レビューメディア「ジグソー」

隅々までGAMINGを意識したマザーボードです。

更新履歴

2016年5月14日・・・ファーストインプレッション公開

2016年5月18日・・・PC組立状況追記

2016年5月21日・・・OSインストール  ~ ゲームプレイ追記

2016年5月22日・・・レビュー完成!!

2016年5月23日・・・CPUクーラーについて

2016年5月25日・・・消費電力について追記

更新: 2016/05/25

開封~各部のチェック

 H170 GAMING M3   を開封していきます。

↓開封前の箱です。写真は少し白くなっていますが、

 実際はもっと黒くていかにもGAMINGといったデザインです。

 

↓裏面は代表的な機能について書かれています。(AUDIO BOOST3、GAMING LAN、

DDR4 BOOST、TURBO M.2、GAME BOOST、CROSSFIRE等です。)

これらについては、後で触れていきます。

↓付属品① ・・・バックパネルとSATAケーブルです。

↓付属品②・・・・ドアハンガー

↓付属品③・・・・マニュアル

  MSiはMicroStar Internationalだから微星主板と書かれているんですね。

↓付属品④・・・・SATA ケーブル用のラベルです。細かいことですが、付属しているのは

 うれしいです。ただ、今回はSATAは1本しかつながない予定ですw

 

↓付属品⑤・・・・ケース用のエンブレムです。アルミだと思いますが、

ちょっと高級感あります。

 

↓バックパネルにもGAMING G SERIESのマークが入っています。

こういったところが性能と関係ないとこでも細かなとこまで気を使っているとこですね。

 

↓バックパネルのマザーボード側にはスポンジが貼られています。

 

↓横から見るとわかると思います。

これでケースへ振動が伝わらないなど静音効果に影響がありそうな処理です。

こんなのがついているのを目にするのは初めてです。

 

↓マザーボードはESD対策のされた袋に入っています。・・・入っていないのはさすがに見たことはないですw

 

↓マザー全体です。ロゴなどのデザインが施されたヒートシンクがついています。

この辺は、GAMINGを謳っているマザーボードによくありますが、

あるといかにもGAMING対応といった感じで好印象です。

 

PCIスロットは多めについています。

ボードの中心に近いスロットから以下の様になっています。

PCIe 3.0 x 1

PCIe 3.0 x 16

PCI

PCIe 3.0 x 1

PCIe 3.0 x 4

PCI

PCi

グラフィックボードはPCIe 3.0 x 16に挿すつもりです。

 

↓電源回路に使われているチタン製チョークコイル(ヒートシンク四角い金属のもの)

チタン製チョーク・・・チタンコアを使用し、温度特性に優れ高温に耐えることができます。

           これにより、チタン製チョークは220℃の高温化でも動作し、

           従来より40%多い電流容量を持ち、30%電力効率を改善し、

           オーバークロックでの電力安定をもたらします。

 

↓コンデンサーにはDARK CAPが使われているのが見えます。

DARK CAP・・・・ マザーボードの見た目を更に高める為、一般的な銀色ではなく、
             ダークカラーの固体コンデンサを採用しています。
             またダークCAPは見た目だけではなく、低等価直列抵抗(低ESR)特性
             やMTBF値10年以上の超長寿命を誇ります。

↓CPUソケット周辺にある2個のヒートシンクは電源回路のMOSFETの冷却用です。

↓ドラゴンのデザインとMSiのロゴが入ったヒートシンクはH170チップセットの冷却用です。

この下にチップセットがあります。

 

↓ネットワークチップにはKiller E2400が採用されています。これはゲーマーご用達の

チップで低レイテンシとアプリケーション単位での優先設定ができます。

MSI GAMING LAN MANAGER・・・・
         ゲームの優先順位を自動的に他のアプリケーションより上に配置
         アプリケーション単位でトラフィック優先順位を変更可能
         アプリケーションごとに帯域のカスタマイズが可能

レイテンシ (latency) とは、デバイスに対してデータ転送などを要求してから、その結果が返送されるまでの遅延時間のこと。(ウィキペディアより)

 

↓AUDIO BOOST3と赤字でプリントされているのがEMIシールド付き HD Audio プロセッサです。
周りにある金色の部品が日本ケミコン製オーディオ用キャパシタです。

マザーボードに緑色の線が見えますが、物理的に分離されたオーディオ回路部分を示しています。
これにより専用サウンドカードのように振る舞いをしてクリアな信号を提供する様です。

そのほかにもデュアルヘッドホンアンプやNahimic にも対応し、
サウンドエフェクト機能が使えるとのことです。

 

↓その他にもオーディオジャックには金メッキを施す等、オーディオには

力をいれています。

 

↓SATAのコネクターは全部6個あります。また、SATAeのコネクターが

写真の左下に1個あります。(オプションでもう一つ増やせます...多分)

M.2にSATAのSSDを使うとSATA1、SATA2が無効になります。

PCIeのSSDを使うとSATA3、SATA4が無効になります。

M.2を使っていない場合はSATA1〜6すべてが有効です。

 

↓4つのメモリースロットとATX電源端子です。

 

PCの組立 

 

 H170 GAMING M3  を使用してPCを組み上げます。

 

まずは電源を組み込みます。

Carsair RM550xです。フルモジュラータイプなので配線はすっきりするはずです。

次にH170 GAMING M3 にCPUを取り付けます。

CPUはi7-6700です。

↓CPUをソケットに乗せてロックする瞬間は毎回緊張します。

 

 H170 GAMING M3   の裏側からCPUクーラー取付金具を付けます。

 

↓今回のCPUクーラーは虎徹です。

↓グリスを薄く均等に塗ります。ちょっと多かったかな!??

CPU横の金具も取り付けました。

 

↓ヒートシンク部分を乗せて固定します。

 

↓ファンを取り付けます。

↓メモリーを2枚取り付けます。

DIMM1~4までのメモリスロットがありますが、2枚の場合はDIMM2とDIMM4に

取り付ける事が推奨になっていますのでその様に取り付けます。

 

↓次に H170 GAMING M3  をケースに取り付けます。

↓ATXはAの文字が記載されている位置にスタンドオフを立てます。

 

↓AMはATXとMicroATX兼用の場所です。

 

↓真ん中部分には出っ張ったスタンドオフが最初から取り付けられていて

この出っ張りを H170 GAMING M3   の真ん中の穴に入れると位置がぴったりと決まります。

 

↓次にSSDを取り付けます。

 

↓配線をしていきます。

↓裏側の配線もなるべくきれいに処理します。

 

↓ここで一度電源を入れて電源が入るかチェックします。

 H170 GAMING M3   のLEDが赤く光っています。GAMINGにふさわしい赤い色です。

 

↓LEDの部分に近づくとこんな感じです。

↓暗いとこんな感じです。

↓LANポートも赤く燃えて?います。

 

↓グラフィックボードを取り付けます。

↓グラフィックボードもLEDが光ります。

あとは配線をきれいにしてケースの蓋を閉じてPCの組み立ては終わりです。

 

ではOS(Windows10 Pro) をインストールします。

その前にBIOS(UEFI)の確認をしておきます。

↓オーバークロックのページではメモリの設定は変更できそうですが、

 H170 GAMING M3   の動作周波数MAXが2133MHzまででメモリは2133Mhzのものを

使用していますので、下げることしか出来ないようです。

 

 

 H170 GAMING M3   のFANコネクタにつないでいるファンはここでモニターしたり

コントロールすることができます。

 

保存して終了メニューをクリックすると今回の変更箇所と内容が詳細に表示されます。

これは余計な変更や間違った設定がないか確認できてとても便利です。

 

OSのインストールはダウンロード版をメモリスティックからインストールしてあっという間に

完了しました。

 

MSI アプリケーション

ドラバーはネットワークドラバーも入っていませんでしたので、 H170 GAMING M3   に付属の

DVDからインストールします。

 

 

MSI製のユーティリティーもDVD-ROMからインストールします。

ドライバーのインストール後にエクスペリエンスインデックスをとってみました。

バランスとしては、ディスクが抜き出ていてCPU、メモリはもう少しといったところでしょうか!?

※ゲームグラフィックスの値は無視しています。

 

では、MSI ユーティリティを使ってみます。

MSI Gaming APPを開くとCPU、GPUの動作クロックを簡単に切り替えられる様に

なっています。OCモード、ゲーミングモード、サイレントモードの3種類です。

 H170 GAMING M3   ではオーバークロックは対応していません。

↓サイレントモード

MSI製のグラボを使用しているので、GPUも設定が切り替わります。

↓ゲーミングモード(CPUクロックが3900MHzになります。CPUによって異なります。)

 

↓OCモード(こちらの環境ではゲーミングモードと同じです。)

 

目を模した絵があるボタンを押すとEye Restモードで目に優しいグラフィック設定に

ワンボタンで変わります。

モードが4種類あります。それぞれの用途に合った色合いに変わります。

 

↓Gaming Hotkey は、アプリケーション起動等を好みのキーに

割り当てすることができます。

↓ログインキーはログインをキーを一つでできる様にできます。

World of Tanksで試してみましたが、残念ながら英語キーボードに相当する

キーが入力される様で、メールアドレスの@マークが正しく入りませんでした。

あれば便利なので、また機会があれば試してみたいとおもいます。

 

↓MSIスマートキーはMSIのユーティリティの機能を割り当てたキーで

各機能を直接コールできます。

 

↓Nahimicのオーディオタブをクリックすることでプリセットされたサウドエフェクト

に切り替える事ができます。

↓音楽

↓ゲーミング

↓映画

オーディオに力を入れている H170 GAMING M3   ですが、残念ながら接続できる機器が

ないためオーディオにかんしては、十分なレビューができていません。

何とか比較をするために考えた環境がJBL PEBBLESを内蔵のUSB DACを使った場合と

外部入力端子に H170 GAMING M3   の出力を接続して比較してみました。

結果としては、思っていた以上に差が出て驚いています。

内蔵のUSB DACの場合は余計な音がかなり混ざっていているのが

比較するとよくわかります。

 

  H170 GAMING M3   の出力をつないだ場合は、余計な音が少なく

とてもクリアに音が出てきます。

S/N比がとても高い?そんな感じがしました。

また、高音域から低音域まで余計な味付けのないピュアな感じの音になっています。

もっと良い機器に接続すると面白いと思いました。

 

Killer Network Managerは、ネットワークの帯域制限や優先的な割り当てができます。

他のアプリケーションの動作によってゲームの動作に影響が発生していた部分が

設定によっては改善されると思います。

 

World of Tanksを優先1に設定しました!!

その時の状況によるので中々実感は難しいと思いますが、

安心感はえられると思います。

 

 

↓データで状況を確認する事ができます。

 

↓MSI RAMDISKを使ってみます。

再起動不要で設定すればすぐに使えます。

設定変更時も再起動不要です。

また、IEキャッシュやChromeキャッシュにチェックを入れると

勝手にキャッシュをRAMDISKでするようになるので、ブラウザの動きが

とてもよくなります。

この設定は、ブラウザのゲームでは優位に働くと思います。

他のRAMDISKアプリで設定をした事がありますが、

キャッシュの設定は若干厄介でしたし、設定変更のたびに再起動するのは

面倒でした。それと比べるとこのRAMDISKアプリはよくできていると思います。

 

↓RAMDISKのベンチをとってみましたが、やはり高速です。

 

 

↓MSI COMMAND CENTTER 

PCの色々な情報やFANの制御、アラームの設定ができます。

 

 H170 GAMING M3   上のどこに温度センサーがあり何度になっているかや

FANコネクタに接続したFANの状態がわかります。

PCのケースのふたを開けて確認しなくてもどこにFANをつないでいるか

確認できるのは役に立ちます。

 

↓その他にもCPU、マザーボード、ハードウエア、メモリ他の情報をみる事ができます。

↓小さなサイズで常駐させて温度、クロックの監視ができます。

ベンチマーク

FFベンチを設定を変えて実施しました。

↓最高品質、1280X720、フルスクリーン、Directx9 

↓最高品質、1280X1080、フルスクリーン、Directx9

↓最高品質、1280X1080、フルスクリーン、Directx11

 

ゲームプレイ

実際にゲームをプレイしてみます。

今回は応募の際に記載したWorld of Tanksでプレイしましたが、

ほとんどプレイしていないため初期段階から進んでいない事や、プレイに関してはお見苦しい点が

多々あるかと思いますが、ご容赦ください。

スムーズな動きを見せておりFPSも安定しています。

何度かプレイしてみましたが、PCのパフォーマンスで問題になる様なことは一切ありませんでした。

 

今回のレビューを機にWorld of Warshipsも始めてみました。

ゲームができる様にセットアップしていきます。

アカウントはWorld of Tanksと共通なので、アカウント登録の手間が省けます。 

 

↓入門ミッションをプレイしてみました。

問題なく動作しており、PCのスペック、ネットワークによる問題が発生する機会は

減っていると思われます。

ハードウエアに対する要求の高いほかのゲームでも試したいと思いますが、

今回は、PCケースの調達が遅れるなどで、十分なレビューができたとは思っていませんので

引き続きいろいろと試して都度レビューを更新していきたいと思います。

 

今回 H170 GAMING M3   をレビューする機会をいただきマザーボードはPCの核となるパーツで

このパーツの性能、品質が悪いのに他のパーツに高性能なものを使用しても

十分にそのパーツの性能を使うことができないので、マザーボードの選定が自作PCを

組む上での重要な鍵になると思います。

今回のレビュー期間では、 H170 GAMING M3   の信頼性などについては、

レビューできませんがそこをユーザが判断する材料としてMILITARY CLASS 5 コンポーネント

等が判断する材料になると思います。

 

2016年5月23日追記

↓CPUの冷却おかしいと感じていましたが、負荷をかけた後で

CPUクーラーに触ると十部に冷えているのにCPU自体は熱い状態です。

マニュアルを見てくみましたが、マニュアル通りには取り付けできていました。

ただCPUクーラーを触るとクーラーが若干動くので

CPUとの密着が悪いのでないかと推測しました。

 

ヒートシンクの取り付け部分についているアルミ製のワッシャが約1.5mm厚でした。

 

これを1mm厚のワッシャに交換してみました。 

 

 

↓交換前にOCCTを実行すると5分くらいで90℃以上となり停止していました。

↓交換後は1時間動かしても70℃以下となり、とても良い状態となりました。

 

消費電力 

消費電力PCも目指していたので、各状態での消費電力を測ってみました。

↓PC起動時は約95W位でした。

↓起動後にアプリケーションを使用していない状態では50W~60W位でした。

 

↓OCCTを動かしてCPU負荷100%の時は約123Wです。

↓FFベンチマークを動かしている時が一番多く消費しています。約250Wも消費していました。

グラフィクボードが消費する電力が一番多いのがよくわかりました。

GTX-970のTDPが145Wなので最大ではもう少し消費すると思われます。

今レビュー書いている時が50W位で通常の使用だと50W~90W位で

推移しています。

World of Warshipsをプレイして戦闘中だと約130Wなので

私の通常の使い方だと50W~130Wの範囲で使っているものと思われます。

 

 

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