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我らの鎮守府 その実力たるやいかに

マウスコンピューターが展開するゲームパソコン・ハイエンドPCブランド G-Tuneから登場した NEXTGEAR i650PA4-WOWS 。 これは現在人気のゲーム『World of Warships』の推奨PCです。

無事にレビューが完成するまで、保護フィルムを剥がす勇気が出ない・・
無事にレビューが完成するまで、保護フィルムを剥がす勇気が出ない・・

更新: 2016/04/25

ご挨拶

 

 

今回 この製品レビューをさせていただくことになった りゅうやんと申します。どうぞよろしくお願いします。

 

『World of Warships』では おものだち先輩の影響で、昨年暮れから始めた新米艦長です。

 

またメーカー製デスクトップパソコンも10年以上ぶりの体験となり、時代の流れ・進化に戸惑いつつも新鮮で楽しい経験をさせて頂いております。

 

これから『World of Warships』で遊んでみたい、推奨パソコンの購入を検討している、という方の知りたいところをお伝え出来るよう頑張ります。最後までお付き合いくださいませ。

 

 

更新: 2016/04/25

推奨パソコンとはなんぞや?

 

パソコンで『World of Warships』をプレイするための推奨環境とはどの程度のものなのか?


疑問に思い公式サイトで調べると下記のようになっていました。

 

 


 

 

                 必要動作環境                                                        推奨動作環境 

OS:             Windows XP 以上                                                Windows 7 以上

CPU:     Intel Core 2 Duo (2.6 GHz) 以上                          Intel Core i3 (2.4 GHz) 以上

                  AMD FX-4170 以上                                             AMD FX 6300 以上
                        AMD A8 以上
メモリ:                2GB                                                                       4GB

 

ビデオカード:                ビデオカード:
    NVIDIA GeForce 8800GT / 9600GT 以上  NVIDIA GeForce GTX 460 / 550 Ti 以上
  NVIDIA GeForce GT 740M / 830M 以上     AMD 250x / AMD 7770 以上
       Intel HD 4600 以上             VRAM: 1024MB 以上
       VRAM: 512MB 以上

解像度:     1366*768 以上               解像度: 1920*1080
サウンドカード: DirectX 9.0c と互換性のあるもの    DirectX 9.0c と互換性のあるもの

HDD の空き容量:   30GB                    30GB

通信速度:    1024 Kbps 以上                1024 Kbps 以上

 


『World of Warships』公式サイトより

 

 Windows XPでいいの?という気がしますが、必要動作環境推奨動作環境が記載されています。

 

どちらも数世代前の構成で、左側必要動作環境これ以上でないとゲームが動くのが難しいですよ、という目安になっていると考えます。

 

右側の推奨動作環境は、この程度あれば普通に動作はしますよ という目安でしょう。

 

『World of Warships』推奨パソコンとして販売しているものとは、随分差があるように感じます。

 なぜでしょうか?

 

必要・推奨ともにHDDの空き容量が30GBとあります。

また、公式サイトではインストーラーのファイルサイズ: 12 MB

ゲームのインストールに必要な HDD 空き容量: 16 GB となっています。

 

NEXTGEAR i650PA4-WOWS 初回起動時の 『C Drive容量』とその後インストールした『World of Warshipsフォルダ』を見てみましょう。

 

1      World of Warshipsフォルダー
  C Drive容量       World of Warshipsフォルダ

 

『World of Warshipsフォルダ』の実際の容量はここまで大きくはないかもしれませんが、この通りだとすると空き容量が30GBの環境ではギリギリとなってしまいます。

後のアップデートなどによりインストールフォルダの肥大化が進めば支障をきたすことになります。

 

パソコンでゲームをプレイする場合、ゲームタイトルやモニターの解像度、ゲーム画質などの設定により求められる性能が大きく変わってきます。

 

戦闘のゲームでカクカクとした貧弱な性能のパソコンでは、悔しい思いをすることもあるでしょう。

 

公式サイトでの 必要動作環境  推奨動作環境 は多くのプレイヤーに楽しんでもらうため設定控え目にした必要最低限のもの。

 

そして各社から発売している『World of Warships』推奨パソコンは、ゲーム画質などの設定を高めにしても快適に動作する性能 になっている と思われます。

 

では実際にどの程度の性能を持ち合わせているのか、検証していきたいと思います。

先ずは、NEXTGEAR i650PA4-WOWS の備える機能を紹介いたします。

更新: 2016/04/25

NEXTGEAR i650PA4-WOWS 解説

  

 

昔の漫画キャラが合体したようなデザインです
昔の筋肉系漫画キャラが合体したようなデザインです

  

       

簡単に開閉するパネル メッシュカバー上部を押すとワンタッチで脱着可能 12㎝Fanを増設可能

 

  
青の発光ギミックを搭載しています

 

カードリーダーなど便利な機能を搭載
『カードリーダー』も備えるフロントIO  メーカー製ならではの充実ぶりです

 

背面はメッシュが少なく音漏れ防止効果がありそうです
背面はメッシュが少なく、音漏れ防止効果がありそうで好感を持てます

 

 

しかしながらサイドパネルには大きなメッシュ加工が
しかしながらサイドパネルには大きなパンチング加工  冷却は大事ですからね

 

PCIスロットにある留め具のようなカバー 老眼が絶賛進行中なので外し方を理解出来たのは4日後。
PCIスロットにある留め具のようなカバー 老眼が絶賛進行中なので外し方を理解出来たのは4日後。

 

両サイドパネルともに2個のインチネジで留めてありますが、一般的なケースのようにスライドしてはめる構造になっていません。ネジを外すと即脱落してくる恐れがあるので注意が必要です。

 

内部、電源も黒 統一感があります
内部塗装、電源なども黒なので統一感があります

 

『Core™ i7-6700』を冷却するクーラーマスター製と思われる空冷CPUクーラー 
『Core™ i7-6700』を冷却するクーラーマスター製と思われる空冷CPUクーラー

バックプレートでしっかりと固定されています。

 

マザーボードは『Z170-S01』とあり、BTOなどのメーカー向けの製品と思われます。

 

Z170A PC MATEに似ていますが、PCIスロットはありません。
Z170A PC MATEに似ていますが、PCIスロットはありません

 

他には内蔵GPU側にHDMIが無く、代わりにDisplayPortが搭載されています。

 

私の場合、HDMIケーブルで利用するので通常GTX980側のみでの接続となりますが、

付属品にDVI⇔HDMI変換DVI⇔D-subの変換2種があるので問題なさそうです。

 

電源はラベル未確認です。700W/ AC 100V(50/60Hz) 【80PLUS® BRONZE】

コネクタは目視でのカウントですが、マザーボード用以外にPCI-E6+2×2、SATA4連×1、FDD×1、ペリフェラル×2(1)はSATA変換を接続してDVDドライブに繋いでいます。

 

 

 

MSI『GTX 980 4GD5 V1』 クロックもリファレンス準拠です

 

MSI『GTX 980 4GD5 V1』  クロックもリファレンス準拠です

 

 

 

DDR4 

DDR4初体験ですが、小さなチップでびっくりです。ロープロファイルと共通化したような基板デザインですね。

片面8枚で8GBなので1つのチップは1GB。さらにチップからDIMMの信号ピンまでが短いので、安定動作が期待できます。

 

1
左(G:)ST1000DM003-1SB102 1000.2GB 右(C:)ADATA SP550 240.0GB

 

市販品のASP550SS3-240GM-Cと違い、ASP550SS3-240GM-Bとなっています。

(性能は後程ご覧いただきます)

 

(F:)ドライブにHL-DT-ST DVDRAM GH24NSD1、以上の3台がディスク・ドライブとして搭載。

 

 

 

NEXTGEAR i650PA4-WOWS 基本構成

 


 

■OS : Windows 10 Home 64ビット 

■CPU : インテル® Core™ i7-6700 プロセッサー 
   (4コア/3.40GHz/TB時最大4.00GHz/8MB スマートキャッシュ/HT対応)

■グラフィックス : GeForce® GTX™ 980(4GB)

■メモリ : 16GB PC4-17000 (8GB×2/デュアルチャネル) 

■SSD : 240GB Serial ATAIII 

■ハードディスク : 1TB SerialATAIII 7200rpm 

■チップセット : インテル® Z170 Express

■光学ドライブ : DVDスーパーマルチドライブ 

■カードリーダー : マルチカードリーダー

■電源 : 700W 【80PLUS® BRONZE】 

■保証期間 : 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート 


 

マークは 購入時に、より高性能・上位品などにカスタマイズ可能な項目

 

また追加搭載できる機器等、ここでは紹介出来ない膨大な選択肢があります。

 

 

パソコンに詳しい方は、よりハイスペックな構成にカスタマイズするもよし。

 

パソコンの設置や周辺機器の相性などに不安を覚える場合には、出張セットアップサービスも充実しているので安心してお願い出来ますね。

 

 

更新: 2016/04/25
機能性

膨大な選択肢 カスタマイズで自分だけの1台に

ダイレクト某保険のCMではありませんが、カスタマイズ内容が膨大で最低限1年間無償保証・24時間×365日電話サポートが付いてくるのは凄いことです。最初の1台に最適ですね。

 

電源の容量が700WもあるのにPCI-E6+2×2です。これはSLIが不可なのでいいとしても、ペリフェラルも×2と少ないです。ここは正直言って、もう少しコネクタが豊富な高効率電源を基本構成に採用した方がいいと思います。

 

更新: 2016/04/25

大安吉日進水式にて

『とっ 飛ばされるぅぅぅ~~~~~~!!』 いきなり全速航行である・・・

 

実際には設定Maxというわけではないのですが、このようなメーカー製の場合、安全性を考慮してのことだと思いますが、かなりの高回転設定で冷却装置が動作します。

 

サイドパネルを外して検証しながらのため、かなりビックリしました^^;

 

日常、パソコン稼働時の大部分ではアイドルに近い状態であり、ゲームなどの高負荷で温度が上昇すればリアルタイムでFanの回転数も上がります。それでも温度上昇が続けば、安全機能が作動してクロックダウンするなど対策が施されています。昔ほどシビアになる必要はありません。

 

消費電力の低い最新CPUなどを、アイドル状態から高速回転で冷却するのはうるさくて電気代の無駄。埃も沢山取り込んで掃除の手間もかかり、デメリットが多いので現実的な設定にします。

 

 

BIOS   1
BIOS                                   Fanコントロール画面

 

まず電源ON→Delキー連打でBIOS画面に入ります。上左画像、左寄りのHARDWARE MONITORダブを選択すると、右画像のFanコントロール画面になります。

 

このパソコンには、CPUクーラーのFanと2基のケースFanが搭載されています。計5箇所のFanコネクタの制御画面になっており、接続稼働中の箇所はリアルタイムでRPMが変動しています。

 

それぞれ稼働中のダブに切り替えて、画像のようにあるグラフの0点寄りの青丸を下げれば、回転数が下がることがわかると思います。安全のため、変更するのは左寄り濃い青2箇所にしておけば安心です。

 

1

設定終了後、Save configutation and exitで変更した内容の確認を求められるので、Yesで終わりです。

 

 とても設定しやすく便利です

 

初回起動時はWindows10の設定があり、ユーザー名を入力して完了。プリインストール版はOSのインストールメディアやリカバリーROMなどは無いんですね。プロダクト キーのシールが付属しない製品は初めてです。

 

1       1
C:ドライブに回復・リカバリー領域があるようです スピーカー設定がポップします

更新: 2016/04/25

ベンチマークでの性能評価

  

  

ストレージの性能評価からいきましょう。

 

C:ドライブにはTLC NANDを採用するSATA3.0(6Gbps)SSD ASP550SS3-240GM-Bを搭載。

 

1
CrystalDiskInfo 6.6.1

 

CrystalDiskMark 5.1.0初回    

CrystalDiskMark 5.1.0初回        2回目            0Fill

 

初回計測時の書き込みに気になるところがあり情報収集したところ、キャッシュの影響でテストデータ4GiB以上からパフォーマンスの低下が出る特性があるようです。

 

それでもトップクラスの速度が出ており、実際の使用時では気にする必要はないと思います。

 

BootRacer5.00
BootRacer5.00 

 

(G:)ST1000DM003-1SB102 1000.2GBには、特に何かが割り当てられているわけではないようです。ゲーム録画データの保存先にしてみようかと考えています。

 

                       CrystalDiskInfo 6.6.1    CrystalDiskMark 5.1.0

 

 

MSI『GTX 980 4GD5 V1』

ゲーミングパソコンの心臓部、ビデオカードのパフォーマンスチェックです。

 

ケース内部の長さは27㎝です
初めてのシロッコ(ブロアー)Fan ケース内部の長さは27㎝です

 

Core/Memory

  • Boost Clock / Base Clock
  • 1216 MHz / 1127 MHz
  • 4096 MB GDDR5 / 7010 MHz Memory

 

Video Output Function

  • Dual-link DVI-I x 1
  • DisplayPort x 3 (version 1.2)
  • HDMI x 1

 

Features

  • Virtual Reality Ready
  • DirectX 12 Ready
  • Gamestream to NVIDIA SHIELD

 

余分な幅が無く、スマートでカッコいいです。アイドル状態には熱・排気を感じませんが、ゲーム中にはしっかりと排熱を確認出来ました。指先で感じる熱に、なぜか嬉しい気分になります。

 

 

使用しているのはFull HDのモニターです

 

3DMark  GTX980

 

今回タイミングが悪く3DMarkのマイナーチェンジ直後だったようで、このテストを実行するために何日かを費やすこととなりました。

  

初回インストール時  
初回インストール時  

システム情報などが表示されず、テスト実行後に結果を取得出来ない。 

 

    

現在の状態 Systeminfoのアップデートでシステム情報などを表示するが、テストは実行不可。
現在の状態 Systeminfoのアップデートでシステム情報などを表示するが、テストは実行不可。

 

長くなってしまうので結果を先に述べると、後にも先にもテスト結果を表示出来たのは1回きりでした。

他の方々は修正アップデートで普通に出来るようになっているようですが、英語力や対処スキルがないわたしは何度もインストール、アンインストール、ダウンロードを繰り返しても解決出来ません。

回復機能で工場出荷状態に戻すことも考えていますが、致命的な状態になるリスクもあるのでレビュー完了後にしたいと思います。

 

古いバージョンの3DMark05では、無料でフルバージョンを実行出来るのは初回のみという仕様でしたが、その様な制限ができたのかは不明です。この辺は状況が改善・進展したら追記します。

 

レビュー公開前でしたが、このような状況で悪戦苦闘していたわけであります。4月19日未明4Gamerさんからの再ダウンロードで無事にテストを実行出来るようになりました。憶測ですが、Systeminfoの不具合から始まった対策のアップデートのどこかにも不具合が生じていたのだと思われます。この後のレビューは、無事に取得したベンチマーク結果を元に内容を変更・修正しました。

 

 

GTX980

NEXTGEAR i650PA4-WOWS 3DMark score
NEXTGEAR i650PA4-WOWS 3DMark score 

 

 

3DMark score      11293

Graphics score       13304

Physics score         11863

Combined score      5121

 

Graphics test1     63.79FPS       ピーク消費電力   254Watt

Graphics test2         52.91FPS           ピーク消費電力     251Watt

Physics test             37.66FPS           ピーク消費電力     105Watt

Combined test         23.82FPS           ピーク消費電力     271Watt

 

 

 

旧世代同等構成PCとの比較 

 

NEXTGEAR i650PA4-WOWSに興味をお持ちの方には、旧世代からの買い替えを検討している人もいるのではと思います。参考に旧世代同等クラス構成のスコアもご覧ください。

 

 GTX680

FireStrike FPSと消費電力 
FireStrike FPSと消費電力 

 

 

3DMark score        6683

Graphics score        7659

Physics score          9008

Combined score      2853

 

Graphics test1     37.09FPS       ピーク消費電力   310Watt

Graphics test2         30.21FPS           ピーク消費電力     283Watt

Physics test             28.6FPS             ピーク消費電力     182Watt

Combined test         13.27FPS           ピーク消費電力     323Watt

 

 旧世代構成

【ビデオカード】GTX680-DC2-2GD5 (GTX980はGTX680の直系の後継品です)

【CPU】Core i7-2600K

【CPUクーラー】SilverStone SST-TD03

【マザーボード】ASRock Z77 Professional

【メモリ】 Crucial BLT4G3D1608DT2TXRG

【サウンドカード】Sound Blaster X-Fi Platinum Fatal1ty Champion Series

【ケース】LIAN-LI PC-V700WX

【電源】EA-650-PLATINUM

【OS】Windows7 Pro 64bit

 ※旧世代構成ではCPUの消費電力も高くなっています。

 

  

 

3DMark 11    GTX980 

 

 このベンチマークテストは問題なく実行出来ました。システム情報もきちんと表示されます。

デモを飛ばしてテストだけを実行可能、旧世代製品との比較をしやすいので便利です。

 

NEXTGEAR i650PA4-WOWSGTX980
GTX980 FPSと消費電力 

 

3DMark score        14830

Graphics score        17673

Physics score          10029

Combined score      9966

 

Graphics test1       83.3FPS       ピーク消費電力   259Watt

Graphics test2          85.24FPS          ピーク消費電力     253Watt

Graphics test3    112.14FPS       ピーク消費電力   253Watt

Graphics test4          51.54FPS          ピーク消費電力     254Watt

Physics test             31.84FPS           ピーク消費電力     107Watt

Combined test         46.36FPS           ピーク消費電力     224Watt

 

  

これに対してはCPU内蔵グラフィックスと比較しました。

 

BIOS設定変更 PEG→IGD
BIOS設定変更 PEG→IGD

 

BIOSのSETTINGS Initiate Graphic Adapter にてPEG→IGD に変更。設定保存終了後の起動で内蔵グラフィックスからの映像出力がうまくいかない。ビデオカード側での出力は問題ないのでそのままIntel Graphics Driver 15.40.18.4380をインストールした。

 

Intel Graphics Driver 15.40.18.4380
4Gamerさん経由でIntel Graphics Driver をダウンロード

 

再起動後、HDMIケーブル差し替えでどちらからも映像出力を確認、GTX980を外してテストを実行した。

 

3DMark 11   Intel HD Graphics 530  NEXTGEAR i650PA4-WOWS

Intel HD Graphics 530 3DMark11
Intel HD Graphics 530 3DMark11

 

テスト実行中はカクカクでしたが、消費電力はさすがに低いですね。CPUが遊んでしまっています。このスコアですと、快適なプレイはやや厳しい状況になりそうです。

 

Iris Pro Graphics を搭載したXeon E3-1285L v4でのスコアは1.5倍超のP3147で推奨動作環境に達し『World of Warships』を普通に遊べたので、ウインドウモードなど設定を調整すればプレイ可能かもしれません。

 


このレビューを作成中などの低負荷・アイドル状態での消費電力   

GTX980                38Watt

GTX980+内蔵グラフィックス出力時   36Watt

GTX980を外した場合          26Watt


 

Intel HD Graphics 530 3DMark実行不可圧縮
Intel HD Graphics 530 3DMark

Intel HD Graphics 530 はSky Diverとなります。テスト実行不可でしたが・・

 

Sky Diver 1.0   NEXTGEAR i650PA4-WOWS

11
無事テストを実行出来ました

 

3DMark score         4641

Graphics score         4229

Physics score          10318

Combined score       4247

 

Graphics test1     19.91FPS                                ピーク消費電力   53Watt

Graphics test2         18.75FPS                                    ピーク消費電力     56Watt

Physics test              8 threads        144.74FPS           ピーク消費電力     87Watt

                             24 threads         98.30FPS     

                             48 threads         61.13FPS     

                             96 threads         34.57FPS     

Combined test         23.82FPS                                    ピーク消費電力     57Watt

 

 

FFXIV蒼天のイシュガルド ベンチマーク   iGPU

FFXIV蒼天のイシュガルド ベンチマークHD530 score
NEXTGEAR i650PA4-WOWS Intel HD Graphics 530 score

 

標準品質で普通という結果です。

 

テスト実行中は55プラスマイナス6Watt、合間のローディング中が高く68~81Watt という結果に。やはりCPUが遊んでしまっているようです。

 

FFXIV蒼天のイシュガルド ベンチマーク   dGPU

FFXIV蒼天のイシュガルド ベンチマーク
NEXTGEAR i650PA4-WOWS GTX980 score

 

最高品質でも非常に快調という結果となりました。フルHDなら故障するまで現役でいられるでしょう。

 

今回はレビューのために内蔵グラフィックスを有効にしましたが、起動時間が長くなる場合もありますので必要なければそのままGTX980で使用するのがよいかと思います。 

 

 

更新: 2016/04/25
スペック

実はCore i7-6700の性能に期待していたんです

 リファレンス準拠のGTX980は非常に電力効率に優れる製品です。上位品 GTX980TiやTITAN Xとのスコア差は大きいですが、フルHD環境までならGTX980で必要十分ということになるようです。

 

しかし、Wargamingが開発するゲームはユーザーがMod(改造)を行う自由度の高さが売りになっているようです。初歩的なところでは、ゲーム設定で上限75fpsとなっているフレームレートを高速駆動のケーミングモニターに合わせて上限を書き換える、なども出来るそうです。

 

私はその辺りは疎いので、今回は猫に小判な性能となっていますが、Modでとことん楽しむユーザーにはフルHD環境でも性能はいくらでも欲しいと思われます。ユーザーによって必要な性能の幅、奥の深さまで違ってくるゲームです。

 

『World of Warships』の推奨PCで不足を感じたら最高峰のGTX980TiやTITAN Xの導入を検討すればよいかと思います。NEXTGEAR i650PA4-WOWSならそれを生かすことが出来るはずです。

     

 

電力効率のよい製品が好きです。高性能なビデオカードを活かすには、CPUの性能が重要。

現行世代のCPUの中でも、特にワットパフォーマンスに優れている i7-6700 には以前から注目していました。期待を裏切らない性能に感激です。

 

更新: 2016/05/11

いざ行かん 闘いの大海原へ

 

戦闘前に頼もしい参謀お二方をご紹介します。

 

G-Tune オリジナル マウスと
G-Tune オリジナル マウスとキーボード どちらも小振りです

 

G-Tune  
G-Tuneロゴがカッコいい 歯車のようなホイールがすべらず使いやすい

 

入力デバイスには全くこだわりのない私ですが、手が小さいのでゴツいマウスは避けていました。

これには本当にビックリしました。冗談ではなく、今までで一番しっくり手に馴染むマウスです。

 

 

G-Tune
G-Tune Accurate keyboard

 

キーボードは過去にドリンクでダメにしたので、デザインも好みな LOGICOOL  K310を愛用。

幅の狭いパソコンデスクで活躍しているK310よりやや幅の広いG-Tune Accurate keyboardですが、5㎝程度はみ出しても抜群の安定でガタつきません。どちらも予想外の使い易さで大満足です。

 

以前はゲーム最中に身体が右へ左へ動いてしまい、カミさんによく笑われていました。このゲームでも時々、面舵いっぷああ~~~~~い!!の時などに、キーボードがメキメキメキッ! と、悲鳴を上げます。G-Tune Accurate keyboard ならきっと耐えてくれる、そんな気がします。

 


 

 『World of Warships』を遊ぶには、まずご自身でパソコンにゲームをインストールする必要があります。決して難しくありませんので、公式サイトの案内に従い準備をしてください。 


 

 

推奨パソコン特典を使ってみた

 

Intel® Club Extreme  インテル・オフィシャル・ファンクラブ
Intel® Club Extreme インテル・オフィシャル・ファンクラブ

 

特典はとても有難いことなんですが、支払い方法に柔軟性がないのがとても残念でした。

頂いたウェブマネー1500ポイントに他の支払いを併用して購入したいものがあったのですが、それは実質的に無理なようでした(違ったらごめんなさい)。

 

1
ウェブマネー1500ポイントはIV Ishizuchi 購入に使用しました

 

 NEXTGEAR i650PA4-WOWS が到着し、World of Warships をプレイする準備を整えて早速何戦か遊んでみました。何時にも増して、何も出来ずに終わった闘いが2~3続いた後、遂に奇跡の戦績を収めることが出来ました。(勿論動画無いです)

 

1
推奨パソコンの加護にあづかり 対人戦 初めて首位となる

 

面倒なことを避けてしまうお年頃のおっさん(noob)の考察ですが、このような戦績を収めること出来たのはズバリ、超優秀な航空隊がいたからです!!

 

本当にそうなんだから仕方がない、2位となったその御仁の撃墜数は29。御仁の働きにより、おっさんは脳筋プレイに専念することが出来た。それが全てです。

 

まあ戦艦限定でしょうが、その他でいつもと違うところは

 

■何も出来ずに終わった闘いが2~3続いた後なので、一隻しかいない空母の護衛に専念しようとした。

■そのために、戦闘時間終了間際まで前進・後進を繰り返して回避しつつ開始地点に留まった。

 

このため、出すぎて孤立し蜂の巣されるという、下の動画のようないつものパターンにならなかったのも良かったみたいです。まあ、ゲームなのでいろいろとやって自分なりのプレイスタイルをみつけてみましょう。

 

まだ遊んでいない人はぜひ試してみてください。悔しくても楽しいのがゲームですからね。

 

ゲーム内容その他ついて詳しく知りたい方は、ぜひ おものだち先輩のレビューからヒントを探ってみてくださいね。ゲームタイトルは違いますが、この辺のゲームに精通している御仁なので参考になると思います。レビューのパソコンも、これと同グレードの製品です。

 

 WoWS プレイ動画ダイジェスト版

 

少しでも戦力になれるよう勉強して腕を磨けばいいのですが、面倒なことを避けてしまうお年頃のおっさん、これでもかなり善戦したほうです。駆逐艦見えないし恐いなあ・・・

 

zigsowさまより、もっと自分をさらしたプレイ動画をアップせよ!との指令がありましたので急遽用意させて頂きました。

 

ディレクターズカット版

 

 

 

更新: 2016/04/25
使用感

使いやすい入力デバイス これ重要でした

事前にマウスとキーボードが付属することを承知していましたが、パソコン本体に気を取られて、正直使ってみるまでは気にもとめていませんでした。ゲームをするしないにかかわらず、とても使い勝手のよい作りだと感じました。

 

今時はパソコン本体の方には滅多に不具合などないでしょうから、使用感の良し悪しには入力デバイスの評価が大きい。FPSなどのヘビーゲーマーにはまず無理でしょうが、これからの方にはとても使いやすいのでお薦めします。これを使い倒して、不満があるようなら本格的なゲーミングデバイスを検討すればいいと思います。

 

パソコン本体の性能は、わたくし環境では高設定でもサクサクの超快適動作でした。性能不足で支障が出たら、せっかくの楽しみもストレスになってしまいますからね。

調整によりFanの動作音も十分に静かになったので、ゲーム中は全く気にせず夢中になって遊べます。

 

更新: 2016/04/25

交換しないほうが冷えそうですがやってみた

 

 やってみたかったこと、その1です。

 

レビューに応募するにあたり、NEXTGEARに関する記事などの情報収集をしたところ、CPUとGPUを直列で繋いだAIO水冷クーラー搭載した機種があることを知りました。

 

見たところケースも同じタイプのようで、今回のNEXTGEAR i650PA4-WOWSのカスタマイズメニューにも水冷CPUクーラーがある。少なくとも、12cmクラスのAIO水冷1台は搭載できそうなので、手持ちのモノで試してみることにしました。

 

AIO水冷クーラー(簡易水冷)は、熱源をラジエターに移動することによって、効率的な冷却と空間の有効活用に役立ちます。

 

一見すると問題なく搭載したように見えますが・・
一見すると問題なく搭載したように見えますが・・

 

このように搭載した場合、昔のメーカー製パソコンやShuttle製ベアボーンにみられる冷却装置と同じ原理です。空冷CPUクーラーのヒートシンクと、ケースにある排気Fanが1つに纏まって効率的なあれです。

またFanが1つ減るだけでなく、ラジエターを挟んでの排気になるので音漏れの低減にもなります。

実際の効果はどうなるのか、換装前後で比較検証してみました。

 

空冷 換装前
空冷 換装前

水冷 換装後
水冷 換装後

 

水冷の方が、温度の上昇を抑えられているのがわかります。

 

空冷
空冷

水冷
水冷

 

負荷に使用したCPU-Z  モニタリングに使用したHWiNFO64 v5.22-2820
負荷に使用したCPU-Z     モニタリングに使用したHWiNFO64 v5.22-2820

 

後で気づいたことですが、先に紹介したFanの設定変更そのままで行ったので、水冷時では手をかざしても風を感じない位、低速で動作していました。それでもこれだけの効果があるので上出来です。

 

ただ今回のPCケースには、12㎝クラスのラジエターでもリベットなどが干渉し、所定の位置では搭載できませんでした。やや下にずらして適当なメッシュ加工の穴で、上側2本のネジ留めで完了としました。

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ケース前側裏 ここにラジエターを取付けるには、加工などをする必要があります。

 

残念ながら、こういったところでは使いにくいケースです。im570SA3-WOWSで採用しているような、応用がききそうなケースにして欲しいと強く思います。 

 

更新: 2016/04/25

プラスα サウンド強化で更に盛り上がる

 

わたくし環境ではございますが、NEXTGEAR i650PA4-WOWS の性能であれば必要十分以上の快適動作、気持ち良く『World of Warships』を楽しむことが出来ました。

 

それでは やってみたかったこと、その2です。それは、NEXTGEAR i650PA4-WOWS にサウンドカードを搭載してみるでした。

 

ここでモニター付属のスピーカーなどで頑張っている艦長さんに提案をしたいと思います。

余計なお世話となりますが、音響機器のパワーアップをしてみましょう。

 

ゲームをさらに楽しめること間違いなしです。先ずはスピーカーなどを良いものにするのが一番効果的です。

 

いろいろと予算優先で買い替えていくよりも、最初にある程度のモノを購入したほうが安く済みます。Companion20は普通に聴いても素晴らしい音質ですが、ギリギリまで絞った音量で安い製品との違いを実感出来ると思います。

 

こちらはサウンドカード。スピーカーがモニター付属などでは効果は期待できませんが、元の音質が良くなるのでスピーカーやヘッドセットなどの底上げに使えます。ゲーマー向け機能もあるのでゲーミングパソコンにピッタリです。

 

PCI-E6Pinの電源が必要
PCI-E6Pinの電源が必要

 

 

この2製品を使い、モニター付属のスピーカーと比較する動画を用意しました。比較のために撮影はハンディカム 直撮りのため、上のゲーム動画と比べると劣化して聞き取りにくくなっています。

 

 

 

     

 

更新: 2016/04/25
総評

難しく考えないでいい これであなたも艦長だ

『いじる人には』と入力しようとしたら、「いじる人には添うてみよ馬には乗ってみよ」となってしまった。なるほど、難しく考えずにまずこれで『World of Warships』を楽しめばいいのですね。

 

とことん楽しんで、そこから先は貴方が決めればいい。

 

有難うございました。わたしはいじる人なので、マイナス0.5ポインツです。m(_"_)m 

32人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (5)

  • hidechanさん

    2016/04/27

    レビューお疲れ様です。

    さすが980なだけあって、ぬるぬるに動いていますね^^
    どうにもこのロビン○スクかウォーズ○ン的なビジュアルが苦手で
    今まで良く見ていませんでしたが、背面に水冷の穴が開いていたりと
    なかなかヤルケースですね~

    しばらくPCがバランバランでノートパソコンのスピーカーでしか聞いていませんでしたが、デスクの方で聞くと音の違いがハッキリしました。

    これだけヌルヌルに動くマシーンだったら、やはりサウンドも強化しないと
    臨場感が損なわれちゃいますね^^
  • りゅうやんさん

    2016/04/28

    有難うございます!やっぱりhidechanさんです 

    ロビン○スクかウォーズ○ンだとわかって頂けるなんてw
    正直言ってケースは・・全く同じ印象を抱いています^^;
    いや、すみませんでした 中身は超一級の最新高性能パソコンです
    自分じゃ絶対買えない高級品ですからね 本当にありがたいことです
  • hidechanさん

    2016/05/12

    某P提督の流れで、まさかの曝け出しお疲れ様です。
    指差し確認の後に、船体(FAN)からの異音に、
    つい『全然、安全確認できてね~』と吹き出してしまったら
    ワンコ達に吠えられてしまいましたw
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