「本当のコーヒーのおいしさと楽しさをより多くの人々に知ってほしい」と
コーヒー豆にトコトン拘り、世界を巡って究極のコーヒー豆を探求しつづける
コーヒーハンター川島良彰氏が代表を務める株式会社ミカフェート様から
すごいミッションが届きました。
求む!ブレンドマイスター ブレンドコーヒーを創作してレビューしろ!!
今回のレビュー対象はコチラ
この4種類のコーヒー豆を使って3種類のブレンドコーヒーを創作して、5人に試飲してもらって、その感想を聞くのが今回のミッションです。
ミカフェート様から4銘柄×2本(150グラム入り1本1,500円)の計8本合計1.2㎏というコーヒーが届きました。
コーヒー好きにとっては、まさに、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!という本年一番の歓喜を味あわせていただきました。
「ファーストインプレッション」
まずは4銘柄をストレート(ブレンドせずその豆のみ)で味わってみて、それぞれの豆の特徴を私なりに捉えてみました。抽出方法はコーヒーメーカーによるペーパードリップです。
ンゴロンゴロ
原産地:タンザニア
栽培品種:アラビカ種ブルボン亜種
コメント:素人でも知っている高品質コーヒーのキリマンジャロの産地であるタンザニアのンコロンゴロという耳慣れない地名を名前に持つこの豆は、アフリカのタンザニアにある直径20キロ深さ600mという巨大クレーターの外周に有る「修道院の農園」で栽培されているそうです。
味は苦味がなく甘みが強く、香りはチョコレートのように芳醇でした。
アルトルナ
原産地:パナマ
栽培品種:アラビカ種カトゥーラ亜種
コメント:パナマの北部の火山の裾野に広がる歴史ある農園で栽培されたという、この豆は柑橘系のような後に舌に残る酸味と苦味と旨味が特徴的です。
サン・ミゲル
原産地:グアテマラ
栽培品種:アラビカ種ブルボン種
コメント:海抜1500m~1700mという高品質なコーヒー栽培にはうってつけの場所で1890年開園の老舗農園を名前に持つこの豆は程よい酸味と後に残る苦味が美味しい。
私の中の「ザ・コーヒー」でした。
マウイモカ
原産地:アメリカ ハワイ
栽培品種:アラビカ種モカ亜種
コメント:ハワイに行った時、コナコーヒーは度々飲む機会があったが、マウイのモカは初めて味わった。口に入れた瞬間の甘みと酸味が印象的。舌に残る苦味の後の程よい酸味があります。
それぞれの豆がそれぞれの個性があることが、4種類を飲み比べてみてわかりました。
一つ言えることは。。。。全部の豆が超絶美味しいということです。
どんな料理にも言えることですが、素材が一番大切なんだなぁとあらためて実感しました。
それではこれらの豆を使って、自己流ブレンドに挑戦していきたいと思います。
「ブレンドに挑戦」
早速コーヒーのブレンドに挑戦したいんですが、なんせ右も左も分からないまったくの素人ですので、まずはブレンドに必要な知識を身につけようと、ミカフェートさんのHPにある「美味しいコーヒの入れ方やこの本等で最低限のお勉強をしてみました。
知れば知るほどコーヒー道は奥が深い。そしてどんどん嵌っていってる自分がいました。
今回は3種類のブレンドコーヒーの創作ということで、まずは4種類の豆を同じ分量ずつブレンドしてみました。結果は味がボヤケるといいますか、特徴を打ち消し合っているのでしょうか。すごく薄味に感じました。やはりコーヒーの美味しさを引き出すにはブレンドする豆の分量を調節していかないと美味しいブレンドコーヒーはできないようです。
ブレンドの基本は本などによると
「ベースとなる豆・その補助的な豆・隠し味的な豆を考えながら、創作するのが望ましい。」そうです。
試飲してもらったのは家内と職場の同僚です。歳は20代後半から40代前半の男女で皆コーヒーはそこそこ好きなものの、インスタントコーヒーや缶コーヒーを普段は飲んでいるような面々です。
職場に大掛かりな道具を持ち込むことができませんので、今回は自宅で挽いて調合した豆をタッパに入れて持って行きペーパードリップで抽出して試飲していただきました。
豆を頂いてから、毎日毎日試飲を重ね、試行錯誤した中で、私が特に美味しいと感じたブレンドを選びました。
以下がその結果です。
名前は私が京都在住なので、「京都らしい感じで」と思い漢字一文字でつけてみました。
味とはリンクしていませんので悪しからず(笑)
ブレンドNumberⅠ
name:雅(みやび)
マウイモカ 45%
サンミゲル 40%
ンゴロンゴロ 15%
味:苦味はちょっと強めだが程よい酸味と甘味があり、風味豊かで美味しいと感じた。
香り(0~5)5
酸味(0~5)2
苦味(0~5)5
甘味(0~5)2
◯試飲の感想
40代前半男性★★★★★
旨い 飲み終わった後もしばらく苦味が強く残る。こういう感じがコーヒーらしくて好き
40代中半女性★★★☆☆
私にはちょっと苦味が強すぎるかなぁ。香りは好き
30代後半男性★★★☆☆
苦味が強いが、ミルクを入れたら 私の好みの味
30代中半女性★★★★☆
カップを握った瞬間に香りが強く漂い、一口飲んでみて苦味を強く感じた。
20代後半男性★★★★☆
苦味が強いがミルクを入れたらちょうどよさそう
ブレンドNumberⅡ
name:和(なごみ)
マウイモカ70%
アルトルナ20%
サンミゲル10%
味:モカの特徴ある風味にアルトルナの柑橘系のような酸味と苦味を感じる。舌に残る苦味とその後感じる旨味が印象的
香り(0~5)4
酸味(0~5)3
苦味(0~5)4
甘味(0~5)2
◯試飲の感想
40代前半男性★★★★★
かなり香ばしい香りした。モカは飲み慣れてるからか飲みやすく感じた。
40代中半女性★★★★☆
甘い酸味の中に苦味を後まで感じる。
30代後半男性★★★★☆
ガツンとくる苦味 こういうの好き 美味しいです。
30代中半女性★★★★☆
私の好きな香り ミルクと砂糖入れて飲みたいかな
20代後半男性★★★★☆
一口飲むと苦味が広がるが、けっして嫌味な苦さではない。癖になる(笑)
ブレンドNumberⅢ
name:葵(あおい)
ンゴロンゴロ65%
アルトルナ20%
サンミゲル15%
味:程よい酸味と強い甘味で後味が爽やかなブレンド。我が娘の名をつけてみた(笑)
香り(0~5)5
酸味(0~5)4
苦味(0~5)2
甘味(0~5)5
◯試飲の感想
40代前半男性★★★★☆
どれも美味しいが、特に強い甘みと酸味を感じる。ブラックが旨いと思う
40代中半女性★★★☆☆
もう少し苦味があったほうが私は好みかなぁ。舌に甘味が残る
30代後半男性★★★★★
これ美味しい。酸味も苦味も丁度好み。一言でいうとフルーティー
30代中半女性★★★★☆
ブラックなのにお砂糖を少し入れているみたい。甘みと酸味が爽やか
20代後半男性★★★★☆
こんなコーヒー初めてかも。コーヒーはもっと苦くて渋いものだと思ってた。コーヒーってこんなに味の違いがあるんですね。
使用抽出機材
はじめて自宅で豆を挽きました。
「終わりに 」
今回、私の自己流ブレンドを皆に試飲していただいて、「コーヒーの美味しさ」というのは、ほんとうに「人それぞれ千差万別」であるということを、あらためて実感しました。
一人が美味しいといっても、もう一人は好みでなかったり。。。もちろんプロが選んで提供していただいている今回のコーヒー豆は総じて美味しいものばかりで、ハズレはありませんでしたのですごく微妙なところでの味の批評になっているのだと思います。さらにコーヒーの味を言葉で表現するのは難しというのが試飲した皆の感想でした。
自己流ブレンドコーヒーの魅力はなんといっても自分の好みの味の探求にあります。今回は3種類のブレンドのレビューということで、特徴的な味を引き出しつつ、自分好みのブレンドを探っていくのはとても楽しかったですし、今後も引き続き自分の好みのブレンドを探求していきたいと思いました。今回のこの経験でコーヒーが今まで以上に大好きになってしまいました。
今度はまた他の抽出方法などにも挑戦してみたいと思います。
そしていつか「世界中から厳選された農園、セクション、そしてコーヒーの樹。コーヒーハンター「川島良彰氏が一切の妥協を排し、栽培、選別、精選から輸入、保管まで徹底的な品質管理を施した究極のコーヒー。「Grand Cru Cafe」を、東京にあるミカフェートさんのお店でぜひ頂きたいと思いました。
こちらの著書もぜひ読んでみたいと思います。
コーヒーハンター川島良彰氏の著書
今回は大変貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
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