フィリップスの3枚刃シェーバー・3ローターといえば、とにかくもって
「肌に優しい」・・・というイメージが先行する。
実際、この3枚刃シェーバー自体が「1ローター式より更に肌ダメージが少ない」という発見から製品化された経緯があり、メーカー自身も優しく剃れることを前面に打ち出しているので、このイメージ自体は間違いじゃない。
今以て「敏感肌には、3枚刃シェーバー以外の選択肢はない」と言われるほどだ。
しかし、このイメージは同時に「深剃りは諦めている」と逆のイメージも先行させている。
実際、周囲でこのフィリップス製3枚刃シェーバーを使っている人に聞くと「他の何を使っても剃刀負けしたが、この3枚刃だけは剃刀負けしなかった」とは言うが、「良く剃れる」と言った人がいない。
では、実際のところどうなんだろう?
私自身は、往復式で空剃りしても剃刀負けしづらい頑強肌の持主なので、T字剃刀にしてもシェーバーにしても「深剃り」を優先して購入してきた。
興味はあったが、良く剃れるという話を聞かない製品を優先的に選ぶ理由が無いため、今まで一度もフィリップスの3枚刃に手を出したことが無かった。
だから、「実際のところ、どの程度剃れるのか?」というのは割と長年の疑問だったのだ。
今回、レビュー応募したのも「深剃りモデルと比較してどうなんだコレ?」という、たった一点の疑問からだった。
そして、実際に使ってみた結果を先に言うと「結構良く剃れる」ことが分かった。
過去の製品は知らないが、少なくとも現行モデルの3枚刃シェーバーは良く剃れる。
今回、実際に深剃りモデルの往復式と、深剃りモデルのT字剃刀の双方で剃り味を比較してみたが、これらを超えるとまでは言えないものの、十分に良く剃れることが分かった。
そして、意外な結果も。
さて、今回のレビューは製品比較がメインだが、まずは製品それ自体の説明から始めたい。
往復式しか使ったことが無かったので、私は「慣れるまでにそこそこ時間がかかった」のだが、これは恐らく他の「3枚刃シェーバーを使ったことが無い人」も同様の壁にぶちあたる可能性があるので、その注意喚起も兼ねて書いてみたいと思う。
緩やかに弧を描け。
まず、最初に製品の内容。
本体、充電ケーブル、自動洗浄機 兼 充電台、もみあげ用トリマー、保護カバー、洗浄液カートリッジがワンセットとなっている。
なお、このほかに縦置き用スタンドが付属するのだが、充電台としての機能もなく、充電洗浄台が付属する関係上、使う理由が全く分からないので付属品から除外している。
本体の説明が最も長くなるので、まずは簡単に付属品の説明から。
充電ケーブルは専用品で、本体に直結、もしくは充電台を兼ねる自動洗浄機に接続する。
ACアダプタにあたる部分が小型なので、他のコンセントを占領しない。
保護カバーはセミハード・タイプで、複雑な形状の本体をきちんと保護出来るよう設計されている。
また、もみあげ用トリマーも一緒に収めることが出来る。
もみあげ用のトリマーは、ヘッドを丸ごと取り外して装着する。
3ローター式3枚刃の構造特性上、「もみあげをまっすぐ刈る」のは割と困難。
そろったもみあげを作るのに、このトリマーは必須だ。
付属品で最大というか、本体よりでかい自動洗浄・充電台。
側面についているボタンは、洗浄液カートリッジ交換の際に洗浄機を開けるためのもので、洗浄機全体がポップアップするようになっている。
これ、右手で洗浄機を抑えつつ押さないと、洗浄機が倒れるくらいの勢いで跳ねあがって来るので、洗浄液交換の際は注意が必要。
なお、この洗浄機は構造上「横倒しになると洗浄液が漏れるというか、だばだばにこぼれる」ため、設置場所は要注意。
実は私自身が、レビュー完了後二日目にして横倒しにし、洗浄液が全部こぼれて無くなった。
結果、カートリッジを再購入する羽目になってる。
セット前でも開封すると危なっかしい構造だが、セット後もガッツリあぶないので、設置場所は本当に要注意だ。
洗浄液カートリッジ。だいたい三か月使用可能ということになっている。
毎日の洗浄で90日ならそう悪い耐久性とも思わないが、交換用カートリッジが二つで1400円前後するので、コストパフォーマンスについてはそこまで高いと言えない。
ただ、この洗浄液は単なる洗浄だけでなく、刃の潤滑材を兼ねているので、初期の剃り味を長く維持出来るという利点はある。
本体側の刃の耐久年数はおよそ二年とされるが、洗浄機を使う場合で二年なのかどうかは不明。
洗浄機の使い方は、本体をセットしたあと左側にある電源ボタンをタッチするだけだ。
自動的に洗浄液カートリッジから洗浄液が上がってきて、シェーバーを自動的に稼働させて、皮脂や髭屑を徹底洗浄する。
洗浄の効果についてだが、確かに効果は凄い。
試しに四日間、水洗浄だけで使ってみた後、洗浄機で洗浄してみたところ、明確に剃り味が戻った。
油脂洗浄と潤滑剤の塗布が利いているのだろう。
なお、5000番台の洗浄機は乾燥機能がないので、洗浄後に使う場合は自然乾燥を待つ必要がある。
なお、この洗浄機は充電台の機能を兼ねるが、洗浄機能を使わない場合でも充電だけすることが出来るので、髭屑の洗浄は流水でやり、洗浄は二日置き、という使い方も可能。
洗浄液は消耗品なので、この点は良心的といえる。
さて、ようやっと本体のご登場だ。
この5000シリーズ3枚刃シェーバーは、ラインナップの中でもスピード重視の入門機とされるモデルで、搭載されている刃はマルチプレシジョンと呼ばれるタイプになる。
この刃は9000/7000モデルの二重回転式でなく一重回転式。
ただし、長さが異なる髭を一気に剃り上げやすい特殊スリットを採用している。
スピード重視ということで、上位機にあたる7000シリーズにも付いていない、早剃り用のターボ機能を搭載する。
ターボモードでは回転数が10%向上し、パワフルに剃れるので時短に貢献するとのことだが、殆どの人にとって「肌に対するダメージは通常でもターボでも大差ない」ので「ほぼ常時ターボモード」で使うことになるんじゃないかと思う。実際、私は一度もノーマルモードで剃っていないし。
ヘッドの構造は、5方向フレックスヘッドという「ヘッドを肌に追随させ、密着性を向上する」ことを優先した構造で、とにかく良く動く。
前後の首振りだけでなく、左右斜め、そして3枚刃全てが独自に動くようになっており、肌に強く押さえつけなくても、肌の曲面にピタリと当たり、髭を効率よく剃り落とす。
この「押さえつけなくても肌の曲面を捉える」という構造は、同時に肌ダメージの軽減にもつながっている。
搭載バッテリーは、リチウムイオン電池を採用しているため、メモリー効果をそこまで気にせず継ぎ足し充電での運用が可能。
一度の充電がおよそ1時間、連続動作時間は50分ということなので、髭剃り自体に必要な時間は十分に確保されているが、正直この「50分」だと「充電を3日忘れたらアウト」なので、個人的には少し不足気味という感想。旅行先に持っていく場合、充電ケーブル持参は必須である。
また、これはウェットシェービング可能という商品特性から、感電事故防止のための安全措置ゆえ仕方ないとは思うのだが、充電ケーブルを繋げたままだと絶対に電源が入らないようになっており、充電切れしたときは、必ず短時間充電を待つ必要がある。
さて、実際に本製品を使ってみようとして、最初に感じる違和感は「ほんとに剃れんのかコレ?」というくらい、弱々しいとしか表現しようがない動作音である。
往復式と比較して心配になるほど音が小さい。
本当に大丈夫なのかと肌に当ててみると、なんか肌に殆ど負荷を感じない。
ここでまた「え、剃れてるのかこれ?」と不安になる訳だが、説明書にある通り小さな円を描くように回しながら頬を撫でていくと、ジャリジャリと小気味良い音はする。
音がしなくなるまで頬全体を撫でまわしてみたあと、頬を手で触ってみると、
「あ、剃れてるわ」・・・という感じだ。
なるほど、肌への負荷が最小限という謳い文句は伊達じゃなかった。
ただ、剃ってみたあとに気付くのは「剃りムラの多さ」だ。
説明書にわざわざ「小さく回しながら剃る」と書いてあるので、実際にそのようにやってみたが、この「小さく回す」際に「真円を意識」すると、むしろムラになりやすい。
どちらかというと、「スプリングのような螺旋、弧を何度も描くようなイメージで、円を密にしてやる」と、ムラなく剃れるようだ。
苦戦しがちな顎下や頬骨の下などは、その場で回すような感じで、髭の立っている逆側から何度も弧を描くようにすると、下手な剃刀などよりもムラなくしっかりと剃れる。
コツを掴むまでは手間取ったが、二日三日もすると慣れてくる。
この点、往復式やT字に慣れていると、どうにももどかしい部分であるが、特異な構造故に仕方ないところなのだろう。
ただ、一度慣れてしまえばスイスイと剃れるようになるし、肌ダメージは空剃りであっても殆ど皆無と言っていい。
確かに、慣れは要るが製品の謳い文句通りの性能はあると言える。
対決・深剃り往復式&深剃りT字
私は別に敏感肌という訳ではないので、普段使っている髭剃りは「深剃り」がメインの機種だ。
夜は風呂剃りで往復式シェーバーを使い、朝はT字剃刀を使っている。
朝も夜も剃るのかと思うかもしれないが、伸びが速いのでこうでもしないと「朝の髭剃りに時間がかかりすぎる」ためだ。
今回、この「深剃り重視」の製品二機種と、「肌に優しい」本製品を比較してみる。
比較対象その1 IZUMI IZF-V85N
泉精機製作所製の2015年最上位モデル。
完全国産の往復式四枚刃シェーバーで、深剃りを強く意識した機種だ。
癖髭を起こして刈り取るバリカン刃と、高精度の深剃り往復刃でザクザクと髭を刈ってくれる。
Amazonにおいて、ぶっちぎりの最高評価を得ているT字剃刀。
T字としては標準的な3枚刃であるにも関わらず、下手な5枚刃剃刀を上回る剃り味と、安価にして高い耐久性の刃を持ち、性能とランニングコストの両面に優れている。
なお、今回の比較にあたってはT字剃刀を含むため、空剃りでなくウェットで条件を揃えた。
Philips S5395/26 VS IZUMI IZF-V85N
顔半分のうち、左がS5395/26、右がIZF-V85Nで剃った結果。
全体的な剃り味についてはIZF-V85Nが上回るものの、顎下の密着性でS5395/26が上回るため、顎下の剃り味については、S5395/26の圧勝だった。
これは、私の顎下の髭が生えている「方向」もかなり大きく影響している。
往復式シェーバーは「下から上に向かって生えている髭」については良く剃れるのだが、この方向が斜めだったり渦を巻いて居たりすると、途端に剃り残しが出易くなる。
S5395/26のようなローター式3枚刃シェーバーでは、こうした「方向がてんでバラバラ」の髭でも回し剃りすることでごっそり刈り取れるため、きちんと時間をかけて剃ると剃り残しは殆ど出ない。
また、肌へのダメージについても、S5395/26は殆どゼロだったのに対し、IZF-V85Nで剃った側は少しヒリついた感じが残る。
特に、剃り切れなかった顎下は繰り返し何度か往復させたためか、肌が明らかに赤くなっているほか、2か所出血が見られる。
フェザー サムライエッジ VS Philips S5395/26
こちらも、顔半分の右がS5395/26、左がサムライエッジで剃った結果となる。
流石にT字剃刀とシェーバーでは、剃り味は全体的にT字剃刀の圧勝。
T字剃刀なら、往復式シェーバーで問題となる顎下でも方向を変えることでいくらでも対処出来るため、剃り残しについても殆ど出ない。
ただ、やはり肌ダメージという観点ではS5395/26のほうが圧倒的に少ない。
ウェットで剃っていると特にダメージの小ささに驚かされるが、殆ど「肌を撫でているのと大差ない」負荷のため、正直「髭を剃ったという感覚」すら薄い。
というわけで、深剃り機種との感覚を比べてみたが、どちらが良いかと言われると少し悩む。
剃り味云々についての評価は、私自身が「深剃り原理主義派」みたいなもんだからどうしても辛くなりがちというのもあるが、
「剃るのに時間がかかる」
という点こそが、S5395/26を使っていて一番困ったことだった。
肌に優しく剃れるという特性は、同時に剃るときにかかる負荷が最小限、つまりは剃るのにかかる力が小さい訳で、肌への密着性を上げたり、刃の形状を工夫することで力の弱さをカバーしたとしても、速度の面で深剃り機と比べて劣る部分が出る。
これは同時に、バッテリー消費が他機種と比べて不利ということにも繋がり、実際IZF-V85Nが最短でも2週間前後充電が不要であるのに対し、S5395/26は3日くらいが限度だ。
一回あたりの稼働時間が長くなる傾向ゆえに、どうしても充電回数は増えてしまう。
このあたりは、常に充電台へセットする運用で回避出来ることだが、旅行先などにシェーバーを持ち出す際、IZF-V85Nは未だに充電器を一緒に持ち出した事が無いのに対し、S5395/26は3日以上の出張や旅行では、充電器携帯が必須になる。
朝方の貴重な時間が長く浪費されるという点からも、S5395/26はどうしても「製品コンセプトに纏わる不利」が付いて回るのだ。
無論、「肌に優しい」という利点がそれを上回る人にとっては、変えがたい利点な訳だが、同時にそれが二の次な人にとっては、使い辛さに直結してしまう。
ここで、こりゃー風呂剃り用に充てるしかないかなー・・・・とも思ったのだが、空剃りしていて気づいたことがあった。
このシェーバー、剃ってるときの髭屑が殆ど外に漏れないのだ。
剃った髭屑が殆どヘッド内部に落ちるので、髭屑が殆ど飛び散らない。
また、空剃りでも殆ど肌ダメージが無い。しかも、時間をかけて丁寧に剃れば、剃りムラは出ない。
ここで気づいたのだ。
「これ、会社に持っていって、昼過ぎ・夕方に髭剃りするのに最高じゃね?」
果たして、この判断は大当たりだった。
会社のトイレなどで、少し伸び始めた髭を空剃りすると、見事に剃れる。
髭屑が飛び散らないので、洗面台を汚さない。
家を出る際に充電台からケースにいれて持っていけばよく、家に帰ったら充電台へセットする運用なら電池切れを気にする必要もない。
動作音もかなり静かなので、周囲を気にせず使う事が出来る。
ケースがセミハードなので、鞄の中に突っ込んでおいても破損の危険はかなり低い。
「出先での髭剃りに、最適な特性を全部備えている」のだ。
ウェットシェービングで判断すると、確かに「肌ダメージを気にしない」人にとっては少々不利な製品になっているのだが、空剃りにおいては私のような人種に対しても間違いなく「最高」の機種だ。
T字じゃ空剃りは出来ないし、IZF-V85Nも空剃りで満足するレベルまで剃ろうとすると、私でも肌ダメージが許容範囲を超える。
この3枚刃シェーバーというやつは、「時間をかければかけただけきちんと剃れる」「肌に優しいから長時間かけて剃っても肌は荒れない」という特性があるので、やろうと思えばT字剃刀や深剃りシェーバー以上の結果を得ることも出来る。
普段使い用としては及第点、肌への負荷では他の追随を許さず、持ち出し用としては最高峰。
つーか、以前のような車通勤なら「通勤時間中に髭剃り」出来るから、完全にメイン機昇格だっただろうなー・・・・ああ、車通勤に戻りたい。
耳毛長い人には必須。スッキリ剃れる。
鼻毛と耳毛、双方に使える小型トリマー。
刃が窪んだ内側につく構造なので、比較的「傷になりにくい」のが特徴の製品。
私は30代後半くらいから「耳毛ボーボー」の状態なので、この鼻毛/耳毛トリマーは前から欲しいと思ってはいたのだが、床屋に行けば処理してもらえるってのもあって、後回しになっていた。
実は今回のレビュー応募、主にこっちが欲しくて応募してたりする。
動作は単三乾電池一本を使う。製品には予め電池が付属するので、すぐ使える。
電池ボックス部分はゴム製の防水リングが付いており、ある程度濡れても浸水はしないようになっているが、特にIPXXを謳っている訳ではないので、水没や過度の冠水は避けたほうが賢明。
刃の部分の破損防止を目的としたキャップも付属する。
キャップを装着していないと、糸などが刃にひっかかって破損に繋がる場合があるので、注意。
先端部分は、捻る事で外せる。
この機構、最初は清掃目的の機能かと思ったのだが、どうも回転軸とカッターの間にグリスを挿す際に外す位置にも思える。
回転軸・軸受の双方にグリスがついているが、ここにゴミが入ると動作不良の原因になりそうなので、ゴミが入ってしまったらグリスを取り除き、別途グリスを挿すほうがよさそう。
カッター部分は内側に窪んだ溝についており、他の鼻毛バリカンなどと異なり「絡まって引っこ抜く」とか「誤って皮膚を切る」事が殆ど無いよう工夫されている。
あくまでも「挟み切る」ことを目的とした設計になっているので、鼻毛を刈っても痛みは皆無。
唯一の例外は「鼻毛に鼻糞が絡まってる」場合で、このときは他の毛を引っ張ることがあるが、それでも回転式の鼻毛カッターと比べて、引き抜き事故の確率は圧倒的に低い。
耳毛の刈り取りについては、刃の当て方でカット出来る長さが少しブレる印象。
綺麗に刈るコツは、押し付けるのではなく「ゆっくり丁寧に、撫でるように刈る」こと。
寝ている毛は刈れないが、起きている毛はこれでだいたい根こそぎ刈り取れる。
既に一度耳毛刈りを試した後なので、あまり伸びていない状態での比較となるが、このようにきっちりと耳毛が綺麗に刈り取られる。
耳毛については、本人も「気付いていない」事が割と多い場所。
この鼻毛/耳毛トリマー、地味に便利でお勧めだ。
製品の完成度は高い。肌が弱い人には唯一無二。
今回、Philips製の3枚刃シェーバーを初めて使ってみて思ったことは、「製品のコンセプトが明確」かつ「高い完成度で隙がない」ということだ。
深剃り派にとっては不満点もあったが、この方式は「肌に優しいという点では他と比較にならないほど優秀」であり、多少剃り味が劣っていようが、剃るのに時間がかかろうが、剃刀負けしやすい肌の人にとっては、唯一無二の製品として完成している。
また、セットで届いた鼻毛/耳毛トリマーも、肌を傷つけない、鼻毛を引っこ抜かないという「痛みの軽減」に重点が置かれており、こちらも優しさが前面に打ち出されている。
「毎日使うものだから、出来るだけ不快感なく使いたい」という方向性には見事合致しており、他を使えなくなるという人が多いのも納得だ。
入門機としてはチとお高い気もするが、この「撫でるのと大差ない負荷で、しっかり剃れる」という感覚は他に替えが無いので、剃刀負けに悩んでいる人はぜひとも一度試してほしい。
空剃りでもぜんぜん肌がヒリヒリしない、この感覚に慣れたら他を使えなくなるだろう。
れいんさん
2017/10/10
とっても重要ですなぁ