レビューメディア「ジグソー」

爆速!!最小の投資で、最大の結果が得られる!?浪漫が詰まったインテル(R)Optane(TM)メモリー

更新履歴

2017-7-29

Cドライブ 以外を加速させる技術をIRST(インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジー と

ISRT(インテル(R)スマート・レスポンス・テクノロジー)と混同していた所を修正

2017-8-2

ASUS PRIME Z270Aの新規インストールを追加

2017-8-6 

ゲーム起動時間の比較を追加

 

手持ちのHDDを爆速HDDに進化させてくれると噂のインテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)!

 

高速な読み込みを要求されるゲームには、SSD等の読み込みの速いメディアを使うのは、ここ数年では常識になってきているが、色々なゲームに手を出して行くと困ってしまうのがSSD等の容量だ。

 

私の場合は、OS用のSSDとゲーム用のSSD,ゲーム用のNVMeとデータ用のHDDといった構成をしているのだが、ゲーム用SSD128GBは、3本か4本のゲームを入れれば、ほぼ満杯。

 

NVMeの方は約390GB あるものの、すぐに埋まってしまって、あまりやらないゲームをHDDに格納するのだが、たまにHDDに格納したゲームを起動すると読み込みの遅さにやる気をなくしてしまう。

 

PVPコンテンツのあるMMORPG等では、エリアチェンジで画面が切り替わっている間に、高速な読み込みをするハードを使っている敵陣営にやられていたりすると、顔真っ赤どころではない。

 

そんなモヤモヤを解消してくれるかもしれないのが、

このインテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)だ!

 

 

  

インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ を導入するには、比較的最新のマザーとCPUが必要だ。

この他に、ドライバーとしてIRST(インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジー)15.5以降のバージョンか、Intel®Optaneツール(SetupOptaneMemory.exe)を利用してストレージを加速させる。

 

上記一覧の通り、最新のチップセットとCPUが必要になるので、敷居が高く感じられるが、

Intel®Optaneツール(SetupOptaneMemory.exe)を利用しないで、ISRT(インテル(R) スマート・レスポンス・テクノロジー)を利用して、インテル(R) Optane(TM) メモリーをキャッシュ化させるのは、ISRTが使える世代のマザーとCPUであれば問題なくペアリング出来るとの情報もあるので、後日Z97+i7-4790Kで試してみたいと思う。

 

 

インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)のケースは、インテルらしい真っ青な箱だ。

 

ブリスターパッケージに梱包された本体と、シール、説明書が入っている。

基盤まで真っ青だ!

 

いつものように、保証?! 何それおいしいの?

と自分で購入をしたら剥がせない保証シールを剥がしてチップを確認してみた。

 

Micron Technology,incのマークは見える物の、型番の29P16B1BLONをググってみても何も出てこない。

 

 

 

同様にコントローラーっぽい、AHU10149をググってみても何もヒットしなかった。

 

マザーボードへの取り付けは、M.2スロットに差し込んで抑えるだけだ。

 

今回のレビュー用にASUS PRIME Z270-Aを提供していただいているが、まずは、手持ちの

ASUS MAXIMUS Ⅸ FORMULAに取り付けてみたいと思う。

 

 

エントリーモデルとハイエンドっぽいモデルで差が出るのかを試してみたいからだ。

※断じてVRM周りの水路を撤去するのが面倒だったからではない!

 

MAXIMUS Ⅸ FORMULAには、垂直に取り付けるM.2スロットと、アーマーの下に隠されているスロットがあるが、1番への取り付けを指示されているのでアーマーを外して取り付けた。

 

 

 

実は、この時にリザーバーにフタをするのを忘れて、思いっきりクーラントをマザーボードにこぼしてしまい、乾いてから電源が入る事が確認出来るまでは、ドキドキだった・・

 

無事電源ON

 

 

 

 

更新: 2017/08/03

Optaneツールで既存環境への追加(Cドライブ)

インテル(R) Optane(TM) メモリーを導入する為には、既存環境に導入するのと、

新規インストールの2パターンを選択する事が出来る。

 

新規インストールの場合には、ドライバーをUSBに用意したり、UEFIの設定を弄ったりと大変だが、既存環境でOSをUEFIインストールさえしてあれば、Cドライブとインテル(R) Optane(TM) をペアリングをさせるのは非常に簡単だ。

※特にUSBにドライバーを落としておかなくてもペアリングさせる事が出来た

 

Intel®Optaneドライバーダウンロード

 

上記サイトから【SetupOptaneMemory.exe】をダウンロードしてインストールするだけで、面倒なUEFI上の設定手続きもなしにCドライブが加速する。

 

※先にIRST(インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジー)をインストールしている場合は、一度削除をしないと、Intel®Optaneツールをインストールする事が出来ない

 

 

大前提として、OSをUEFIインストールしている事があげられるが、

【SetupOptaneMemory.exe】をダブルクリックして、選択肢を進めて行けば勝手に

OSの入っているCドライブとインテル(R) Optane(TM) メモリーがペアリングをしてくれる。 

※Cドライブ意外とのペアリングを選択する事は出来ない。

 

  

ストレージを外す時は、一度ペアリングしてあるインテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)を解除しておかないと起動しなくなってしまうので注意が必要だ。

 

更新: 2017/08/03

既存環境への追加(Dドライブ・ISRT)

インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)に私が一番期待している

Cドライブ(OS)以外を加速させてみたいと思う。

 

現時点(2017-7-26)では、Intel®Optaneツールでは、OSのストレージ(Cドライブ)以外のペアリングに対応していないので、Cドライブ以外を高速化させたい場合は、

ISRT(インテル(R)スマート・レスポンス・テクノロジー)を使用する事になる。

 

Intel®Optaneドライバー サイトから【SetupRST.exe】をダウンロードし、インストールをする。

 

インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジーを起動して、【パフォーマンスタブ】から

ISRT(インテル(R)スマート・レスポンス・テクノロジー)を使用して高速化させる事が出来る。

※早口言葉の様で混乱する

 

 

インテル(R)スマート・レスポンス・テクノロジーを有効にするのも無効にするのも一瞬で終わる。

 

キャッシュにするストレージと、加速させたいストレージを選んで選択するだけだ。

 

 

ISRT(インテル(R)スマート・レスポンス・テクノロジー)有効

 

 

 

ISRT(インテル(R)スマート・レスポンス・テクノロジー)無効

解除時にパッと見は瞬間的に終わっているように見えるが、内部的には終わっていないようなので、メッセージが出るまでシャットダウンをしないように注意が必要だ。 

 

 

Cドライブ意外とのペアリングでは、ステータスがRAID扱いになっている。

 

 

【パフォーマンス】タブ内のISRT(インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー)を無効にさせてから、キャッシュデバイスの解除もするとIRST(インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー)のタブの管理とパフォーマンスの間に【Intel Optane(TM)メモリー】というタブが増えて、IRSTでもIntel(R)Optane(TM)の Cドライブとのペアリングが出来るようになる。 

 

 

 

 

 

 

RAID扱いで、SATA_ArrayとなっていたステータスがIntel(R)Optane(TM)メモリーアレイに変わった。

 

 

 このように、敷居の高そうなイメージがあったIntel(R)Optane(TM)メモリーを使った高速化だが、

呆気ないほど簡単に設定する事が出来た。

更新: 2017/08/03

各種ベンチマーク

高速な読み込みが売りのインテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)の基本的な性能を見てみよう。

 

CrystalDiskMark 5.2.1

インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)

 

 

比較用に、手持ちのストレージも計測した。

上段が32GiB、下段が1GiBのテストデーターになる。

左からPlextor M5P(SSD)、Intel750(NVMe)、Seagate8TB(HDD)だ。

intel750は、インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)とはペアリングが出来なかった。

 

CドライブのPlextor M5P(Intel(R)Optane(TM)メモリーアレイ)

 もともとのSSD性能に比べて、読み込みは圧倒的に早くなったが、やはり書き込みは遅くなってしまった。

しかし、どのストレージにも言えるが、苦手なランダム4KがPlextor M5P単体と比べても6.4倍も高速になっているのは驚異的だ。

 

テストサイズが32GiBになると、若干の速度低下が見られるがそれほどでもない。

 

Dドライブ Seagate 8TB HDD (SATA_Array RAID扱い)

HDDとしては、比較的高速なSeagate 8TBのOptaneによるキャッシュ化は正に圧倒的だ!

 

読み込み1GiBのテストサイズで、

Seq Q32T1・・・5.94倍

4K Q32T1・・314.55倍!!

Seq ・・・・・・2.25倍

4K ・・・・・298.27倍!!     

 

HDDの苦手なランダムアクセスで、圧倒的な高速化を果たしている!

 

 

 

 ATTO Disk Benchmark v3.05

インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)

ATTOで見てみると最も読み込み速度が出ているのは 16KB付近だけで、それ以外は600MB/s前後の速度に落ちている。

面白いのは読み込みだけではなく書き込みも同様の傾向になっている点だ。

 

CドライブのPlextor M5P(Intel(R)Optane(TM)メモリーアレイ)

 

こちらも256MBと小さなサイズでは速度の伸びは右肩上がりだが、32GBと大きなサイズになっていくと読み込みは256KB辺りから速度が低下し、書き込みも16KB辺りから横ばいになっている。

 

 

 

Dドライブ Seagate 8TB HDD (SATA_Array RAID扱い)

 

面白いのは、SSDのPlextor M5Pとペアリングしている方は、Intel®Optane単体の時よりも速度低下が緩やかになっている反面、最高速度が抑えられている点だ。

 

HDDのSeagate 8TBとペアリングした方では、速度の傾向が、Intel®Optane単体で計測した時と似たカーブになっている。

 

元々高速なSSDと、鈍足なHDDでは、速度の低下面では、高速なSSDの方が緩やかなようだ。

 

 

 

 AS SSD Benchmark

 

Compression Benchmarkでは、ATTOの時と違って速度が一定化している。

他のストレージでは、Intel(R)Optane(TM)ほどキレイな横線にはならず、多少の速度低下があった。

 

     Seagate8TB HDD                 Intel750                    Plextor M5P

       

 

 

CドライブのPlextor M5P(Intel(R)Optane(TM)メモリーアレイ)

 

Compression Benchmarkの5%から47%位の読み込み速度の低下が酷い!

書き込み速度は290MB/s前後で安定している。

 

Dドライブ Seagate 8TB HDD (SATA_Array RAID扱い)

AS SSD Benchmarkでは、そのままIntel®Optane単体と同じような速度になった。

 

 

Anvil's Storage Utilities 1.10

 

 

 

     Seagate8TB HDD                  Intel750                      Plextor M5P

   

 

 

CドライブのPlextor M5P(Intel(R)Optane(TM)メモリーアレイ)

 

test size 1GB

test size 32GB

やはり、test sizeが大きくなると速度低下を起こす。

CrystalDiskMark 5.2.1では、32GBでも書き込み速度の低下は見られなかったが、

Anvil's Storage Utilities 1.10では、それなりに速度低下を出していた。

 

 

Dドライブ Seagate 8TB HDD (SATA_Array RAID扱い)

 

test size 1GB

Seagate 8TBでは、読み込みは、Intel®Optane単体と大きくは変らないが、書き込みは単体運用よりも遅くなっている。

 

 

どのベンチマークの結果も、 SATA接続のボトルネックを突破した素晴らしい読み込み速度の反面、

書き込みはSATA接続のちょっと高速なHDD並みの速度に不満が残る。

 

 

 

 

更新: 2017/07/31

PCMARK 8 Advanced Edition Storage benchmark

Seagate 8TB単体のスコアー

 

Intel®Optane+Plextor M5P

 

Intel®Optane+Seagate 8TB

HDD単体に比べるとざっくり言えば倍、速くなっている 

 

 

 

更新: 2017/07/30

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

大容量HDDをインテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)を使って高速化させると、ゲーム上どれくらい快適になるか?!

といった指標になるベンチマークとして、ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークを走らせた。

Seagate 8TB単体のローディングタイム 28.327sec

 

 

1回目 Intel Optane+Seagate8TBローディングタイム 39.153sec

お、遅い><

HDD単体よりも11秒弱遅い・・

しかし、キャッシュ化させる事によって2回目以降の速度は爆速になるハズ!

しかもメモリーのキャッシュ化と違って電源を切っても消えないから良くやるゲームなら高速を維持できるハズと期待を込めて2回目のベンチを走らせる。

 

2回目 Intel Optane+Seagate8TBローディングタイム 29.098sec

・・・HDD単体より0.771秒遅いだと!!!

何かの間違いだ!

嘘だと言ってよリベレーターベンチ~

と3回目のベンチを走らせた。

 

 

3回目 Intel Optane+Seagate8TBローディングタイム 11.549sec

 

はえぇぇ~!!

 

これを望んでいました^^

 

ちなみに、NVMeのIntel750は、

Intel750 (NVMe)ローディングタイム 14.247sec

シーケンシャルリード2300MB/sのIntel750越えを果たした!

 

おそらく、ランダムリードがintel750よりも高速なインテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)の恩恵だと思われる。

 

 

それぞれのローディングタイムを表にしてみた。

2回目のベンチマークでも、シーン#1は高速化されていたが、それ以降のシーンでは高速化されていない事が分かった。

 

3回目のベンチでは、しっかりとキャッシュが効いているのか、すべての項目で爆速可し、

Intel750と比べてもシーン#2以外では全て勝っている結果、2.698secも速い結果が出たようだ。

 

 

この結果は、大変満足の行く結果が出た訳だが、MMORPG等で初見のボスにレイド戦を挑む時は一言、『あれ?!ラグいな~、ちょっと読み込みに時間がかかるな~』

なんて言っておいた方が良いかもしれない。

 

HDDの読み込みよりもシーン#1では、約2倍時間が掛かっているというのはちょっと考え物ではある。

 

初見のボスは、なるべく身内で進めて、野良パーティーや野良レイドは組まない方が良いかもしれない・・

 

 

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター

公式サイト http://jp.finalfantasyxiv.com/pr/
(C) 2010-2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

 

更新: 2017/07/30

OS起動は高速化するのか?

現状でも、SSDを起動ドライブにしているのでそれなりに早く、NVMeのIntel750 を起動ドライブにした時は、あまりの爆速起動に感動したものだが、インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)で起動ドライブを高速化した場合には、どれくらい早くなるのかを試してみた。

 

Intel750の時はwindows7で、今の環境と若干違うが、インストールをしている常駐ソフトは同じようなものなので、参考程度に起動時間を貼っておく。

 

計測には、BootRacer 6.50.0.450を使用。

 

Intel750

 

Plextor M5P

 

 

Intel®Optane+Plextor M5P 1回目

 

Intel®Optane+Plextor M5P 2回目

 

Intel®Optane+Plextor M5P 8回目

 

SSD単体の方が速そうだ・・

 

デスクトップの表示に掛かる時間が早くなったり、遅くなったりと安定しない。

 

HDDがOSのストレージの場合は、また違う結果かもしれないが、インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)は素直に、データ用HDDのDドライブなどを加速させた方が幸せになれそうだ。

 

ASCII.jpの記事によるとUEFI上でシステムプラットフォームとしてインストールをしたインテル(R) Optane(TM) メモリーの方が、OS上でペアリングさせた物よりも高速になるそうだ。

 

 

更新: 2017/08/06

実際のゲーム上での読み込み

最近プレイしているゲームがガンダムジオラマフロントという読み込み速度など関係ないタイトルなので、一時期かなりハマっていたThe Tower of AIONを久しぶりにインストールして試してみた。

 

このゲームはPVPが売りのゲームなので、敵対エリアに入った時にスペックの低いPCだと、画面が切り替わった瞬間に死んでいるという理不尽さがある。

 

ノートパソコンでゲームをするのを辞めて自作をする切っ掛けを作ってくれたゲームでもある。

 

このゲームを快適にプレイする為には、高処理なVGAと高速なストレージがキモになるのだが、

 インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)を使った場合どのように高速化されるのか試してみたい。

 

エリアチェンジに掛かる時間は、行き先をクリックした時から、転移先のエフェクトが消えるまでの時間をフレーム単位で計測した。

 

 Seagate 8TB単体運用時のエリアチェンジ

HDD単体運用時の

行き・・11.17秒 

帰り・・12.90秒

 

Intel®Optane+Seagate8TBのエリアチェンジ

行って帰るの往復を2回試行

 

 

 HDD単体運用時よりも、Intel®Optane+Seagate8TBの1回目は遅くなっていたが、

2回目は単体運用時よりも0.63秒早く行く事はできたが、帰りは0.4秒遅くなってしまった。

 

プレイヤーが少ないエリアに移動する方が、多いエリアに帰るよりも早い読み込み時間が掛かっている事から、 その場にいるプレイヤーの数を処理する影響もあるのかもしれない。

 

 

 

The Tower of AION™ is a trademark of NCSOFT Corporation.
Copyright © 2009 NCSOFT Corporation. NCJapan K.K. was granted by NCSOFT Corporation the right to publish, distribute and transmit The Tower of AION™ in Japan. All rights reserved.

公式サイト http://www.ncsoft.jp/aion/

 

 

 

 

ガンダムジオラマフロントの起動時間を比較

 

詰将棋みたいな微妙な魅力が詰まったガンダムジオラマフロント。

すぐに寝落ちしてしまう私でも安心して遊べるゲームだw

 

Intel SSD 750(NVMe)は、起動時間11;03秒と安定した速さを叩き出してくれたが、

Intel®Optane+Seagate8TBのキャッシュの効いた2回目はそれを凌ぐ9;45秒!

ランダムリードの速いOptaneの特性がバッチリと出た結果でと思われる。

 

キャッシュが効いていない1回目の起動のIntel®Optane+Seagate8TBは、Seagate8TB単体の起動時間(11;46秒)よりも予想通り遅く、11;85秒だった。

 

 

 

ガンダムジオラマフロント

運営・開発:株式会社バンダイナムコオンライン

公式サイト:http://gdf.bandainamco-ol.jp/

 

 

 

実際にゲームプレイをしていると、ロードに凄く時間が掛かる時と、サクッとロードする時などまちまちだが、概ねHDD単体でプレイするよりも快適にはなる。

 

 

更新: 2017/08/03

8/2追記 ASUS PRIME Z270-Aで新規インストール

ASUSの中ではエントリーモデル(他社と比べれば十分高級品)で、新規にインストールをした場合の比較をしてみたい。

 

 

エントリーモデルとはいえ、流石ASUS!

素直にカッコイイマザーボードだ!

 

M.2スロットの1番にIntel®Optane(TM)を挿入する

   

BIOSをIntel®Optane(TM)が対応する 0906 にUEFI上でインターネットを使って書き換えたら、OSをインストールする準備に入る。

 

UEFI上で行う事は、

  1. UEFIをAdvanced modeに切り替え、【Boot】タブの【CSM】を【Disable】にする。
  2. 【Advance】タブの【PCH Strage Configuration】をクリック
  3. 【SATA Mode Selection】を【AHCI】から【Intel RST Premium With Optane】に変更
  4. Intel®Optaneを装着しているM.2スロットを【Enable】に変更

として、前準備をする。

 

後は普通にインストールをして、【SetupOptaneMemory.exe】をインストールするだけ。

という所で躓いた><

なんだこれ・・

【intel optaneメモリー サポートされていないシステムドライブ】

こんなの既存環境にインストールした時にはなかったぞ!

サポートを見てみると英語だorz

取り敢えずグーグル先生を頼りに日本語のサイトを発見

 

サポートによると、ターゲット SATA ドライブの 最後 に 5MB 以上の Unallocated Space(未割り当て領域) がないと 【SetupOptaneMemory.exe】をインストールが出来ないらしい。

説明に従って、【AOMEI パーティション Assistant】をインストールして、最後に未割当領域を作成する。

 

無事に【SetupOptaneMemory.exe】をインストールする事が出来た。

   

 

UEFIで設定を整えて、Intel®Optaneをぷらっフォームにするとブートが早くなるようだが実際にはどうなのか、BootRacerで試してみる。

まず、新規インストールをしたOCZ Vertex460A

 

Intel®Optane+Vertex 1回目

 

Intel®Optane+Vertex 2回目

 

確かに早くなっている。

 

新規インストールで綺麗な状態とはいえ、インテル(R) ラピッド・ストレージ・テクノロジー内の

SRT(スマート・レスポンス・テクノロジー)でIntel®Optaneをペアリングさせた時よりも、windowsブートが7秒から4秒に短縮されている!

 

SRTの時は、SSD単体と大して変わらないと思っていたが、プラットフォーム化をすると更に早くなっている。

 

 

 

しかし、数秒の短縮なので、OSを加速させるよりも、SRTを使ってDドライブのHDDを加速させる方が有用だと思う。

 

 

各種ベンチマークを見てみた。

 

CrystalDiskMark 5.2.1

多スレッドでも速度低下の少ないIntel®Optaneなので、ランダムリードを1スレっッドと16スレッドで計測

 

OCZ Vertex460A

Intel®Optane+Vertex Optaneツール

Intel®Optane+Vertex を Optaneツールでインストールした方は、Readの16スレッドになると4LQ32T16が約1.5倍高速になった。

 

 

Anvil's Storage Utilities 1.10

 

SRTで計測したIntel®Optane+Plextorは、8208だったスコアーも、プラットフォーム化した

Intel®Optane+Vertexでは、10359点と、Intel®Optane単体性能のスコアーと同じようなスコアーに変わった。

 

 

 ATTO Disk Benchmark v3.05

 

32GBになると、流石に後半はメモリーの容量が一杯になって速度低下がみられるようになるが、Dドライブを加速させる時と違い安定している。

OptaneがSRTよりもRSTに特化してチューニングしてあるのかもしれない。

 

 

 AS SSD Benchmark

 

Compression Benchmarkの読み込みの波が酷い。

なんど計測してみてもSRTで加速させた時は一定の速度が出ていたのに、RSTでの加速は瞬間的に加速したり、落ち込んだりと慌ただしい。

 

PCMark8 

スコアー自体は20程度しかSRTで加速した方と変わりがないが、帯域が490MB/s前後から

70MB/s上がって560MB/sになった。

それぞれのアプリケーションを開く速度も僅かだが、ほぼ全てが向上している。

 

 

OSを加速させるなら、UEFIから弄って新規インストールをした方が圧倒的に速くなっている。

しかし、元々高速なSSDからの速度上昇は、数値上はかなり上がっているが、体感上は誤差の範囲に収まっているので、Intel®Optaneの使い方としては、やはりDドライブを加速させて、大容量のストレージをNVMe SSD並みの読み込み速度に引き上げる方がコストパフォーマンスは良さそうだ。

更新: 2017/07/30
取り付けやすさ

刺して抑えるだけ

基本的にM.2スロットに挿して、固定するだけの簡単取付。

 

運用も既存環境に加えるのならば、ツールをダウンロードして高速化ボタンをクリックするだけとかなり簡単だ。

 

☆を一つ減らしているのはOSインストール時に有効化させる場合がRAIDを組む時と同じようにUSBにドライバーを用意しなければならなかったり、Intelの説明書が不親切過ぎて初心者お断りな点で

★4つ。

更新: 2017/07/29
コストパフォーマンス

ナイスコスパ!

2017-7-29現在、32GB モデルの価格.com最安値が9,455円というのは中々の値段ではないだろうか?!

SSDで、1000MB/sを超えるような速度を出すためにはRAIDを組まなければならないし、M.2SSDで単体1000MB/sを超える速度となるとPCIe接続の物になるので250GBでも15,000円前後はするだろう。

それを考えたら1TBのHDDを5,000円前後で買って本商品と組み合わせれば、M.2SSD250GBクラスの投資で1TBのストレージが確保出来るのでナイスコスパ。

更新: 2017/08/06
総評

浪漫を見いだせるか否か!

 

私を含め、インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)の購入を検討しているような人達であれば、既存でCドライブはSSDや、M.2ssd、NVMessdを使って既に十分高速なOS起動をしている事だと思われる。

 

そこで、問題になってくるのがゲームをインストールする為の容量とコストのバランスだ。

 

現状ダントツで速いのはPCIeスロットやM.2スロットを使ったNVMeになるが、ゲームのインストールに30GBから50GBも使うようなグラフィックの綺麗なゲームをインストールすると250GBや500GBのドライブでは、すぐに一杯になってしまう。

 

出来れば1TB以上の容量を持ったゲーム用やアプリ用のドライブが欲しい所ではあるが、それだけでも4万以上してしまい、ストレージに掛ける金額としては地味にダメージを負う金額だ。

 

ところが、インテル(R) Optane(TM) メモリー・シリーズ (32 GB M.2 80 mm)と1TBのHDDであれば、1.5~2万と半分以下のコストで、高速大容量読み込みドライブが完成してしまうという素晴らしいコストパフォーマンスを叩き出してくれる。

 

浮いた2万円でGTX1060をGTX1070にするなど、VGAによりコストを掛ける事によって、更に快適なゲームを楽しむ事が出来るだろう。

 

確かに、最新のSSDの半分程度の書き込み速度(場合によっては高速なHDDと同程度)と、現状では完璧とは言い難い弱点もあるが、それを補って余りある読み込み速度は非常に魅力的だ。

 

Cドライブ以外のデーター用ストレージを加速させることが出来る、ISRT(インテル(R) スマート・レスポンス・テクノロジー)は、現状の書き込み速度のままでは、何もわざわざインテル(R) Optane(TM) を使わなくても、安価な64GB以上のSSDをHDDのキャッシュにしてしまった方がよりコストダウンが出来る。

 

 

インテル(R) Optane(TM) メモリーを使うのは、120GB の安価なSSDをキャッシュにして、500MB/s前後の速度で満足する事よりも、安価なSSD+3000円ちょっとで、RAID0を組まなくても1000MB/s超の読み込み速度を出せるという事に浪漫を見いだせるかという所だろうか。

 

もちろん小型化や、省電力、ランダムリードの速さなど、他にも魅力はたくさんあるが、

今後の課題としては、せめてSSD並みの書き込み速度を実現して、お値段驚きの据え置き価格!

と、どこかの宣伝のような性能を持ってくれる事を期待している。

 

M.2ssd250GBと同程度のコストで、1TBの高速HDDが実現できる事を考えれば、

今後の必須選択肢に成り得る商品だ。

 

 

 

コメント (4)

  • hidechanさん

    2017/07/29

    ぐはぁぁ、間違えて公開してしまった・・
    あと少しで完成なので、追記もみてください><
  • りゅうやんさん

    2017/07/29

    hidechanさん レビューお疲れ様でした。

    気になっていた機能が詳しく理解できて面白かったです。
    NVMe登場期同様に、Optaneの効果欲しさで更新を考えてる人も多いでしょうね。
    SSDの容量単価も以前と比べて値上りしているので、あると便利ですなぁ^^
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