レビューメディア「ジグソー」

iPhoneに快適充電環境と汎用性をもたらす、ワイヤレス充電器!

今回レビューさせていただく製品は、iPhone6をワイヤレスで充電できるFUEL iONだ。

 

 

既に2名の方がレビューされているが、急遽3人目に抜擢された。

車載用ホルダーの追加レビューも選択できたが、充電パッドのみのレビューとさせていただいた。

 

使用期間が1週間と短い上に、iPhone6のバッテリー持ちの良さもあり、通常使用だと2~3日に一度の充電で済んでしまい、まだ3回ほどしか充電していないが、これまでに感じたことをまとめてみた。

 

詳細は以下のレビューを参照いただきたいが、気になる点はいくつかあるものの、ワイヤレス充電の手軽さと、汎用USBケーブルが使用できる利点は、それらを補って余りあるものだ。

 

更新: 2015/02/22
FUEL iON の徹底レビュー PREMIUM REVIEW

置くだけで充電を開始する!ワイヤレス充電は、とっても快適!

それでは、開梱してみる。

 

同梱品
同梱品

 

中には、充電パッドと、iPhone6用ケース、microUSBケーブル、イヤフォン延長ケーブルが入っている。ACアダプタは付属しないので、別途USB出力のACアダプタを用意する必要があるが、どこの家庭でもiPhpneの付属品をはじめ、複数のACアダプタがあると思われるので、問題は無いだろう。

 

■ 充電パッド

 

 充電ベース

充電パッド

 

サイズは、直径約10cm、厚さ約1cmで、そこそこの大きさがある。

I/FはmicroUSBコネクタ1個のみで、ACアダプタもしくはPCと接続する。

上面中央には、5つの端子がある。

 

■ iPhone6用ケース

 

iPhone6用専用ケース
iPhone6用専用ケース

背面
背面

 

背面には、充電パッドとの接点が渦巻き状に配置されている。

下部にはmicroUSB端子がある。

 

重さは58g
重さは58g

 

マグネット内蔵なので重いだろうと予想していたが、ケース単体では58gと比較的軽い。

 

■ 充電してみた!

 

iPhone6はバッテリーの持ちが良くなったので、毎日は充電しないで済んでいたが、Webブラウズやゲームをいつもより多く使って電池を消費し、充電してみた。

 

その感想は・・・

 

とっても楽!

 

充電パッドの上に置くだけで充電が開始されるので、ほんとに楽に充電ができる。

 

パッドの接点の位置と、ケース側接点の位置を気にすることもなく、上に置くだけで磁力によって正しい位置に貼り付いてくれる。ケース側接点は円形に配置されているので、置く際の端末の向きも気にする必要がなく、まさに置くだけの手軽さ。

 

充電に掛かる時間も問題無いと思われたが、iPadに付属の2.4A出力のアダプタを使用して、純正ライトニングケーブル使用時の充電電流と比較してみた。

 

 充電時の電流値を比較してみた
充電時の電流値を比較してみた

 

結果は、純正ライトニングケーブル使用時の1.20Aに対して0.99Aとなった。

 

2.1A出力のACアダプタでも試してみたが、同様に約1Aという結果だった。

 

 

より早く充電したい時は、iPad用などの出力の大きなACアダプタに純正ライトニングケーブルで接続する方が良さそうだが、iPhone付属のACアダプタは1.0A出力なので、通常使用では純正ライトニングケーブル使用時と変わらない時間で充電でき、問題は無いだろう。

 

それよりも、ケーブルの脱着が不要なので充電時の煩わしさが無く、持ち出しも楽なのは何とも手軽でありがたい。

 

■ 充電中の同期は可能か?

 

充電パッドをPCに接続し、同期が可能かを確認してみたが、残念ながらPC側からはiPhoneの接続は認識されなかった。

エクスプローラーにはiPhoneは表示されず、iTunesからも接続不可で、同期はできなかった。

 

更新: 2015/02/24
FUEL iON の活用術 PREMIUM REVIEW

ケースはやや持ちにくいが、汎用USBケーブルで同期も可能!

■ iPhone 6で使ってみる・・・

 

iPhoneを装着する際は、下部のLightningコネクタ部分をスライドさせる。

 

Lightningコネクタ部分をさせて脱着する
Lightningコネクタ部分をスライドさせて脱着する

 

iPhoneを装填してスライドを戻すとケースが固定される。

スライド部は程よい重さで自然に動いてしまうこともなく、しっかりと固定される。

左右にはスピーカーとマイク用の穴が空いている。

 

イヤフォンはそのままでは装着できないが、付属の延長ケーブルを使用すれば使用可能だ。

 

イヤフォン延長ケーブル
イヤフォン延長ケーブル

 

ケースを装着すると、iPhone6がひと回り大きくなる。

幅は約70mmで、数値上はiPhone(67mm)よりも左右共に約1.5mm広いのだが、右側面のスリープボタンや左側面のミュート・音量ボタンも保護される感じで、程良いサイズには思える。

厚さは約10mmあり、iPhone6の(約6.9mm)からは厚くなる。

全長は12mm程長くなるが、さほど気にはならない。

 

ただ、裏面のサイドが角張っているため、手に持った感じは、実際の幅以上に大きくなった感じがするのと、角が当たる感覚が気になる。

 

ほぼ1週間使用して、少し慣れては来たが、それでも少し気になる。

iPhone6自体が角の無いラウンドデザインを採用しており、手に持った時も優しい感触なので、コレは少し残念だ。

角を落とせばかなり感じが変わると思われるので、できればデザイン変更を望みたいところだ。

 

そして、このケースにはマグネットが内蔵されているのだが、コレが意外に強力だ。

会社のスチールデスクに置くと、結構強く貼り付く。

 

これだけ強いと、磁気カードの入った定期入れや財布と不用意に一緒に持つと、カードが使えなくなる可能性がある。

わたしは新幹線通勤だが、JR東海の新幹線定期はICカード化されておらず、未だに磁気カードなので、コレは気を使う。今のところ大丈夫だが、そのうちやってしまいそうでちょっと怖い。

 

■ 思わぬ利点・・・

 

外出時にありがたいと思ったのは、ケース下部のmicroUSBコネクタだった。

 

microUSBコネクタ
microUSBコネクタ

汎用ケーブルが使用可能
汎用ケーブルが使用可能

同期も可能
同期も可能だ

 

会社でmicroUSBケーブルでACアダプタに繋いでみると、問題なく充電が開始された。

更に、PCに繋ぐと純正ライトニングケーブルで接続したときと同様、エクスプローラでの写真の取り込みや、iTunesでの同期やバックアップも可能だった。

 

今まで外出中や会社でも使えるように、モバイルバッテリーと共にライトニングケーブルを持ち歩いていたのだが、純正ライトニングケーブルは価格も高い上に耐久性も気になるし、入手性も良いとは言えない。

対するmicroUSBケーブルは100均でも手に入り、バリエーションも豊富だ。

 

MFI認証は取得されていないようだが、非純正ケーブル使用時にiPhone側に出るアラートも表示されず、汎用のmicroUSBケーブルが問題なく使えるのはとても嬉しい事だ。

 

 

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