レビューメディア「ジグソー」

あこがれのケンジントントラックボール!

あこがれのケンジントントラックボールのレビュワーにご選出いただきました!

 

1.【前置き】マウスで十分?そうかもしれないけど。。。

 

ほとんどの方にとってはトラックボールは使ったことがない、もしくは
興味もないのではないかと思ってこの前置きを書かせていただきました。

 

私、モチモノに登録していますように、
Logicool社製 M570を職場と家庭で2台使っているトラックボーラーです。
しかしトラックボール暦は短く、ここ3、4年ぐらいでしょうか。

 

発端は、家庭用PCの画面を液晶テレビにしたせいで、
いわゆる「パソコンデスク」に向かってPCを使う機会がなくなったことです。
テレビはソファーにねっころがったりして見るので、自然とパソコンもねっころがって使うことになりました。そこで困ったのがマウス。じゅうたんの上で使ったり、ひざの上で使ったり
してきましたが、どうにも使いにくい。


かといってマウスパッドを常にねっころがった先に用意しておくというのも無理。
そこで、昔から興味のあった、「本体を動かさないで使用できる」という特徴を持つ
トラックボールを購入したのです。

 

正直、使用後数日間は「マウスのように」カーソルを動かしたり、
ドラッグアンドドロップ操作をすることが難しく、非常にもどかしい思いをしました。
正直、「うわ、また無駄遣いしてしまった。。。」と、思いました。
しかし、トータルで1週間もすると問題なく操作できるようになりました。

 

操作になれてさえしまえばむしろマウスより細かい作業が出来るようになります。
また、マウスだと大画面内や、2画面間のカーソル移動の際にマウスを持ち上げて、
元の位置に戻し、また持ち上げて。。。と、かちゃかちゃさせないとポインターを
動かしきれないことがよくありますよね(特に大画面化と高密度画素化がすすんだ昨今)。
そんなときもトラックボールなら指先でちょちょいです^^


また、ほんのわずかな動きが必要なときは、デバイス全体を動かす必要のあるマウスより、
指先でボールを少し動かすだけで済むトラックボールの方が、操作性がよいと思います。

これはいい!ということで、職場へも導入して、現在に至ります。

 

まとめると、最初の壁さえ越えてしまえばマウスと同等、
もしくはそれ以上の使い勝手になると私は思っています。

例えば手首を痛めている方、もしくはマウスの使いすぎで手首の痛い方は、

きっとトラックボールを使うと非常に楽になるんじゃないかと思います。


ご興味のある方、トラックボール、一度ためしてみませんか?^-^)o

 

私がM570を入手したときには、量販店にはトラックボールは
「その1機種だけ」しかありませんでした。
しかし、かつてはお店で見かけるときはたいてい「ケンジントン社製」の
トラックボールでした。


大きなボール、大きな本体。そして、なによりかなりのお値段><)
特に1万円に迫る、もしくは超える値段がネックになって

「ちょっと試してみようか」という気になれなかったのは事実ですが、

私の記憶には

「ケンジントン社製トラックボールは高価だけど、いつか触ってみたいなあ」と
あこがれとして刻み込まれたのでした。

 

2.【開封の儀】ケンジントンのトラックボールが来た!

 

そして今回、レビュワーにご選出いただき、あこがれのケンジントンのトラックボールを
触ることが出来る機会を得ました!^o^)/

 

シンプルな包装です。大きなトラックボールがケンジントン!って感じです(個人的に)。

 

開けるとこんな感じ。ごちゃごちゃしてなくて良いですね。

本体下には今回のキーになるリストパッドが入っています。

リストパッドの裏にはカギ状のゴムがあり、トラックボール本体裏の溝にはまり、

可逆的に固定されます。置いてる限りはリストパッドがとれるってことはなかったです。

リストパッドがあるとないとでは大分外見が違いますね。

ないとやや心細い感じ><)

リストパッド有りでしばらく使いたおしてみました。

更新: 2014/01/27
OrbitTrackball with Scroll Ring を使うことによる身体的負担の変化 PREMIUM REVIEW

OrbitTrackball with Scroll Ringを使うために必須の「付属リストパッド」

それでは実際にOrbitTrackball with Scroll Ringを使ってみますが、

その前に、マウス操作しかしたことのない方にはどんな風に操作するのか

わかりづらいと思いますので、以下に簡単に持ち方を比較して見ました。

 

1.マウス

親指   本体支持

人差し指 左クリック

中指   右クリック

薬指   本体支持

小指   本体支持

 

2.OrbitTrackball with Scroll Ring

親指   左クリック
人差し指 ボール操作
中指   ボール操作、ホイール操作
薬指   ホイール操作、および右クリック
小指   右クリック

 

2.(トラックボールの対照として)Logicool M570

親指   ボール操作
人差し指 左クリック、進む・戻るボタン操作
中指   右クリック、ホイール操作
薬指   本体に添える
小指   本体に添える

 

大分手の使い方が違いますよね!

OrbitTrackball with Scroll Ringは、マウスのように本体をもつ必要がないために

すべての指を操作に使用することが出来ます。

 

一方で、ボール操作のために指を浮かせておく必要があります。

このとき、手の重みを支えるのは手首になります。

 

リストパッドなしだと、ボールの位置に指をあわせるために、

手首を浮かせながら操作することになってしまいます。これは手首が疲れます。。。

 

しかし、OrbitTrackball with Scroll Ringには付属のリストパッドが付いているため、

ここに手首を載せてしまえば手の重みをパッドが支えてくれるため、非常に使いやすいのです。

 

手のひらを浮かせて操作する必要のあるOrbitTrackball with Scroll Ringには、

このリストパッドはまさに「必須」といえると思います。

このパッドさえ使用すれば、後はマウスとは違い、腕を動かさずとも使用でき、

トラックボールの利点である操作感を楽しむことが出来ます。

更新: 2014/01/27
OrbitTrackball with Scroll Ring の活用術 PREMIUM REVIEW

精密操作に向いているOrbitTrackball with Scroll Ring

さまざまな状況でOrbitTrackball with Scroll Ringを使ってみて、
感じた気付いた点およびメリットと、惜しい点を以下に書いてみました。

 

1.気付いた点とメリット
(1)ボールが大きいため細かい動きも出来る
M570と比較するとボールが大きいため、比較的細かい動きも出来ました。
(例えば、エクセルのセル指定や画像のリサイズ時のドラッグなど)

一方で、M570(親指でトラックボール操作)に慣れていても、
OrbitTrackball with Scroll Ring(人差し指と中指でトラックボール操作)には
多少慣れるまでに時間がかかりました><)

 

(2)ワイヤレスではないけれど、問題無し
トラックボールは前述の通り、本体を動かす必要性がないため、
ワイヤレスでなくとも全く問題ありませんでした。

 

(3)スクロールリングは適度な慣性があり使い易い
スクロールリングは薬指で操作することが主になると思いますが、
スクロールに適度な慣性があり、ブラウジングや文書閲覧で使い易かったです。
では、一般的なマウスのスクロールホイールとどちらが使い易いかという点ですが、
正直、一長一短で好みの問題になると感じました。

スクロールリングはスクロールにやや大きな指の動きが要求されます。
実際に、仕事で使う縦長の文書閲覧時にはかなり指を動かすこととなり、やや疲れました。
一方、一般的なマウスのスクロールホイールならば同じ作業をするのに動かす指の動きは
非常に小さくてすみます。
個人の感想ですが、スクロールリングはあまりスクロール量がないときには
直感的な操作性で、便利だと感じました。

 

2.惜しい点
(1)クリックボタンの位置および、クリック音が大きい
これは、会社の同僚数人に使ってもらって得た感想なのですが、
クリックボタンの操作が親指と小指(または薬指)になる点に戸惑いが大きいとの意見が多かったです。また、女性からはクリック音が大きすぎて気にかかるとの意見がありました。
私個人としては、使用頻度が左クリックと比べて比較的低い右クリックが小指というのは
特に違和感無かったので、これも慣れや好みの問題かと思います。
また、クリック音も手応えがあって私は好みです><)

 

(2)「戻る」「進む」機能
ソフトの設定で、戻る機能を両クリックボタン同時押しに設定出来ますが、
しばしばただの左クリックになってしまったり、右クリックでポップアップメニューが
でてしまいました。その機能を必要としない方も居ると思いますが、M570で、当該ボタン有りに
慣れてしまっていたため、やや不便に感じました。
このようなボタンがないマウスも多いでしょうから、必要ない人にとっては不便とはいえませんね^^;

 

まとめ
以上、簡単ですが、かねてからの憧れ「ケンジントン社製 OrbitTrackball with Scroll Ring」を
使用したレポートとして報告させていただきます。

 

今回同僚等の意見も聞きつつOrbitTrackball with Scroll Ringを使ってみましたが、
正直なところ、入力デバイスやポインティングデバイスはその人がいままでどんなデバイスを
好んで使って来たかによって、評価が大きく別れるのだな、と思いました。


私のようにM570を使って来た人間でも、ボールを操作する指が異なるOrbitTrackball with Scroll Ringに慣れるには時間がかかりましたし、逆に言えばまだ操作が完全になれていない短期間でレポートするとやや不足面にばかり眼がいってしまいます。その辺を誤解を招かないように出来る限り長期で使ってみてから感想を書いたつもりです><)

 

しかし、トラックボールに興味があり、さわってみたい!という方には、
ボールが大きいこのOrbitTrackball with Scroll Ringはオススメです。
M570のようにボールが小さいと、なれるまで細かい操作ができなくて、イライラしますから><)そして、そのイニシアティブはそのままマウスと比べたときのイニシアティブにもなると思います。大きなボールがもたらす精密作業のやり易さは、精密作業が多い仕事の方にとって非常にメリットになると思います!

24人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • aoidiskさん

    2014/01/16

    いいですね トラックボール
    場所決めしてしまえば、そこで操作が自由自在というのが
    いい、自分は此ではありませんが、時にトラックボール使います。
    大ざっぱなところでは重宝するんですが
    細かなところでの操作がまだまだできません
  • takuroさん

    2014/01/27

    aoidiskさん、コメントありがとうございます!
    本体を動かさないで良い、というのはトラックボールの大きなメリットの一つですよね。
    私も普段はM570を使っており、初期には細かい動きが出来なくて非常に
    イライラしました><)
    お使いのトラックボールは分かりませんが、本製品はかなりボール自体が大きいので、
    比較的細かい作業に向くと思います^^
  • nicknameさん

    2014/01/27

     トラックボールっていいなぁと思うんですけど、手の大きさに左右されそうですがその点はいかがですか?
     レビューを読んでトラックボールが欲しくなってます。

     ちなみに私のマウス使用は・・・
      親指   本体支持
      人差し指 左クリック
      中指   ホイール
      薬指   右クリック
      小指   本体支持
     です(笑)
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