路は北陸新幹線と東海道新幹線を乗り継いで帰宅しました、北陸新幹線は念願の最高級

クラスのグランクラスに乗ることができました、こちらのシートは広々しており、かなり

快適に過ごすことができました。

 

グランクラスのシートとテーブルは広々しています
グランクラスのシートとテーブルは広々しています

 

長野から東京間では乗車時間が1時間20分程度なので、ゆっくりとレビュー原稿を書く

ことは難しいですが、金沢まで行くことがあれば、本品の快適さと新幹線の快適さの相乗

効果で更なる執筆環境が得られそうです。

 

ちなみに、東海道新幹線は乗車時間が短い事もあり、本品の出番はありませんでした。

 

今回はレビューと言うことで端末を2台持ちしましたが、日常の持ち歩きならXperiaと

本品で活用するのが吉だと思いました、Xperiaは6.4型の画面の割にはかなり細長い形状を

しているので、同じく細長い本品と重ねて持ち歩いても占有する面積が最小限になりそう

です。

更新: 2015/06/07
機能性

マルチOS対応で幅広い機器に対応

本品はマルチOS(Windows、MacOS、Android)対応となります、ただし各OSでペアリング

できるのは1台なので、私の環境では2台まで使用できることになります。

 

マルチOS対応のモバイルキーボードです
マルチOS対応のモバイルキーボードです

なお、モバイルキーボードに属する本品ですが、重量はかなり重く、約370g程あります。

Venue8 Proが390g程なので大差無く、感覚的にはタブレットPCを2台持ちしている感覚

でしょうか。

もう一台のWindows8.1タブレットPCであるLenovoのMiix2 8が360g弱なので本品の

方が重いことになりますね。

 

重量は重いです
重量は重いです

私の希望としては、別途Bluetoothのモバイルマウスを持ち歩き、キーボードとマウスの

合計重量が370g程度であれば有難いのですが、本品を持ち歩くことでちょっとした入力

デバイス以外の利点としては、天面のラバー貼りが滑り止めとしてかなり有用で、ちょっと

ラウンドしたスマホがホールド感Upするのが嬉しいかも。

 

キーボードとしての使い勝手ですが、底面の剛性感は高く、底突き感があまり無く気分

良く打てます、キートップとキーピッチも本品のサイズから見ればぎりぎりまで使いきって

いる感じがします、基本5列キーボードなのでファンクションキーはFnキーと数値キーの

併用で入力可能です。

 

その他にメディアコントロールキーや検索キー等もありますが、気になるところが三つ

 

一つ目はカーソルキーの上下キーがキー一つ分のサイズで上下分割していること。

二つ目はPageUpやPrtScreen系の入力方法が分からないところ、スクリーンショットが

取れないですね。

三つめは日本語On/OFFのキーがわかり辛いところでしょうか。

 

Windowsでは入力に対する遅延を覚えましたが、Androidでの編集については、遅延も

少なくかなりWindowsと感触が違います。

本品の特徴的ギミックとしては、キーボードカバーを開けると、電源が自動投入されるところと、

キーボードカバーにちょっとした溝があり、そこへタブレットを立てかけることができ、
タブレットスタンドとして使用できるところです。
 

剛性感の高い作りと、キーピッチ・ストローク共に満足できるキーボードは、使いやすく

満足度の高い製品と感じました。 

更新: 2015/06/07
Universal Mobile Keyboard を一言で表すキャッチコピー PREMIUM REVIEW

さすがのMicrosoft製入力装置、「思考を妨げない快適な使い心地」です。

まぁ、キーボードは入力装置なので、自動で電源がONになるとか、タブレットスタンドを

搭載しているとかって言うギミックは、失礼ながら「オマケ」機能なんです。

 

間違っても犠牲にしてはいけない必須項目として、「思考を妨げない」つまり余計なストレス

をユーザに与えてはいけないのですが、本品は限られたサイズの中でかなり高次元にこの

要件を満たしていると感じました。

 

と言う訳で、本品を一言で表すキャッチコピーとして、

「思考を妨げない快適な使い心地」

と表現したいと思います。

 

少々大きいサイズも、少々重い重量もノートPCを持ち歩く事と比較すれば負担は小さいと

思います、超軽量モバイルPCは高価ですしね、スマホやタブレット端末と本品の組み合わせ

は超軽量モバイルPCの置き換えにもなり得ると感じました。

もちろんモバイルPCはそれ単体で完成されたPCなので、その存在を否定する気はありませんが、

よりお手軽な構成もありますよっと言う事です、Webベースのサービスが充実している

現在ならではの組み合わせですね。 

 

更新: 2015/06/21
しばらく使ってどうか

そう言えば、対応OSって・・・

本品の対応OSは、外箱にも製品WebサイトにもWindows8+、つまりWindows8/8.1と

されていますが、普通にBluetoothキーボードとして使うならWindows7では駄目なの?

 

と言うわけで、Acer ICONIA TAB(Windows7 HP)とペアリングしてみました。

結論から言うと、普通に使えますね。

普通にBluetoothキーボードとして認識
普通にBluetoothキーボードとして認識

日本語入力等もWindows8.1と同様に入力可能

この子もいずれWindows10にして使う予定
この子もいずれWindows10にして使う予定

 

ただし、このタブレットは厚みがかなりあり、重量もかなり重いので残念ながら

キーボードカバーのタブレットホルダーには差し込めません、まぁサイズから考えても

持ち歩くことは考えていないので使い勝手のいいキーボードを得た事で大満足です。

 

Windows7だろうが8だろうが10だろうが、恐らく問題ありません。

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