この度、初のプレミアムレビューをさせて頂きます!よろしくお願いします!
レビューさせていただくのは「AKRacing GYOKUZA / 極坐」になります。
AKRacingといえば、ゲームをたしなむ人にとっては憧れとも言える存在でしょう。ゲームの大会を覗いてみれば、選手たちが座る椅子にキラリと光るAKRacingの文字...。プロゲーマーも御用達のゲーミングチェアブランドなのです!
そしてこの度、日本のライフスタイルにフォーカスをあてた、新たなゲーミングチェアが出ることとなりました。それがこの「GYOKUZA / 極坐」です。
見るとお分かりいただけるように、座椅子スタイルなのです。今までのAKRacingのラインナップは、脚の付いたデスクチェアが主となっていました。
確かに今までのようなスタイルのチェアも良いでしょう。しかし!日本にはこたつなどローデスクで、地べたに座る良き生活様式があります!笑
それに応えてくれたのがこのGYOKUZA / 極坐です!
AKRacingには今までに3つのシリーズがあります。ハイエンドモデルから順にPro-Xシリーズ、NITROシリーズ、そしてWolfシリーズです。
このGYOKUZA / 極坐はなんと、ハイエンドモデルのPro-Xシリーズの基本設計を受け継いでいます。つまり、出た瞬間からハイエンドなゲーミング座椅子なのです!
では画像とともに細かい点や実際の使い心地についてレビューしていきたいと思います!
たったの7工程! ただ重量はあるかも...
早速届きました! 初めて見た時はびっくり!結構箱が大きくて重たい...
部屋に運び入れるのも一苦労です。表示を見ると30kg近くあるのかな?
女性、いや男性でも取り回すのは大変なんじゃないでしょうか。
やっと部屋に運び込んで開封すると中身はこんな感じです。
こんな大きい箱なのにパーツがぎっしり詰まっています。
そしてそれぞれの内容物は全部で9つ!
軍手やレンチも付属でついているのには驚きました。ただ軍手に関しては手が汚れるような工程もないため、怪我などが心配な方はつけるといった感じで良いと思います。
組み立てマニュアルを見てみるとたったの7ステップで終わるとあります!でも部品も大きいし、完成までどのくらい時間がかかるんだろう...
...と心配していたんですが、なんと30分弱で完成!赤がカッコイイ!
デスクチェアのように脚がないので、あまり煩わしい工程がないことが要因かもしれません。
最初に述べたとおり、運んだり取り回しはなかなか大変ですが、組み立てに関しては女性でもできそうかな?と思いました!
各機能の使用感
ここではGYOKUZA / 極坐の持つ機能についてとその使用感について書こうと思います!
まずはアームレスト!見た目は硬い素材なのかな?と思ってしまいますが触ってみるとソフトな感じです。腕を置いたときに突っ張るような感じはまったくありません。
このアームレスト、可動域がとにかくすごい!
これに加えて、3段階で回転させることもできます。自分にピッタリのポジションを見つけられますね!
次にヘッドレスト。取り外しも簡単ですが基本的にはつけっぱなしです。
私は身長175cm程度なのですが、普通に座ったときこの部分は大体首のあたりに来ます。
ですがちょっと寄りかかると頭を預けることができるちょうどいい位置に来ますので非常に楽です!
そしてランバーサポート、腰を支える部分です。
最初はこれがある意味がよくわからなかったのですが、少し座ってみるとわかります!
人間工学に基づいてデザインされていることもあり、身体の曲線にフィットする感じがあります。
また、リクライニング時には腰を伸ばしてくれる感覚がまたgood!
ちなみにこのランバーサポート、位置はスライドするだけで簡単に変更が可能です。
スライドしたあとは割としっかり止まっているので、自分の体格にあった調節が可能です。
リクライニングの角度も自由自在なので、椅子として必要な機能をすべて兼ね備えていると言っても過言ではありません!
リクライニングの調節は右側にあるレバーで行います。
そして最後に回転台! これにより椅子に座りながらでも簡単に向きを変えることができます。
回転台の部分はしっかりとカバーがしてあり、床を傷つける心配もなさそうです。
安価な座椅子との比較! 極上の座り心地!
ここではGYOKUZA / 極坐が来るまで使っていた、量販店で購入した安価な座椅子との比較をしていきたいと思います!
左:GYOKUZA / 極坐 右:今まで使っていた安い座椅子
私が感じる、一番の違いはなんといってもここ!
背もたれの長さです!
昔の座椅子は肩から上は背もたれの部分からはみ出していたため頭を預けることもできず、あまりリラックスできるものではありませんでした。
しかしGYOKUZA / 極坐なら、十分すぎる背もたれがあり、ヘッドレストまでついているので体全体を預けることができます!
また、もう一つはクッション性能の違いです。
普通の座椅子のクッションは背もたれ部分も座る部分も、強度が弱く、すぐにヘタってしまう印象があります。
実際、今まで座っていた座椅子は、お尻が痛くなる度に座り直したり、背中には骨組みのゴツゴツとした感触を感じていました。
そういったものがGYOKUZA / 極坐には一切ありません。ゲーム中に座りなおすこともあまりありませんし、今までできなかった、寄りかかりながらのゲームを可能としてくれています!
この背もたれとクッションにより、まさに究極の座り心地というものを実現させていると私は身を持って感じています!
PUレザー採用で汚れにも強い!
このGYOKUZA / 極坐にはPU(ポリウレタン樹脂性)レザーが採用されています。
合成革の一種ですが、その品質は高く、経年劣化にも強いそうです!
PUレザーで検索すると経年劣化には弱いそうなのですが、GYOKUZA / 極坐の紹介ページでは経年劣化に強い、品質の高いPUレザーを採用しているそうです。
ただ、すこし匂いが気になります。これがPUレザーのものなのかどうかはわかりませんが...
さて、このPUレザーの特徴として、汚れに強いことが挙げられます。確かに表面がつるつるしていて、肌触りも非常に良いです。
今回は実験として、小麦粉をこぼしてみました。革同士の縫い目部分に入ってしまったり、表面に白っぽいのが残らなければいいけど...
この汚れを濡れたキッチンペーパーで拭き取ります。濡れたタオル等でもいいですね!
果たしてきれいに落ちるのか...
縫い目に入ること無く、綺麗さっぱり小麦粉はなくなりました! 縫合部分の技術の高さも去ることながら、PUレザー自体の品質の高さもうかがえます。
これなら汚れても簡単な拭き掃除だけで清潔さを保つことができます!
また、液体の汚れはどうなるのか、こちらも実験してみました。
こちらではお茶をこぼしてみました。
しばらく置いてみましたが、染み込んでいく様子はありませんでした。
そして拭き取ってみるときれいさっぱり!
調べてみるとPUレザーは水分に強いようです。メンテナンスが簡単で嬉しい限りですね!
長時間座っても立ち上がったときに疲れを感じない!
ここではGYOKUZA / 極坐に座って、連続でゲームを4時間ほどやった感想を述べたいと思います。
私はこたつと一緒にこのGYOKUZA / 極坐を使っています。
実際にゲームするときの私の視点はこんな感じ...
以前の安価な座椅子と違って肘を置けるのが非常に楽でした!
プレイするのはPS4! ゲームのジャンルはFPSで、めまぐるしく戦況が変わる忙しいゲームです。
気が休まらないゲーム... 果たしてリラックスしてプレイできるのか...
~4時間後~
プレイ中、白熱している時はついつい上体を起こしてしまい、背もたれやヘッドレストを上手く活用できませんでした...(-_-;)
しかしながら待機中やゲームの合間にふぅっと一息つくことができ、以前よりゲーム中のオンオフを切り替えるのが非常に楽になったと感じます。
また、立ち上がったとき、以前感じていた腰やそのほか体の疲れを全くと言っていいほど感じません!
以前は終わったら背伸びしたり、ストレッチしたりしてこわばった身体をほぐすことがあったのですが、GYOKUZA / 極坐はその必要もないほど疲れが残らない気がします。
GYOKUZA / 極坐と過ごす1日 襲い来る睡魔
何の参考にもなりませんが、私がGYOKUZA / 極坐と過ごした一日をタイムスケジュール形式で書いてみました!笑
10:00 前日、遅くまでゲームをしてしまったためこの時間に起床。とりあえずGYOKUZA / 極坐とこたつの元へ移動してしばらくぬくぬく。
10:30 朝ごはんを食べます。もちろんGYOKUZA / 極坐で!笑
11:00~12:30 ネットサーフィン。動画を見たりするときはリクライニングしてゆったりと!
12:30 お昼ごはん。あまり間隔が空いてないので少なめに。
13:00~16:30 ゲーミング座椅子の本領発揮!ゲームをします!プレイするのは前回同様PS4です!
アクションゲームではあまり背もたれ等を活用できなかった経験を踏まえ、今回はRPGをプレイ!
なるほど... こちらのほうがより恩恵を受けている感じがします。
焦ったり、急いでプレイしなくてはならない場面がないため、ずっとGYOKUZA / 極坐に身体を預けたまま、プレイに集中できます。
ただ、体の疲れがない分、目の疲れを意識してしまいます。
16:30~17:30 目が疲れたのでリクライニングして休憩。少しウトウトしてしまいました。油断すると寝てしまいます(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!
17:30 少しお買い物へ。しばしの別れだ GYOKUZA / 極坐...
18:00~20:30 家事や晩御飯を済ませます。3食すべてGYOKUZA / 極坐で食べました。もう生活の中心となっています...
20:30~21:00 テレビゲームの次はスマホゲーム!スマホでゲームをする時はモニター等は不要なので、手に持ってリクライニングします。アームレストもあるのでスマホを持つ手がきつくない!
21:00~0:00 そしてまたテレビゲームへ戻ります。お昼と違い、今度は友人とワイワイFPS。それでもやっぱり、アクションゲームよりRPGやアドベンチャーなどゆったりとできるゲームのほうが向いているかな?と再認識しました。もちろん全体的な疲れは、以前使っていた安い座椅子と比べると軽減されていますが!
今後に期待したいこと
さて、これまで褒めに褒めてきたこちらのGYOKUZA / 極坐ですが、気になるところもあります。
まず一つ目に、気軽に動かすことができない点です。
他の座椅子では軽さであったり、重いとしてもキャスターがあったりして、容易に動かすことができる製品もあります。しかしGYOKUZA / 極坐は回転台もあるため、持ち上げて動かさなくてはなりません。それがどっしりと包み込まれるような安心感につながっているのかもしれませんが、個人的にはデスクチェア同様に、気軽に動かせるといいなと思いました。
二つ目に、座面の高さがもう少し低く、あるいは調整できればと思います。現在こたつで使っていますが、GYOKUZA / 極坐自体はこたつに入れることができないため、当然足を伸ばしてこたつに入る形になります。もし座面の高さがもう少しできれば、使う机に合わせて、最適な体勢が取れるのではないかと思いました。足を伸ばしていると、つけているかかとに負担がかかり、少し痛くなってしまいます。座椅子ではありますが、オットマンのような物があると、足を伸ばしてもかかとが楽かもしれません。
目立つ汚れもなく、へたれない!
上記の通り、メンテナンスがしやすいレザー素材ですので生活の拠点にしていても、全く目立つ汚れがありません!
ただ、(部屋の汚さに起因して?笑)回転台のカバーの上はホコリが溜まりやすいです。しかし回転台の上は隙間があるため、簡単に掃除することができます。
また、安い座椅子やクッションにありがちな、すぐにクッション部分がへたってしまうようなこともありませんでした。値段が張る製品ですので、そこはもちろん当然といえば当然なのかもしれませんが、安いものしか使ったことのない私にとってはかなりありがたい性能です。
このクッション性のおかげで、時間を忘れてゲームすることが多くなりました。今までは、長時間ゲームしていると、目はもちろんなんですが、お尻や首に負担を感じることが多くなりました。しかしGYOKUZA / 極坐は背の高い背もたれに、ヘッドレストやランバーサポート、そしてへたらないクッションと、今まで疲れを感じやすかった部位全てをサポートしてくれているため、長時間ゲームをしても感じるのは目の疲れのみです。
ただ、特有の匂いはまだなくなっていません...笑
私はほぼほぼGYOKUZA / 極坐のある空間で生活しているため、すでに鼻が慣れてしまいましたが、それでも顔を近づけると匂います。この匂いはなくなることはないのかな? もちろん性能に影響があるわけではないのであまり気にしてはいませんが...
まとめ
今回初めてゲーミングチェアなるものに座りましたが、想像以上のものでした。
椅子1つでこれほど疲れ方が変わるものなのだと実感しております。
価格は42,800円とお高めですが、それだけ人の身体を考えて作られた最高峰の座椅子だと思います。
ローデスクゲーマーの皆様!2017年は究極の座り心地をもつこの「GYOKUZA / 極坐」で大いにゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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