今回はインテル(R) NUC キット NUC5i7RYH のレビューをやらせていただくことになりました、又しばしの時間おつきあい下さい
初めに・・・
インテル(R) NUC キット NUC5i7RYH のレビューはZigsowプレミアムレビューでもすっかりおなじみで、私が類推するにおそらく同一機種では過去最多件数のレビューになろうかと思われます
どうしたら面白く読んでいただけるか考えると夜も眠れません(嘘です・・・)
プレミアムレビューなので、そうも言ってられないので、前半は主に組み立て方と機能なんぞをサッとおさらいして行こうかと思っていますが、他の方のレビューと被って面白くないので通り一遍の内容で流します
しかしながら私の方針として、初心者の方が組み立てたり導入したりする時に参考になるように、なるたけ分かりやすく専門用語を使わずレビューしていきたいと思っています、パーツに関しても特殊なパーツは避けAmazon等で買える汎用の安いパーツを使用しレビューしていこうと思っています
ゲームが出来ると言うことに関しては只出来ましたになりがちなので、同じくインテルのNUC DC53427HYE が手元にありますので
こちらとの比較を中心にいかにゲームをやるためにグラフィック関連が強化されているかをレビューして行きます
今回のレビューは第1弾としてファーストインプレッション公開、その後追加公開という形を取りますので、前半はNUC5i7RYH のNUCとしての機能などを盛り込んで公開という形を取り、後半は工作記事となる予定です(パソコンのレビューなんですがご容赦いただきたい)
と言うわけで、2回ご覧いただくことになろうかと思いますが、勝手なお願いで申し訳ありませんが、是非2回見に来て下さい
では、始まり始まり・・・・
まずは数値データーのおさらい
NUC5i7RYH の 仕様から
NUCの最大の問題は、どれもこれも外観からの特徴がほとんど無く、これから買おうとしている方にはどれもお弁当箱にしか一見見えなくて、店頭に見に行ってもPOPに型番しか書いておらず何が特徴があって、どのNUCが自分に合っているのか分からず、どれを購入して良いか分からないのが問題だと思いますので、簡単な解説をしておきましょう
現行機種の型番はスッキリ整理されました
今回のレビュー品は NUC5i7RYH ですが、この型番を例に取って見てみましょう
以前の型番はプロセッサー番号が前に来てわかりにくかったですが、現行機種は最初が NUC であるNUC表記、その次の数値が第5世代を示す5の表記、その次はプロセッサー番号の i7 表記となっています、最後の H 表記は Hは背の高い物、Kは背の低い物になっています、背が高い物は M2 のSSDの他に SATA仕様の普通のSSDもしくはHDDを入れることが出来ます、背の低い物は M2 のSSD専用になります
現行機種の比較はこんな感じです
NUCは現状で第6世代の i5プロセッサー搭載の NUC6I5SYH も発表されていますので、比較用に乗せておきます。
昔のNUCはただただ小さなコンピューターでしたが、仕様を見る限りには着実に進化を遂げています
参考資料として以前の DC53427HYEレビュー時に作成した諸元表も再掲載しておきましょう
2年の月日はどの位の進化を遂げるに至ったのでしょうか・・・
カタログを見る限りには、CPUはi5からi7にパワーアップされていますし、内蔵グラフィックも HD-4000 から Iris™ グラフィックス 6100 にパワーアップされています
なかなか期待が出来そうです、”一心不乱にゲームに没頭せよ!!”のお題通りになりそうでドキドキしますね
まずはレビューお約束の持ち物検査から・・・
本体を見てみましょう
箱は至ってシンプルに仕上がっています
まるで重箱のようで、正立方体です
箱を開けると本体が出て来ます、まさに重箱です
中からはこんな感じで付属品と簡単な冊子が出て来ました
本体、ACアダプター(先端を各国のジャックに変えることが出来る物)、 モニター裏に取り付けるためのVESA(ベサ)規格のアダプター、簡単な説明書、プロセッサーのシールが入っていました
今回は箱には仕込みのオルゴールは無かったです・・・(^o^)
ACアダプターは先端を変更出来る物になり、持って行かないと思いますが、海外でも使えそうです
ミッキーケーブルを買わなくて良くなったので好印象です
(ミッキーケーブルって何???と言う方はこちらをご覧下さい)
この様に蓋??をずらして目的のコネクター形状に交換します
日本ならこの形でしょう
まずは本体外側を見ていきましょう
まずは背面の?コネクターが一杯ある方から見てみましょう
左下から、19VのACアダプターの電源、ミニディスプレーポート、有線LANポート、USB3.0規格のポート2門、miniーHDMIポートになります
取るに足りない要望なのですがmini-HDMIは、出来ればフル規格のHDMIポートにして欲しいところです。リビング等で使うのに必ず変換コネクターを使うことになるので面倒です。
インテルさん、設計は大変だと思いますがよろしくお願いします(次回のバージョンアップに期待と言ったところです)
ちなみに上の二つの穴は吸気口です
続いて反対側の全面側を見ましょう
全面側はシンプルです、USB3.0規格ポート2門とステレオピンコネクターと、赤外線受光部です
USB3.0規格のポートは1門は常時電源を流せる仕様になっていますので、このポートを通してスマホなどを寝ている間に充電出来るので非常に便利です
ステレオピンコネクターは、以前レビューした同、DC53427HYE の時は無くてBluetoothのスピーカーしか付けられませんでしたので、今回はイヤフォンやステレオピンケーブル経由でのポータブルアンプ入りスピーカーも使えますので確実に進化しています
左右は排気口と盗まれない様にロックを取り付ける穴があるだけのシンプルな構造になっています
本体上部は電源ボタンとHDDのアクセスランプのみ、この天板は取り外すことが出来、交換が出来るようになっています
インテルさんでも天板デザインコンテストなどをやって盛り上がっているようです
底面部分はゴム足になっていますが、ここのネジを4本外すことで内部にアクセス出来るようになります、この辺は過去の仕様を踏襲しています
NUCは購入したら絶対に中にアクセスしないと運用が出来ません、ここの4本のネジは大きく(+2番)で作られておりカムアウトして頭を嘗めたりしにくくなっていますので、よく考えられています
また、ゴム足の中にネジ穴があるので普段使っている時はネジが見えません、この辺のデザインの配慮がスッキリとしたデザインに貢献してると思います
DC53427HYE との比較
大きさはほぼ一緒で、厚さがHDDが入れれる分だけ厚くなった
厚みはHDDが実装出来る分だけ厚くなりました、ディスプレーポートが1門カットされ (DC53427HYE では、トリプルモニター構成が出来ました)2系統のモニターに、以前のトリプルモニター構成は実用的では無かったので廃止やむなしです、USB関連はUSB2.0規格(USB2.0 2門+USB3.0 1門)からUSB3.0規格(USB3.0 4門)に格上げされて相当使い勝手が良くなりました
DC電源は同じく19Vですが、3.43Aと同じく DC53427HYE と比較して0.01A増と消費電源がほんの少し増えました、USB3.0の規格のポートが増え、SSDを2機搭載出来るからだと勝手に解釈しています
重量は、SSD1枚とメモリー2枚入れの重さ比較(実際に運用する重さ)で、586.6gでした
DC53427HYE の方は 554.4g と 32.2gの増となりましたが、筐体も大きいので許容範囲内だと思います(むしろ軽いと思います)
なお、これにSSDを付ける(乗せる)と 661.9g となりました、フル装備でこの位の重さになるようです
中を開けて動くようにセッティングしましょう
NUCは前述したとおり、中にメモリーとSSDを入れないと運用が出来ません、この辺がノートパソコンやタブレットと違います
本体を裏返してゴム足の中にあるネジ4本を外します、ネジ自体には落下防止機能が付いていますのでなくす心配はありません
裏蓋を開けたところ
裏蓋側には普通のSATAの9mm厚のSSDもしくはHDDが入ります、ケーブル等は事前にセッティングされているので差し込むだけです
本体基板上にほとんどの方はM.2スロット用のSSDを実装するためにこちらは容量の大きいHDDを搭載する方が現実的な運用でしょう
本体基板側も見ていきましょう
M.2スロットが1門空いています、DC53427HYE の時は mSATAが2門空いていましたが、1門は無線LANボード、もう1門はSSDで埋まったいたので状況は変わりません
今回はM.2スロットの空きは1門ですが、無線LAN はあらかじめ入っています、インテル® Wireless-AC 7265(IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0対応)が半田付けで入っているので、M.2スロットはSSDしか選択の余地はありません
逆にあらかじめ無線LANは入っているので、オプションで購入する必要も無く親切と言えば親切です、逆に交換は不可能です
もう1箇所の空きスロットは、DDR3L SO-DIMM×2(DDR3-1600/1333、最大16GB、1.35V)の空きスロットです、基本はノートパソコン用の増設メモリーを買って入れれば良いですが、注意しなければいけないところは1.35Vの低電圧用のメモリーを入れないと駄目です、DC53427HYE は1.5Vが使えたので、Macintosh pro の余ったメモリーを入れましたが今回はそうはいきません、当時の4GB買える値段で16GB 購入出来ますので低電圧用を買った方が良いでしょう
本体側の増設のオプションパーツはこの位しかありませんので、組み立ての不安はほとんどありません
早速組み立てて行きましょう・・・
まずはメモリーから、
安くなりましたね、8GB2枚で、1万円切るようになってきました、ここは迷わず16GB運用することにしました
内蔵GPUに“Intel Iris Graphics 6100”を搭載しているので、内蔵GPUはメモリーを一部利用してスピードを稼ぐはずでしたから、メモリーは一杯搭載した方が有利なはずです
切り欠きを合わせて斜めに差し込んでパチンと言うまで横に差し込めばOK、簡単です
続いて、SSDを差し込みます
SSDは、M.2スロットに収まるこちらのタイプをチョイスしました
Transcend SSD 256GB M.2 2242 SATA III 6Gb/s TS256GMTS400 です
大きさはM.2 SSD カードの 22x42、22x60 22x80 3タイプすべて使えます
トライセンドのSSDはどのサイズもカタログ上の速度に違いが無く、値段も変わらないので、小さいのをチョイスしました
http://jp.transcend-info.com/Products/No-642
メーカーHPより
大きさは左から22x42 22x60 22x80になります、使い回す場合、22x60が使えない機種もあるので、22x42、22x80のいずれかにしようかと思っていましたが、小さいことは良いことだと言うことで 22x42をチョイスです
パッケージを開けて本体を取り出して取り付けます
先出のメモリーカードと一緒で斜めに差し込んで今度はネジ留めをすれば終わりです
ネジは本体側に付いていますので外します、+1番のフィリップスドライバーが必要です
その下にスペーサーがあり、スペーサーは22x80の位置に付いていますので、ペンチで外します22x80のサイズのSSDならスペーサーの位置はそのままで大丈夫です
スペーサーは上の写真を見ての通りネジロックが塗ってありなかなか外れないのですが、ラジオペンチで挟むと傷が付くので六角用ボルトを外すためのドライバーを使うと良いかもしれません
私は工具箱に取りに行くのが面倒だったので、手抜きですが、ケイバのギザなしペンチで回しました
一番手前側に付け直してセッティング終了
SSD本体を取り付けます
ネジ留めして終了です
これで本体側の準備は完了です
OS側の準備をします
本体側の準備が終わったところで、OSをインストールします
インストールするためには、以下の物が必要です
① OS(Windows10 )のインストールDVDーROM
② USBで接続出来るDVDドライブなど
③ Bluetooth接続以外のキーボード、マウス
④ USBメモリー上にインテルのHPからダウンロードして解凍したLANドライバー
https://downloadcenter.intel.com/ja/product/87570/Intel-NUC-Kit-NUC5i7RYH
もしこの記事を読んでいて、このNUCが家の唯一のパソコンになる場合はLANドライバーは友達に落としてもらって下さい
無いとインターネットに接続出来ません
以上が必要です
とりあえずドライブはこれを用意しました(何でも良いと思います)
以上の物が揃えば接続して電源を入れればWindows10 がインストール出来るようになります
今までのWindowsの中で最もインストールの時間は短いかもしれません
細かいインストールの方法等はZigsow内でも一杯レビューがあるので、そちらをご覧いただくとして今回はレビューが無駄に長くなるので割愛します
待つこと少々、無事インストール完了しました、LANドライバーも入ったのでインターネット環境にも接続出来ました
接続出来たついでで、上記のURLにBiosのアップデートプログラムがあったので、ここでアップデートしておきます
昔と違ってBIOS画面を立ち上げたりしなくても良く、Windows10の画面上で実行すれば、パソコン側でやってくれるので世話がありません、
これでOSインストールは完了です
OSインストールはとても簡単です
ちなみに今回チョイスしたパーツは共にAmazonで最も安かった物をチョイスしただけです
充分速く動きますのでお勧めです
一応ベンチマークも取っておきました(参考にして下さい)
ちなみに Transcend SSD 256GB M.2 2242 SATA III 6Gb/s TS256GMTS400 と Transcend ノートPC用 PC3L-12800(DDR3L-1600) 8GB 1.35V(低電圧) - 1.5V 両対応 204pin SO-DIMM (無期限保証) TS1GSK64W6H は共に相性の問題も無くきちんと動きました
導入を考えておられる方は参考にして下さい
ベンチマークを動かしてみて本当にゲームが可能なのかテストしてみましょう
お膳立ては出来たので、NUCでゲームが出来るか試して見ましょう
今回のレビューの募集内容もNUCでゲームをやるんだ・・・と言った内容のレビューです
いきなりも何ですので、お約束から行こうと思います
まずは、どんな感じか、有名処のゲーム系のベンチマークソフトを動かしてテストしてみましょう
参考資料として、DC53427HYE のスコアーも計測してみました
2年でどの位進歩したのでしょうか?楽しみです・・・
まずは
ドラクエXベンチマークソフト
NUC5i7RYH
DC53427HYE
爆弾岩からスライムに昇格です・・・(^o^)
スピード183%増しになっています
約2倍と言った感じですね・・・正直驚きました、
体感的にもDC53427HYEの時は何とか見れるといった感じでしたが、NUC5i7RYHだと綺麗に見ることが出来ます、やはりゲームをやろうというレビューのお題は伊達ではなさそうです
ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
こちらも有名処のベンチマークです・・・
NUC5i7RYH
DC53427HYE
測定結果を見るとスピードは164%増しになっています
DC53427HYE の時は画像がちらついてお話になりませんでした、設定変更を推奨と出てしまっています
NUC5i7RYH は やや快適 の評価をいただきました、デモ画面もちゃんと動画として見ることが出来、ストレスもありません、本体が小さくて取り回しが良いので、NUC5i7RYH でゲームは有りですね・・・(^o^)
この大きさのPCでゲームがちゃんと出来るのはすごいと思う
PCでゲームをやるという事は、本来タワー型のフル規格のパソコンを使って、その上に結構高額なグラフィックボードを乗せないと出来ないイメージがありますが、NUC5i7RYH を使って実際にplayしてみた結果からの感想としては快適にゲームが出来ると言い切ってかまわないと思います
私の自宅の環境下ではメインマシーンをゲームマシーンにすることはなかなか難しいのでこの様に専有面積が小さいパソコンでゲームを遊ぶことが出来ることは非常に都合が良い選択になります
もちろん上記の様にはぐれメタルが笑ってくれるほど速くするには、最新のCPUが入ったタワー型のパソコンに32GB程度のメモリー、NVIDIA GeForce GTX 770などグラフィックボードなどの投資が必要です
しかしながらそこまで追求しなければ、充分 NUC5i7RYH でゲームが可能です
小さいパソコンはレイアウトも自由度が高いです、ゲームでも良し、動画でも良し、リビングでも良しの器用さは大型のパソコンにない楽しみを我々に提供してくれていると思います
後は価格の問題です
本体価格が執筆時(2015年12月)時で 約67,000円で、その他に SSD代、メモリー代 がかかります、LANカードなどの細かい投資は要りませんが、初期投資が 約90,000円かかるのでこの額を払うとなると、あとちょっとでショップブランドのミニタワーマシーンが買えてしまいます
しかしながら取り回し等を考えれば小さいパソコンは非常に便利です。その小ささに魅力を感じられれば充分に買いの選択になるでしょう
NUCを使ってやってみたいこと(それは鉄道PCを作りたい)
列車の筐体を作って列車パソコンを作ってゲームがしたい・・・
今回のレビューは鉄道のガワを作ってその中にNUCを投入鉄道ゲームをやると言うことを応募公約にしちゃいました・・・
そうしたらその夢かなえさせてやると、レビュアー当選をいただいたので真摯にレビューしなければいけません・・・(^^;)
内容が冗談っぽいとか、必要あるのか?とかの突っ込みはこの際なしにして、きちんと夢を具現化していきます
元々Zigsowにはカテゴリーの下に電車PCプロジェクトなる物があります
詳しくはバナーをクリックしていただければ読むことが出来ますが、セミタワーのPCを電車仕様にするイベントがありました
このリンクが寂しく放置???されているので、(最後に執筆されたのは2010年11月)私も5年間でこんなに電車に近づくんだという感じで頑張ろうと思います
そうなんです、NUCを使って電車筐体を作って、”A列車でいこう” と言うゲームをやろうという企画です
”A列車でいこう” は鉄道会社を運営してお金もうけをするゲームですが、現在のバージョンは3Dでグラフィックが表示されるようになりそこそこのマシンパワーが必要です
もっとも、ファイナルファンタジーのようにずっと動くわけでは無いのでそこまでの性能は要りません
まずは車体の設計と切り出しを行います
前置きをこの位にして、制作に入りましょう
まず車両の素材はMDF材を使います。MDF材は生木とは違ってチップを粉砕して固めた物なので反りが起きにくくダイソーなどの100円SHOPのような素材の管理を一々しないようなところで買うには最適な商材です
木 ねじが立たない(粉々になってしまう)、水にとても弱い(紙のように剥がれてしまう)、色は塗料が染みてしまうので、基本単色塗りしか出来ない、と言った 問題がありますが、ホームセンターで買うよりは手頃な大きさでダイソーで買った方がつぶしがききますのでダイソーで良く買います
均一な素材として重宝されますので、スピーカーを作られる方には一般的な素材です
材料はこのレビューを参考にして作られる方もおれるかもしれませんので、板以外もどこでも手に入る材料で作りましょう
前述の通りダイソーで手に入る1枚税込み108円のMDF板を使いますので、これを2枚買ってきました
次にどの車体をモデルに作るかです・・・
今回はインテルのNUCなので、インテルカラーのブルーにすることにしました
ブルーと言えばブルトレなので(単純な理由です)そんな感じで作ってみましょう
まずは、私は鉄道オタクでは無いのでGoogle先生を使って写真(資料)を集めます
何せ有名な素材ですので写真は探せばいくらでも見つかりますので、写真には困りません
よさげな写真を集めて、適当にモデファイしていきます
なかなか難しいので、結局はBトレインを参考に長さを切り詰めました
設計が決まったら、鉛筆で下書きしていきます
パーツごとに書いて、丸鋸で切り出すので刃の厚みを考え外側に切りシロを考えて書いていきます
まずは糸鋸用の穴をドリルで開けて置きます
室内で開けると家人の目が冷たいです・・・(寒いから許して・・・)
空け終わったら、丸鋸で切り出します
これはさすがに外で切り出します
パーツの切り出しが終わったら窓の部分をくりぬきます
くりぬくのには、糸鋸を使いますが、
前回の何かのレビューでも使いましたが、この鋸は切れない・・・やたらに鋸刃が外れる、かといって、取り回しが良いわけでも無いと言った使えない仕様です
何とかしてくれ、木曽ツール・・・
どこかの木工のサイトで、糸鋸の問題の9割は刃だと書いてあったので、今回はホームセンターでスパイラルの刃を買ってきました
スパイラルの刃はどの方向でも木が切れるので便利です
なんと、取り付けようとしましたが、プロクソンコッピングソーでは使えません(平刃しか使えなかった・・・)
だんだんイライラしてきました・・・しょうが無いので、手鋸に刃を付けて適当に切っちゃいました
ちなみに中学の時に買った(と思う・・・)赤い柄の付いた糸鋸です
違うちゃんとした?手鋸も持っていましたが、工具箱から出すのも面倒くさかったので、一番手に取りやすかった工具でバッサリ適当に切ってしまいました
ちなみにSK11の糸鋸刃は良く切れます、やはり切り抜けないのは糸鋸の機械の問題だとおもいます
心が荒んでいたので、超適当に切ってしまいましたが模型雑誌ではないので許していただきましょう
次回MDF板で工作する時は、ジグソーで切って、サンダーで整形することにしましょう・・・
このプロクソンのコッピングソーでは窓あけカットは無理です・・・(T_T)
話は脱線しましたが、今度は扉部分を凹まして削っていきます
このあたりを使って掘り進みます
汚いカットだ・・・(話になりません)
切りすぎないように端を切っておくのですが、彫刻刀があれば簡単ですが子供が学校で使うからと学校に持って行ってしまい取られて手元にありません・・・(T_T)
無いのでカッターで境の部分のカットをしておいて、鑿で彫り進みます
扉部分を掘っておかないと、色を塗ったらのっぺらぼうです・・・
掘ったらペーパーがけをするのですが、扉部分は狭いのでこのダイソー製木工研磨ブラシを使います、このブラシはマジックテープで歯ブラシ状のサンドペーパーをかけることが出来ます
このブラシが非常に優秀です・・・100円で替えペーパー付きですのでおすすめです
そんなこんなで、外側の凹加工は終わりました
終わったら、車輪の部分を作ります
適当な大きさに切ったMDF材を(端材ですね)使って作ります
近所のホームセンターに行って車輪をゲットしてきます
ちなみにゴムよりナイロンの方が安いです・・・1個税抜き\68円でした
8個使うんで、安いに超したことはありません
台車部分は端材を使って作ります・・・
写真では端材の真ん中に接着していますが、大外の端に取り付けないとかっこ悪いです
ホットボンドで接着して位置が悪ければ剥がして張り直すと便利です
ちなみにホットボンドは、金属にも、MDF材にもきちんと接着出来ません、あくまでも仮止めです
決まったらちゃんとした接着剤で取り付けましょう
台車と車体は、ダイソーのウッドボルトで接続しました、外れるので便利です
こんなもの誰が買うんだと思っていましたが、まさか自分で買うとは思いませんでした
ウッドボルトは12mmなので、見かねた?子供達がその辺にあった?リーマーで穴を広げてくれました
こんな感じで完成です・・・(^^;)
続いて電源線などの配線です
まずは、フォスナービットで穴を開けます、電動でやったら一発ですが、小さな手が手伝ってくれるので手回しのドリルで・・・(^^;)
開けたら、その辺のセリアで買ってきたUSB延長ケーブルを連結器のように取り付けます
どうせなら雰囲気を出したいところです・・・(^^;)
このUSB連結器を使ってゲーミングマウスを接続する予定です
ゲーミング何チャラは有線接続ですから・・・
え、! このゲームにゲーミング●●●は要らないんじゃ無いかって・・・鋭い突っ込みです・・・
仮止めしておしまいです、まずはここまで作っておきます
前面連結器に1回路、後ろに2回路作っておきました
大体完成したら上物も作っていきます
前にも書きましたが、MDF材はネジが使えないので接着します
接着するために、端材で角柱を作っておきます
作ったらここはホットボンドを使わずセメダインを使います
セメダインのスーパーXは優秀です、木工ボンドと比較してちょっと高いですが、工期を短縮するには良い接着剤です。
こんな感じで作って行きます
接着したら、重しを置いてしばらく放置します・・・・(^^;)
この重しは鑿の入ったケースです・・・どうでもいい話ですが個人的にはケース売りの飲料やビールを乗っけると良いと思います
パーツが完成したらホットボンドで接着して大体な感じで作ります
あらっぽく、完成しました・・・
あらかた出来たのでサンダーで成型していきます
電車は下の方が細くなっていますので、下の方を絞るのと同時に下書き線を消します
平行に下側を削りますので、サンドペーパーでサンドブロックを使って削ればOKですが面倒です
ランダムアクションサンダーは持っていましたが、ランダムアクションサンダーを使うと部分的に削れすぎてしまうので、電動オービタルサンダーが無いかなと思っていたところ、近所のホームセンターで現品限り展示品処分ワゴンに\3500の安いサンダーを見つけたので買ってきました
ちなみにサンダーがけは室内でやってはいけません、家族に怒られます・・・
下側を集中して削って行きます、天井部分もアールを付けて削って行きます
前面も左右は少し流線型になっていますので、そこも削っておきます
削りが終わったら着色します
天気は良かったですが、何せ気温が低いので、スプレーの飛びが悪い・・・
Zigoswのプラモ大好きな方に怒られそうな塗装です・・・
多層回塗るべきでしょうが、時間の関係で割愛です・・
サーフェーサを吹かないとMDF材は塗装が難しいですが、これも時間が無いので割愛です
適当に2度吹きして終了しました
塗りが乾いたら、もう一度組み立てます
こんな感じで出来上がってきました・・・(^^;)
銀色に塗ったら日比谷線と言われても反論が出来ません・・・(>_<)
やっぱり電飾があった方が良いじゃ無いか・・・
出来上がったら電飾を作ります
電源部分の改造になりますので、まねする人はお約束ですが自己責任で・・・
ダイソーにLEDスタンドがあったので、これを改造します・・・
USB接続にして、電源のON、OFFで点灯したいので、ついでにUSB接続のライトも買ってきます
これのLEDを使います、何せ100円でパーツを買ったと思えば安い物です
USBコネクター側はこっちを使います
まずはコネクター側をいただきましょう・・・(^^;)
選球側を外します、接着されているので、外側のカバーを切ってしまいます
切ったら、ケーブルが出て来ますのでこちら側は再利用するので、丁寧に扱います
USBコネクター側はフレキシブルケーブル側が鉄なので、倍力ニッパーかクリッパーで切ってしまいましょう(手を切らないように注意)
金切りバサミで切り目を入れて、外装を剥がして中のコイルをクリッパーでカットします
中のコイルは硬いので、普通のニッパー出来ると刃が欠けるかもしれません
続いてLED部分をいただくスタンドの方を・・・
ライト部分はぱかっと外します・・・
外したら、下側の半田を溶かして基板を抜きます
抜いたらスイッチは使いませんが、抵抗は使うので、半田し直します
これで、使用するパーツをいただきました・・・(^^;)
短絡防止の処理をして(養生して)再半田して完成です
USB電源に接続して確認します、上々です
5灯が同じ場所で点灯しても面白くないので、線を付けてバラバラにします
イメージは室内灯に2灯、テールランプに2灯、行き先表示板に一灯使います
線を延長して色々な場所を光らせましょう
まずはLEDを剥がします
半田吸引線を使ってパーツを外します
外したら、その辺に落ちてるリード線を付けて延長します
まずはテールライトから・・・
近所の模型屋さんで自動車プラモ用のテールライトの絵の具を買ってきます
筆で塗り塗り・・・
こんな感じ・・・
テスト中に1灯短絡して切れてしまったので、ヘッドマーク表示灯はUSBをいただいた方のLEDを使いました(^^;)
パーツが出来たら組み立てます
ガラス?はダイソーでプラバンを買ってきてカット
ホットボンドで張り込みます
その他、LEDもホットボンドで貼り付けます
USBの電源部は、NUC本体のUSBに差し込みます
モニター、キーボード、マウスも取り付け完成です
モニターはテックウインドの ON-LAP1302 を取り付けました
結線して中に入れます・・・
入れたら電源をONにしてみます
無事点灯しました
室内灯のおかげで、中のNUCも見えて良い感じです
なかなか良い感じです・・・
電源を切るとちゃんとLEDも切れます・・・(^o^)
そんな感じで、これでA列車でいこうを遊ぶことが出来ました・・・
室内の電気を切ると非常に雰囲気が出て良い感じです
鉄道筐体も本体が小さければいくらでも出来そうですね、Gゲージなら走らせそうですが、資金がかかりすぎるので今回は断念です、子供達は走るの??と言ってきますが、走りませんと言ってあります
資金さえあれば、DCCを使ってその制御自体をNUC本体でやりたいところですが、1からだとちょっと困難ですね・・・
今回はこんな感じで列車を作成してみました、筐体制作に時間がかかりすぎて今ひとつゲームで遊ぶと言ったところは時間切れでレビューが出来ませんでしたが、人それぞれで楽しみ方は色々あると思います
NUCは大きなパソコンには出来ない楽しみ方が出来ると思いますので参考になればと思います
参考資料
ドライバー等(インテルHP)
https://downloadcenter.intel.com/ja/product/87570/Intel-NUC-Kit-NUC5i7RYH
価格情報
価格COM
http://kakaku.com/item/K0000792370/
cybercatさん
2015/12/19
やっぱりNUCはナニカに組み込んでこそですよねーw←経験者
hideさん
2015/12/19
そうですね、やっぱり組みこむと良いと思います
熱対策とか本当は書かないといけないのですが、本当に時間切れです・・・(^^;)
追々追記しようかと
電車PC はどうなったんですかね?
まあ、昔はあのくらいの大きさが必要だったんだけど、今はこんな大きさでいけると言うことが分かっていただければOKだと思っています
今回のNUC5i7RYHは結構爆音なんで、リビングには向かないかもしれません
まあ、遊びですね・・・遊び、楽しめました
jakeさん
2015/12/19
縮尺は、Bトレショーティーが役に立ったかもしれません。
全長を短縮してるんですが、きちんとソレとわかるデフォルメです。
薄い方のNUCをレビューしましたが、確かに冷却ファンはうるさいですね。
ノートPC用とかと同じく、甲高いファンノイズなので耳につくのがおしいところです。
初代NUCのときは社外品ケースも出てましたが、今はないんですよね。
120mmファンだとケースをはみ出しちゃいそうですけどもw
hideさん
2015/12/19
Bトレインは良く出来てますね、可愛いし・・・
そうなんです、結構ファンは大きな音で・・・ゲームを始めると絶対にファンは回るので、音を回避することは出来ませんね(^^;)
真ん中を切り詰める方法はBトレインを参考にしました
全長は木材の関係で30cm固定になるので・・・
これ以上伸ばすと、ホームセンターで1畳板を買ってこないといけないので、効率が悪かったからです(1畳で大体1600円位でしたか)
端材が大量に出て困るので仕方なしです
もうちょっと時間があれば天井の冷房を作ろうと思っていたのですが、更に工作が困難になってしまうので、今回は割愛しました
丸天井な感じを出したかったです・・・(^^;)
しかしながら薄いノートや小さなPCはレビューしていて楽しいです(夢が広がります)