Intel Core i7 5960X のレビュー用として頂いたメモリ「Crucial DDR4 CT4G4DFS8213」をレビューしたいと思います。
ASUS X99-DELUXE と組み合わせて使ってみました。
Haswell-E で使えるようになった DDR4、DDR3と比べて速度が2倍になり、消費電力が最大40%減ると言う新規格。
速度が速くなるというのも大きいですが、電力消費量が減ると言う事はメモリの発熱量も抑えられる可能性が高いので、動作が安定する効果もありそうです。
では、外観から。
パッと見、ほとんど変わってないですね。
裏面にはモジュールが無いのでなんだか寂しい感じがします。
一応 Memtest86 を実行してみました。
8回ほど回してみましたが、問題なく Pass しました。
この構成の場合4チャンネルで動作するはずなのですが、この画面では良く分かりません。
CPUZで見ると Channels のところが Quad となっていることが確認できます。
ちなみに、メモリの動作電圧は 1.2V でした。
DDR3 は1.5V なので低電圧になているようです。
最後に Sandra のメモリー帯域のテスト結果。
DDR3 19.538GB/s
DDR4 46.087GB/s
DDR3 のサンプルとして使ったのは Crucial CT102464BA160B を使ったシステムです。
これは 5960X のレビューで使った構成と同じで、Intel Core i7 4790K、ASUS Z97 Pro という組み合わせ。
見事に2倍以上になってますね。
まぁ、こういう感じでベンチマークの結果を出したところで、実際に使用している感覚として違いを感じるかどうかは微妙なところではありますが、少なくとも非常に安定しているという印象を受けます。
メモリ絡みのエラーは激しいものから殆ど気づかないものまで様々なので、この程度の使用期間では何とも言えない部分はありますが、エラーだと分かるような現象は今の所起こっていません。
クアッドチャンネルで動作、DDR4としては初期もの、っという時点で、若干不安定になる予感はしていたのですが、全く問題ないですね。
軽く使用した印象ですけど、
Core i7 4790K + DDR3
の環境よりも、
Core i7 5960X + DDR4
の環境のほうがはるかに安定して動作している印象です。
確かに割高感は否めませんが、それ以外は文句ないメモリじゃないかなと。
使っていて不安になるような部分は今の所ないです。
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。