SEG CLIP mobile(GV-SC500/AI)の レビューをさせていただくことになりました。
iOSデバイスでは、ワンセグ視聴機能を標準で搭載している商品は存在しないので、
iOS登載デバイスユーザーには、強力なアピールポイントを持った商品ですね。
さらに特徴的なのが、インターフェースに無線LAN（IEEE 802.11b/g）を採用しているので、
デバイスとのコードなどの物理的な接続がいらず、見た目を損なわない点でしょう。
もともとＡｐｐｌｅの商品は、デザインが購入に際しての大きなポイントを占めている人が
多いと思われ、見た目を損なわずにワンセグ機能を追加できるのは大きなメリットですね。
もちろん、Ｄｏｃｋコネクターがふさがるタイプのケースを付けている人などにも、
そのまま影響なく使用できるのもいいですね。
その点では、iOSに対応する既存の商品として、バッファローの「DH-ONE/IP」がありますが、
インターフェースがDockコネクター直結であり、かなりコンセプトが違うものになります。
ちなみに今回の新製品であるSEG CLIP mobile(GV-SC500/AI)は、iPhone／Android両対応
となっています。
では、レビューに入りたいと思います。
☆★★☆まずは外装から。
P1010094.JPG
中身は、
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添付品リスト
USB（A-miniB）ケーブル、バッテリーケーブル、バッテリー、取扱説明書
思っていたより、薄く・軽いです。
表面
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裏面
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裏蓋とバッテリー
本体の裏側全体が裏蓋となっています。
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バッテリー取り付け後
バッテリーがかなりの面積を占めています。
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iPod touch（第4世代）との大きさ比較
こうして見ると、面積的には小さいという印象は受けませんが、
薄さと軽さは手に取ると実感できます。
P1010102.JPG
母艦PCのUSBに接続して充電します。
P1010105.JPG
容量なし→満充電には3時間かかります。
最初の充電は1時間ほどでした。
Chargeランプが赤点灯→緑点灯で充電終了。
満充電の場合、約4時間のワンセグ視聴が可能。
☆★★☆アプリのダウンロード・インストール
iTunesをインストールしている母艦ＰＣで「SegClip」をダウンロード、
インストールします。
他のアプリと全く同様の簡単な操作で、インストール完了。
むしろCD-ROMなどからインストールするほうが面倒くさいぐらいの
速さと簡単さでした。
無題.jpg
さくっとインストール完了。
IMG_0046.PNG
IMG_0058.PNG
起動。チューナーの電源が入っていないとこうなります。
IMG_0048.PNG
チューナーの電源を入れ、Wi-Fiランプが青色に3秒おきに点滅する状態に
なったら、iPod touchのホーム画面の[設定]アイコンから[Wi-Fi］をタップ。
（ちなみに、この接続待ち状態のまま3分間経過すると、電力消耗を防ぐため、自動的に
電源がオフになります。）
［オフ］になっている場合は［オン］にして、「ネットワークを選択・・」から
「SegClipxxxx」 をタップします。
IMG_0050.PNG
すぐに接続確立。
アプリを立ち上げると、すぐにこの画面。
IMG_0051.PNG
どのチューナーでもそうですが、はじめて使用する際は、
チャンネルを設定します。
「この操作は時間がかかります」っていわれても・・・。OKします。
IMG_0052.PNG
チャンネルスキャン中。
IMG_0053.PNG
大阪市内中心部のビル７Fの一室にいましたが、ちゃんと設定できました。
IMG_0054.PNG
ワンセグを視聴してみます。
IMG_0055.PNG
至って快適です。
手持ちのガラケー、
アンドロイド端末
でもワンセグは視聴できますが、このチューナー＋iPod touchでみる
ワンセグが一番きれいに見えます。
液晶が動画再生も考慮したものになっているからでしょうか？
録画してみました。
といっても、操作は録画ボタンをタップするだけ。
かんたんに録画できます。
IMG_0060.PNG
☆★★☆バッテリーチャージャーとしての使用
USB端子にバッテリーケーブルをつなぐとiPhone/iPod touch/Android
スマートフォンに充電するバッテリーモードに自動的に
切り替わります。（バッテリーモード中は、Chargeランプが緑色に点灯します。）
iPod touch（第4世代）で問題なく充電開始されました。
P1010107.JPG
この間はワンセグチューナーとして使用することはできません。
手持ちのUSB充電器を試してみました。
充電開始を確認。
P1010108.JPG
☆★★☆最後に・・・
欲を言えば、バッテリーモードの充電能力がもうすこし欲しかったり、
WiFiルーターでiPod touchを使用している場合、
本機に接続→ワンセグ視聴
→「設定」から接続先変更→
WiFiルーターと接続→メールやWebなど
という切り替えの面倒さが気になるところではありますが、
これらは薄型・軽量だったり、ケーブル接続不要の手軽さという
SEG CLIP mobile(GV-SC500/AI)の魅力とのトレードオフ。
見た目ですが、私としてはひも状のアンテナがやはり気になります。
ストラップにしか見えないし、ストラップとして使ってはいけないし・・・。
ここはデザイン面での工夫が欲しいところです。
とはいえ、SEG CLIP mobileは
現在入手可能な、iOSデバイスで使えるワンセグチューナーとして、
価格・性能・機能のバランスの良い製品に仕上がっているという印象を受けました。
☆★★☆2011/12/5 追記
本機とiPod touchの接続の際、WiFiをルーターから本機に切り替えて、
接続待ちの状態から、いつまで待っても接続確立しない事が数回ほどありました。
ほとんどすんなり接続しますが、この状態になると本機の電源を一度ON・OFFして
再度トライしないとダメなようです。
結局接続できなかったということはないのですが、少しめんどくさく感じますね。
WiFiではよくあることですが、便利さと裏腹な部分ですね。
☆★★☆ 2012 / 1 / 17 追記☆★★☆
iOS用アプリ「SegClip」がバージョンアップしました。
更新: 2012/01/16
バージョン: 2.1.0
内容は・・・、
*****************************
バージョン 2.1.0 の新機能
iOS 3での動作をサポートしました。
GV-SC500/IPで録画を行ったとき、番組の途中で録画が停止する場合があったのを修正しました。
*****************************
とのこと。
なので今回のアップデートは私の環境では関係ないですね。
アップしてみましたが、とくに不具合は無いようです。
ところで、しばらくカバンの中に入れて持ち歩いてみて、意外にも役立っているのが
充電機能。
当初は容量的にも期待していなかったのですが、出先でバッテリー切れ寸前の状況で
メールチェックなどの必要があるとき、これがカバンに入っていると非常に助かります。
満充電にならなくても、十分にその場はしのげます。
常時携帯しても全く負担にならないサイズと軽さなので、
「ワンセグ＋非常時の充電」という商品コンセプトは
価値ありですね。
atsuo@tokyoさん
2011/12/02
本体画像の背景を方眼（カッターマット？）にされており、本体サイズが分かりやすく良かったです。
いつも本体画像を載せるのに本体だけ写すとサイズが分かりづらくどうしたものかと思っていましたが、今後参考にさせていただきます(^^
きじねこトマトさん
2011/12/02
正解！下に敷いているのはカッティングマットでございます。(=^・^=)
お察しの通りサイズを解りやすくという意図です。
今回はOKでしたが、ものによってははみ出すので、A３サイズの
カッティングマットを購入検討中です。
きじねこトマトさん
2011/12/03
本機はiPhone／Android機器両対応。
で、手持ちのアンドロイド端末はａｕのIS01
(2010年夏発売）
Androidのバージョンは1.6（発売当時のままVerUPされず）です。
本体にワンセグチューナーも内蔵し、録画も可能ですから
本機とのかかわりはないのですが・・・、
そもそも対応OSが「Android OS 2.2以降」となっているので、
「門前払い」でしたね。
それにしてもAndroid1.6は肩身の狭い状況になってきました。
2年縛りが、あと約一年残ってるのに・・・。
きじねこトマトさん
2012/01/17
iOS用アプリ「SegClip」がバージョンアップしました。
更新: 2012/01/16
バージョン: 2.1.0
http://itunes.apple.com/jp/app/segclip/id438863821?mt=8
内容は・・・、
*****************************
バージョン 2.1.0 の新機能
iOS 3での動作をサポートしました。
GV-SC500/IPで録画を行ったとき、番組の途中で録画が停止する場合があったのを修正しました。
*****************************
とのこと。
なので今回のアップデートは私の環境では関係ないですね。
アップしてみましたが、とくに不具合は無いようです。
ところで、しばらくカバンの中に入れて持ち歩いてみて、意外にも役立っているのが
充電機能。
当初は容量的にも期待していなかったのですが、出先でバッテリー切れ寸前の状況で
メールチェックなどの必要があるとき、これがカバンに入っていると非常に助かります。
満充電にならなくても、十分にその場はしのげます。
常時携帯しても全く負担にならないサイズと軽さなので、
「ワンセグ＋非常時の充電」という商品コンセプトは
価値ありですね。