今回はDriveレコーダーのユピテルのDRY-Slim1のレビューを拝命しました
ドライブレコーダーは年々色々な車に搭載されつつ有り、タクシーやトラックなどの営業車などのいつも走っている事故の確率の高い車の証拠の為に搭載される事などから始まり、一般車の事故などの証拠撮りのためなどにも裾野が広がっているドラレコと言われている物です
今回は、カー用品で有名なユピテルさんの新商品のドライブレコーダーのレビューとなります
今回のDRY-Slim1は数あるユピテルのドライブレコーダーの中でも薄く、小さく、取り付け場所を選ばず、取り回しがしやすいと言った特徴がある機種です
諸元表はメーカーのホームページからも見られるので気になる方は参照していただくとして・・・
抜粋して見るとこんな諸元表です
この諸元表を見る限りには、場所を特定する為のGPS機能や障害物にぶつかった時に、ファイルを別フォルダーにバックアップする為の加速センサー、フルHD画像での録画などの、カタログスペック的に派手な機能はすべて持っていないが、必要最低限の機能はちゃんと持っており、ドライブレコーダーとしてはシンプルに小型に作っていますよと言う様に見て取れます
早速、箱を開封して中身を確認しましょう
箱を開けると中身はとてもシンプルです。本体、フロントガラスに張るステー、シガーライターソケット用の電源ケーブル(3.5M)、マニュアルです
基本的には家電と同じ扱いなので、シンプルに作られています
メディアも4GB付属しますので買ってすぐ使えます
(1280×720で撮影すると約30分撮影できて、古いファイルは上書きされます)
前述しましたが、この機種の特徴はなんと言ってもその大きさです
横幅は 73.5mm
縦幅は、42.7mm
厚みは最も厚いレンズ部分のところで、22.5mm
薄いところで16mm となります
レンズの大きさは 9.6mm の単焦点レンズと思われます
コネクター回りも見てみましょう
まずは裏面
1.41インチのTFT液晶が付いており各種情報が表示されます、その他は、左手からパワースイッチ、メニューボタン、モード変更ボタン、液晶反対側は上下選択ボタンと確定ボタンです
液晶の機能としてどう写っているか、液晶で確認出来るという触れ込みですが、さすがに小さすぎ何が何だか分かりません、しかしながら大体のセッティングには有効なので、無いよりあった方がもちろん良いと思います
裏面から見て右側はミニUSB のコネクターが有り、ここから充電したり、パソコンに繋げて中の動画ファイルをやりとりすることが出来ます
下部はマイクロSDカードのスロットがあります
上部にはリセットスイッチと取り付けステーに付けるための穴が開いています
パワースイッチを押すと電源が入り録画が自動的に始まります
内蔵電池で、幾らかの時間動くので、ちょっとした動画の確認は電源なしで出来ます(前述の通り、画面があまりに小さいため、ナンバーとかの確認は出来ません)
内蔵電池を使って画面の確認が出来ますと唄うのであるなら、画像の拡大が出来ると良いと思います
まずは充電してみましょう、当機は内蔵電池を若干持っていて電源が取れていない状態でも少々の時間は動かすことが出来ます
充電はミニUSB端子を通して充電しますので、パソコン、ACアダプターなどで充電が出来ます
今回は余っていたi-Phone用の充電機にミニUSBケーブルを接続して充電してみました
充電できます、余っている資産を使って充電できるのは良いですね
マニュアルにも載っていますが、パソコンからでも充電は出来ます
メニューの種類も多くないので迷わず使えます
真ん中のメニューを押すと文字通りメニューが出てきます1回押すと録画設定画面になります
一番上のResolutionは、録画の解像度を設定します、上記の諸元表にもありましたが、ビデオの記録モードは2種類です
720PとVGAを選択できます、通常は720Pで良いと思います
その下の日付プリントは、画面内に日付を入れるか、選択できます
ファイル構成は、1度に何分の時間で1ファイルにするかを決めます
標準では3分1ファイルです
VoiceRecordは音声を録音するかしないかをここで決めます
もう一度Menuボタンを押すと今度は設定画面に移動します
フォーマットは文字通りマイクロSDカードのフォーマットを行います
表示言語は、言語を選択できます
AUTO OFFも自動的に電源が落ちるかの選択です、オフ、1分、3分、5分など選択が可能です
初期設定に戻すも文字通り工場出荷状態に戻します
こちらは更に下ボタンを押した時に出てくるメニューです
フリッカレスは交流電気の周波数を設定します、50Hzと60Hzを選択出来るので、関東、関西で設定を変えれば良いでしょう
日付設定で日付をここで設定できます。最初に設定しておきましょう
USB は、パソコンに接続したときにUSBリーダーとして使うか、パソコン用のカメラとして利用するかを設定できます
パソコン用のカメラとして設定した場合でも自動で電源が入ったりする機能は必ず発生しますので、使い勝手は劇悪です
まあ、おまけ機能として導入されていると思った方が良いです
メニューはパソコンに接続した状態では変更することが出来ず、尚且つ内蔵電池の持ちは非常に悪いのでしばらく放置した状態(1晩位)でメニューを変更しようとすると電池切れで強制シャットダウンしてしまいます、あくまで車に接続した状態で使うことが前提で設計された商品になります
実際に使うモードは、3モードのみ
実際に使えるモードは動画録画モード(ほとんどはこのモードのはず)、静止画撮影モード(デジカメモード)、再生モードの3種類です
こちらが録画モードです、ほとんどがこちらのモードで動くわけです
車にセットすると、電源が入っている間はすっと録画を続けて行きます、ドライブレコーダーの本来の目的は有事の際に証拠画像の撮影なので、理にかなった作りになっています
設定は種類があまりないので迷いません、解像度の設定、画像に時間等を入れるか?、1ファイルあたりの時間設定(メディアの残がある限り1ファイルにする、1分、3分、5分で1ファイルなどが選べます)
ファイルに関しては、メディアが一杯になったら最初のファイルを上書きしますので、もしも有事の際が起こったとき細かくファイルを分けることで、事故の前後の動画を書き換えの途中で消失しない様に配慮しているわけですね
モードボタンを1回押すと静止画撮影モード(デジカメモード)になります
OKボタンを押すことで撮影できます
こちらのメニューは解像度を変更することが出来ます
モードを更に押すと、再生モードになります
再生モードはもちろんファイルを再生できますが、1.41型と画面があまりに小さいので過度な期待は禁物です、再生するのはパソコンで行うのが正しい使い方でしょう
カタログには手持ちで記録映像を確認出来ますとありますが、もちろん確認は出来ますが、この内蔵電池はエンジンを切って本体に電源が行かなかった時に撮影してた画像が電源をロストしたために壊れない様に書き込みが終わるまで電源を落とさない様にしているために本来はあると予想されるので、ワイワイみんなで楽しむ為にある物ではなさそうです
ちなみにもう一度押すと録画モードに戻るトグル型になっています
設置してみましょう
設置は非常に簡単です、位置決めして、付属のステーの両面テープを剥がしてフロントガラスに貼り付けて本体を設置、シガーライターに接続するだけです
まずは、位置決めをします、位置決めをすると分かりますが、フロントガラスの上という物は結構色々な物があってドライブレコーダーのレンズが超広角レンズなので、設置場所は結構苦労します
私の車では、TVのフィルムアンテナが映り込んでしまい場所決めに苦労しました
マニュアルには法令により貼り付ける場所の制限がある旨の説明が書かれています
(マニュアルにはフロントガラス上部から20%以内に取り付けるようにと書かれている)
(セッティングはステーの両面テープを剥がして貼るだけです)
結局バックミラーの裏側に設置しました、初めは昼間の外で角度のセッティングをしましたが、モニターが小さいので詳細なセッティングが出来なかったので、屋根のある駐車場で暗いところで細かい角度は直しました、一度セッティングしてしまえば改めて画面を見ることは無いので良しとしました
電源はシガーライターから取りますが、マニュアルには4Mとありますが、線の部分の長さ自体は約3.5Mありました、コンソールから運転席側のマットの下をくぐらせ、ピラーに沿って配線して本体に回しましたが、長すぎず、短すぎず、十分な長さでした、この辺は流石自動車アクセサリーメーカーだと思いました
ピラーの中に配線をしまう為には、KTCの内装外しを使いました
手で入れれる車もあると思いますが、私の車はピラーが内側にコの字になっている様で入りませんでした、内装剥がしで、ピラーを持ち上げ押し込むと簡単に入りました
押し込んで行って完成です
ドアの横を通して擬装完了です
30分もあれば取り付けは終わるでしょう
実際に使ってみると・・・
実際に運用して見ました、動画を撮った物のスクリーンショットをパソコンで撮ってみた物です
まずは昼間の日陰・・・
これは最も条件が良いので前の車のナンバーがしっかり写っていますね
この位なら当て逃げされても相手のナンバーが分かりそうです
続いて順光、背中から光が当たった状態です
ナンバーはよく分かります、シルバーの車に光が当たって明るいので、回りが暗くなっています
横の黒い車は判別が苦しいですが、まずまずの解像度です
続いて、逆光です、前から太陽光が当たっています・・・
逆光だと流石にフロントガラスに光が当たってナンバーが判別できません
続いて駐車場などの室内です
綺麗に写っています、実用的に十分です
最後に夜間です
夜間は全く写らないと思っていましたが、思いがけない結果になりました
自分のヘッドライトが当たっているところは非常に良く写っています
まあ、この位写れば事故でも大丈夫でしょう
この様になかなか鮮明に写っています
流石に、ライトが当たっていない場所は真っ暗です
実際に撮った動画もUPしておきます
音声は車の中のTVの音です、音声は入れることも出来ますし、カットすることも出来ます
今回はオリジナリティーを出すためにノーカットでそのままのファイルをYouTubeにアップしています、音声はTVの音です
まずは昼間バージョン
続いて、夜間のバージョン
ノーカット無編集ですので、お見苦しいですがサンプルなのでご容赦を・・・
すべて3分間です
パソコンとの親和性は・・・
パソコンに接続してみましょう
パソコンに繋げると、表示がこの様になります
ドライブを開けるとDCIMフォルダーが普通のデジカメの様に作られており、その中にAVIファイルが作られていました、ファイルの大きさがまちまちなのは、3分たつ前にエンジンを切ったりしているためです
基本的にはAVIファイルなので扱いは容易です
WindowsMediaPlayer や 各種再生ソフトで普通に見ることが出来ます。私はVLC media player で再生しています
基本的なことはきちんと押さえられている小型軽量マシーン
取り付け簡単な小型軽量マシーンであることは間違いなさそうです、小型であれば、取り付け場所を探すときに有利です、無駄な機能はありませんので、メニュー もシンプルで、操作を間違えてしまうことも無いでしょう、ドライブレコーダーは万が一の装備なので、ひっそり確実に画像を撮り続けていれば問題ありません
画面の小ささも買った初めは気になるかもしれませんが、1週間もすれば、有事の際以外はドライブレコーダーの画像を見ることも少なくなるので問題はありません
実際に取り付けてみるとフロントガラスには色々な物が付いていることが分かり、取り付け位置には苦労します
そういった意味では価格も手ごろで、小さい本機はドライブレコーダーとして使うには非常に良く出来ている機種といえそうです
小型軽量でデザインも良い
小さく設置場所に困りません、スイッチ類も最小限の物にまとめられておりわかりやすいです
ボタンが少ないので迷うことは全くない
何せ操作ボタンがほとんどありません、電源が入ると強制的に録画を開始します、そのためユーザーが介入する余地はほとんどありません
逆に言えば、機械に詳しくない女性でも、お年寄りでもセッティングさえしてあげれば使えると言うことなので、万人向けです
非常にシンプルに作られており、設置が簡単
構成パーツも少なく、わかりやすく言えば、電源ケーブルを繋げればすぐに動き出し、録画を開始する、エンジンを切れば自動でファイルを保存、使い手側であまり考えることも無く使いやすい
直接パソコンにつながるので非常に簡単
中のデーターをパソコンに転送するのは非常に簡単ですUSBケーブル(別売り)で繋げるだけです、ギミック好きなら家に必ず1本はケーブルが余っているでしょうし、デジカメを扱った方なら問題なく使えるでしょう
両面テープを剥がして、シガーライターに繋げるだけで動きます
箱を開けてシガーライターに繋げて位置を決めてフロントガラスに貼り付けるだけの簡単セッティング、迷いません
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。