今回はチームレビューと言う事で、クドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさん、くすくすさんと共にレビューを進めて降りますので、是非お二人のレビューもご覧下さいませ。
Office 365 Midsize Business のレビューをさせて頂きます。
前回【Microsoft Office 365 Small Business Premium】をレビューさせて頂いておりますのと今回はメインテーマが2003からの移行なので、基礎的な重複する部分などは割 愛させて頂いた場所も御座います。m(__)m
使用した機材は
他には
・iPhone5s
・Epson CM970 (管理下ですが、持ち物ではないので登録出来ません)
OS Microsoft DSP版 Windows XP Professional Edition SP3
インテル Core 2 Duo プロセッサー E7500 (2.93GHz)
メモリ2GB
IE8
以上となります。
Small Business Premiumとの主な比較をまず述べさせて頂きます。
【Small Business Premium】
http://office.microsoft.com/ja-jp/business/FX103037625.aspx
【Midsize Business】
http://office.microsoft.com/ja-jp/business/FX103037683.aspx
項目【Small Business Premium】 【Midsize Business】
- 規模 :小規模向け :中規模向け
- 最大ユーザー数 :25 :300
- 契約 :月契約あり :年契約のみ
- Active Directory統合 :なし :あり
- SharePoint管理センター:なし :あり
- Office365管理センター :なし※ :あり
※(簡易的な形ではあり)
と有ります様に対象規模の違いが大きな特徴ですね。
※対象範囲が違うためアップグレードでの移行が出来ません。
基本的な初期セットアップ(初回サインインから個人設定等まで)は重複いたしますので簡易的に行います。
初回のみ
- 通知メールに記載してあるユーザー名と初期パスワードでアクセスし
- 所定の強度でパスワードを作成
を行います。
次に個人の初期設定です。
- トップからプロフィール編集を選択して
- 画像の差し替え
- 詳細の入力
などを行います。
次にOfficeをローカルにインストールしてみます。Midsize Businessは1ユーザーあたり5台までインストールできます。
-
サイトの右端の歯車をクリックして「office365の設定」を開きます。
- ソフトウェアを選択して
- Officeをインストールをクリックします。(※64bit環境でも32bit版を推奨)
※64BitOSですと64bitをインストールしたくなりますが、64bitとしているアプリケーションにはマクロやドライバなども含め64bit対応をしている必要があり、不具合が生じる場合があるので、Microsoftも32bit推奨としております。(これVb.netなどの開発でもはまりどころです。。32Bit向け開発アプリは64Bitで動きますが、逆は動かないので。。)
- 同意などをするとすぐにインストールが開始されます。
- ダウンロード完了後5分くらいで完了しました。
- これでローカルのオフライン状態でもOfficeを使用する事が出来ます。
さてサポートが切れるためOffice2003から乗り換える方はこの時期かなり多いと思います。
2013とまずは見た目から比較してみましょう(笑)
【Access】
プロジェクトの種類など隔世の感が有ります。。
【Excel】
一番変化したのはExcelだと言って過言ではないでしょう(笑)
- 65536行 ⇒ 1048576行
- 256列 ⇒ 16384列
この広さだけで脅威です(笑)
【InfoPath】
フォームなどがお手軽に作れるはず。。(使っていません。。)
【PowerPoint】
プレゼンの定番ですね!
【Publisher】
ビジネスの告知文書など手軽に作れる気が。。(使っていません(笑))
【Word】
文書系の定番Wordです!
実際問題としては、私の周りで移行を意識しなければならないのは、
- Excel
- Outlook
- Word
- PowerPoint
- Access
この順で意識をする事が多いです。
高機能になっている分操作方法のトレーニングコストなども考えないといけない部分だと改めて感じます。。
往々にして今の段階で2003からの移行を急ぐ環境の場合、どうしても新しいバージョンのOSやOfficeに足しての警戒心が強い場合が多いですので。。(^^ゞ
こういった場合にもOffice365は強みを発揮します。
2003の当時だと。。
- 「~さんが○○.xlsを開いています」
- 「共有の更新をしますか?」
と言った共通の作業を進める際に不便を感じる事が多かったですが、Office365を使用すると、情報の共有をが簡単に出来るので、不明な更新などを行っても確認が容易ですし、
詳しい人が居ない状況でもとりあえず
※「SkyDrive」から「OneDrive」へ改称されています。
- OneDriveなどのえいっ!っとアップロード
- とりあえずダブルクリックで開く!
で何とかなります(笑)
Officeがない環境でも同じ様に編集も出来るので安心ですね。
ローカル作業はこの辺でとりあえず一息です。
【Xpへのインストールを試してみました。。】
※ログインなどの手順は割愛します。
Officeをインストールしてみようとしましたが、エラーが出ました。。
まあ要件に合っていないから当然なのですが、一応事例として。。(^^ゞ(笑)
ただActiveXなどでOSが判断出来るはずなので、そのPCからアクセスした時点で【要件が無理!】と表示して頂けるとなお良いような。。(^^ゞ
当然Officeに含まれるデスクトップ版Lyncは使えません。。
なのでWeb中心の活用になりますね。
ただOnedriveなども通常通り使えるので移行したいファイルをドロップして共有すれば便利ですね!
他の機能はブラウザ上での動作は当然使えます。
編集も当然出来ます。(^^ゞ
次に作業共有スペースとして、チームサイトを追加します。
- トップからチームサイトを追加
- サイト名やロゴなどを編集
- メンバーを招待します。
これでチームサイトで作業を共有出来る様になります。
次に同僚と連携をとってみたいと思います。対外的な交渉事などは文書・メール等の形を残した手続きが中心ですが、ちょっとした事柄で画面で確認しながらリアルタイムでのやり取りをするにはIMなどがとても便利です。インストールの必要なしにブラウザ上で完結出来るのもGoodです!
【管理側機能】
まずはそれぞれのトップ画面から比較してみたいと思います。
※左から【一般】⇒【Small Business Premium】⇒【Midsize Business】と並べてあります。
一般向けは変わらないのですが、管理側の項目が段違いです。。(^^ゞ
小規模向けと中規模向けで求められる機能も違うので、当然ですが状況によって求められる機能の取捨がされている事は非常に助かる面が大きいのだなと感じました。
小規模向けではなかったメールフィルタリングの詳細設定や個別のユーザーへのポリシーの適用など一定規模以上の法人に求められる機能が一通り揃っている印象ですね。
どうしても管理するユーザーが増えると運用ポリシー増えます。
部署・プロジェクトにより基準も違いますし、共有すべきものも変わってきます。
Office の移行と共にこう言った管理・運用面の効率化を進められるのも大きな利点ではないかと思います。
たとえば、クドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさんが詳しくレビューされております、デバイスのワイプ機能(情報保護のためサーバー側で管理下のデバイス情報を消去できる)や、くすくすさんがレビューされているようにUbuntuを使用した古い資産の有効活用なども、
中規模以上の組織では実際の運用コストやノウハウなどの障壁があり問題点があり悩ましい問題を解決してくれる点もとても魅力的です。(^^ゞ
そしてクラウド時代の一つの考え方としてシンクライアント思考(大まかに言うとクライアント機には最低限の機能で、サーバー機が中心での処理とする考え方。)があります。この場合にライセンスの問題がどうしても厄介になりますが、この点の解決にも役立ちますね。これは仮想マシンにおいても利便性が高いです。
どちらも新しい時代の管理・運用。ライセンスの問題も新しい考えに沿って行かなければならない事に対応したソリューションですね。
事この【Midsize Business】は中規模対応、つまり小規模ならば力技対応でなんとか凌げる部分も中規模となると難しいものです。大量発注だとしても一人1台で半分をリプレースと考えると150台となり1台5万としても750万さらにOfficeなどのライセンス代(ボリュームライセンスとしても)もかなりになりますし、適切な管理は管理者にとっていつでも悩ましいものです。
仮想マシンなどのライセンスなどはどうしてもうっかりしがちな面もありますし、Officeのアップグレード対応も大変です。こう言った際にOfficeライセンスからアップブレード、パブリックサイトの公開・運用、ドメインの設定、グループウェアの管理、メールの監査・管理などまで一元管理が可能であり、コストも十分に見合う物であると言えますね。
上限300人規模の組織は普通に存在する規模であり様々な提案があると思います。
この中でMicrosoftのソリューションであり、Windowsとの親和性が高いのは導入への敷居は低いと思います。
【Office 365 管理センター】
こちらでは基本的なユーザーやドメインなどの管理を行います。
【Small Business Premium】での設定はほぼここにある設定になります。
逆に言えば、人数の問題のみで【Midsize Business】を導入した場合には、
ここでの設定を中心にすれば基本設定と運用は可能と言う事です。
- ダッシュボード(センタートップページ)
-
セットアップ
こちらではサービスの初期設定を行います。
-
ユーザーとグループ
ユーザーの詳細設定を変更したりが出来ます。(前回レビューで詳細記述のため割愛)
-
ドメイン
ドメインの管理などを行います。
今回で言えば、【zigsow.onmicrosoft.com】の設定や他の独自ドメインを管理する場合に設定を行います。
-
ライセンス
現在のライセンス確認などが行えます。
-
サービス設定
大本の意味での設定を行う事が出来ます。
・メール
ユーザーへの割り当てメールアドレスの設定など。
・サイト
サイトの文言やURLなどの設定
・Lync
対象ユーザーなどの設定
・ユーザー
ユーザーの追加や削除などのアカウント管理
・ソフトウェア
インストール許可を設定したりリストへの追加削除などを行えます。
・パスワード
パスワードの変更ポリシーを設定出来ます。
・コミュニティ
リンクするコミュニティの設定です。
・モバイル
モバイル関連設定を行えます。
-
サービス正常性
システムの稼働状況などが一目で分かる様になっています。
-
レポート
メール送信数などユーザーの活動レポートなどを確認が出来ます。
-
サポート
ヘルプを確認したり、サポートセンターへの問い合わせなどを行う事が出来ます。
操作方法などが不明だったり不明なエラーなどが生じた際になどに便利だと思います。
-
サービスを購入する
オプションサービスの購入などが出来ます。
-
メッセージ センター
Microsoftなどからの様々なお知らせを確認できます。
【Exchange管理センター】こちらはメールに特化した部分での詳細管理などを行えます。
通常のメール管理よりかなり細かな設定が出来ます。
※かなり細かく設定出来るようですが、現時点で把握しきれていない部分も多いです、m(__)m
-
ダッシュボード(センタートップページ)
-
受信者
有効なアドレスやユーザーの管理を行えます。
-
アクセス許可
グループ管理などユーザー・管理者の権限などの設定が出来ます。
-
コンプライアンス管理
情報流出などや企業秘密なども含めた情報管理のコンプライアンス設定が行えます。
-
組織
組織間での情報共有の設定などが行えます。
-
保護
マルウェアやスパムからの保護の設定が出来ます。
-
メール フロー
メールの送信者からの検索や配信レポートの閲覧などが出来ます。
-
モバイル
アクセスを許可するデバイスの設定などが出来ます。
-
パブリック フォルダー
個人ではなく組織共通のメールフォルダの設定が出来ます。
-
ユニファイド メッセージング
IP電話等の管理?(調査します。)
【Lync 管理センター】
Lyncのユーザー管理や会議の召集の告知などの管理を行う事が出来ます。
-
ユーザー
ユーザー管理などを行います。
-
組織
グループ化
-
ダイヤルイン会議
音声での参加設定などが出来ます。
-
会議の招待
招待をするというより招待を行う告知などの設定が出来ます。
【SharePoint 管理センター】
こちらもMidsize Business特有の詳細な設定が出来ますね。
リソースやOneDriveの割り当てプロファイル設定管理などをおこなえます。
-
サイト コレクション
管理下のサイト一覧やリソースの使用状況の確認・設定が出来ます。
-
OneDrive for Business
ユーザーへの保存領域割当量の設定が出来ます。
-
InfoPath
文書のテンプレート追加や使用許可範囲の設定が出来ます。
-
ユーザー プロファイル
どういったプロファイルを設定してもらうかの項目設定や表示・使用許可などの設定します。
-
BCS
【Business Connectivity Services】の略です。他の外部サービスとの連携を設定出来る様です。
-
用語ストア
部署などで使用する特定の用語などを登録出来ます。
-
レコード管理
他サイトへ情報を送信できるようにする設定です。
-
検索
様々な管理リソース内の検索ポリシーを設定出来る様です。
-
Secure Store
新規アプリの作成などが出来る様です。
-
アプリ
Office365内で使用出来るアプリのカタログを設定出来ます。
-
設定
外部共有・Office オンデマンド・プレビュー機能等々の設定などを行えます。
【PowerShellでの管理】
※Windows PowerShellとは
Wikiより
「Windows PowerShell は、マイクロソフトが開発した拡張可能なコマンドラインインターフェース (CLI) シェルおよびスクリプト言語である。オブジェクト指向に基づいて設計されており、.NET Framework 2.0 を基盤としている。」
と言うことで普通のコマンドラインよりかなり高度な操作が出来る様になっております。
Office365の大きな利点の一つとして、管理権限ユーザーに限られますが、PowerShellでのコマンドライン管理が可能になっております。
PowerShellからOffice365を操作するには
Microsoft Online Services サインイン アシスタント (IDCRL7)
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=39267
※ベータ版ですが、こちらでないとバグが有り下記の更新がインストールできません。。
上記をインストールしたら、
Windows PowerShell 用 Windows Azure Active Directory モジュール
32Bit
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?linkid=236298
64Bit
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?linkid=236297
をインストールすればPowerShellから操作する準備が出来ます。
まずはベタに操作をしてみましょう。
・PowerShellの起動
【Winキー】⇒【アクセサリ】⇒【PowerShell】で起動できます。
こんな感じで起動
モジュールインポート
PS C:\> Import-Module MSOnline
認証の設定
PS C:\> $LiveCredential = Get-Credential
ダイアログに管理者権限のIDとパスを入力して
エラーが出なければOKです。
ユーザーの一覧を出してみましょう。
PS C:\> Get-MsolUser
こんな感じで取得できます♪
・【応用編】
ただダイアログで一々認証を入れるのは自動化としては不満なので。。
まずはパスワードファイルを作成します。
認証オブジェクトを作成して
PS C:\> $AuthObj = Get-Credential
PS C:\> $AuthObj.Password | ConvertFrom-SecureString | Set-Content c:\pass.txt
と保存がされます。
テキストエディタを開いて
Import-Module MSOnline
$password = Get-Content C:\pass.txt | ConvertTo-SecureString
$AuthObj = New-Object System.Management.Automation.PSCredential "admin@office365.com(環境に合わせて)",$password
Connect-MsolService -Credential $AuthObj
と記入をして「office365login.ps1」と保存をします。
今度はそのショートカットを作成してプロパティのリンク先を
「C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe -noexit C:\office365login.ps1」
と記入してそのショートカットから起動をすると認証なしでコマンドが実行できます。
これによりタスクスケジューラーと組み合わせて自動処理や、クライアントサイドに一部の管理権限を委譲するなどの使い方も広がりますね!
詳細な権限分けや緊急時対応などに効果を発揮しそうです。(^^ゞ
※パスワードファイルの管理には充分に注意をして下さい!
【応用編2(Vb.netからの利用)】
※環境
・Visualu Studio 2010 Vb.net
・上記環境構築完了前提
・新プロジェクトを作成します。(プロジェクト名を「pwapl1」とします。)
・プロジェクトを保存します。(保存先を「c\」とします。)
・「System.Management.Automation.dll」を「C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\」からコピーして「C:\pwapl1\」に貼り付けます。
※本来は参照すべきなのですが、私の環境ではどうしても追加できませんでした。
・参照設定で上記DLLを追加します。
・「C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\Modules\MSOnline\」のフォルダをコピーして「C:\pwapl1\pwapl1\bin\Debug\」に貼り付けます。
・フォームを作成して
・テキストボックスを3個(1個はパスワードマスク)
・ボタンを1個追加します。(画像参照)
・フォームのコードに
’-----------------------------------------
Imports System.Management.Automation
Public Class Form1
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
'ID
Dim Of_Id = Id.Text
'パス
Dim Of_Pass = Pass.Text
'未入力確認
If Of_Id = String.Empty Then
MessageBox.Show("IDが指定されておりません。", _
My.Application.Info.Title, _
MessageBoxButtons.OKCancel, _
MessageBoxIcon.Error, _
MessageBoxDefaultButton.Button1)
Exit Sub
End If
'未入力確認
If Of_Pass = String.Empty Then
MessageBox.Show("パスが指定されておりません。", _
My.Application.Info.Title, _
MessageBoxButtons.OKCancel, _
MessageBoxIcon.Error, _
MessageBoxDefaultButton.Button1)
Exit Sub
End If
'一覧を取得
Dim Settext = Get_User1(Of_Id, Of_Pass)
'表示
Res_text.Text = Settext
MessageBox.Show(If(Settext <> String.Empty, "一覧取得しました。", "一覧の取得が出来ませんでした。ID・パスを確認して下さい。"), _
My.Application.Info.Title, _
MessageBoxButtons.OKCancel, _
MessageBoxIcon.Information, _
MessageBoxDefaultButton.Button1)
End Sub
''' <summary>
''' 取得関数
''' </summary>
''' <param name="Of_Id">ID</param>
''' <param name="Of_Pass">パス</param>
''' <returns>一覧</returns>
''' <remarks></remarks>
Function Get_User1(ByVal Of_Id As String, ByVal Of_Pass As String) As String
'PowerShellオブジェクト
Dim PowerShell As Management.Automation.PowerShell = PowerShell.Create()
Dim PowerShellCommand As New PSCommand()
'モジュールインポート
PowerShellCommand.AddScript("Import-Module " & Application.StartupPath & "\Modules\MSOnline\MSOnline.psd1")
'認証
PowerShellCommand.AddScript("$Authobj = ConvertTo-SecureString """ & Of_Pass & """ -AsPlainText -force | % { New-Object System.Management.Automation.PSCredential(""" & Of_Id & """, $_) } | % { Get-Credential $_ }")
'接続
PowerShellCommand.AddScript("Connect-MsolService -Credential $Authobj")
'一覧取得コマンド
PowerShellCommand.AddScript("Get-MsolUser")
'実行
PowerShell.Commands = PowerShellCommand
'戻り値を入れる変数
Dim ViewTxt = String.Empty
'ループで取得
For Each res As PSObject In PowerShell.Invoke()
'表示名を取得
ViewTxt += res.Members("DisplayName").Value.ToString & vbCrLf
Next
'戻す
Return ViewTxt
End Function
End Class
'-----------------------------------------
※PowerShellCommand.AddScript("Import-Module " & Application.StartupPath & "\Modules\MSOnline\MSOnline.psd1")
この行ですが、本来(PowerShellのシェル)ならば[ PS C:\> Import-Module MSOnline ]で良いのですが、どうしてもVb.net上だと読み込んでくれません。恐らくパスが通って居ない感じですね。なので強引に読み込んでいます。この解決方法が正しいかは分かりませんが、どう検索しても出ていなかったので参考になればと思います。(^^ゞ
こちらを記入します。(インデントと空行が反映されないのでみにくいです。。)
これで実行してIDとパスを入力してボタンを押すと取得できます。
※エラー処理などは実装しておりません。
※不明点はコメント等でお尋ね下さい。
※もしプロジェクトソースがご入用の方はメッセージを下さい。(^^ゞ
Vb.net等のアプリケーションからも連動出来てとてもこう言った点でも親和性が高く、便利と言う一例でした。(^^ゞ
【応用編3(その他コマンド)】
なおコマンドの一覧などは
MSDNのWindows PowerShellにリファレンスが御座います。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj151815.aspx
使うかも?!なコマンドをいくつか。。(^^ゞ
・Get-MsolRole
管理ロール一覧が見れます。
・Get-MsolAccountSku
現在のアカウント数などが確認できます。
・Get-MsolCompanyInformation
会社情報などが確認出来ます。
大まかに言うと【Get-】から始まるものは情報表示系で、【Set-】から始まるものは情報設定系となります。管理が出来るだけ楽になる様にうまく使いこなして行きたいですね!(^^ゞ
【個人部分まとめ】
Office2003からOffice365への個人としての移行のみでも非常に多くのメリットがありますね。
- Officeのライセンス料金の節約(一括ですと約50000円掛かりますが、年間(12000円)でアップグレードも出来る。)
- Maxや作業用PCなどに最大5台までインストール出来る
- ブラウザさえあればLKnoppixなどのLinuxやMacでもファイルの共有が出来る。
- (インストールを考えなければ)ハードの仕様要件を最小限に出来る。
- Mac Officeも使える。(Mac未所持のためインストールはトライできませんでした。。(^^ゞ)
こう言った点がかなりのメリットになりますね。
【チームレビュー】
・管理者視点でのOffice365での移行メリットの詳細をまとめてみたいと思います。
Offcie2003を移行する(更新)というだけではなく、今回はXPのサポート切れが大きな課題となっています。
つまり単なるアップデートに留まらないため、総合的な計画で迅速に行わなければならないと言う事です。
この事を考えるとOfficeというだけではなく、メール・ホスティング・メールサーバ・ファイルサーバとしての機能が備わっている事により、複数のソフト間での予期しないアクシデントの可能性が低いのは、作業を進める上でとても有益です。
メールやデバイスアクセスなどの運用ポリシーを細かく設定出来る事により、情報流出防止やコンプライアンスの遵守に役立ちます。
具体的に移行するに当たって、
- 移行しなければならない機器の洗い出し
- ライセンスの確認
- 予算などの見積もり
- 担当者の決定
- スケジュールの立案
こういった作業が必須になります。
こうした後で通常の移行ですと、
- 告知の作成
- 新PCへのOfficeのインストール
- 新PCへのドキュメントの移行
- 新PCへのOutlookの設定
などが必要になります。
期間の短い中でこういった作業はどうしても大変ですが、Office365でしたらクラウドでファイルの移行も容易ですし、Officeも即使用開始出来るので、時間のメリットがとても大きいですね。
そして1ユーザ辺り5台までOfficeがインストール出来て、MACにも使用できOSや環境を気にせずに使用出来るのはとても便利ですね。
実質的なコストだけでもかなりのメリットですが、運用面のコストも考えると、Maicrosoftのプロダクトであるため親和性もとても高いので、時期が迫った移行に非常の有力なソリューションだと思います。
・【チームレビュー最終プレゼン!】
※PDFを出力致しました。
チーム6のレビュー結晶です!(^^ゞ
折角なのでOffice365内のゲストリンクで公開をしてみました。
アップロードしたファイルの共有を開きます。
リンクの作成で作成されたURLを使用するとアカウントなしでの共有が手軽に出来ます!
※URL
https://zigsow-my.sharepoint.com/personal/opera365_zigsow_onmicrosoft_com/_layouts/15/guestaccess.aspx?guestaccesstoken=vUatEI2Bl8slAbWRvNyGr1VBf9SL8iIYA1ZLu8YV39Y%3d&docid=0cdc355a762234dfaa6fa13502f3ee32b
最後にチーム(主にくすくすさんとクドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさんが大多数まとめて下さいました。m(_ _)m)プレゼンのスライドと動画でまとめさせて頂きます。
こちらのプレゼンを動画にまとめてあります。(作成くすくすさん)
【Xデー】
いよいよラストの日が来ました。。
Office 365を活かした迅速かつ効率の良い移行が実現する事の一助となる事を願いつつ、
長年様々な業務に頑張ってきたXP・Office2003にお疲れ様でしたと言いたいですね。(^^ゞ
【最後に】
前回のレビューに引き続きチームレビューをさせて頂きOffice2003(およびXP)からの移行にとても有力なソリューションだと改めて感じました!間際に迫ったサポート期限の中でよりトラブル無く移行を完了させるために最善のソリューションだと思います。前回も感じましたら、時間・空間を越えた共有によりプロジェクトを進められるのはとても凄い事なのだなと思いました。
クドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさん 、くすくすさんにまた非常に助けて頂けましたが、こう言った連携のしやすさも含めて魅力が伝わる事を願いつつレビューを完了させて頂きます。
謝辞
こういった機会を下さいました、日本マイクロソフト株式会社様、zigsow様、
そして拙い管理者を支えて下さった、同じチームのくすくすさん、クドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさん本当に有難う御座いました!
北のラブリエさん
2014/03/23
お疲れ様でした。
Macでも使えればいいのに!w
operaさん
2014/03/23
MacOfficeもインストール出来るみたいですよ♪(^^ゞ
kumagumiさん
2014/03/23
と、書かれていますが64bitだと何かまずいことがあるのでしょうか・・・?
operaさん
2014/03/23
レビューにも追記させて頂きましたが、64bit版の場合ドライバなども含めて全対応をしていないとエラーが生じるみたいです。。
開発でもはまることが多いですね。。
32Bit開発 32bit ○ 64bit ○
64bit開発 32bit × 64bit ○
と言う事ですねぇ。。(^^ゞ
CLWさん
2014/04/11
そして、最優秀チームおめでとうございます。m(__)m
operaさん
2014/04/23
有難う御座います!(^^ゞ