■はじめに
みなさんこんにちわ。はこねこです。
今回はセガゲームスから配信中の大人気ソーシャルゲーム「戦の海賊(せんのかいぞく)」のレビューをさせていただく事になりました。
ソーシャルゲームはあまりやらないライトなユーザーとしての視点でこちらのレビューを書かせていただきますので、最後までおつきあい頂ければ幸いです。
■これはなに?
さてさっそくですが「戦の海賊」とはどんなゲームなのか。そのあたりの紹介から始めましょう。
ちょうど公式サイトに素敵な紹介文が載っていました。
戦の海賊 (センノカ) とは?
『戦の海賊』(センノカ)は、海賊団を率いて、伝説の秘宝をめぐる大航海へと繰り出す“海洋冒険バトル”です。
様々な船や仲間の海賊を組み合わせて、自分だけの海賊船団を作り、迫力のリアルタイム海戦に挑みます。
海賊団の“アジト”を拠点に、船の増築や、海賊たちの育成は思いのまま!
やり込み要素も満載で、“俺の”海賊団作りや、大海原での冒険がとことん楽しめます。
出典:公式サイト
http://sen-no-kaizoku.sega-net.com
上記サイトには動画もあるのでとりあえずそれをみてもらうのが早いかと。
まあ平たく言うと「マイ海賊を編成してすごろく形式のストーリーを楽しむゲーム」みたいな感じでしょうか。
では早速初めてみましょう。
■ゲームを始めよう
『戦の海賊』はスマホゲームです。アプリをインストールして楽しむタイプのゲームなので、PCやガラケーじゃ遊べません。
iOSとAndroidどちらでも遊べるようになっています。対象OSはこんな感じ。
:iOS(7.1.2以降のiPhone4S/iPad第3世代/iPod第5世代以降推奨)
:AndroidOS4.1以降RAM1GB以上推奨
※詳しい対応機種は以下のリンクにも掲載されているのでご参考に。
http://sega-net.okbiz.okwave.jp/faq/show/9332?site_domain=sennnokaizoku
ちなみに今回僕が遊んだ環境は以下になります。
iPad mini4 iOS 9.0.4 64G
上記対応機種一覧にはありませんでしたが、普通にストレスなく遊べました。まあまだ新しいからねえ。
ゲームを始める際にアプリ自体のダウンロード(約20M)が終わった後、追加のダウンロードが92M+425M(チュートリアル終了後)があります。
このうち425Mの方はキャッシュのようなもので今落とさなくても遊べるようですが、落としておくと画面切り替えがスイスイというのでできれば落としておきましょう。
※容量が結構あるのでWifi環境推奨です。
後でアプリの使用状況を確認したら668M(本体93M+データ575M)ありました。iOS端末は外部ストレージカードが使えないので、16Gモデルとか使っている人は辛いかもしれませんね。
■ゲームの流れ
簡単なチュートリアルが終わると本編が始まります。
本編を進行中に都度新しい要素の説明が入るので一気に詰め込みすぎないのは嬉しいところ。
長々と説明聞くと飽きますからねえ。このあたりはさすが最近のソシャゲといったところでしょか。
○ゲームは基本的に以下の流れで進んでいきます。
・すごろく形式的なマップからインストーリーを進める。
→戦闘が発生するマスに止まったら戦闘。勝てば次のストーリーへ。
・手に入れたお金やアイテムで自分と海賊団を強化していく。
→アジトで海賊船の強化や仲間の海賊の訓練をする。
超ざっくり言うとこんな感じでしょうか。
実際はさらに複数のサブストーリーが絡んでいたり、特別な海域で訓練ができたりとやることは多数あるのですが、大まかな流れ的には戦闘を繰り返しながら海賊団を強くしてストーリーを進めるという流れになります。
■戦闘について
このゲームの戦闘は海賊船団同士のリアルタイムバトルになっています。
戦闘前に船団を編成し今回戦闘に参加する海賊を選択。始まったら基本自動で戦闘は進んでいきます。
実際の画面ではSD化されたキャラが戦場をちょこまかと動いて可愛らしい感じ。海賊船もぐりぐり動くので結構マシンパワーは使ってそうです。古い端末だとかくかくに見えるかもしれませんね。
戦闘画面でプレイヤーができることは2種類。
1.大砲を撃つ
→母船に積んだ大砲を相手に撃ち込みます。画面をタップしたところが着弾点になります。弾道は放物線を描いて飛んでいくので多少コツがいります。
2.海賊のスキルを使う
→各海賊に設定されている固有のスキルを使わせます。スキルによっては効果範囲の方向を選んだりもできます。
やることはシンプルですが、船団が多くなると一度に色々な情報が飛び交うのでなかなか忙しいですが、でもそれはそれで楽しかったりもするので、仕事量的にはちょうどいいバランスなんでしょうね。
わかりやすい上にやりごたえもある。全体的に良くできている戦闘システムだと感じました。
■海賊について
仲間にする海賊は、最初からいる二人(カーシャ、ヴァルター)を除き、基本的には酒場でスカウトするか、ガチャで出会うかして増やしていきます。
海賊はそれぞれ星の数でレア度が決まり、レアな海賊(星5つ)はかなり強めな設定なようですが、普通の海賊(星3つ)も鍛えればそれなりに戦えるようです。
そして特徴的なのはそれぞれ海賊ごとに兵種と色相性が設定されていること。
兵種は11種類、色相性は4種類。それぞれ特徴を持っていて、乗せる船や相手との相性次第で随分勝率が変わってきます。
面白いのは同じキャラクターでも異なる兵種のものが設定されていること。
顔グラフィックが一緒でも性能が全然違ったりするのは他のゲームではあまり見ない特徴でしょうね。
一見ややこしい風にも見えるこのシステムのおかげで、やりこみ要素が高いゲームに仕上がっているものと感じました。
■とある社会人のセンノカな1日
さて、ここで実際に僕が2週間ばかり戦の海賊をプレイした環境の紹介をしたいと思います。
僕は一応普通の勤め人。定時は9時-18時の会社に勤めています。実際は残業も多いので帰宅するのは21時くらいが多いでしょうか。
家では小さい子供が二人いるので、朝晩はある程度面倒をみないといけません。なのでゲームをするのは必然的に朝早くか夜遅く、ということになります。
昔のなんとか名人が言っていた「ゲームは1日1時間」を嫌でも守らないといけない環境ですな。大人ってつらたん。
というわけで、平日はこんな感じでゲームをしてました。
6:00-6:30
1日1回限定ガチャ。酒場スカウト。対人戦。ブラッドライン(1日1回だけ挑戦できる回復しない海域)をプレイ。
→デイリークエストをここでだいたい消化。時間に余裕があればメインストーリーを進める。
22:30-23:00
メインストーリー、サブストーリーを進められたら進める。
→行き詰まっている場合は船団の編成や海賊の強化を行う。
もちろん日によってバラツキはありますが、だいたいこんな感じでちょこちょことプレイしていたのですが、思ったよりちゃんと進んでいるなあというのが印象です。
今回は特に課金はしていないのですが、まだ前半(3章目)ということで難易度が低いのもサクサクすすむ理由なのかもしれません。
どうせ続けてずっとできないシステム(スタミナという概念があり、続けて戦闘をするとしばらく休まないといけない)なので、こういったスタイルはちょうどいいのかもしれませんね。
これなら忙しいお父さんも通勤途中の電車でできるレベルで遊べます。
★忙しい時に利用したい機能
そんな忙しい僕にぴったりなのがこの「オート戦闘」機能。
一度勝利した戦闘は最大3倍速でスキルの自動操作を行ってくれるすぐれものです。
実際に動画を撮ってみたので比較してみてください。
センノカ 戦闘シーン(オート)
(C)SEGA
センノカ 戦闘シーン(オート3倍)
(C)SEGA
注意点としては「オート戦闘では大砲を撃たない」ことです。
なので二つの例とも一度勝っている相手にもかかわらず、ぼけっとみていたらあっという間に負けてしまっています。
オート3倍のちょこまか動く相手に大砲を当てるのは慣れが必要ですが、やればなんとかなるものです。みなさんぜひ利用してみましょう。
■iPadユーザーならSplit View機能が便利
画面がある程度大きくて、比較的新しいiPadを持っている人は二つのアプリを同時に立ち上げるSplit View機能も便利です。
Split View機能ってなあに?って人はこちらのリンク参照で。
http://www.techjo.jp/2015/10/454149/
僕はガチャで当たった海賊がどんな海賊なのか、ブラウザで見ながらプレイしたりしていました。
まあ切り替えすればいいっていえばいいんですが、これはこれで便利だったのでご紹介まで。
■艦これと比べて
珍しく僕が去年半年くらい継続して遊んでいた超有名ソシャゲ「艦隊これくしょん(艦これ)」と独断と偏見を踏まえて比較してみます。
○対応プラットフォーム
センノカ>>艦これ
今発売されているほとんどのスマホで遊べるセンノカに対し、Flashで構築されている艦これはブラウザゲーム。基本PCで遊ぶゲームとなっています。
PCの別窓で小さく遊べる艦これの魅力も捨て難いですが、やはり移動中にさくっと遊べるソーシャルゲームとしてはスマホで遊べるセンノカに軍配があがるのかなと。
特にiOSではFlashは原則使用できない(色々裏技もあるけどイマイチ)ので、艦これはおうち専用となってしまうのは残念です。
○わかりやすさ
センノカ==艦これ
両方とも親切なチュートリアルがあり、やり込み要素がある割には分かりやすいシステムです。基本システムがシンプルなのがいいんでしょうね。
○画像クオリティ
センノカ>>艦これ
止め絵を平面的に動かす演出がが中心の艦これに対し、センノカの戦闘シーンはSDキャラが戦場を縦横無尽に走り回るのが印象的。。
もちろん好みはあるでしょうし、マシンスペックはある程度必要というデメリットはあるものの、これもセンノカが後発だけあって優れている印象を受けました。
○課金システム
センノカ>>艦これ
どちらも課金がなくても十分遊べる良心的な作りですが、艦これのドック(修理工場)枠だけは初期の2隻では我慢できずに4隻まで増やしてしまいました。
だって6艦で出撃して修理をするのが2隻ずつってどれだけマゾなんですかって話ですよ。
○キャラの愛着
艦これ>>超えられない壁>>センノカ
センノカはどれもオリジナルキャラ(当たり前)なのに対し、艦これのキャラはどれも旧帝国海軍の実際にあった艦艇をモチーフにデザイン・設定がされているのは有名な話。
各艦ニヤリとするトリビアがちりばめられているのが大きな違いです。おかげで無駄に二次大戦中の艦隊戦史に詳しくなりました。
そして一番大きな差。それはロスト(轟沈)すること。
これがあるがゆえにキャラへの愛着は大きく、失った時の悲しさは忘れられない辛さがあります。こんなのファミコンのファイアーエムブレムぶりだよ。
なのでここばかりは何度やられてもへいちゃらなセンノカとは随分感覚が違いますね。ゲームとしてはセンノカのほうが楽なのでとっつきやすいとは思いますけど。
○長く遊べるか
センノカ==艦これ
どちらもやり込み要素は十分。運営では期間限定イベントも頻繁にやっていることから、まだまだ長く遊べそうなゲームだと思われます。
ひさしぶりに長く遊べそうなゲームに出会いました。
ストーリーモードはまだ全然途中ですが、シナリオ自体も結構楽しくひきこまれる内容なので今から先が楽しみです。
基本無料でここまで遊べるものとは思いませんでした。
みなさんもぜひ興味があればプレイしてみてください。自信を持ってオススメします。
(C)SEGA
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