■はじめに
こんにちわ。はこねこです。
今回もプレミアムレビューを書かせて頂くことになりました。
ゲームキャプチャーってなんなん?って状態からのレビューになりますが、素人なりの目線で思ったことを書いていこうと思います。
■こんなひとがかきます。
地方都市のシステム屋さんで働いていますが、プログラムを書くのは嫌い(てかもう書けない)な二児のパパ。
ガジェットは好きなので、へそくりをやりくりしつつヘンテコ商品を買い漁っております。
動画配信は5年位前にUstreamが流行り始めた頃にちょっとかじってた程度。
とはいえいまや浦島太郎状態なので、最近の流行りはてんでわかりません。
カメラなんて未だにテープのやつ使ってます。(最近テープがつまって困ってる)
こんなスペックの僕が初めてゲームの配信に挑戦してみます。さてさてどうなることやら。
■これはなに?
AVT-C878はゲームキャプチャーと呼ばれるジャンルの商品です。
巷では一般の人が動画配信や投稿をするのがすっかり当たり前な時代、中学生のなりたい職業上位にyoutuberがランクインするこの世の中において、気軽にゲーム動画を配信できるゲームキャプチャーはまさに一家に一台!……とまではいかないまでも、昔に比べれば随分身近な道具になりました。
ハードエンコードができる本機は高品質キャプチャーができるだけでなく、単体録画モードというパソコンがなくても録画できるというのも大きな特徴です。モバイルバッテリで駆動もできるそうなので、色々と今までにない使い方もできそうですね。
簡単接続ですぐに録画配信が可能(Macは非対応だけど、、、)
PCモードはゲームの映像をPCを介して録画するモードです。
録画だけでなく、ライブ配信も簡単にできてしまう優れもの。いまや誰でも生主になれる時代すなあ。
ちなみ僕のうちに転がっていた機器を使ってlive配信しようとすると、こんな構成になりました。
○Befor
まずはモニターをHDVカメラで撮影(この時点で色々アナログ)。そのままスルーさせた映像をIEEE1394経由でMacに取り込みます。
音声はアナログミキサーにマイクをつないだものをMacに接続、OUTレベルのモニタもミキサー経由のヘッドフォンで聞くというやりかた。
めんどくせ。
AVT-C878が導入されるとこんなんになりました。
○After
なんということでしょう。あれだけごちゃごちゃしていたケーブルまわりがすっきり。
カメラ、ミキサーまわりがAVT-C878本体に集約されただけでこんなに配線が楽になりました。
電源周りもAVT-C878はUSB給電なのでMacからとれるのもありがたし、これは楽ですね。
で、早速録画アプリRECentral 3を立ち上げて……って、なんてこったジーザス!これはWindowsアプリじゃないか!
うすうす感じてはいたんですよ。マカーはゲーム配信なんてしないすよね……。
でもしょげてても仕方ないので、どうにかします。
作戦1 仮想PCでがんばってみる。
僕のMacには無駄にOSが動く環境があるので、それを試してみます。
とりあえずWin10の環境でアプリをインストール、そしてAVT-C878を認識……しない。
むー、どうもしばらく使ってなかったせいか、USBまわりの接続設定が駄目な感じ。
もうちょっと時間をかければなんとかなりそうだけど、とりあえず今回は諦めますムー。
作戦2 おかんのPCでがんばってみる。
近所の実家に住むおかんのPCを拝借。そちらでやってみます。
おかんのPCはLenovoのideapad 300 今年の春に偉く安くかいました(確か3万円くらい)
見た目は立派な15インチ、CPUはセレロンな感じでかなりひ弱ですが、近場で動かせるWindows機はこれしかないので背に腹は買えられません。今回はこいつにがんばってもらいましょう。
配線をしてRECentral 3を立ち上げると、WiiUの画面がディスプレイに上がってきました。
ほぼなにもしないでもちゃんと画面が見えるあたり親切です。
右下に大きな録画ボタンがあるのでそれを押して録画開始。ほどなくゲームをプレイして録画終了。
なんとまあ簡単なんでしょう。これなら配信初心者も迷う事なくできますね。さすがは最近の商品といったところでしょうか。
△ちょっときになったところ。
操作が簡単なのはいいんですけど、やはり画面の遅延はあるわけで。
僕の環境だと1秒かかるかかからないかくらいの遅延がありました。
今回はPCがひ弱だったせいもあるかもしれまえんが、PCモニタをそのままプレイ用に使うのは少しつらいのかもしれません。
あとなぜか音声が取れてませんでした。
たぶん設定が悪いだと思うんですけど、デフォルトのままだと音がとれないかもですよということは覚えていたほうがいいかもしれません。
【2016/12/13追記】
ファームウェアがアップデートされてたのでさっそくあげてみました。
主なアップデート内容は以下の通り。
1. 不具合修正および安定性向上
2. パソコンは構成状況により、キャプチャーソフト(RECentral 3)側では音声が出ない現象を改善
もしかしてこれで音がでないのが直るのでは?
ということでさっそく試してみました。
音が出たは出たけど、なんかへん……。そして謎の早送りも……。悪化してしまった。
ちなみに検証につかったPCはこんなスペック
ideapad300 Celeron1.6GHz 4G
動画を扱うスペックじゃないのは仕方ないとは思うのですが、うまくいかないものです。
しばらくは単体録画モードで楽しみます。。。
AVT-C878の特徴のひとつ、単体録画モードを試してみます。
今回使う機器はiPadとごつめのモバイルバッテリ。
これにLightning - Digital AVアダプタを介してPCなしの録画をしてみます。
接続自体はとっても簡単、AVT-C878をモバイルバッテリに接続、Lightning - Digital AVアダプタからHDMI出力をとってAVT-C878に接続。これだけ。MicroSDカードを挿しておくのも忘れずに。
映像がちゃんとAVT-C878に来てるかどうかは見た目で判別つきませんが、本体のインジケーターが光ってるのでまあ大丈夫なのでしょう。本体のボタンを押して録画開始、ほどなく録画終了です。
今回は前にレビューをかいた戦の海賊をキャプチャーしてみました。
すごく綺麗に撮れてますなあ。
△ちょっときになったところ。
本体ボタンで録画開始、終了はわかりやすいのですが、今が録画中なのか待機中なのかいまいちわかりづらいかなあと思いました。あとなぜかこっちでも音がでない。設定なのか初期不良なのか。もう少し調べないといけませんね。
使いやすいキャプチャBOX
■よいところ
・簡単操作で画質も綺麗。さすがはハードキャプチャーです。初めての人もオススメすな。
・単体録画モードはPCなしで高品質な録画できるスグレモノ。ドラレコとかにつないで助手席からドライブ生中継もできるかもしれません。
■いまいちなところ
・公式でMac対応アプリがないのはせつないですね。
・単体録画モードの録画中かどうかが少しわかりづらく感じました。
■まとめ
性能や品質を考えると金額にみあった商品だと感じました。
初めて動画配信をされる方はもちろん、本格的に動画配信をされる方にも満足できそうな商品だと思います。
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