このサイズ感で立派に低音を稼げているBluetoothスピーカーです。
この手の製品を使ったことが無い人にとっては、カルチャーショックなほどのインパクト有り。
使ったことがある人も、用途による使い分けなどで入手の価値があるアイテム。
大勢で聴く際には、Bluetoothで気軽に。
少人数の時は、
ケーブルを使ってPC IN(PCを使用している前提ですが)で、じっくり。
そんな
KENWOOD ワイヤレススピーカー AS-BT77
購入時、「視聴の選択肢に入れといた方が良い」という感想です。
下で比較していますが、BOSE SoundLink Mini Bluetooth speakerが
かなり聴く人を選ぶ、BOSEならではの味付けがしてあるに比べれば
聴く人をほぼほぼ選ばないスピーカーだと思います。
(AS-BT77は、低音をブーストしている音が苦手な方は、強調モードを外せます。)
個人的には、PS Vitaなどでの使用に重宝するイメージです。
夜中でも耳に近い位置で、スピーカーからならせるのは、非常に美味しい使い方。
店頭で試す際の簡易操作方法。
操作は、ボディー上部のボタンに集約されています。
左から1番目:電源ボタン
※長めに押してあげないとONになりません。OFFは即落ちます。
【コメント】即ONにならないので、最初、充電できていないのかな?と思いました。
気持ち長めに押し続ける必要があります。
左から2番目:INPUTの選択
青 / Bluetooth
青の時に長押ししてあげると点滅開始。
手持ちのBluetooth機器から”BT77”を見つけてペアリング。
これで、デバイスとの接続終了。
手元のデバイスのボリュームとBT77のボリュームに気を付けてリスニング!
オレンジ / AUDIO IN
多分、この機種で一番使わないINPUT.
デジタルで再生できない場合、ミニジャックを差し込む最終手段。
紫 / PC IN
デジタル接続ができ、必然的にBluetoothより安定して聴けるので
個人的に、これが一番おすすめ。
ただ当たり前ですが、USBでのコード接続は、必須。
【コメント】音量によっては、電力消費の方が充電より早い場合がある模様。
大音量で長時間PCを使うことは無いと思いますが、ちょっと注意が必要。
左から3番目(真ん中):SOUND MODE
無灯:小音量でも聴きやすい重低音を抑えた”ノーマル”モード
オレンジ:迫力のある“重低音モード”
グリーン:サイズを超えた立体感を生み出す“サラウンドモード”
【コメント】グリーンが一番多用しそうな感じです。
後は、ボリューム + -
この製品を店頭、または知り合いが持っていて、
試せる際は、
(1)SOUND MODE 無灯 で結構大きいと感じる位のボリュームにして、
(2)その後に、ボリュームを変えず、オレンジへ 変更する時が、
「このサイズで?これ?!」と普通に思えるハズです。
”音”ではないですが、スピーカーの前面と後ろを握り(つまみ)ながら変更すると
このモード切替の威力が、明確に感じられます。
パワーが、これだけあって歪まない性能は、体感すべきです。
電池は、普通のドライバーでネジを開けるだけでアクセス可能。
発注さえ、できるとすれば(?確かめてません)、予備電池などの選択もあるかもしれません。
USBの口を使っているだけあって、USBモバイルバッテリーから充電可能!!
音量次第では充電より、消費電力の方が高くなる可能性があります。(使い方次第)
カタログ値 が短いのですが、
再生に関して
電池持続時間(Bluetooth使用時)※4 約4時間40分
充電時間※4 約4時間(1A充電時)
※4使用条件により変わります。
音楽スタジオでの大音量で出力テスト
音楽スタジオで大音量の出力と、他Bluetoothスピーカーとの比較をピックアップします。
ピンポイントでの比較対象は、BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker
結果的に、AS-BT77の方が余裕があるスピーカーである感覚を持ちました。
Bluetoothスピーカーとしての使用以外として、PCスピーカーとしての使用に関しては、後述します。
まずは、AS-BT77の堪能から。
音楽スタジオに持ち込んでフルテン(ボリュームMax)にチャレンジ。
アンプから控えめに出している程度であれば、練習曲をモニターから流さず
AS-BT77から再生しても足ります。
※SOUND MODEは、ライト無しのノーマルモードで試行。
・楽曲にもよりますが、流石に低音が強いものは
強調すると”ボディーサイズ的”に限界はあります。
・・・楽器は、控えめじゃないと流石に無理です。
※楽器のボリュームには個人差があります。
AS-BT77自体に余裕があるので、フルテンでも各パート楽器を聴くことができました。
素敵!
話は、変わりまして
BOSE SoundLink Mini Bluetooth speakerとの比較。
楽曲で、低音再生力の違いを感じやすいものをピックアップ。
Dumpstaphunk :Turn This Thing Around
…BOSE SoundLink Mini Bluetooth speakerでは、
低音域の強調ポイントが
Bassの中低音とぶつかって、「あ、厳しいな」と感じるポイントがあります。
(直接的な歪みでないものの危うさがある。)
に比べて、
AS-BT77は“危なくない“、ウーハーとしての音域がブーストされている感じです。
聴き疲れし難い感触です。
そもそも、SOUND MODEをノーマル(無灯)にすれば、低音を削れますし!
楽曲によって、気持ち良いポイントをスピーカーの方で変更できます。
ここ、結構なポイントです。
・プレイヤーのイコライザーに頼るという手もありますが、計算されたイコライザーの音データが出力されるので、元データに雑味が出る可能性があり、個人的には、お勧めできません。
サイズ比較 ブラック:KENWOOD ワイヤレススピーカー AS-BT77
グレー:BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker+カバー
PCスピーカーとしての使用
PCスピーカーとしての接続は、PCがドライバーさえ認識してくれれば、容易です。
モードをPC INに設定して、USBケーブルで直結。・・・待つ。以上。
Bluetoothでの接続は、モバイル機と一緒です。
音楽を聴くという面以外で、映画などの動画をPCで見る際に、
AS-BT77を使用するのが意外と個人的ヒット!!
ウルトラモバイルや、それなりの薄型ディスプレイと比較すれば、安定した低音域が稼げます。
&耳のより近くにスピーカーを置けることによって、夜でも多少であれば音が出せます。
音のダイレクト感が強まるので、機会がある方はBluetoothでの接続以外でもPC to USBでの接続を試す価値ありです。
手のひらサイズで低音圧を堪能。手軽にBluetooth接続でも
「手のひらサイズで低音圧を堪能。
手軽にBluetooth接続でも」
この製品に冠すコピーとして
”低音圧”が、大事だという感想。
このスピーカーで特筆できることは、このサイズで“この音圧“を再現できることです。
低音じゃないです。それよりちょい下です。
でも超低音というのは、言い過ぎ。
という音圧を楽しむ重要な要素を小さなボディーで網羅しています。
ボディーが、金属系/プラスチック系などで、
見た目の雰囲気だけでは、出音は判断できないことを改めて感じました。
・もっとプラスチック、かつボディが小さいスピーカーは
音が暴れることを予想しておりましたが、BT77には、それが当てはまりませんでした。
パッシブラジエーターとウエイトブロックの内部の工夫がかなり活きた製品だと思います。
シチュエーションによって、
低音を強調しない音を選ぶことも
低音を堪能することも、選択ができるスピーカーである言えます。
冒頭にも記載していますが、「視聴の選択肢に入れといた方が良い」アイテムです。
スピーカーに関しては、用途による好み(低音が欲しい、フラットが良いなど)が出てきますが、これ AS-BT77 いい感じです。
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