「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」をレビューさせていただきます。
レビュー内容としては、デスクトップパソコンとノートパソコンの場合の2つの使用方法をレビューしていきます。
USB3.0ポートが4つもある贅沢なハブです。
USB3.0を4ポート搭載しています。色はシルバー色のため高級感を出している印象です。
背面は、ねじとPC接続用のUSB端子と電源供給用のUSB端子の2つを搭載しています。
ねじの固定部分には円柱状のゴムがあり、固定する機器等に傷がつかないようにしています。
付属のケーブルはPC接続用のみで電源供給用のUSBケーブルとアダプターは付属していませんでした。
デスクトップパソコンとノートパソコンで使用してみました。
デスクトップの「GS7100」とノートパソコンの「SONY VAIO Cシリーズ」の2機種での使用例をご紹介します。
デスクトップパソコンでの使用例
「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」の接続に、「acerの24インチワイドディスプレイ」を使っていきます。
「GS7100」は、USB端子が背面に6ポート。前面に3ポートあります。
前面使用は↑の写真のようにを使うことが多く、パソコンをテーブルの下にPCを設置しているため、足等の体の接触で、接続機器の破損の可能性があります。また、DVDドライブ使用の場合、接続機器が邪魔になりメディアの取り出しがしにくい状況になります。そこで「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」を使用することで、この問題を解決していきます。
ディスプレイの左下に固定していきます。
側面から見た「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」です。モニターの厚みに対して空きがあるので、十分ねじでの固定が可能です。しかし、モニターの枠が写真のよう丸みがあり斜めになっていたりと側面が直角でないので、やや固定に問題があります。ギリギリ固定している感じになります。
背面の写真です。モニターの枠が並行でなく斜めになっているため、少し斜めに固定しないいけません。
上からの写真です。うまく固定はされています。
「GS7100」の背面のUSBポートにUSBケーブルを接続します。
「GS7100」を起動すると、中央のランプが青く点灯します。
設置が完了しました。USB機器を接続していきます。
接続して各USB機器自体も認識しました。
USBメモリでの転送速度を計測してみます。直接「GS7100」のUSBポートに接続した場合と「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」に接続した場合での転送速度の違いを検証します。
左が直接接続、右が「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」に接続した場合です。転送速度はほぼ同等です。これなら、「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」接続で使用しても問題ないです。
これなら、常に接続しないUSB機器を「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」を使うことで、問題を解消することはできます。
ノートパソコンでの使用例
ノートパソコンの場合での「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」の接続には、「SONY VAIO Cシリーズ」を使っていきます。
↑の画像のように、USBのクレイドル式の外付けHDDを写真データ等のバックアップで使用しています。置き場所の関係から右側のUSB端子に接続しています。左側にはUSB2.0×1とUSB3.0×1があるのですが、USB3.0ポートが一つしかないため、なるべく右側は空けて置きたいのです。(このクレードル式のものはUSB2.0までの対応のため、3.0につなぐ必要はなし。)
しかし、現在の接続方法でBlu-rayドライブを使用する場合、開閉する際にドライブのトレイがケーブルに干渉してしまいます。ケーブルを手で押さえてトレイにぶつからないように避けながら開閉する必要があります。そこで、「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」を使うことでこの問題を解消していきます。
写真のようにテーブルの再度に固定することにしましたが・・・。なんと溝が足りなくてうまく固定できませんでした。仕方がないので、↓の画像のようにしてきました。
カラーボックスとテーブルで「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」をおさえて固定しました。
左側のUSB3.0端子に「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」をケーブルで接続して配置完了です。
無事ドライブの開閉もスムーズになりました。
直接接続と「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」経由の接続の場合でのHDDの速度測定をしてみました。
右が直接接続、左が「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」経由の接続の場合です。USBメモリ同様、転送速度はほぼ同等です。「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」接続で使用しても問題ないです。
4ポート全部接続してみる。
「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」の4ポートをすべて接続してみました。
全部接続すると↑の画像のような状態です。USB機器の形状によっては端子の間隔が狭いので、機器ごと干渉する恐れがあります。ケーブル系は問題ないかと思いますがUSBメモリやUSBのカードリーダーによっては干渉して使えない可能性があります。
USB充電器として利用してみる。
↑の写真のように、USBの充電器として利用してみました。電源供給は、USBケーブルとコンセントがあれば、単体のUSB充電器として利用でき、最大4つの機器を同時に充電することができます。写真では2ポートをスマートフォンの充電に利用しています。
一番のお勧めしたいのはデスクトップパソコンをお持ちの方
「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」のお勧めの方は、
- デスクトップパソコンをテーブル下に設置している方
- デスクトップパソコンの前面にUSB端子が無い、もしくは端子数が少ない方
- ノートパソコンにUSB3.0端子が1端子しかない方
- 2ポート以上のUSB急速充電器がない方
以上4点のいずれかに当てはまる方が対象ではないでしょうか。私の場合は、1と3と4があたります。2に関してはある方が、USBメモリやゲームコントローラーなど常に接続しないものを使う際には役に立つのでお勧めできます。簡単に前面にUSBポートを構築できるという点が一番この商品の魅力なので、特にデスクトップパソコンをお持ちの方にお勧めできると感じました。
製品の要望点としては、
- 取り付けの溝をもう少し深くして欲しい。
- 各USBポートの間隔をあけて欲しい。
1に関しては、設置するパソコンやテーブルによっては設置不可になることが今回使用してわかりました。溝を深くすれば設置できそうなので少々大きくなってもいいのでは思いました。
2に関しては、USBメモリに関して形状によっては左右に突起が出るものもあるので、間隔はもう少しあればと思いました。しかし、USBポートを4つ同時に接続する機会があるかといえばあまりないと思いますので、3ポートだけにするのも良いのではと考えます。
ドスパラ仙台店で発見
私の住んでいる東北では販売している実店舗が見当たらなかったのですが、先日、ドスパラ仙台店の店頭で「ORICO USB3.0 ハブ 4ポート クリップ式」を発見しました。
未完さん
2019/10/20
自分のところの机も溝の深さが足りなそうです。レビューとてもわかりやすく参考になりました。(^-^*)
takamizuさん
2019/10/20
4ポートをすべてを同時に使用することはあまりないとは思います。このサイズで感覚を開けて3ポートもありかなと思いました。
設置には注意が必要ですね。デスクトップで使用している折りたたみのできるテーブルの方は大丈夫でした。
hachiさん
2019/10/21
「片付け」は、案の定間に合わなくて苦労しました。
takamizuさん
2019/10/21
元々うちは、妻がきれいにしていないと怒られるので、あまり置かないようにしているだけです。
それと、デスクトップは子供のゲームマシンとして兼用しているのと、ノートは妻と兼用なので、おのずときれいになるんですよ。
今回は、ノートのケーブルの配線を何とかしたいと思っていたので、非常に役に立つ周辺機器だと思いました。