レビューメディア「ジグソー」

リビングのPCはテレビにつなぐ、これからのスタイル。

限界までコンパクトに仕上げられたWindows8.1搭載のスティックPC、INTEL COMPUTE STICK STCK1A32WFCのご紹介です。

 

試用期間が3週間ほど頂けましたので、自宅以外にもいろいろ持っていって使ってみました。

 

 

ちばけんもn
Atom Z3735が搭載されています。

 

パッケージ
CPUのパッケージっぽいですが、PC本体が入っています。

 

更新: 2015/08/31

製品概要

各インターフェイスが記載されています
パッケージに各インターフェイスが記載されています

 

 

 

PCではなく何かのストレージかアダプターの様な外観です

 

余計なものは一切載せず、必要最小限の機能を搭載したストイックさすら感じます。

stick

HDMI端子(写真右)に差し込んで使うスタイルのPCです

 

 

付属品
付属品

 

AC-USBアダプターとマカフィーのライセンスが付属しています。

 

 

本機のサイズと重さ
本機のサイズと重さ

 


Microsoft Wireless Display Adapterと並べてみました

 

同じHDMI端子に差し込む製品ですが、機能は大きく違います。

 

本機

 

スイッチ・端子類

 

背面には各種の仕様が記載されています。

Bluetoothは4.0、無線LANは802.11bgn規格が搭載され、USBは2.0規格が1端子と電源用のmicroUSB端子が並んでいます。また、同じ側面の右側に電源スイッチが配置されています。

SDXC
microSDXCカードを入れたところ

 

128GBまで対応しているようですが今回は64GBを使用しました。カードは奥まで刺さります。

 

セキュリティノッチ
セキュリティノッチ付

 

 

更新: 2015/08/31

別途キーボードが必要です

 

パッド付きがオススメです
キーボードは無線のパッド付きがおすすめ

 

有線のキーボードやマウスはもちろん使えますが、リビング等での取り回しを考えると無線接続のキーボードがおすすめです。

 

今回はこちらの無線キーボードを使いましたが、パッドが右側に備わっており、とても使いやすいです。この辺りは今回の製品レビューから脱線してしまうので、後日もちもの登録いたします。

 

BIOS
BIOS画面

 

また、このキーボードは起動時でも認識されBIOS画面を呼び出せるのでとても便利です。

 

 

USBポートは1つだけ
USBポートは1つだけ

 

キーボードだけで埋まってしまいますので、ハブの使用が基本になると思います。

USBハブで複数機器を接続
USBハブで複数機器を接続

 

今回は有線LANと3ポートのUSBを搭載したハブを使いました。

 

 

でんん
電源インジケーター

 

初期状態ではUSBから給電されると青いインジケーターが灯り、PCが起動します。

 

 給電時の動作を変更
給電時の動作を変更

 

BIOSから給電時の動作を変更出来ます。OFFにすると給電時にインジケーターランプが数秒点灯しますが、電源ボタンを押さない限りは起動しないようになります。

更新: 2015/08/31

起動

起動
起動画面

 

スペック

 

OSは Windows8.1 with Bing がインストールされています。
2GBのメモリなど若干非力なスペックに感じ、動作内容によっては多少もたつくこともありますが、全体的には不満のないレスポンスだと思います。

 

Windows10
Windows10へのアップグレードアナウンス

 

今回は試していませんが、Windows10にアップグレードが出来るようです。今度試してみたいと思います。

 

ピーク時の電流
ピーク時の電流

 

ピーク時は2.6Aほど流れているようなので一般的な2A出力のモバイルバッテリーでの運用はちょっと不安な気がします。

 

外付HDDをつないでみる
USBハブにさらに外付HDDをつないでみました

 

USBハブを使ってBuffalo社の1TBのポータブルHDDを繋いでみました。
本体USBからの電源が足りない気もしましたが、ファイルのコピーやベンチマークなど一通り動かして問題は出ませんでした。

 

いろいろベンチ
いろいろベンチ

 

内蔵のメモリ、SDスロット、USBポート接続HDDのベンチマーク+αです。

 

 

HDMI端子近くの温度
HDMI端子近くの温度

 

ピントがずれて申し訳ありませんが、本体はだいたい50℃弱(室温25℃)をキープしているようです。

 

排気温度
排気温度

 

排気口は少し温度が高く、60℃弱となりました。

 

フアン
ファンはこちらに

 

本体に内蔵された冷却ファンは非常に動作音が静かで、テレビの裏であれば気がつかないレベルだと思います。

更新: 2015/08/31
インテル(R) Compute Stick でライフスタイルがどう変わったか PREMIUM REVIEW

今のライフスタイルに無理なくPCを融合し、一緒に楽しめる空間を実現。

ともすれば、同じリビングにいながら一人の世界に入りがちなタブレットやノートPCと違い、同じ画面を共有できるのは良いですね。

更新: 2015/08/31
リビングで

家族でひとつの画面を共有でき、コミュニケーションが生まれます

動画配信サービスもサクサク
動画配信サービスもサクサク

 

正直フル画面での再生は厳しいのでは?と思っていましたがサクサク動いて驚きます。YoutubeなどもHD画質で楽しめました。

 

大きな画面でお買い物
大きな画面でお買い物

 

水槽に入れるアクセサリーを家族一緒に選んでみたり。

 

有線LANならこの位出ます
有線LANならこの位出ます。左がデスクトップ機で右が本製品

 

11nの無線LANが内蔵されていますが、有線ならUSB2.0の速度が上限ですがこの位のスピードが出ました。テレビ周りはネットワークが備わっていることが多いと思いますので、動画配信サービスなどを良く使われる方は有線接続が良いと思います。

 

Officeを入れてみました
自宅・会社で良く使うアプリケーションのひとつとしてOfficeを入れてみました

 

快適に作業ができます
CPU負荷も上限に貼り付くことなく快適に作業ができました

 

Officeのテンプレートを開いて少し作業をしてみました。同時にSkypeでのビデオ通話も行っていますが、負荷は予想より少なく快適に作業が行えます。

 

ネットワーク機能
ネットワーク

 

Windowsマシンなのでネットワークへの接続も楽に行えます。NAS内の動画をストレスなく再生することが出来ました。

 

お出かけ時の監視カメラとして
お出かけ時の監視カメラとして

 

Webカメラを取り付けてSkype経由でネットワークカメラとして使ってみました。これで外出先からでも水槽の様子が分かります。

 

ただし、HDMI端子に接続していないと本体の動作が怪しくなります。

 

更新: 2015/08/31
職場で

重たいソフトをゴリゴリ動かすといったものではありませんが、豊富なWindowsのソフトが使えます。

 

職種によって大きく変わってくると思いますが、重たいソフトを常用する職場ではメインの作業用PCというよりは軽い作業やメールなどのサブ機としての利用が合っていると思います。

 

簡単にネットワークに参加Windows機なので普通のネットワークへの参加は簡単ですが、

 

Remote

 

外部から操作するためのリモート接続はそのままでは使えません

 

サブPCなのでキーボードを片付けて使いたかったのですが、本機にインストールされているWindowsのエディションではリモート接続の機能が搭載されていません。

 

Chrome
そこでChrome リモートデスクトップをインストール

 

sakusaku
Chrome リモートデスクトップで本機を操作中

 

別のPC(Windows7)から操作しているところ。レスポンスも上々です。シャットダウンも行えます。

 

バックアップサーバーとして
バックアップサーバーとして

 

豊富なWindowsのソフトが使用できるということで、私の職場の環境でいちばん便利だったのがこのバックアップソフトのサーバーとしての使用です。スクリプトでネットワーク上にあるクライアント機のデータを自動でバックアップできるので、管理がとても楽です。

更新: 2015/08/31

出先ではタブレットやUltrabookに軍配が

宿泊先にて
宿泊先に持って行きました

 

タブレットの方が便利

 

休み中に修正依頼の連絡が来ることもあるので、宿泊先に持っていって使ってみました。
PCを持ち歩くという使い方になりますがHDMIのモニターが必須ということもあり、出先での作業での利便性というものは感じられず、タブレット端末やノートPCの方がいろいろ便利だと感じました。

更新: 2015/08/31
レビューのまとめ PREMIUM REVIEW

今ある何かを置き換えるというよりは、新しい使い方を感じさせる小さなコンピューター

いくつかのシチュエーションで試用したところ、メインのPCとして使うにはさすがに厳しいものがありますが、リビングPCとしては十分なパフォーマンスを持っており、既存のTVにWindowsの機能をアドオンといった使い方が我が家ではベストなのかなと思います。

 

メガ恐竜展2015にて
メガ恐竜展2015にて

 

車両を使ったディスプレイ
車両の後部に設置されたディスプレイ

 

家庭向けの用途ではありませんが、展示案内や広告のモニターにDVD等を接続するのではなく、本機のようなスティックPCを使えば様々なソースが使え差し替えや更新なども楽に行えると思います。

 

今あるPCの代わりとして使うといったものだけではなく、新しいPCの使い方を感じさせる製品だと思います。

 


 

 

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

この様な貴重な機会を与えて下さった、zigsow運営様、Intel Club Extreme様ならびに関係者の皆様方に厚く御礼を申し上げます。

更新: 2015/10/29

追記:2015/10/29

hoge

hoge
アップグレードのご案内

 

先日は行いませんでしたが、このマシンもWindows10に対応しているので今の環境で使い込む前に試してみることにしました。

トラブルのも面倒なので、初期化して真っさらなWindows8.1からアップグレードしてみました。

 

 

heWindows10 セットアップ

 

Parallelsで走らせているWindows8.1はアップデート感覚でWindows10にアップグレードしましたが、今回はインストールメディアを作ることにします。

 

ここで作成したインストールメディアは他のPCのアップグレードにも使えるようですね。

 

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選択画面

 

Windows10のエディションなどを選びます。Homeの32bitがこのマシンに適合します。

インストールメディアを複数台に使用するなら、32bitと64bit両方を含んだメディアを作成しておくと良さそうです。

 

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USBメモリか光学ディスクか選びます

 

まぁ、中味は一緒なのでどっちかで良いのですが両方作ってみました。

 

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インストールメディアの書き込み

 

ウィザードに従ってメディアを作成していきます。

 

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Windows.isoファイル

 

DVD用のISOファイルです。5.89GBありますので二層のDVDを使いました。

 

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光学ドライブを接続

 

まるでBDドライブが本体の様です。このドライブだけかもしれませんが、PCのみでの給電は動作が怪しくなることが多々あるので二股のケーブルで電源を追加しています。

 

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インストールメディアのマウントを確認

 

後はインストーラに従ってアップグレードしていきます。

 

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インストール中

 

寝ている間にインストールを進めていたので実際どの位の時間がかかったのかは不明です。

 

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起きるとWindows10 Home になりました

 

確認画面か何かで止まっていると思っていましたが、特にトラブルもなくインストールが終わり新しいOSの環境が構築されました。

 

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本人確認要求 APE05

 

これは一体何なんでしょうかね。今までありましたっけ?
よく分かりませんがセキュリティコードを入力して認証完了です。

 

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設定画面で確認

 

シリアルコードなどは入力していないのでそのまま引き継いでいるようです。

無事にアップグレードできているようですね。作業完了です。

 

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とりあえずアンチウィルス

 

一部機能に制限はあるらしいのですが、Windows10自体には対応しているようなので再びマカフィーをインストールしました。このPCに付属していたコードで再インストールが行えます。

 

 

hoge
Officeのインストール

 

この間契約したサブスクリプション契約のうち1台をこのPCに設定します。自治会の役員会とかローカルな活動は何でもかんでもExcelファイルで回ってくるので、リビングで使うPCもOfficeがあった方が絶対便利なのです。

 

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栄光と信頼のOneDrive

 

サブスクリプション契約で1TBというアホみたいなスペースが提供されます。さらに増やすことも可能な様で、PC丸ごとOneDrive上に展開できちゃいますね。

 

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ストレージ使用量

 

内蔵メモリはあまり空きがないので、本体のみの運用の場合microSDカードにデータ類は保存することになります。OneDriveのフォルダも当然そちらに作成するつもりだったのですが……

 

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なんということでしょう、OneDriveのフォルダが作成できません

 

 

hoge
一手間掛ければ大丈夫

 

ネットでいろいろ探してみると、どうやらSDカード上にVHDを作成すると上手く行くようです。ただ、起動時に自動でマウントしないようなので予めコードを書いて起動時に制御する必要があるとの事。

 

今使っている64GBではなく、128GBのmicroSDカードで作り直そうか検討していたので、今回はVHDで無事OneDriveのフォルダが作成できたということを確認して終了です。

 

hoge
システムのストレージ設定

 

ここでOneDriveフォルダをSDカード上に作成できるように設定出来るといいですね。

 

hoge
息子に奪われる

 

Windows10をいろいろいじってみたかったのですが、妖怪ウォッチを見たい息子に奪われました。

「パパから返してもらったからママ再生して」とか面白い事を言っていましたが、すんなり動画を再生していました。

 

最初だけデータが追いつかないようにも見えましたが、一端再生が始まればシークしない限りスムーズな再生が行われているようです。

 

簡単なパソコンって素晴らしいですね。これぞリビングPCです。

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