レビューメディア「ジグソー」

最近のノートパソコンはここまで来たかと、デスクトップを凌ぐ性能に驚きました。

このたび、「みんなの気になってること、やりましょう! 第1弾 マウスコンピューター with インテルR SSD」のレビュアーに選出していただきました。

 

マウスコンピューター m-Book Wシリーズ m-Book MB-W710E2のレビュアーに任命されましたので、張り切ってレビューしたいと思います。

また、換装に使うSSDはIntel SSD DC S3500 300GBということで、これもまたレアな部類のSSDですが、実はこのSSDレビューするのは2回目

です。

 

ちなみに、このレビューもMB-W710E2で書かせていただいています。

更新: 2014/04/25
標準構成でのレビュー PREMIUM REVIEW

このままでも結構いけてる気がする?

このPCを見たときに思ったことはでかい!です。
届いた箱から、でかかったです。

 

まずは、届いたときの箱から。

22インチくらいの液晶モニタが届いたかのようなサイズでした。
さっそく箱を開けて中身を出してみました。

 


本体、ACアダプタ、説明書類、バッテリーです。
すべてにおいて、でかいです。
普段、ノートPCといえば、持ち運び用途で見ているので、このサイズはインパクトありま
す。

ACアダプタも特大です。置く場所に困りそうです。写真の私の手と比べてみてください。

この大きさのノートPCであれば電源内蔵も可能なのではないでしょうか?

そして、コンセントにつなぐ電源ケーブル?も、デスクトップPCと同じ太さです。

バッテリーも大きいと思いきや、PCの大きさに比べれば小さい部類かもしれません。
本体に至っては、ちょうどA3用紙横と同サイズでなかなか大きいです。

では、基本仕様から、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

とまぁ、ざっくりホームページから切り取ってまとめてみました。

特筆するべきは、グラフィックでしょうか、Geforce GTX760Mが搭載されています。
最新のゲームなんかもサクサクできそうです。

CPUはi5-4200Mという、デュアルコアタイプ(HT有)のCPUで、若干非力な感じはしますが、使ってみた感じで、少なくともレビューを書き始めた段階では、快適です。

液晶の17.3インチの1920x1080のノングレア液晶は、圧巻です。普段使うノートPCは、1366x768もしくは1280x800の13インチから15インチ液晶が多かったので、画面の広さは段違いです。

ただ、デスクトップでよく使われるサイズ22インチから24インチに比べれば、文字が小さく読みにくいこともあります。ノングレア加工のせいか若干ギラツキを感じます。

個人的には光沢液晶が好みなので、慣れの問題でしょうか?

 

グラフィックについては、Optimusテクノロジーという機能が搭載され、状況に応じてオンボードとGeforce GTX760Mを切り替えて動作するので、消費電力の削減に貢献しそうです。

 

メモリは4GBが2枚で8GBと標準的な容量です。
仕様表には3枚搭載できるような記載ですが、CPUがi5/i3の場合2枚までとのことです。

 

本体周りのインターフェースを見ていきます。
本体外見ですが、落ち着いたグレーで、プラスチックですが、ヘアライン加工がされています。


単色でプラスチックですが、ヘアライン加工のためかパッと見は安っぽくは見えません。

側面には、各種インターフェースが装備されています。
USB3.0x3ポート、USB2.0x1ポート、eSATAポートx1ポート、HDMIポート、D-SUBポート、マイクイヤホン、S/PDIF、カードリーダ、工学ドライブと必要十分な数です。

 

開いてみると、こんな感じです。

 

 

キーボードはテンキー付のアイソレーションタイプでパンタグラフです。

タッチした感じは程よい反発で、本体が大きいせいか剛性もあり、悪くはないです。
個人的には、打ちやすい部類です。

左上に電源ボタンとカメラ有効無効の切り替えボタン、ミュートボタン、フライトモードボタンがあります。


右上にはOptimusモード切替、グラフィック状態、HDDアクセス、フライトモード表示用のLEDたちが並びます。

 

バッテリーですが、本体の割には小さいです。容量も5800mhAと多くもないです。

Haswellのさんによって、相当省電力になったのでしょうか?
モバイル前提ではなさそうなので、こんなもんなのでしょうか?

 

さっそく電源を入れて。。。と思いましたが、先にパーツ関連を見れる範囲で見てみました。

裏返して、HDDの蓋、メモリの蓋を外してみてみることにします。

次の写真の赤丸の部分のネジで外せます。


驚いたのは、セカンドHDD用のスペースがあるんです!2.5インチのSATA HDDが普通に収まります。ノートPCでセカンダリHDDスロットを見たことがなかったので、驚きました。

レビュー応募時に、セカンドHDDを搭載し、光学ドライブをHDDに置き換えると書いちゃったので、ここはあとで考えます。。。

メモリスロットも見えますが、2スロットですね。どうやら3スロット目は、キーボード裏に隠されているようです。
キーボード裏のメモリ交換手順も、マウスコンピューター様のホームページにFAQとして上がっています。

MB-W700 / MB-W710シリーズ メモリの交換方法 ( Windows7 / 8 / 8.1 )

自作BTOパソコンを出しているメーカーならではですね。

あとは、ヒートシンクはちらっと見えるCPUとたぶんGPUの2系統あるようです。

WifiモジュールやBlutoothのモジュールが見えませんが、キーボード裏にあるようなので、グレードアップや交換も可能なようですね。

主要なPCパーツがすべて見えます。そして、FANにホコリが詰まってもメンテナンスしやすいです。

 

メンテナンスや拡張をしやすくよく考えられていると思います。

 

職場では某国産有名メーカーのPCを扱いますが、基本的には利用者でのメンテナンスは考えてない作りが多いです。

メモリ、HDDまではいいのですが、それ以上は、とことん分解しないとたどり着けません。よっぽどのことでない限り、そこまで触ることもほとんどないのですが、自作派の私としては、マウスコンピュータさんのPCのほうが好感が持てます。
裏を開けてみて、ちょっと思ったので書いてみました。

 

HDDは、WD Blue WD5000LPVX 5400rpm SATA3でした。


定番のCDIとCDM

 

可もなく不可もなくというところでしょうか、Windows8からの高速起動もあり、
ログイン画面まではサクッと上がりますが、常駐アプリ関係が起動するタイミングで
引っかかりがありました。上がってしまえば、快適そのものです。
アプリケーションの立ち上がりで待たされることが結構ありますが、HDDであればこんなものだと思います。

 

ゲーミングノートに部類されると思いますが、私自身、最近はゲームをあまりしないもので、アカウントを持っているのはPSO2ぐらいですので、各種ベンチマークソフトでスコアを見てみました。

まずは、PSO2
Optimusオン、1920x1080 フルスクリーン 簡易設定5(最高)

Optimusオフ、1920x1080 フルスクリーン 簡易設定5(最高)

 

そして、FF14
1920x1080 フルスクリーン 最高品質

3DMark06

3DMark11

CINEBENCHI11.5

GeforceGTX760Mは圧倒的です。当たり前ですが、完全にメインで使ってるデスクトップ機(Geforce9600GT)を超えています。
ここまでサクサクベンチが動くと面白いですね。


ちなみにOptimusをオフにしてオンボードのみでもやってみましたが、動作はしますが、各種ゲームを普通にプレイするには、耐えられるレベルではないです。
解像度や品質を落とせば動くと思いますが、やるなら最高品質でやりたいですからね。
Haswell内臓GPUも性能は上がってるとはいえ、やはり専用GPUにはかなわない感じでした。

 

標準構成でのレビューということで、大体の性能は見てきました。
性能以上に、ここまでのGPU性能があると発熱もすごそうという気がしますので、負荷を与えて、その時の温度変化などを見てみようと思います。
定番?OCCTを使った負荷テストです。

 

30分ほど負荷を与え続けてその温度変化を見てみました。

って、キャプチャ取り忘れていました。

自動で出来上がるグラフは残っていたので許してください。

最高でCPU温度78℃と、ちゃんと冷却されているようです。
回している間は、FANが結構うるさくうなっていました。

排気口は結構熱くなりますが、これ以上温度は上がらなかったので、問題なしですね。

 

私のやってみたいレビューテーマに「バッテリーの持ち」というテーマがあります。
そこについてみていきます。

 

無操作の状態、ある程度負荷を与えた状態、Optimusオフで負荷を与えた状態で、どのくらい持つかを検証してみます。
ゲーミングノートの位置づけなので、FF14ベンチをループで回し続け、PC自体が強制スリープになるまでを計測しました。

 

結果ですが、FF14ベンチループを回した状態で、強制スリープ突入までを計測したところ、

Optimusオンの状態で、1時間10分でバッテリー切れになりました。

Optimusオフの状態で、3時間2分でした。

また、スリープなし、画面オフなし、スクリーンセイバーアリの状態では、3時間20分という結果です。

 

結果からいうと、バッテリーのみでFF14を1時間ほどこなすことができるようです。

動作は保証できませんが一応オンボードで約3時間ほどできます。

驚いたのは、Optimusオフの状態でゲームを回すのと、完全放置した状態でバッテリの持続時間に差がないことです。

ほとんどバックライトなどで電池の消費があるように感じました。

また、オンボードGPU機能は、ほとんどバッテリー消費には影響ないこともわかりました。

 

このノートをモバイルで使うことはあまり考えられないですが、1時間程度であれば、コンセントからの電源供給がない状態でもプレイ可能なようです。

本体の重さが、約3.2kgということで、モバイルには適さない部類ですが、

自宅以外で、電源がある環境、長期の出張や何かのイベントや、病院での入院中など、長時間の待ち時間が発生する場合など、デスクトップパソコン並みに機能する持ち運び可能なパソコンだと思います。


3.2kgでA3サイズなので、持ち運ぶことも不可能ではないと思いますが、タブレットやウルトラブックのように気軽には持ち運べないですね。

 

個人的な用途で思いつくのは、OSをProかサーバーOSへ入れ替えて、Hyper-V上にシステム組んでデモ機なんかにいいかもしれませんね。
サーバー用途にはCPU、メモリ、HDDと貧弱ですが、大画面があるおかげで、構築も楽そうです。換装も可能な感じなので、i7でメモリ24GB、HDDはSSDへ変更等、ノートPCでありながらデスクトップのような、ステップアップが可能なところも面白いと思います。

 

更新: 2014/04/25
インテル® SSD にしたらどうなるの?~換装手順~ PREMIUM REVIEW

単純に入れ替えるだけなら難しくない!

作業は、単純に今使っているHDDの内容をSSDへ丸ごとコピーするのが目的です。


まずは、今回換装に使うSSDを紹介します。

 

 

このSSDは、速度的には最近のSSDに負けることもありますが、その安定性と高い耐久性、データの保護機能、高いコストパフォーマンスを売りにしているデータセンター向けのSSDになります。

 

このSSDのすごさに関しては、以前、レビューさせていただき、他の方のレビューも大変参考になります。

前回レビューさせていただいた、SSDより容量が増え、IO性能も上がっている300GBモデルを使用します。

 

では、マウスコンピューター m-book Wシリーズ MB-W710E2のSSD換装を行います。

 

換装に関する手順ですが、ノートPCであればおおむね同じですので参考にしてください。

 

(1) HDDのダイエットとバックアップ

 

今回は割愛しますが、基本的にはHDDの内容を減らしてください。
可能な限り、アプリはアンインストール、データーは失敗してなくなっても困らないようにバックアップをしたほうがいいと思います。
移行先のSSDの容量は少ないことが多いです。できる限りダイエットしましょう。

では、HDDの容量をSSDの容量以下にできたら次のステップに移ります。

 

(2) SSDのパソコンへの接続

 

SSDを接続してみます。
SATAをUSBに変換するアダプターもしくはケース

などを利用して、接続してください。

本体に空きSATAポートがあれば、そこへ接続してもいいです。
内蔵SATAポートだと付け替えが発生するので、お手軽にできるので、たいていはUSBアダプターを使っています。

 

接続後、「スタート」ボタン右クリック→ディスクの管理をクリックします。

SSDが認識されていることを確認します。

 

(3) HDDイメージコピーツールの準備

 

Intel製のSSDへの移行用にはIntel純正のツールがありますのでホームページよりダウンロードします。
Intel® Data Migration Software
https://downloadcenter.intel.com/confirm.aspx?httpDown=http://downloadmirror.intel.com/19324/jpn/IDMS_15056_ja-JP.exe&lang=jpn&Dwnldid=19324

※ 他のメーカーも同様のツールがあることが多いですが、ない場合、「EaseUS Todo Backup Free」が無料で操作も簡単でいいかもしれません。

 ※ ダウンロードURL:http://www.todo-backup.com/products/home/free-backup-software.htm

 

ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストールしてください。

基本的には「はい」「次へ」で進めるだけです。Intel純正なので悪さするものはないです。

 ※ インストールはIntelSSDが接続されていなければインストールできません。
アダプターなどで、SSDが別名で認識されている場合も同じです。別のアダプターまたは上記のツールで移行しましょう。

 

(4) データ移行開始

 

さっそく、HDD→SSDでのデータコピーを行います。

デスクトップ上に勝手に作られたショートカットで起動します。

なんか登録しろと言われましたが、無視して次へすすめました。

非常にわかりにくいかもしれませんが、使うのは右上の「開始」をクリックします。

自動的にドライブをチェックし、移行元、移行先を選んでくれました。
複数ある場合は、自分で選ぶ画面が出ます。

今回はHDDの容量より、SSDの容量が小さいので、サイズも小さくして移行をかけます。

「今すぐクローンを作成」は、リカバリ領域や起動パーティションを小さくされるのは困るので、「クローン作成ウィザード」で行くことにしました。

一応、リカバリパティションやブートパーティションのサイズに変化がないことを確認して、「実行」ボタンをクリックすることで、コピーが始まります。

 

システムドライブの移行のため、再起動が必要とでるので、素直に再起動をします。

自動的にWindows8.1ではなく、移行ツールが立ち上がり、コピーを開始します。

SATA-USBアダプターをUSB3.0ポートにさしていましたが、どうやらUSB3.0は認識しないようです。USB2.0ポートへ再接続するとコピーが始まりました。

 

 

 

時間にして15分くらいでしょうか、完了した旨のメッセージが出るので、「OK」を押すとPCの電源が切れます。

 

(5) HDDとSSDの入れ替え

 

本体の電源を切り、裏返します。

上記一番下の赤丸の部分のねじを外し、蓋を下にずらして外します。

 

HDDが鎮座していますので、下にずらして、SATAコネクタから外します。

HDDが外れるので、今度はマウンタのようなプラスチックの板を外します。


SSDへマウンタを付け替えて、本体へ逆の手順で戻します。

 

蓋も戻し、ねじを締めて、取り換え完了です。

 

(6) 起動チェック

 

電源を入れ、無事OSが起動したら成功です。

初めての方は、この時点でSSDのすごさがわかると思います。


一通りPCの動作を確認して問題なければ、作業完了です。

お疲れ様でした。

更新: 2014/04/25
インテル® SSD にしたらどうなるの?~各種アプリケーションにおける処理速度の変化 ~ PREMIUM REVIEW

クリック後のレスポンスが向上

OS起動に関して

 

Windows8.1は高速シャットダウンやセキュアブートなどにより、HDDでもそれなりの速度で起動します。
完全シャットダウンから起動してログイン画面(時間が表示されている画面)が表示され、HDD LEDがある程度落ち着くまでを動画にしてみました。
 

HDDの時は、起動してHDD LEDが落ち着くまで52秒でしたが、

SSDの時は、18秒くらいで、完了していました。圧倒的ですね。

 

HDDの時で、ログオンした後、IE11や、Excel、Wordを起動してみましたが、初回5秒、それ以降は3秒とそれほど遅くはない印象を受けました。
EXCELなどで、フォントを変更しようと、リボン上のフォントプルダウンを表示する際にHDDのLEDが点灯し続け、若干時間がかかりました。

 

SSDにすることによって、
各種アプリケーションの起動は、1秒以内で起動するようになり、ストレスなく起動します。
先ほどのフォント一覧も、ワンテンポ遅れますが、すぐに表示されました。

 

あまり一般的なアプリではありませんが、VisualStudio2012Expressを起動する時間も見てみました。
HDDの時には、10秒以上かかっていたものが、SSD換装後は3秒以下くらいで立ち上がります。

PSO2やFF14のベンチ自体には誤差範囲で影響はないようですが、明らかに起動するときは違いました。

全体的にSSDの場合、クリック後の反応が良くなる傾向です。

多少古いパソコンや、遅いPCは、HDDのアクセスが多くなり、遅いとか調子悪いとか言われますが、SSDにすることで、そのボトルネックが解消されるため、PCが生まれ変りますね。

PC買い換えるよりも安価に効果的にパフォーマンスを上げることができます。

 

余談になりますが、

CPU:CeleronM430、メモリ512MB、HDD:SATA1 40GBという古いノートPCを32GB SSDに換装し、会社の故障代替え機等に利用していますが、SSDにするだけで、サクサクになります。

代替で出すと、そのまま欲しいという方も、何人かいるほどでした。

 

アプリケーションの起動速度よりも、パソコン本来のパフォーマンスが出せるようになります。

更新: 2014/04/25
インテル® SSD構成での総合レビュー PREMIUM REVIEW

ノートPCで3ドライブ大容量記憶域

さて、ここまで、グダグダと中身のないレビューしてきましたが、SSD構成でのレビューということで、いろいろやってみたいと思います。

 

SSDに置き換えたことにより、HDDが余っています。
これを使って、ノートPCで不足しがちなディスク容量を増強したいとおもいます。

 

このPCには、セカンダリHDDスロットがあることを最初知らなかったため、光学ドライブを2.5インチHDDに置き換えることができるアダプターを使う予定でした。

 

実機を見てセカンダリHDDスロットに気付いたため、アダプターは不要なのですが、すでにアダプターも買っており、使っていないHDDも余っているということで、やってみます!

 

3ドライブ構成なおかつ、Windows8から搭載された記憶域プールを利用した、物理容量を超えた大容量のセカンダリドライブを作ります。
ついでに、大容量になることで、問題になるディスク破損からのデータ損失を防ぐために、ミラー構成をとっておきたいと思います。

 

記憶域プールについては、以前レビューさせていただいたので、詳細はそちらをご覧ください。

さっそく始めます。

 

まずは、PCへHDDを内蔵します。
セカンダリHDDスロットには、もともと内蔵されていた500GB HDDを入れます。


光学ドライブの置き換えに使うHDDは、余っている、320GB SATA HDDを使います。

そして、光学ドライブを2.5HDDトレイにする

 

PCの電源を落とし、裏返します。
セカンダリHDDスロットは左上にあるので、写真上部の蓋を赤丸のねじ3つを外して、取り付けます。

 

PCの付属品中に増設用のHDDマウント用のプラスチックマウンタとPC内のスロットにマウンタがあるので取り付けます。

 

 

セカンダリHDDスロットにプラスチックのマウンタはネジ2本で止まってますので、外してください

こんな風に組み立てます。

そして、SATAコネクタに刺して、マウンタをねじ止めして固定します。


あとは蓋を閉めて、ネジもしめます。

 

次に光学ドライブを外します。

 

右下の光学ドライブの延長線上に1つだけねじがありますので、ここを外します。

赤丸の部分のねじを外します。

 

ドライブを針金やクリップをほどいたもので、ドライブをイジェクト状態にして、そのままドライブを引っこ抜いてください。


ドライブが外れましたので、ここにアダプターを入れますが、先にベゼルの交換を行います。

抜いたドライブのベゼルは4か所の爪で止まっているだけですので、こじって外してください。

 


それほど丈夫な部品ではないので、注意しながらやってください。私はドライブ側の爪が引っ掛かる部分を折ってしまいました。。。

うまくベゼルが外れたら、アダプターへ取り付けます。
爪で止まるので、そのまま押し込めばカチッとハマるはずです。

今度は固定用の金具?も付け替えます。

外して、アダプター側へつけるだけです。アダプター側にはネジ山がありませんので、多少強引につけています。

HDDをアダプタにつけます。

入れる→スライドさせてSATAコネクタ接続→ストッパー入れて完了です。

これを、光学スロットに入れます。

入れて、最初にはずしたねじを締めて完了です。

 

さっそく、PCの電源を入れ、ディスクの管理で確認します。

問題なく認識しているようです。

次は、記憶域プールと記憶域を作成していきます

 ※ 記憶域プール作成時に中のデータは消えますので、必要なデータは一時的にCドライブなどに退避してください。

コントロールパネル→記憶域から、記憶域プール、双方向ミラーの記憶域を作成します。


2台あるので、ミラー構成で、現状、2.5インチHDD2台で不可能な容量4TBほど作ってみます。Dドライブとしました。

これで、普通のDドライブとしてPC上で扱えるようになりました。
しかもミラーリングによりHDD故障からも守られます。
ノートPC単体で、4TBの冗長化されたHDDができました。

一応CDM

遅いほうのHDDに速度はつられてしまうようです。

 

実際は320GBほどため込むと、容量不足の警告が出ますが、その時は、もう少し大きい容量のHDDと変えて、スケールアップできます。
スケールアップの時もデータコピーなどの面倒な作業も不要です。
OSが勝手にやってくれます。

 

たぶん、HDDも交換して、プールに追加・削除するだけでいけたと思います。

ストレージの容量もデスクトップ並にできてしまったことにより、デスクトップの立場が危うくなりそうですが、うまく棲み分けをして、仲良く使っていきたいと思います。

 

HDDを2台も追加したので、省エネ性能は犠牲になりますが、据え置き型のPCとして、AC電源で使うのであれば、十分ありな構成だと思いました。

 

今回レビューさせていただいたことで、文書作成から、ゲーム、そして、システム屋さんとして開発作業や、OS入れ替えは伴いますが、システム提案時のデモ環境用のHyper-V環境の作成などもこなせるポテンシャルを持つPCを、10万円を切る価格でオールインワンで実現できるmousecomputer m-bookシリーズ MB-W710E2は、様々なシーンにおいて活躍できる1台だと思いました。

 


 

2014/04/25 追記

 

本機は、デュアルコアモデルのため、メモリは2枚までと、サイトにも書いていましたが、DDR3メモリを発掘したため、試しに入れてみました。

使うメモリはコレ

PC3-8500と速度的には落ちてしまいますが、認識するかどうか確認するだけなので気にしないことにします。

第3のメモリスロットは、キーボード裏にあるので、分解していきます。

手順の詳細は、公式HPの手順を参照にしてください。

簡単にやると、精密ドライバーでこじって、ふたはがして、ネジ5つ外して、キーボードを手前に起こすと出てきます。

 

右下の写真にも「Quad Core Only」と書いてますね。。。

入れてみました。

あとは元に戻して、起動してみました。

あっさり認識しました。各種ベンチも問題なく完了です。

ということで、もう1スロット使えることがわかりました。
8GB*3で24GBまで増やせそうです。

さらに、開けてわかりましたがmSATAのスロットもありましたので、4ドライブ目にSSDを追加できそうですですね。

もう、デスクトップと変わりませんねw

コメント (15)

  • プレカリアート真面目明さん

    2014/03/09

    とても参考になる換装でした。
    光学ドライブはUSB接続やネットワーク越しからの利用にすればいいので、このレビューはとても参考になりました。
  • sthidejiさん

    2014/03/09

    プレカリアート真面目明 さん>

    コメントありがとうございます。
    光学ドライブって昔ほど使わなくなっちゃいましたからね。

    それなりにスペース使ってますから、有効活用です。
  • KAOさん

    2014/03/09

    すごいです。光学ドライブもHDD化って!おもしろい。
    デスクトップPCもってればノートPCに光学ドライブはいらないかも。(*´ω`*)
    わたしもいつかやってみたいな。
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