AKRacingから座椅子タイプのゲーミングチェア「GYOKUZA / 極坐」が登場。
ニ〇リで買った座椅子がダメになっちゃたのと、レーシーな見た目に惹かれて応募。
AKRacing「GYOKUZA / 極坐」は、床面に座ってゲーミング・コンピューティングやデスクワークを行う日本のユーザーからの根強い要望に応えて企画・設計された、座椅子タイプのスペシャルモデル。
以前、プレミアムレビューに登場したAKRacingのハイエンドモデル、Pro-Xシリーズの基本設計を踏襲した座椅子です。
まずは開封してみましょう。
巨大な箱を開けると、まずは背もたれが姿を現します。
背もたれを取り出すと、座面やその他の部品類が出てきます。
取り出してみました。
説明書はとても分かりやすい。
GYOKUZA / 極坐はかなり大型の座椅子なので、届くときは部品ごとに箱に入っていて組み立てる必要があります。
組み立て自体は説明書に写真付きで書いてあるので簡単にできます。
組み立ては既存のAKRacing各製品と大体同じですが、GYOKUZA / 極坐は座椅子なので、ガスシリンダーと5本足ベースはありません。
その分組み立てステップも少なく、普通にやれば20~30分ほどで組み立てが終わります。
工程は次の通り。
⑴背もたれについているネジを4本外す。
⑵座面部と背もたれ部のネジ穴を合わせ⑴で外したネジで止める。
⑶左右のサイドカバーを黒いネジ(大)で止める。
⑷左側カバー(三角の大きいやつ)を黒いネジ(小)で止める。
⑸ランバーサポート・ヘッドレストを取り付ける。
ランバーサポートは説明書通りに掛けるとどうもプラプラする感じなので以前のプレミアムレビューでararagiさんがやっていたクロス掛けで止めました。
付属品でレンチが大小2種類入っていますが、工程⑴~⑵は大きいレンチ、⑶~⑷は小さいレンチを
使います。
右がレンチ(大)、左はレンチ(小)
スポーティーでかっこいい!
デザインはバケットシートを思わせる形がスポーティーな感じがしてかっこいい。
グレイはほかのカラーと比べると派手さはないですが、シンプルでキリッと引き締まったカラーリングで、いろいろなお部屋に合わせやすい感じ。
姿勢がらくちん♪
座っているとランバーサポートの効果をかなり感じます。
自然な姿勢になって腰が痛くなる感じがしません。
また、以前使っていたニ〇リの座椅子は肩から上がはみ出していてリラックスにはかなり不向き…
GYOKUZA / 極坐 導入と同時に実家に捨ててきたのでイメージ画像で勘弁してください…
GYOKUZA / 極坐は存在感がかなりすごい背もたれのおかげでリラックスするのにもかなり向いています。
ヘッドホンをした状態でヘッドレストに頭を乗せてもヘッドホンがずれることもなくゆったりとした姿勢で音楽を聴くのも快適です。
ヘッドレストはリラックスするときにいい感じの場所にあってパッと頭を置けます。
一方でそのままの位置だとPCでの作業中はちょっと合わない気も…
座面が少し硬い気がしましたが、少しするとこれが心地いい硬さに感じるようになりました。
(12/19追記)
1週間ちょっと使って、届いた当初より少し座面が柔らかくなってきたように感じます。
馴染んできたのかな?
座椅子版Pro-X
・アームレスト
アームレストはPro-Xシリーズのように、高さ調整以外に前後の調整と回転方向の調整があります。
公式サイト等には載ってないですが、ネジを4本緩めれば左右にも動かせますし取り外しもできるみたいですね。
シルバーのネジが4本。ここは長穴になっていてネジを緩めれば左右に動かせる。
ただ、レンチ(付属の大きい方)を入れるには少々狭くも感じる。
左が最も内側に寄せた時、右が開封時の状態(最も外側に広げてある)。
左右を一番内側に寄せて前後・高さ・回転を調整すればPCでの文字入力やマウス操作もかなり楽にできるかなと思いました。
前後は一番前、高さは一番上、回転は内側にしてキーボードに手を置いてみました。
・リクライニング
リクライニングは車のシートのようにレバーで倒します。
一般的な座椅子だと、一度完全に倒して「カチッカチッ」と起こしていく方式が多いですが、起こしすぎたときは一度フラットまで倒してまた起こすという作業が必要でかなり面倒…
GYOKUZA / 極坐は起こしすぎた時や倒しすぎた時もレバー1本で簡単に操作できるのですぐに状況に応じた角度に調整できます。
リクライニングの調整幅もかなり広く、既存のAKRacing製品同様のフラットポジションまで倒せます。
倒した状態で寝てみると、一瞬後ろに傾く感じになりますが、倒れることはありません。
さすがにフラットまで倒すとランバーサポートが邪魔なので、ランバーサポートを外してしまうか少し起こした状態がおすすめ。
・回転台
結構滑らかに動きます。
PUレザーのカバーがしてあって椅子の部分との調和もばっちり。
・その他
座面がかなり高いので机によっては合わない場合もあります。
PCデスク代わりにメタルラックを使っているので座面の上昇分はメタルラックの高さ調整で
カバー。
レザーのにおいがかなりきついですね。
8畳の1Kアパートでは玄関までレザーのにおいが漂ってきます。
あぁ、ハンコンが欲しいぞ…
一応、”ゲーミング座椅子” なのでガチガチのゲーマーではありませんが持ち合わせのゲームをちょっとやってみました。
最新のソフトはいろんな意味(PCスペックとかPS4なんて持ってないとか…)で買えないのでかなり古いけど一応現役で更新が続いていて、ノートPCのCPU内蔵グラフィック(少なくともintel HD Graphics4400以降)でもある程度滑らかに動くLFSをやってみました。
使っているPCはこれ。
LFS自体のレビューでも「ハンコンがあった方がいい」と書いてはいますが、GYOKUZA / 極坐に座っていると「ここにハンコンがあったら…」なんて妄想がさらに膨らむ…(汗)
脚を少し伸ばして「ここにペダルがあったら…」とか、「ここにシフターがあったら…」とか。
今までも欲しいと思ったことは何度もありますが、GYOKUZA / 極坐が来てからというもの、またその熱が高くなってきました。
レカロはぴったり、GYOKUZA / 極坐はゆったり。
一応比較として、自分の車についているレカロシートと比較してみました。
比較対象のシートはランサーエボリューションV純正のレカロSP-J。
まず座ってすぐにわかったのが、腰のホールド感。
レカロは座るとぴったりサイドサポートがあって動かない感じですが、GYOKUZA/極坐は少しゆったりしています(ランバーサポート・ヘッドレストなしで比較)。
僕はサイドサポートがタイトな方が好みですが、車みたいにGがかかるわけでもないしこれはこれでいいと思います。
ゲームだけじゃなく日常生活にこそ使ってほしいと思える
AKRacingの製品はどれもゲーミング向けを謳い、家具というよりはPCやゲームの周辺機器としての色合いが強く感じますが、GYOKUZA / 極坐を実際に使ってみて感じたことは、ゲームだけじゃなくて日常生活の中にあるべきものだと思いました。
ただ、座面の高さのせいで机に合わない場合があるのと、レザーのにおいはかなり気になる人もいるかもしれませんね。
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