Windows 8 Ready ! / WD Blue 1TB
■ 特徴
Desktop用3.5インチ型ハードディスクドライブ
WD Blue 日常用途で発揮される高い価値と信頼性
モデル番号 WD10EZEX
インターフェース SATA 6 Gb/s (SATA 600)
フォーム・ファクタ 3.5インチ RPM 7200 容量 1 TB キャッシュ 64 MB
保障期間 2年間
2012年06月頃発売 実売参考価格 5,980円前後 (2013年09月06現在)
■ ウェスタン・デジタル公式
製品情報 WD Blue
http://www.wdc.com/jp/products/products.aspx?id=770
ダウンロード
http://support.wdc.com/product/download.asp?wdc_lang=jp&a...
Acronis True Image WD Edition Software
http://support.wdc.com/product/downloaddetail.asp?swid=11...
■ ドライブの外観 写真
■ CrystalDiskInfo
http://crystalmark.info/software/CrystalDiskInfo/
■ WD Blue 1TB フォーマット後のプロパティ
更新: 2015/10/17
”Acronis True Image WD Edition”を使用するまでの流れと使用感
PREMIUM REVIEW
ダウンロードからセットアップまでの流れと使用感
Acronis True Image WD Edition Software とは、Acronis True image Home 2012 バックアップ、復元、そして障害復旧プログラムを基本としています。
Acronis True Image WD Editionを無償ダウンロードして、セットアップしてみよう!
■ Acronis True Image WD Edition Softwareをダウンロードします。
ダウンロード先:http://support.wdc.com/product/downloaddetail.asp?swid=11...
Acronis True Image WD Edition Software本体、ユーザーマニュアル(PDF)、リリースノート(PDF)の3つのファイルがあります。
「Download Now」から「Acronis True Image WD Edition」をダウンロードできます。
・ダウンロードまでの流れ
・セットアップをします。
先ほど保存した「tih_s_n_14192.exe」をクリックして、画面の指示に従い進めます。
・デスクトップ上に作成される「Acronis True Image WD Edition」ショートカットをクリックして起動します。
「Acronis True Image WD Edition へようこそ」のホーム画面が表示されたら正しくインストールされています。
日本語化されているので迷うこともありません。
使用感
Windows 7環境で使用していたバージョン2009から操作に迷うことなく使うことができました。
画面操作が分かりやすくなり高速に動作するようになっていました。
・(参考)Acronis True Image Home 2009 (Windows 7 SP1動作)
テーマ1のまとめ
進化
起動時間が短くなり、わかりやすくなって処理速度も速くなった。
比較
ホーム画面からユーティリティとツールへ機能が整理されて見やすく使いやすくなった。
体感
Windows 8に対応している最新版のAcronis True Image 2013を購入したいです。
改善提案
ドライブのパッケージやラベルに告知のURL等があると認知度が高まると思います。
更新: 2015/10/17
”Acronis True Image WD Edition”の主な機能のWindows 8 での使用
PREMIUM REVIEW
ディスクのクローン作成の機能を使ってデータの引っ越し
Acronis True Image WD Edition Softwareを利用して作業をする前にユーザーマニュアルを熟読することをおススメします。
必ず作業前にはバックアップを作成すること、最小構成の状態(作業に使わないドライブを取り外す)で作業をしましょう。
小さな失敗が大きな損失となることがありますので、慎重に操作をしましょう。
■ Acronis True Image WD Edition Software ユーザー マニュアル ダウンロード先
http://support.wdc.com/download/notes/atiwduserguide/ATIH...
■ データ引越し作業の流れ
Acronis True Image WD Edition Software を使ってデータの引っ越しをするには、「ディスクのクローン作成」の機能を使って進めます。
ブートドライブのSSDにインストールされているWindows 8 をハードディスク(WD Blue 1TB WD10EZEX)へブート領域とWindows 8 OSに個人ファイルを含むデータすべてを引越しさせます。
◆1.ホームにある「新しいディスクの追加」機能を使ってみます。
取り付けたハードディスク WD10EZEXを使えるように準備します。
新品のハードディスクを取り付けて、起動後にパーティション等の作業をすることができる機能です。
コンピュータの管理にある記憶域、ディスクの管理から操作できる、フォーマット(初期化)、ボリュームの操作などと同等のことができます。
ホームから「新しいディスクの追加」をクリックします。
確認の画面です。
WD10EZEXを選択します。
ブート領域を含むため、MBRを選択します。
パーティションを作成します。
パーティションのサイズを分割することもできます。
ドライブ名やラベルを入力して、受け売れるをクリックします。
作業の最終確認です。問題がなければ次へをクリックします。
処理が準備されます。
処理が実行されます。
新しいディスクが追加されているかをコンピューターから確認してみます。
次へ進みます。
◆2.ハードディスクの動作確認も兼ねて、Windows 8 を「システムのバックアップ」機能を使ってみます。
ブートドライブのWindowsをバックアップ(イメージ化)することができます。
ホームにあるシステムのバックアップをクリックします。
バックアップ ウィザードが表示されます。
バックアップされるパーティションが選択されています。ブート領域の追加「レ」をチェックします。
Windows 7からブート領域として、100MBの隠しパーティションがあります。
この領域を含めてバックアップを作成していないとリカバリーした際にブートできません。
(テスト環境は、Windows 7からWindows 8へアップグレードしたものです。)
イメージ化されるファイルの保存先とファイル名を選択します。
内容を確認して問題がなければ、実行をクリックします。
しばらく待つとシステムのバックアップで作成されたイメージファイルが指定した保存先に作成されています。
作業の流れを確認する方法として、タスクのイベントログが確認できます。
・タスクの確認方法
特に問題なく、タスクが実行されたのが確認できます。
システムバックアップの機能でイメージ化されたファイルから個別にファイルを取り出すこともできます。
イメージのマウント、イメージのアンマウントの機能を使います。
・イメージのマウント : 通常のディスクと同じようにイメージにアクセスできます。
・Acronis True image Home 2012を基本としているため、Windows 8では、正常に動作しない可能性があります。
イメージのマウントについては、Windows 8がエラーで停止するため使用できませんでした。
バックアップで作成されたファイルを直接クリックすることにより、マウントされたのでファイルの取り出しは問題なさそうです。
・イメージのアンマウント : マウントされているイメージをアンマウントします。
テスト環境では、マウントがエラーになるためアンマウントの動作は確認できませんでした。(画像なし)
★バックアップで作成されたイメージファイルを外付けドライブに移動しておきます。
◆3.現在のドライブから新しいドライブにデータの引越しする「ディスクのクローン作成」を使ってみます。
システムドライブのハードディスクを高速なHDDやSSDにOSの再インストールすることなく移行できます。
ツールとユーティリティ内にあるディスクのクローン作成をクリックします。(ホームからもできます)
自動(推奨)を選択します。
(移行先のドライブ容量が小さい場合は手動で作業をする必要があります)
クローン元のSSDを選択します。
クローン先のHDDを選択します。
パーティションやデータなどがある場合は確認画面が表示されます。
処理される内容の確認をします。複数台ある場合は、慎重に確認をしてください。
Windows が再起動されて、作業がすすみます。
作業中の画面です。
作業が完了し、再起動されWindows 8が起動されます。
同じボリュームラベルのドライブが作成されていることを確認できます。
わかりやすくするため、ここでクローン化されたドライブのボリュームラベルを変更するとよいです。
・ディスクのクローン作成されたドライブからの起動方法
UEFI BIOS Utilityからブートドライブの順番を入れ替え、クローン先の新ドライブからWindows 8が起動するか確認をします。
ブートドライブがSSD、ディスクのクローン化されたWD Blue 1Tのドライブの確認
・UEFI BIOSからブートドライブの順番を変更する手順
ASUS製マザーボードの場合は、ユーザーマニュアルのUEFI BIOS設定内にあるブートメニュー、Boot Option Priorities とBoot Overrideを参考にしてください。
アドバンスドメニュー画面の「起動」を選択する。
ハードドライブのBBSの優先順位を選択する。
起動オプションを選択する。P1:が現在のブートドライブIntel SSDです。
P2:WDC WD10EZEX-00RKKA0(今回のWD Blue 1T)を選択します。
P1とP2のドライブ名が入れ替わっているのを確認して、退出を選択します。
次に変更を保存しリセットを選択します。
確認画面の「はい」を選択します。
起動後のコンピューターからブートドライブの確認をします。
ディスクのクローン作成後にボリュームラベルを変更しておいた「W8PRO_WDBlue1T」がCドライブとして起動ドライブとしてブートしているのが確認できました。
無事に起動確認ができたら、クローン元のドライブを取り外せば作業直前のバックアップドライブとして利用できます。
移行元のドライブを再フォーマットして、データ用ドライブ兼バックアップ領域に再利用するのもよさそうです。
Acronis True Image WD Edition Softwareを使えば、Windows 8 OSやソフトウェアの再インストール、再設定などの手間がかからず、簡単で短時間にシステムのアップデートが行えます。
画面の指示通りに作業を進めていけば特に迷うことはありません。
今回のテスト環境では、SSDからHDDへブートドライブ変更をしました。
Windows 8の起動時間は、やや長くなるものの通常のオペレーションでは気になるような違和感はありませんでした。
テーマ2のまとめ
新しいディスクの追加をする。
システムやデータのバックアップして、外付けのドライブにイメージファイルを複製する。
ディスクのクローン作業を行うときは最小構成にして、特に慎重に作業を進める。
更新: 2015/10/17
便利な使い方やTIPS
PREMIUM REVIEW
トラブルを未然に防ぐ、設置のうんちく
・トラブルを未然に防ぐドライブ設置TIPS
回転振動を防ぐためにPCケースのなるべく下面に取り付ける。
マウンターに固定する箇所は、4隅を確実に固定する。
前後どちらかしか固定できない場合は、コネクタの無い前側4ケ所を固定する。
ドライブの種類やメーカーにより発熱の大きいものは、低回転のFANにより風を当てて冷却する。
写真には写っていませんが、ドライブの前側にケースの吸気FANがあります。
ドライブの前側4か所を固定しています。
SATAケーブルを確実に奥まで差し込み、ゆるみを確認する。
(お好みで)ロック機構ラッチ付のあるものにする。
(ラッチ付のケーブルでドライブのコネクタが破損する場合もあるので注意が必要です)
電源ケーブルは、システムドライブとデータドライブを分散する。
複数の電源出力からケーブルをつなぐと電源の性能を出すことができるモデルがあります。
今回使用した「エナーマックス EPM750AWT(750W) / +12V 4系統ALL25A (コンバイン 62A / 744W)には、このような製品特徴がありました。
~ ここから抜粋 ~
※電源の最高性能を発揮する為に+12V 4系統をすべてご使用いただく事をお勧めいたします。
※+12V 4系統の振り分けについては、下記画像をクリックしてご参照ください。
※システムに接続する際は、必ず取扱説明書をお読みください。
~ 抜粋ここまで ~
参照元 Platimax / EPM750AWT 製品トップ
URL:http://www.enermaxjapan.com/Platimax-750W_top/EPM750AWT_t...
最近のPCケースでは、ツールレス(固定ネジが必要でないもの)が多くあります。
原因不明の故障などが続くときは、PCケースを買い替えるという手段もあります。
マザーボードのユーザーズマニュアルや店頭で配布されている組立マニュアルな
どには、記載されていないようなことが多いのでコンピューターシステムを構築する時やメンテナンス時に参考にあれば幸いです。
テーマ3のまとめ
確実にドライブをネジで固定、ケーブル接続を確認をする。
PCケースの吸気FANを使ってドライブに空気を流して冷やす。
電源の出力先にも気を使ってみるです。
更新: 2015/10/17
他社のHDD (1TBモデル)とベンチマークテスト比較
PREMIUM REVIEW
手持ちの内蔵・外付けの比較
WD Blue 1TB WD10EZEX と手持ちの1 TBハードディスク内蔵、外付けのドライブをベンチマークソフトCrystalDiskMark Nano Pico Editionを使用して速度の比較です。
■ ベンチマークソフト
CrystalDiskMark Nano Pico Edition
http://zigsow.jp/cdm/
・接続ポートについて
WD Blue 1TB WD10EZEXは、Z68 SATA 3 (ATA 600) 6Gb/sポートに接続しています。
内蔵ハードディスクドライブは、Z68 SATA 2 (ATA 300) 3Gb/sポートに接続しています。
外付けハードディスクドライブは、マザーボード、バックパネル上のUSB 3.0ポートを使用しています。
■ ドライバ バージョン
ストレージドライバは、AHCI v12.8.0.1016を使用しています。
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル RST) RAID ドライバー v12.8.0.1016
https://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&a...*&DownloadType=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90
・ダウンロード先
インテルダウンロードセンター > ソフトウェア製品 > チップセット・ソフトウェア > インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー (インテル RST)
その他、マザーボードメーカー、インテルの最新のドライバを使用しています。
■ テスト環境
OS Microsoft Windows 8 PRO (64Bit)
CPU Intel i7-2600K
M/B ASUS P8Z68-V PRO/GEN3
MEM CFD DDR3-1333 4GBx2
SSD Intel SSD 520 120GB
電源 ENERMAX Platimax 750W EPM750AWT
ベンチマークテスト比較 1 TBモデル ハードディスク
内蔵 日立GST Deskstar 7K1000.B HDT721010SLA360
内蔵 日立GST Deskstar 7K1000.C HDS721010CLA332
外付け HDC-EU1.0K USB 2.0対応 シーゲート ST31000520AS 1000.2 GB
外付け HDCA-UT1.0KB USB 3.0対応 シーゲート ST31000524AS 1000.2GB
■速度比較
・WD Blue 1TB WD10EZEX
1000MB
1000MB 0Fill
50MB
100MB
500MB
CDM v3.0.2 (数値に違いはありませんでした)
ベンチマーク部分は 3.0.1 と完全互換
Windows 8/Server 2012 対応
テストデータが少ない時の方がベンチマークテストの結果が良くなりました。
小さいファイルのやり取りがより高速で、すばらしい性能です!
内蔵 日立GST Deskstar 7K1000.B HDT721010SLA360
・1TB SATA 300 7200 rpm 16MB キャッシュ
・1プラッター 375GBx3枚 2008年07月モデル
内蔵 日立GST Deskstar 7K1000.C HDS721010CLA332
・1TB SATA 300 7200 rpm 32MB キャッシュ
・1プラッター 500GBx2枚 2009年10月モデル
外付け HDC-EU1.0K USB 2.0対応 シーゲート ST31000520AS 1000.2 GB
・1TB SATA 300 5900 rpm 32MB キャッシュ
・1プラッター 500GBx2枚 2009年06月モデル
外付け HDCA-UT1.0KB USB 3.0対応 シーゲート ST31000524AS 1000.2GB
・1TB SATA 600 7200 rpm 32MB キャッシュ
・1プラッター 500GBx2枚 2011年モデル
ベンチマークテストのデータの結果は、WD Blue 1TB WD10EZEXがすべて圧勝ながらも動作音や発熱が少ないことに驚きました。
動作音のガリガリゴリゴリが、皆無です。(PCケース組み込み時)
テーマ4のまとめ
内蔵ドライブは、WD Blue 1TBに順次、入れ替えていきたいです。
外付けドライブとして、USB 3.0対応のケースに入れてみるのも面白そうです。
ベンチマークテストの数値以上に快適です。
■ 使ってみての感想
Western Digitalの「WD Blue 1TB」と無料でダウンロードできる「WD Acronis True Image」をMicrosoft Windows 8を使って体験しました。
WD Blue 1TBは、1プラッタ採用のドライブで高速・低振動・低発熱かつ、軽量と取扱いしやすい製品でした。
システムドライブをハードディスクにしたいというユーザーに最適だと思います。
■ お礼の言葉
最後までご覧いただいた皆さまに感謝します。
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