今、Windows7やWindows8.1を使用しているユーザーさんは、期間限定でWindows10に無料アップグレードが出来るんです。
インストールディスクを作成して強制的にインストールする方法もあるみたいだけどライトユーザさんにはオススメ出来ません。
市販されているタブレットPCやノートPCでしたら、一部機種等を除いて簡単にアップグレードが出来るので、通常のアップグレードをオススメします。
現時点、Windows10が発売されてから一か月以上経っているので、殆どの製品へのアップグレードの提供が始まっているかと思いますが、未提供の可能性もあるので確認してみましょう。
私の持っているWindows7ノートPCやWindows8.1タブレットPCも提供が開始されているので、PCは余り詳しくないというライトユーザーさんは、時間がかかるかもしれませんが提供されるのを待つのが得策だと思います。
Windows10を無料アップグレードしてみよう
ライトユーザーさんでも出来る、簡単!?Windows10の無料アップグレードを紹介します。
それでは、私が使っているWindows8.1のタブレットPC Dell Venue 8 Proを使って、順を追ってアップグレードしてみましょう。
1.Windows10を予約しよう
まず、デスクトップ画面右下のタスクバーに、Windowsマークが表示されているか確認しましょう。
もしも、Windowsマークが表示されていない場合、最新のWindowsアップデートが完了していない可能性があります。
そのWindowsマークをクリックすると、Windows10の予約が出来ます。
2.Windows10が準備されるまで、気長に待とう
画面の説明分では、順次にWindowsアップデートが提供されるようで、発売から1ヶ月経った今でも未提供の可能性があります。
その場合は、提供されるまで待ちましょう。
3.Windows10をインストールしよう
Windows10の準備が完了したら、インストールが出来るようになります。
※一度、インストールを実行したら、後には戻れないので先にデータバックアップ等をして下さい
早速、インストールを進める訳ですが、ここで問題が発生しました。
私のDell Venue 8 Proは内部ストレージが32GBしか無ので、それ程アプリ等を使ってなくてもインストールに必要な空き容量が足りないみたいです。
外部ストレージを用意するか、内部ストレージの空き容量を確保する必要があります。
今回は、内部ストレージの空き容量を確保する為に、ディスククリーンアップを実行してみました。
結果、Windows10をインストール出来るだけの空き容量を確保出来たのですが、ディスククリーンアップが完了するのに、3~4時間程度掛ってしまいました(汗)
MicroSD等の外部ストレージを用意した方が無難なようですね。
後は、画面の指示に従ってアップグレードを進めて行くだけで、無事完了しました。
アップグレードに必要な時間は、約1時間でした。
4.Windows10をアップデートしよう
既に、いくつかのアップデートが提供されているので、アップデートをしておくと良いと思います。
空き容量の問題発生以外は、特に躓く事も無くWindows10にアップグレード出来ました。
5.やっぱり、Windows8.1に戻したいなぁと思ったら
アップグレード後にWindows8.1に戻したいと思ったら、設定⇒更新とセキュリティ⇒回復の所にWindows8.1に戻すがあります。
Windows10アップグレード時の注意点は?
やはり一番気になるのは、アップグレード前のデータは残っているのか?という事でしょうか。
私の確認した限り、ピクチャ等のデータやソフトウェアは残っていました。
また、Internet Explorerのお気に入りも問題無しです。
ただし、念の為にバックアップはしておいて下さい。
私が使っているDell Venue 8 ProのようなタブレットPCの場合、保存出来るデータも少ないので、Microsoftが提供するOneDriveのようなクラウドや、MicroSD等にバックアップをオススメします。
ノートPCやデスクトップPCでは、外付けHDDにバックアップですね。
アップグレード前に充電は満タン、もしくは充電しながら実行しましょう。
デスクトップPCは問題ありませんが、ノートPCやタブレットPCは充電してからのアップグレードが無難ですね。
特にDell Venue 8 ProのようなタブレットPCの場合、唯一のUSB端子が充電端子を兼ねているので、外付けHDD等を接続したままアップグレードをするような場合に、バッテリー切れで文鎮化なんて笑えません。
本当にアップグレードしても良いの?
Windows8.1を使用しているなら、間違い無くWindows10へのアップグレードをオススメします。
確実に操作性がアップしていますから、タッチパネル操作でもマウス操作でも使い易いかと。
問題はWindows7をメインで使用している場合です。
Windows7を使っているユーザーさんの中には、従来のデスクトップ画面での操作性やソフトの互換性を重視している方が多いと思います。
無料アップグレードの期間は1年間ありますので、じっくり見極めて貰いたいですね。
起動時間を比較してみよう
Dell Venue 8 ProをWindows8.1からWindows10にアップグレードした訳ですが、起動時間に変化があるのか?
正直、Windows8.1でも十分早いので、比較した感じでは差は無いのじゃないか?って思います。
また、ログイン時にパスワード入力をするように設定しているので、微妙な差は意味がない!?
私の環境では、Windows10よりWindows8.1の方が起動が早いという結果になりました。
実際の所、どの段階で起動したと判定するかでも変わってくるので、誤差とも言えなくも無いですが・・・
タブレットPCユーザーには、特に使い易くなった
Windows8のコンセプトは、一つのOSでデスクトップPCもタブレットPCも動作すると言うモノでした。
私の個人的な感想では、Windows7との違いが多く操作に戸惑う。
そして、画面の小さなタブレットPCでは、Android OSやiOSのようなスマートフォン/タブレットに最適化したOSに比べると、操作がし辛くマウス等のデバイスが欲しくなる・・・
そんな不満を察してかWindows10で導入された機能、それがタブレットモードだ!
Dell Venue 8 ProにWindows10をインストールした時点で、タブレットモードがONになっていました。
タブレットモードは名前の通り、タブレットPCを快適に使う為のモードです。
タブレットPCの小さな画面でも、タッチ操作がし易いように大きくなったボタン類。
このDell Venue 8 Proの使用目的の一つに、TVTestというテレビ視聴ソフトです。
一般的なソフトでもありませんしWindowsアプリでも無いので、タブレットPCでの操作感は最悪でしたが、タブレットモードの追加により分かり易くなったと思います。
そもそも、タブレットモードとは何なのか?
Windows8.1では、デスクトップ画面とスタート画面がありました。
Windows10では、タブレットモードのON/OFFによりデスクトップ画面とスタート画面のどちらかを選択するようになってます。
勿論、デスクトップ画面では専用のスタート画面が用意されているので、アプリの起動も問題ありません。
そして、スタート画面ではボタンを大きくする事で、操作性が向上されています。
たったこれだけの事ですが(私が知らない違いもあるかも)、凄く使い易いです。
タブレットモード以外でも、タブレットPCの使い勝手が向上する機能があります。
それが、タスクバーが常時表示されているという事。
Windows8.1では、電源を切る為に画面の左端から指をスワイプさせて電源等の項目を表示させたり、画面の切り替えの為に右端から指をスワイプさせたり。
タブレットPCでも面倒だなぁと思う操作ですが、デスクトップPCやノートPCではもっと面倒。
どの画面でも常時表示されるタスクバーにボタンを配置する事により、スワイプ操作無しに呼び出せる事が出来きます。
ボタンのデザインもシンプルで分かり易くなってますね。
他にも、Windows10で導入された新機能があります。
CMでもやっていたと思いますが、Microsoft Edgeというブラウザソフトです。
勿論、従来のInternet Explorerもちゃんとあります。
Microsoft EdgeもInternet ExplorerもMicrosoftが提供するブラウザですが、Microsoft EdgeはよりタブレットPCで使い易くなっているようです。
パッと見の違いは、タブレットPCを縦画面で使用した場合、Internet Explorerではサイトの一部分を切り取って表示されたり、レイアウト崩れが発生するのに対して、Microsoft Edgeでは画面に最適化して横方向を画面に合わせて表示されます。
勿論、解像度が低いタブレットPCでは、文字が潰れて読み難いというデメリットもありますが。
そうそう。
CMで、画面に書き込みをしているシーンがありますよね?
あれも、Microsoft Edgeの機能の一つで、サイトに手書きメモを書く事が出来ます。
保存先はOneNote等を選べるので、スマートフォンにOneNoteをインストールすれば、共有も可能ですね。
でも、何故かOneDriveには直接保存が出来ないという点が・・・。
結構、活用しているんですよOneDrive。
私の使っているスマートフォン docomo F-05Fも表示した画面に手書きメモを残せる機能があり、こちらも活用しています。
画面に書き込みするだけなら、スクリーンショットをペイントソフトを使って出来るじゃん。って思ってました。
でも、このMicrosoft Edgeでは、表示されたエリア以外も保存対象なので、画面に表示しきれないような縦長のサイトも保存出来るので、便利ですね。
ただし、Jpegなので滲みがあるのが残念です。
アクションセンターで、より分かり易く
Windows10で色々な新機能が追加(予定)されていますが、AndroidやiOSユーザーでも使い易いように、よりタブレットPCで使えるOSになったと思います。
その新機能の中で、アクションセンターという物があります。
メールの着信などを知らせてくれる機能です。
スマートフォンでは当たり前の機能ですが、Windows10で新機能として導入されました。
googleアカウントと同期すれば、カレンダーの予定やメール着信等をスマートフォンのようにお知らせしてくれます。
特にSIMスロット付きのWindowsタブレットPCなら、より活躍する機能では無いでしょうか。
他にも・・・
Windows10では、タスクバーが常時表示されていますよね?
スワイプしなくても色々と呼び出せますが、タブレットモードとデスクトップモードでは、若干表示される項目が違います。
フォルダ操作をする時、いちいちタブレットモードを解除していましたが、タブレットモードでもデスクトップモードと同様なタスクバーに出来ます。
たったこれだけで、フォルダ操作も簡単!
Windows8.1からのアップグレードなら満足するハズ
Windows7を使っているユーザーさんは、どうしてもWindows7じゃないと駄目な理由があったりします。ゲームだったり、特別なソフトだったり。
私がWindows8.1を使っていて不満に思ったのが、デスクトップPCならともかくタブレットPCでは、少し使い辛いと思ってました。
普段からAndroidスマートフォンやiPad mini2を使っているので、タッチパネルでの操作になれていますが、Windows8.1では戸惑いが隠せませんでした。
しかし、Windows10にアップグレードしてからは、自分が使い易い操作方法を選べるので使い易いです。
Windows8.1を使っているタブレットPCユーザーは、迷わずアップグレード!
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