レビューメディア「ジグソー」

クリエイティブにも自転車にも大活躍!

 

※ 2012.08.08 追記 - (11). 後記 Internal structure 追記
※ 2012.07.20 追記 - (10). OVERALL 追記完了
※ 2012.07.20 追記 - (7). Lifestyle-2 追記完了
※ 2012.07.18 追記 - (8). Benchmark 追記完了
※ 2012.07.17 追記 - (9). Adobe 追記完了

本レビューは「 Zigsow×Ultrabooker.jp 」によるプレミアムレビューになります。

 HP ENVY6-1000は、Intel社の新しく提唱するUltrabook(薄型軽量ノートパソコン)のカテゴリに位置する製品で、Intel 第三世代CPUや、SSDアシスト・ハードドライブ、15.6型ワイド液晶ディスプレイなど先進的な技術を多く搭載しています。

 本製品は、デザイン性の高さより発表当初からとても惹かれていた機種で、応募時も純粋に本製品が欲しかったということと、自分のLifestyleに合う応募条件だと思い応募したものの、まさか選出されるとは夢にも思わず、大変驚きました。
 この場を借りて、Zigsowk関係者様、日本ヒューレットパッカード関係者様方に御礼を申し上げます。選出されたからには、皆様に役立つ内容をご提供できるよう頑張りたいと思います。


 さて、今回のレビュー要件として、1st impressionを足早にアップしなければいけませんので、
第一回目のレビューをデザイン性やインターフェースに対する所感、セットアップ方法などの製品に対する内容とし、 続く2nd impressionでは、第二回目のライフスタイルの発表、そしてベンチマークテストやAdobe製品関連のテストなど実挙動に絡む内容をご報告予定です。

1st Introduction以降、随時加筆していく形になりますので、
お見苦しい点もあると思いますが、ご了承頂ければ幸いです。

==1st impression===========
(1). Introduction
(2). Design
(3). Accsessories
(4). Specification
(5). Set up for Creative
(6). Lifestyle (第一回目)

==2nd impression===========
(7). Lifestyle (第二回目)
(8). Benchmark
(9). Adobe
(10). Overall

 


 さすがデザインに拘りのあるHP社の製品だというべきか、化粧箱のデザインから秀逸だと感じます。黒く、薄く、無駄が無く、そしてBeats Audioのロゴの差し色が効いてオシャレ。
凄く特別な物が届いたゾッ。と、感じさせてくれるパッケージングデザインです。
 化粧箱を開けて中身を確認したところ、包装はとても簡素で必要最低限という感じ。
まっ、このあたりはしょうが無いかな。

お次は早速本体の外観チェック。


 15.6inchWideノートブック・・・。仕様で寸法を確認していたのである程度予想していたのですが、開梱したブツを机の上に置いてみると、予想以上に幅広く、薄い。
液晶ディスプレイのある天板部分の厚みを計測してみたところ、5mmほどしかありませんでした。何か強い衝撃で壊れてしまわないかな?なんて不安がよぎるほどです。

各部詳細をチェック。


 天板からパームレストまで筐体の全てをアルミニウム合金のヘアライン加工であしらった仕上げは、とても精度良く美しい。他メーカーとのデザイン的差はここにあるんだと思えるほど拘った造りです。

 電源ボタンは細長く白色LEDによる点灯で電源ON/OFFの状態を確認できるようになっていますが、すこし小さすぎてボタンが押しづらいと感じました。

 液晶ディスプレイ上部には92万画素のWEBカムが搭載されており、少し試してみましたが、動きは比較的スムーズでしたが、全体的な写りとして良いとはいえないレベルの代物でした。まあ、無いよりマシ程度ってことで。


 Dr.Dreプロドゥース「Beats Audio」テクノロジーを採用したスピーカーを搭載しており、ノートパソコンとは思えない高音質を誇るというのが謳い文句。はっきり言って、アメリカヒップホップ界を牽引してきたDr.Dreという人物自体が余り好きじゃありません。ギャングスタ・ヒップホップを世に広めた功罪は大きいですから。

 でも、この「Beats Audio」ってのはなかなか悪くありません。サブウーファーの力か、ドンシャリ傾向ではあるんだけど、この小さい筐体からは信じられないような音場感と定位がしっかりした音が出てきます。音量を上げても音が割れることが無い。これって結構ノートパソコンだと凄いことなんですよね。きっと。

 ただ、さすがに音量を上げていくと高音域がシャリついてきます。長時間の視聴にはつらい感じなので、それなりの音量で聴く分には、ノートパソコンという無理ある規格の中では、十二分に満足できる音なんじゃないかな、と思います。


 HP ENVY6-1000のインターフェース群の中でもっとも気になったのがキーボードです。Ultrabookという時点でアイソレーションキーボードではあるものの、主要キーのキーピッチが19mmをちゃんと確保しているのは良心的とも言えます。ですが、日本語キーボードを採用しているために、かなり特殊な配列になってしまっています。Enterキーの右側にPgUp/PgDnキーなどが並ぶレイアウトは、文章を打っていると、やはり何度か押し間違えてしまいました。

 こんなややこしい配列しないと日本語配列にできないのであれば、いっそ、英語キーボードにしてくれたほうが使いやすいでしょう。

 そういえば、アルファベットの印字は"LOUISVUITTON"のロゴにも使われている「Futura」が使われていました。ちょっとの事ですが良いですよね、こういう拘り。ひらがなの印字も、拘っているように見えるですが、新ゴproや小塚、ロゴジーなどでもないようですし、ちょっと判断が付きませんでした。


 どこのメーカーの製品レビューを見ていても不評なのがトラックパッド。キーボード入力をしていると、手がトラックパッドに触って誤動作を連発しまくり、まともに文字入力出来ないという話なのですが、HP ENVY6-1000のトラックパッドはめちゃめちゃ使いやすいです。

 こんな使いやすいトラックパッドを触るのは生まれて初めてかも。

 文字入力時に手がトラックパッドに触っても、誤動作しないことは勿論のこと、指1本、指2本などパッド操作を割り当てることができ、ネットブラウジングくらいなら、マウスは要らないかも?なんて思えるくらい快適です。 これがHP製ノートパソコンに必ず搭載されてるのなら、他社製のノートパソコンは買えなくなっちゃうかもしれません。

 


 大型Ultrabookということで、側面に用意されている接続インターフェースはかなり豊富です。
USB3.0や、HDMI出力端子など、最新トレンドは抜かりなく搭載しているほか、省かれがちなネットワークポートに、2in1メディアスロットなど便利なインターフェースもあるのが嬉しい所です。
 ただ、一般的なノートパソコンと比べてしまうと、見劣りしてしまうのも事実です。メイン並みの活躍を期待するなら、ドッキングステーションを別途用意すべきでしょう。

 


 付属品は、65WACアダプター、ウォールマウントプラグ、電源コード、保証書のみ。
 非常にあっさりとしてますね。笑

 付属品が少ないぞっという不満なんてさらさら言う気も無いですが、あえて言うとすれば、電源コードの差し込みプラグの形状がストレートなので、差すと出っ張るし、引っかけた際に折れてしまいそう不安があります。

 


 ほかのUltrabookになく、本製品にある強み、それはメモリー搭載量が8GBもあるということと、15.6inchワイド液晶を搭載している事だと思います。

 Ultrabookという規格は、薄型PCを実現するためにパーツ交換を考慮しない設計になっています。そのため、メモリーをあと一枚足したくなったとしてもほぼ無理な場合が殆どです。その点、もとより8GB搭載されている本製品であれば、よほどの重作業でなければ問題は起きないと思います。


 15.6inchワイド液晶についても、解像度が1366×768と、液晶が大きい割に解像度が小さく感じられますが、使用している感じでは表示される文字サイズに無理がなく、非常に見やすいです。勿論、1600×900くらい解像度があったほうが良かったのは間違いありませんが、デスクトップ機でもそうですが、液晶は大きい方が何かと良いと思います。


 性能面では、第三世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載することにより、パフォーマンスは第二世代以上を維持しながら低消費電力性能を更にアップ、3D性能も2倍近く向上されています。触った感じでは、もたつく場面に遭遇することも多々ありますが、許容範囲内の動作だと思います。

 問題点とすれば、重さ。本体重量だけで2kg超えっていうのは痛いですね;一般的な15.6inchワイドノートパソコンの重さが2.5kg程度なので、0.5kg程度しか軽くなっていません。これじゃあ、"ウルトラ"と呼ぶには差し障りがあるような気がしないでもないのですが、インテルの提唱する規格には重さの制限が無いようで問題はないようです。

 


 だいたいの外観&仕様チェックが終わったので、自分好みのパソコンにカスタムしていきます。海外メーカーの良い所って、国内ノートパソコンと違って要らないソフトウェアを入れていないって所だと思います。チェックしてみましたが、HP純正サポートツールと、CyberLinkのメディアプレイヤー、Windows Live関連がインストールされていた程度でした。


 自作DVDドライブを接続し、Adobe Creative Suite 5.5/6 Master Collection、Adobe Lightroom4をインストール。Adobe Creative Suite 5.5は印刷関連の絡みでPhotoshopとillustrator、InDesignのみを入れることにしました。Adobe関連のソフトってかなり容量を食うんですが、SSDアシスト・ハードストレージなので、SSD単体機のように容量を考えながらインストールしなくていいので、精神衛生上にもいいかもしれません。笑

 まだまだ容量も残ってるようだし、写真と音楽データも入れてしまおうかな。


 Windows Live Meshの設定。Windows Live Meshは無料のPC間ファイル同期ソフトウェアで、登録したLive IDを使って、PC間をリアルタイムに監視してくれるので、たとえばメインPCに写真を取り込んでおくと、知らないうちにENVY6にも取り込んだ写真データがコピーされています。そのまた逆も然り。今回は初期設定なので、マイピクチャとマイミュージックを同期。2時間程度放っておいたら、数万の写真と数千の音楽ファイルがコピーされてました。

 ほかにも 私の用途では、メインPCで作ったグラフィックデザインデータを、デザイン事務所と打ち合わせするときにENVY6にデータを移し替える作業が発生してくるのですが、ENVY6にファイルが同期されているので、無駄な手間が発生することなく、持ち運びすることが出来ます。

 メインPCが惑星とするならば、ENVY6は衛星として考えると良いかもしれないですね。主の作業はメインPCで行い、他所で作業を継続する場合や打ち合わせをする場合は、ファイル同期されたENVY6の出番。


こういう作業機の同一性って、作業をする上で非常に重要です。


 セットアップしたENVY6を早速デザインの打ち合わせに持って行くことにしました。仕事でも無いのに、休み中に打ち合わせに行くなんて、どれだけワタシ真面目なんだろう。笑


 インナーバッグにENVY6を詰め込み、お気に入りのメッセンジャーバッグにインサート!ついでに一眼レフカメラと、新しいアイディアを描いたクロッキー帳と、打ち合わせ議事録用の大学ノートも合わせて持って行きます。さすが大容量のメッセンジャーバッグですね。これほどの大容量ですが、しっかり収まりました。5kgあるかなぁ?ちょっと重い^^;

履いていくのはお気に入りの靴にしよう。


 デザイン事務所に到着。、事前に撮影の許可を得ていましたが、撮影許可のお礼として飲み物のとちょっとしたデザートを渡しました。こういうことはちゃんとしておかないとね。

 早速打ち合わせ開始。事前に提出していたデザイン5案のうち、1案に焦点を絞って更にデザインを詰めていきました。データのアウトパス化や色の設定など細かな修正はそのままENVY6で作業し、一先ずプロッターでデータを切ってみることになりました。プロッターを動かすところを見るのは初めてのなのでドキドキでした。
 綺麗にカットしたシートは手作業で要らないところ剥いでいきます。社長さんの手つきをマジマジと見るワタシ。この手の作業は苦手だ。

 綺麗にシートを抜き取れたところで、サンプル用のTシャツから色が合いそうなものを選定しました。元データはPrintstarのSサイズの型紙を使いながら作成していたので、S~LサイズまでのTシャツを使うことになりました。シートをTシャツに置いてみたところ、反応は上々。ワタシもこのTシャツなら買ってもいいかな・・・。 ただ、若干の修正依頼が掛かったので、それは自宅に帰って作業するということになりました。


次回のTシャツデザイン案をちょっと相談し、本日の打ち合わせは終了。

いままでであれば、ちょっとした修正も自宅で全て行っていたのが、打ち合わせ中に行えるようになり、作業が非常に効率的になりました。濃密なで有益な打ち合わせになったと思います。ENVY6様々ですね^^




以上、
ここまでを1st impressionとさせて頂きます。
2nd impressionでは、2回目となるLifstyleのご報告と、
ベンチマーク、Adobe関連の挙動テストを行っていきたいと思います。

お楽しみに^^

 

 

※ 2012.07.20 追記

 先週末、晴れ間は見えるものの、ぐずついていて、風も強い日で、サイクリングに行けそうもない日でした。こういった日の空いた時間や雨の日など、外に出たくとも出れない日は、自転車トレーニングをして体力が落ちないようにしています。

 トレーニングには3本ローラーを使っていて、3本ローラーを使えば、雨の日でも室内トレーニング出来る利点はあるんですが、1時間2時間どんなにペダルを回し続けても、目の前の風景が変わらない、風を感じない、という自転車の醍醐味がまるで無いトレーニング用品なので、やっていて詰まらないですし、どうしても飽きてきます。

 ほんとであれば、どの家庭にも一台はある大型液晶TVの前でトレーニング出来れば、映画やTV番組を見ながら飽きずに漕げるでしょうが、自転車トレーニングのような騒音を出して、場所を取るものに、テレビ前という一等地を家族が与えてくれるわけも無く・・・。

いつも、家の玄関前や物置部屋の隅で、悲しくトレーニングをしているのが実態です。汗



  そこで、3本ローラーの前にHP ENVY6-1000を置いて、自転車トレーニングをしながら、映画や音楽も楽しめるようにしてみました。モバイル専用Ultrabookでは、液晶画面が小さすぎますし、普通のノートパソコンではバッテリーに不安があります。つまり、大画面かつバッテリーの強いHP ENVY6-1000は3本ローラーを使ったトレーニングにうってつけってわけです!


用意したDVDは「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」。

オリジナルのドラマ版のほうが好きなんですが、アクション物のスカッとした映画の方が自転車トレーニングには合う気がするので、こちらをチョイスしました。

わくわくしながら、トレーニング開始!

分ってはいたけど、物凄いシュールな絵になっちゃった><;

 

 

 結果から言うと、トレーニングへ実の入り方が全然違いますし、楽しすぎる!映画を観ているうちに、あっという間にトレーニングが終わってしまいました。いままで、ポータブルDVDプレイヤーを置いて練習することもあったのですが、やはり大画面と大音量・高音質だと没入感がまるで違います。

 自転車の良いところって、こんなトレーニングであっても、仕事で溜まったストレスも発散できちゃうことなんですよね。ENVY6-1000を使うことによって、ストレス発散と映画鑑賞によるリラックス効果、一石二鳥になったと思います。


 HP ENVY6-1000は、玄関先追いやられながらも、自転車トレーニングに日々励んでいる日本中のサイクリストたちに強い味方となってくれるでしょう。

 


※ 2012.07.18 追記

 HP ENVY6-1000の外観上の特徴を抑えれましたので、お次は基本性能を調べてみたいと思います。

Windows エクスペリエンス インデックス
Windows エクスペリエンス インデックス


 Windows エクスペリエンス インデックスを採ってみました。プライマリHDD以外はスコア6上回ったなかなか基本性能の高いノートパソコンだということが分かりました。もっとも高いサブスコアを記録したのが、メモリ(RAM)。7.4とかなり高い値です。4GB*2枚によるデュアルチャネルの効果と、DDR-1600という周波数の高いメモリーのおかげでしょう(DDR-1600使ってるノートPCって初めて見ました;)。

CINEBENCH-CPU
CINEBENCH-CPU

 CINEBENCH-GPU

CINEBENCH-GPU

 CINEBENCH R11.5でCPUとGPUの基本性能を、Intel Corei7 3770K/2600Kと比較してみました。GPU性能はさすがHD4000を搭載しているだけあってか、Corei7-3770Kや、特に2600Kとかなり良い勝負をしています。

 しかし、CPUのBenchmarkについては、スコアにして2倍以上の差がついてしまっています。まず、Quad Core と Dual Coreの差、そして周波数などの基本性能の差でしょうか。むしろ、低電圧Dual Coreプロセッサーでこの値は頑張ったほうかもしれません。

 CINEBENCH R11.5は、Core数がモロにスコアに影響してくるBenchmarkソフトウェアなので、実挙動においてメニーコアが必要な場面でなければ、そこまで差があるわけではありませんが、参考程度に総合性能を知っておくとよいかもしれません。



※ 2012.07.17 追記


2nd Impressionの手始めにAdobe製品の実挙動を調査することにしました。
比較対象として、現在メインストリーム系CPUでは最速となるIntel Corei-7 3770Kと、Samsung SSD 830 512GB RAID0、MEM16GBの構成で組んだクリエイティブ用途専用PCを選びました。
         ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          【OS】Windows7 Ultimate 64bit
          【CPU】INTEL Corei7 3770K
          【CPU cooler】CNPS9900 MAX RED LED
          【MB】MSI Z77A-GD65
          【RAM】CMZ16GX3M4A1600C9・・・4GBx4枚の16GB構成
          【SSD】SAMSUNG SSD 830 512GB RAID0・・・合計1TB
          【GPU】MSI R5870 Lightning Plus
          【CASE】Antec DF-85
          【PSU】Antec HCP-850
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


選んだ理由としては、前回のSSD vs HDDの比較検証結果をそのまま流用出来るという事と、クリエイティブ用途専用に組んだデスクトップ機と汎用モバイルであるUltrabookでは、どの程度挙動に差が出るか興味があったためです。

調査に使用したソフトウェアは、以下の通り。
         ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          ・ Adobe Creative Suite 6 Master Collection
          - Photoshop® CS6 Extended
          - Adobe Premiere® Pro CS6
          - Adobe After Effect Pro CS6 (Premiereとの連携に使用)
          ・ Adobe Lightroom 4
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
グラフィックデザインや映像制作分野における業界標準といえる
Adobe社のソフトウェア、特にStorage性能が大きく関わっていくであろうと想定される
Photoshop/Premiere/Lightroom4の合計3つのソフトウェアに対して、
実挙動のテストを行いました。

┏■ Photoshop® CS6 Extended
┗┛━━━━━━━━━━━━━・・・・

 



前回同様、HARDWARE HEAVENのPhotoshop Benchamrk v3を使用し、
多重フィルタ処理の時間を計測しました。

結果としては、

・ENVY6-1000:3min35sec(215sec)
・Corei7-3770K SSD RAID0:2min12sec(132sec)
・Corei7-3770K HDD:2min23sec(143sec)

となり、最も早く処理の完了したCorei7-3770K SSD RAID0に比べて、83秒遅く処理が完了しました。Photoshopの動作原理を考えれば、83秒という差は単純に考えて、CPUパワーの差だと考えて良いと思います。

 やはり、マシンパワーが必要とする場面では、顕著にCPUの非力さが出てきてしまう結果となってしまいました。実際の作業において、ここまでの重い作業は発生してこないとは思いますが、すこし重めのフィルタを2,3枚重ねるだけでも数秒の遅延は発生してくると考えられます。

 Ultrabookに搭載されている低電圧CPUでは、重い処理が発生してきたときに満足な結果は得られない事が分りました。

┏■ Adobe Premiere Pro CS6
┗┛━━━━━━━━━━━━━・・・・


                    ==== エンコード時間 ====
                    HP ENVY6-1000:59min
                    Intel Corei7-3770K SSD RAID0:35min
                    Intel Corei7-3770K HDD:56min
                    ==== エンコード条件 ====
                    動画再生時間:1h03m12s
                    形式:H.264
                    プリセット:HD 720p 29.97
                    ======================


  Adobe Premiere® Pro CS6で1時間ほどの映像を作成し、書き出し処理を行った際に、
完了するまでにかかった時間をグラフにしてあります。

 最も早く処理の完了したCorei7-3770K SSD RAID0に比べ、ENVY6-1000は24min遅く処理が完了されることとなりました。ココの結果だけを見れば、やはりCPUパワーの差だと結論づけられますが、Intel Corei7-3770K HDDの場合と比較した場合、圧倒的なCPUパワーの差がありながら、たった3minしか違いがないという事に気づくと思います。

 考えられる要因として、書き出し処理に使うスクラッチディスクの性能差です。
Intel Corei7 3770K機の場合はHDD単体のみ、ENVY6-1000の場合はSSD+HDD(ISRT)というハイブリット構成。恐らくENVY6-1000の場合、エンコード処理時のキャッシュがに優先的にSSDに割り振られる設定になっており、HDD単体に比べエンコード処理の時間が短縮されたものと考えられます。

 この結果は非常に面白い結果です。今までであれば、エンコード専用機を用意する場合、SSDを用意するかHDDのRAIDを組むのが定番でしたが、SSD+HDD(ISRT)構成を組むことによって、安価かつ簡単な手段でエンコードに最適なパソコンを用意できるということになります(そして安定的動作も保証されている)。

 しかし、現時点ではこの結果に対して確定的であるとするには早計ではないか、とも考えています。なぜなら、キャッシュ容量がSSDの容量を超えた場合にエンコード速度を維持できるのか不透明である為です。エンコード処理が速いのはSSD容量の32GB迄かもしれません。

 気になる結果なので、追試したいところですが、そんなヘヴィなデータをUltrabookという廃熱処理が弱い機体で処理するのは怖いと思うところがあり、なかなか踏み切れません。(現に、エンコード処理中、その後すぐはかなり熱っぽく、ちょっと動作が重かった。)

 この結果についての真偽が分り次第、追記していきたいと思います。


┏■ Adobe Lightroom4
┗┛━━━━━━━━━━━━━・・・・


Adobe Lightroom4の動作テストは、
① 写真データ書き出し処理時間の比較
② 写真データのライブラリ観覧速度比較
の2種を行いました。

① 写真データの書き出し処理時間比較テストは、
100枚の写真データをJPG変換書き出しの場合と、
元データをそのまま処理をせず書き出す場合で調査してみたのですが、
Premiereでの結果と同じくして面白い結果が出てきています。

JPG変換書き出し処理においては、変換処理にCPUパワーを使うため、
Intel Corei7 SSD RAID0 > Intel Corei7 HDD > ENVY6-1000
と順当な結果に収まりましたが、元データのコピー速度においては
Intel Corei7 HDDと立場が逆転し、圧倒的差を持って、
Intel Corei7 SSD RAID0 > ENVY6-1000 >>>> Intel Corei7 HDD
という結果になっています。
やはりここでもSSD+HDD(ISRT)機能の効果が有効に働いたと考えて良いと思います。

ストレージ性能だけをみるならば、たとえIntel Corei7を搭載していたとしても、逆転されるという良い典型だと思われます。

 

※ 2012.07.20 追記

 HP ENVY6-1000は発表当初より、優れたデザイン性、クリエイティブに耐えうる性能、稼働時間など、私が求めるモバイル性能を全て満たした製品ということで、非常に気になっていた機種でした。今回、まさか選出されると夢にも思わず、大変驚きました。

 外観・形状・インターフェースとして見たENVY6-1000は、重さは許容できるにして大きく取り過ぎている横幅、電源オスプラグがストレート形状で危うい、液晶サイズの割に解像度が小さい、特殊日本語配列のキーボードが多少使いづらいなど、気になる点は少なからずあるものの、それらを上回るデザイン性・・・。アルミ素材のヘアライン加工、非常に使いやすいイメージパッド、Ultrabookという規格の中では豊富なインターフェース群。

 触ってみると初めて分るんです。
 かなり使いやすいノートパソコンであるということを。

各インターフェース、多少の不満はあるものの、全ての要素を高次元で纏め上げていました。安易にコスト削減に走った部品を使っていないことが実感できます。高品位な部品を使っているからこそ、実感できるラグジュアル感、安価なノートパソコンでは真似出来ない操作性があると感じました。

 実挙動に関わる性能面においては、モバイル機の括りの中では各要素の性能は高バランスで纏まっていますが、やはり低電圧CPUの採用が災いしてか、1コアあたりの性能は低めで、軽作業においては過不足は無いでしょうが、重作業においては実際に動かしていてもカクつく場面は多々ありました。ただ、面白い点として、Adobe関連の実挙動テストを観て頂ければ分るようにに、ストレージ性能が優れているためか、最新デスクトップ機を上回る場合もあり、CPU性能だけがパソコンの性能を決めるわけでは無いといことがよく分りました。

 結果からみても優れた性能を持つSSD+HDD(ISRT)構成ですが、動作にはかなり癖があり、速い時もあればHDD特有のモッサリ感に遭遇することも多々あります。ストレージ容量を必要としない人は、SSD単発のUltrabookのほうが有用だと思いますし、実際に性能は優れているでしょう。

 私の場合は、メインデスクトップ機を惑星、本機を衛星とした、同一性を重視したクリエイティブな作業性を確保する必要があったので、容量を確保できるSSD+HDD(ISRT)のほうが向いていると思います。

 今回のレビューでは、外観から、Benchmark、Adobe関連製品の実挙動テスト、そして私のLifestyleに馴染むのかまで、できる限り調査しましたが、どの角度から見ても、HP ENVY6-1000は、デザイン性、モバイル性、性能など高次元で纏まっており、ホームユースレベルのモバイルとして最も使いやすい形はコレなのではないかと思います。

 待ち望んでいたUltrabook HP ENVY6-1000が届いてから、私の生活は一変しました。インドアなクリエイティブ作業は、アクティブに。アウトドアな自転車はインドアでもより、楽しめるようになりました。この縦横無尽感。HP ENVY6-1000というUltrabookだからこそ為し得たと思います。

 非常に気に入っています。

 これからも大事に使い倒していきたいと思います。

 

 

 

最後に、

 1st Impressionから、感動の鮮度が失われないうちに更新したいと思い、矢継ぎ早に更新を行ってきました。もしかすると、更新が乱雑で読みづらいと思われた方がいらっしゃったかもしれません。その点については申し訳なく思っております。

 レビューについては一度ここで締めさせて頂きたいと思いますが、液晶ディスプレイの検証など、クリエイティブな要素面においてはまだ検証出来ていない所も残っていますので、時間ができ次第、調査したいと考えています。

長文駄文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。m(_ _)m

 

 

 

 

後記.

※ 2012.08.08 追記



 通常、Ultrabookはその携帯性のために、メモリーやSSDの換装ができないなどの保守性を犠牲にしていることが多いです。しかし、HP ENVY6-1000は一般的なUltrabookに比べ、大きく作られています。もしかすれば、メモリーの交換が出来るんじゃないかという甘い希望から、腑分けを行ってみました。

 

 腑分け自体はドライバー一本で簡単にできました。
内部を見てみると、メモリースロットが2つ、着脱できるソケットのように見えます。
メモリー交換はできそうですね^^。

 あと、ラッキーなことに、SSDはオンボードではなく、mSATA仕様になっていました。
HDDも簡単に交換できるようになってるみたいです。保証期間が過ぎたあとに突然SSDやHDDが壊れてしまっても、自力で修復することが可能ですし、ISRTを解除してSSD単発運用などの構成切り替えも簡単にできそうです。

コメント (37)

  • MR2スパイダーさん

    2012/07/16

    初期から8GBメモリにUSB3.0×2は魅力的ですね!

    CPUも新世代だし^^

    SSDが32GBというのが少しもの足りないかな?

    まぁ~システムのみならOKですね、キャッシュは8GBもある
    メモリでRAMとればいいですし。

    そう考えれば32GBって、故障時に安くて新しいのに換装
    しやすいですね!

    SSDは寿命短いから(>_<)
  • きっちょーさん

    2012/07/16

    >>T.Hさん
    USB3.0×2は勿論ですが、メモリ8GBはグラフィックデザインをやってると、どうしても必要ですからね。ありがたいですよー。

    >SSDが32GBというのが少しもの足りないかな?
    ややこしい話なんですが、SSDはキャッシュ扱いで、HDD500GBが主だって利用するストレージになります。

    HDDなのに、SSDの性能を持てるという技術らしくて、
    インテル・スマート・レスポンス・テクノロジーって呼ぶらしいです。

    多少、つっかかりもありますが、起動は爆速です^^w
  • Manyaさん

    2012/07/16

    レビューお疲れ様です。
    15インチサイズは仕事で使うのに丁度良いサイズかもしれませんね。
    仕事場にもってこいのデザインも流石のHPですね♪
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