iRemocon Wi-Fiは、スマホやタブレットのアプリで操作する赤外線リモコンです。
今回はiPhoneから部屋の無線LANアクセスポイントを経由して接続してみました。
WPSボタンは万全ではない?
無線LANのセットアップでちょっと手こずりました。
説明書だとWPSボタンを使うか、手動で設定するように書いてあります。
うちはアイ・オー・データのルーターを使ってるので、WPSボタンで挑みましたが動きませんでした。
いや、設定はちゃんとされるんですが、iPhoneからアプリで認識させることができなかったのです。
接続がうまく言っていないのかと思って手動でやったらうまくいった次第です。
手動での無線LAN設定は、以下のとおりです。
- 本機裏面のスイッチをSETTINGに切り替える
- 電源を入れる。本体側面の電源ランプが点滅終了するまで待ちます。
※中身がLinuxか何かだと思われますが、起動に時間がかかります。1分くらいかな? - パソコンから無線LANのアクセスポイントを探す。
名前は「iRemoconSetup〜」後ろは固定ではなさそう。
※裏面にシールで情報が貼り付けてあります。 - 見つけたアクセスポイントに接続
- ブラウザで192.168.1.254へ接続
- 画面の案内に従いセットアップ
「検索」ボタンをクリック。Wi-Fiは2.4GHz帯のみ対応です。
「検索」ボタンをクリック。検索前なので何も出てませんが、クリック後にリストが出ます。目的のAPを選びます。
- ブラウザを閉じ、アクセスポイントへの接続を切ります。
- 本機裏側のスイッチをCONVERTERかREPEATERへ切り替えます。
テスト環境だと家中どこにいてもアクセスポイントの電波が届くため、CONVERTERとしました。 - スイッチを切り替えると、自動的に再起動がかかります。電源ランプの点滅が終わったら準備完了です。
有名メーカー品ならセットアップは簡単
学習型リモコンなのですが、ある程度はプリセットがあります。
セットアップ手順はアプリに記載されてました。
今回はプリセットされたスキンを選択しました。
デバイスは、以下の4つになりました。
- テレビ
- レコーダー
- ライト
- エアコン
それぞれ、メーカーとリモコンのデータパターンを選ぶようになっています。
なかったら学習させるのだと思いますが、最近のリモコンはボタン数が多くて非常に大変です。
それをやらなくて済むのは非常にありがたいです。
今回は、以下のように設定しました。
- テレビ …… 東芝:パターン1
- レコーダー …… シャープ:パターン1
- ライト …… パナソニック:パターン1
- エアコン …… 東芝:パターン5
気になったのが、以下の2点。
寝落ち対策にタイマーが便利
実際の運用では、枕元においたiPhoneとiPadから寝る前のテレビ、ブルーレイ、照明とエアコンをコントロールしています。
照明をコントロールした際の動画を撮影しました。
妻のiPadを借りて操作しました。
※書き忘れてましたがiPhoneとiPadでは画面レイアウトが変わります!TV、照明、エアコンが1画面にまとまってます。
焦ったので指がふらついてますが、普通にリモコン操作するよりワンテンポ遅いかな?と感じます。あと、環境の差異なのか連打しても反応しないことがあります。
とはいえリモコンを何本も枕元に持ち込むより利便性は高いですし、そもそもリモコンを連打するのは録画のリストを選ぶときくらいなので、さほど不便だとは感じませんでした。
また、タブレットがどっちを向いていてもリモコン操作ができるのが予想以上に便利です。寝転がっていても大丈夫です。
また、寝落ちを防ぐためにタイマーを設定しました。
手順は以下のとおりです。
- 送信タイマー設定画面で、「タイマー設定モード」をONにする。
- タイマーで送信したいリモコンのボタンをタップ。今回はTVのTIMERボタンです。
- タップすると時間の選択が出ます。今回は23:55にしました。
日付も選べます。やろうと思えば「何日の何時何分にどうする」とできます。 - 寝落ち防止なので、毎日繰り返す必要があるので、「繰り返し設定」をONにする。
間隔を指定します。毎日やるので「1日」としました。「設定」をタップする。 - 最後に「登録」をタップ。
- これでオフタイマーが登録されました。
オフにしたい機器の数だけ繰り返します。
ただし、ON/OFFを同じキーで制御する機器はオフタイマーが使えません。
仮にテレビがOFFだった場合、オフタイマーでONにしてしまう可能性があるのです。
これらの設定を済ませておくと、消し忘れた機器のうちタイマーが有効になっているものが自動的にオフになります。
すでに機器がオフになっていれば影響はありませんでした。
ズボラな人ほど活用できる
タイマー機能やGPS連動機能などありますが、それよりも。
スマホやタブレットで向きも気にせずにリモコンとして使えるのがメリットです。
リモコンをとっかえひっかえせず、スマホ1つだけで操作できます。
ズボラな人ほどメリットは大きいと思いますよ。
ちょっと無線LANの設定で手こずりましたが、たしかに便利ですよ。
EXミッション:コタツもリモコンでOFFにする
課題外の案件として「寝落ちしたときにコタツもOFFしたい」をやってみました。
家電量販店で、コンセント用のリモコンスイッチを調達してきました。
消費電力が800Wまでという制限があります。
コタツが古いもので消費電力が不明でしたが、一応動いたのでよしとしました。
※真似する場合は必ずコタツの消費電力を確認して下さい。最悪、火災になりうる部分です。
リモコンコンセントの受光部が室内を向くように設置する必要があります。
普通は壁のコンセントに直結なので大丈夫だと思いますが、ケーブルタップの場合は向きに注意が必要です。
汎用機器なのでリモコン信号は登録されていません。
今回はTVリモコンのボタンを2つ、コタツ用に割り当て、そこにリモコンの信号を登録することにしました。
以下の手順で登録します。
- アプリでリモコンコード学習画面に移動して、学習モードのスイッチをONにします。
- 登録したいボタンを押せという指示が出るので、選びます。
今回はTVのAUDIOボタンとTIMERボタンを割り当てました。
どちらもTVの機種による差なのか、押しても反応しない状態だったので好都合でした。
- iRemoconの天辺にリモコンを向けて赤外線を送信します。
ウチだと2回くらいボタンを押し込んだら登録されました。
1回でいいのかと思ったんですけどね?
- 寝落ち対策なので、最低限OFFだけ登録できればOKです。
一応ON/OFFの両方を登録しました。
2〜3の手順を繰り返せばOKです。 - 終わったら、1でONにした学習モードのスイッチをOFFにして、登録完了です。
- 寝落ち対策として、オフタイマーも設定します。
手順は先にあげたとおりです。うちでは24時頃にOFFにするようにしました。
ちょっと不便なのがタイマーは1分に1個しか設定できないこと。
あれもこれもまとめてOFFとかできません。1分ずつ1個ずつしかできません。
実運用をし始めて5日ほどたちましたが、寝落ち防止に動いたのは1回だけでした。
それも妻が夜更かしして起きてる途中に。
勝手にコタツが切れた!と驚いてました。
コタツが切れるとどんどんと冷えるので、寒くなって夜更かしせずに寝るようになりました。
意外な部分でも効果アリですね。
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。