今回は株式会社ユニットコム パソコン工房 LEVEL∞シリーズ「Lev-C000-i5-RM-LoVA」(以下「本機」という。)を使用し、株式会社スクウェア・エニックス「LORD of VERMILION ARENA」(以下「LOVA」という。)をプレーした内容をお届けしたい。
本レビューに使用する機材は以下のとおり。
参照:株式会社ユニットコム
http://www.pc-koubou.jp/pc/model/8ilec000i5rmlova_main.php
Mini ITXの中にしっかりとしたスペックを搭載したPCです。
両サイド及び天面がメッシュ加工されているので、Mini ITXであってもしっかりとした冷却性能を持っていることがわかります。(天面は、穴あきケースの上に、板が渡してある機構なので、物を乗せても内部には落ちません。)
スイッチが前方右側面にあり、押しにくいところにありますが、「いかにもスイッチです!」というスイッチではないため、おうちの中でペットを飼っていらっしゃったり、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも、安心してリビングに設置できるのではないかと思います。
ケースの質感は、我が家の財務大臣こと嫁からも好印象を得ておりました。
通常起動時の本機の消費電力は、50W前後です。小さな筐体なので、空気の流れを作り続ける必要があるため、ファンはずっと強く回り続けていますが、うるさすぎると感じることは特にはありません。
物理ディスクには1TBのHDDを登用している。
本機をパソコン工房に注文する際は、構成をカスタマイズできるので、多くの人がシステムドライブをSSDにするのではないだろうか。
業務、個人問わず、この4年ほど、HDDをシステムドライブに使用する機会が無かったので、起動や利用時のストレスを感じるのではないかとちょっと不安があった。
しかしながら、起動は平均12.58秒(5回計測)、シャットダウンは平均7.55秒であり、過去のHDDのような起動時間のストレスは感じませんでした。
ちなみにSSDを搭載した我が家のToshibaのウルトラブックKIRAの起動時間は平均8.57秒(5回計測)、シャットダウンは6.84秒でした。
並べて起動すれば起動時間の差4.01秒について気になるかもしれませんが、実際はそのように利用することはないので、HDDとはいえ、ストレスフリーであると言えます。シャットダウンに至ってはその差は0.71秒です。
性能紹介をしたため、前後したが、ここで本機を使用するための初期セットアップを紹介していく。
流れは、配線をつなぎ、スイッチを入れていき、必要な情報を入力し進んで行くだけである。
単純にマウス、キーボードをUSBに、モニタをグラフィックボードに、電源ケーブルを接続し、スイッチを入れて進めていくだけであり、時間にして17分で準備ができてしまった。とてもわかりやすいPCです。
続いてWindows updateをおこなった。。。
おこなった、、、おこなった、、、、、、、、、、、、、、、
なんと120分かかりました・・・これ、やめるわけにもいかないので、非常に疲れた。。。これだけアップデートしていっているマイクロソフトの努力には頭が下がるが、使用開始にこれだけ時間を要すのは、利用者の気持ちを下げてしまうので、マイクロソフトには今後はもうちょっとなんとかして欲しいなと思います。
いよいよゲームを始めよう。
そもそもLOVAとは、スクウェア・エニックス社の人気アーケードカードゲーム「ロード オブ ヴァーミリオン」の世界観を引き継いだデッキの要素を持たせたMOBA(Multiplayer online battle arena:2つのチームに分かれ、敵チームの本拠地の破壊・奪取する対戦ゲーム)である。本作品はPCオンラインゲームとして2015年6月17日よりサービスが提供された。
さて、それではLOVAを始めようと、、、しましたら、クライアントアップデートに59分かかりました。オンラインゲームの常ではありますが、「さぁ始めるぞ」というところで、1時間弱待たされると、さすがに気持ちが折れそうになります。。。
なんとかこの流れを変えてほしいと素人なmakihibikiは願わずにいられません。
グラフィックも綺麗で引き込まれます。本機はカクツクこともなく、LOVAの世界に連れて行ってくれます。
キャラクターを設定します。
ゲーム画像です。(途中早送りを混ぜてあります。)
はい、ゲーム中も、全くカクツキは見られません。GTX960があれば、LOVAはなんら問題なく楽しめます。
また、PCケースがMini ITXサイズとはいえ、しっかりとしたエアフローが確保されていることから、グラフィックが込み合ってきてもおかしな温度変化もなく、快適にプレーできます。CPUは60℃弱、グラボは50℃弱で安定しています。
本機の良さ、それはコンパクト性にあると思いますが、それでいてなおかつスペックとしても満足できるので、LOVAを楽しむには本機はとても良い機種であることがわかります。
もちろん、エアフローが確保できていることから、本機に搭載されているファンの音は聞こえます。エアフローを確保しつつ、完全なる防音性と得ることはできませんが、無駄な温度変化がないことから、ファンが一定に回ることは防音性に長けていると考えることができます。
また、電圧変化も少ないため、電源周りへの負荷も少なく、エコであることが言えます。
そういった意味で、本機はLOVAを楽しむには良い機種であると言えます。
では、本機を最新のOSであるWindows10にアップグレードしてみましょう。
やり方は非常に簡単。
Microsoft社のWeb Siteから淡々と進むだけ。
今回のアップグレードでは、個人ファイルデータなどはそのまま移行できることとなっています。
ただし、OSのバージョンアップの最中に、停電や予測不可能なトラブルがおきて、データ喪失の危険性は皆無とは言えませんので、必ずバックアップをとっておくことをお勧めします。
では、アップグレードの流れを動画でどうぞ。たったこれだけ!!驚きです。
本当にこれだけです。
途中で3回の再起動がありました。
そして、アップグレードの所要時間は1時間6分という短さでした。
ほとんどの時間を録画した動画は以下です。(ほとんどが早送りですが)
早送りで飛ばしてもよいくらい、作業が少ない。待っている時間がほとんどです。
Windows10にアップグレードしてみての感想としては、、、起動が遅くなった。。。
Windows8.1よりも起動に時間を要すようになりました。うーん、、、
そして不思議だったのはシャットダウンの時間です。
10秒台と30秒前後を交互に繰り返します。
この違いは何なのか、、、ド素人なmakihibikiにはわからず、またインターネット上でもこうした現象は報告されていないので、必ずしも起きるわけではないと思いますが、ちょっと不思議な感覚でした。
Windows10の使用感は、これから深まっていくのだと思いますが、現段階でさほど不便さを感じていません。無料のアップグレード期間中にアップグレードを済ませ、長く使っていけるOSになってほしいと思います。
(アップグレードが簡便であるのであれば、保証期間が延びるこのアップグレードはぜひ実施したほうが良いというのがmakihibikiの意見です。あくまでも私見ですが。)
前述のとおり、LOVAを楽しむにあたって、本機のスペックは全く問題を感じません。
オンラインゲームを実施するにあたっては、物理ディスクへの書き込みをおこなっているわけではないため、HDDであっても問題は感じなかったため、オンラインゲームをやるためにSSDが必須かと問われれば、好みの問題であるとmakihibikiは回答させていただきます。
ただ、ほんの少しでも起動時間等が早い方がストレスが減ることを考えるのであれば、SSD(240GB程度)を追加しシステムドライブに活用しても良いのではないかと思います。
また、本機はLOVAのみならず、日常でも使用できることを考えると、プログラムファイルなどをSSDに、データをHDDと使い分けたほうが良いと思いますので、予算が許すのであれば、SSDを追加したい。。。
この欲張りな点を、「あと一押し」とさせていただき、レビューを終了とさせていただきます。
うーん、ゲーム続けてがんばろーーーー!!
CLWさん
2015/10/24
makihibikiさん
2015/10/24
コメントありがとうございます!
ゲームが、、、かなり壁になっています・・・
千里一歩さん
2015/10/24
GTX960は良いですよね。前回担当したG-TuneのFF14推奨PCはGTX760だったんですが、グラフィック性能の差は仕方ないにしても、発熱の点で大きく違うことが驚きでした。GTX760の場合、ゲームをしてなくても50℃を軽く超えますから……(´Д`;)
makihibikiさん
2015/10/24
コメントありがとうございます。
グラボが本当に安定していて、快適ですね。
実況参加できずすみませんでした。録画を見させていただきました!
第6節、、、クリアできず、、、です。