レビューメディア「ジグソー」

レンダリングサーバーとして サーバー向けXeon CPUを使い倒せ!!


Xeon E5-2620と このDX79SI を使ってレンダリングサーバーを構築しました。

レンダリングサーバー構築に関する全体的な内容は、こちらをご覧ください。
 【インテル Xeon E5-2620のレビュー】

■■■ 検証に使用したPCパーツ一覧
└──────────────────────────────
 ・CPU - インテル Xeon E5-2620
 ・マザーボード - インテル DX79SI
 ・クーラー - サイズ 侍ZZリビジョンB SCSMZ-2100
 ・GPU - GIGABYTE GV-N440D3-1G
 ・メモリ - PATRIOT PC3-12800 DDR3-1600
 ・電源 - サイズ SoLID PoWERブロンズ SP-BZ-550A
 ・ケース - クーラーマスターElite 361
 ・記憶装置 WD Caviar Green 2TB
 ・OS - WHS2011 または Windows8 CP
  【パーツ名をクリックすると各パーツのレビューへ行けます】

■■■ DX79SIの付属品・外観
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【付属品】
【付属品】

【付属品】
【付属品】



■■■ DX79SIのスペック
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 インテルのエクストリーム・シリーズのマザーボードで、なかなか豪華な
 仕様です。  コンシューマー向けなので、オーバークロック機能や
 スカル(ガイコツ)デザインで楽しませてくれます。
【skull headのデザイン】
【skull headのデザイン】

 主なスペック
  対応ソケット LGA 2011
  チップセット X79
  対応CPU Sandy Bridge-E
  メモリ 8×DDR3
  PCI Express 3.0対応 PCI Express x16 x 3スロット
  詳しいスペックは、こちらをご覧ください。 【インテル DX79SIのページ】


【82574L と 82579LM の2つのLANコネクタがあります。】
【82574L と 82579LM の2つのLANコネクタがあります。】

 POSTコード(起動時に各種試験をしていて、その診断経過を表示します)が表示できます
【POSTコードとステータスLED】
【POSTコードとステータスLED】

 USBの Wifi/Bluetoothのモジュールがついてきます。
【Wifiモジュール】
【Wifiモジュール】

 Wifiの為に、Ralink-A社から最新のドライバーとツールをダウンロードして
 インストールしてみました。WHS2011では対応していませんでしたので、
 別のPCのwindows7にインストールしたところアクセスポイントとして動作し、
 スマートフォンが繋がりました。

 11n対応の無線LANをまだ持っていなかったので良かったです。
【Wifiツール】
【Wifiツール】


■■■ Xeon E5-2920のオーバークロック
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 最初起動してみたところ、BIOSがCPUに対応していないようで、
 2.0GHz以上あがらずターボブーストが動いてないようでした。
 BIOSを最新のものにアップデートしたところ直りました。

 英語のPDFのマニュアルに四苦八苦しながらイジッテいましたが、
 intelのサイトに、BIOSに出てくる単語を和訳した用語集のPDFがあり、
 これを見ることでだいぶ理解が進みました。

 BIOS変更時には、BacktoBiosというボタンが背面にあって、いちいち
 キーボードのF2キーを押さなくても起動後、即座にBIOSに移れて便利でした。
 
【赤く光るBackToBIOSボタン】
【赤く光るBackToBIOSボタン】

 インテルのオーバークロックツール「Intel Extreme Tuning Utility」を使うと、
 OCCTベンチマークソフトのような、ストレステストも出来ます。
 
【インテル・エクストリーム・チューニング・ユーティリティー】
【インテル・エクストリーム・チューニング・ユーティリティー】

【ストレステスト5分中】
【ストレステスト5分中】

 Xeon E5-2620はCPU倍率の方はロックされているので、ホストクロック
 周波数を少し上げてみました。
   100.0 -> 105.37 MHz (WHS2011)
   100.0 -> 103.13 MHz (Windows8では、これ以上はダメでした)
 
【BIOS】
【BIOS】

 オーバークロックでcinebenchスコアは7.0くらいになりました。
 
【cinebenchスコア  少しあがりました】
【cinebenchスコア 少しあがりました】

 Windows8でエクスペリエンス・インデックスを計ってみました。
 CPUは速いですが、メモリがDDR3-1333なので遅いようです。
 
【エクスペリエンス・インデックス】
【エクスペリエンス・インデックス】

■■■ 消費電力
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 PC全体の消費電力は以下でした。
 (オーバクロックの有無は、ほとんど違いがありませんでした。)

   アイドリング時 約 62W
   高負荷時    約 116W
   スリープ時    約 0W
【消費電力チェック】
【消費電力チェック】

■■■ あとがき
└──────────────────────────────
 今回のレビューでは、2kgとズシリと重いDX79SIのパッケージが4つも
 届いたので、「おおースゲーぞ、これは!」と大変喜びました。

 Zigsow様、インテル様、ありがとうございました。

 intelのマザーボードは、他社の製品に比べて情報がネットに流れてないので、
 BIOSの設定等が心配でしたが、やってみると、すんなり出来ました。

 インテル製というと、なんとなく真面目そうですが、DX79SI は、いじれて遊べる
 マザーボードでした。

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