1/24追記
しばらく使用してみての感想を追加しました。また他機器との比較、キャッチコピーについても
合わせて追記したので、興味のある方はご覧ください。
・やってみた
・しばらく使ってどうか
・キャッチコピー
クーキレイ PTのレビュアーに選んで頂きありがとうございます。子供3人、夫婦とおばあちゃんの
6人家族で実際に使用してみて、使用感や性能を少しでも皆さんに伝えられればと思っています。
まずは簡単に本製品の概要をまとめます。
製品サイズ W502×D502×H450~850(mm)
質量 5.3 (kg)
風量 弱:110/ 強:160 / 急速:190 (m3/h)
光源 LED
■【騒音】弱運転:40dB 強運転:46dB 急速運転:49dB
■【消費電力】弱運転:8W 強運転:13W 急速運転:18W
■【照明】LED照明ユニット調光有り:各色5段階(100%・80%・50%・30%・10%)
調色有り:2色(電球色:色温度2700K・昼白色:色温度5000K)
■【照明寿命】 40,000時間
■【照明消費電力】最大35W
■【平均演色評価数】電球色:Ra82 昼白色:Ra84
■【器具光束数】電球色:2300lm 昼白色:2890lm
■【付属品】脱煙・脱臭フィルター(各1枚) 、交換用脱油フィルター (5枚)、
プレフィルター、止めねじ、取付ねじ、リモコン、 リモコン用ボタン電池、
取扱説明書
簡単に言うと、「空気清浄機付きLED照明」です。
箱が大きかった(60cm×60cm×45cm)のでかなり焦りましたが、中身を出してみると上記のよ
うになっております。付属品も問題ないようです。取付け用のねじまで付属しているので、基本
的に他に準備するものは「ねじ回し(ドライバー)」ぐらいでしょうか。
外観は写真のようにCOOLな艶消しブラック、和モダンなデザインでありイメージ通りのものでし
た。(*^。^*)
(1)取り付けてみよう。
1.既存の角型の金具 2.下地取付金物状態 3.本体取付金物状態 4.最終のカバー状態
1.取付け前の状態です。角型の既存の取付け具はそのまま使えます。
昔の照明器具の汚れは見えなくなるので、きれいにはしませんでした。ご愛嬌ということで。
2.クーキレイの取付るための下地金具を付けた状態です。
5kg以上あるものなので、下地にしっかりと固定する必要があります。
これが唯一の大工仕事となります。ねじ2本でしっかりと止めてください。
3.本体を止める金具を付けた状態です。
この状態でクーキレイは吊り下げた状態になります。
4.最終カバーを付けた状態です。
余分なコードは中に入れられるので、すっきりとした状態にできます。
5.高さ調整をします。
当初は吊りケーブルが長くなっているので、5-1のようにテーブルに近い所まで本体がきてし
まいます。
テーブル面から115cm離すとのことなので、ケーブル長さを調整しましょう。
5-2の状態で115cm離した状態です。
5-1.取付け当初 5-2.高さ調整後 5-3.ケーブル調整金物
5-3の金物がケーブルの長さ調整機構です。短くする時は、ケーブルを押し込むだけでOKで
す。逆に長くするときは中央の突起を押すと、ロックが解除されケーブルを引出すことがで
きます。
ここで、手間取ったのが本体を水平に調整することでした。
三本のケーブルを均等の長さにすれば良いのですが、簡単にはいきませんでした。
水平器をつけてもらえるだけでも便利になると思います。
さらに、上位機種として自動水平調整機構及び高さ調整機構が付いたものも喜ばれるかも。
設置後の状態です。
テーブルから115cm上に設置するので、椅子に座って見上げる普段目線の風景を撮ってみま
した。ひまわりの種の配列をデザインしたという吸気口が見えると思います。PTタイプ独特
のデザインである、上段が緩やかにすぼまる形状はどっしりとした安定感を与えると共に、
突出部がないため和やかさも同時に感じます。艶消しのブラックと白で構成された色使いは、
自己主張がなく、周りに溶け込んで違和感なく設置できました。
電球色と昼白色の写真も撮ってみましたが、雰囲気は伝わるでしょうか。外周部分が光るの
で、電球のような1点からの光源とは違って、光が全体的に広がります。
クーキレイの実力を試してみよう
取付けが終わったので、クーキレイを活用していくための実力を調べてみました。
(2)吸煙性能を試してみよう。
まずは、吸煙性能を確認してみます。動画を撮影したのでご覧くださいませ。
部屋がごちゃごちゃしているのは気にしないでくださいね。σ(^_^;
吸煙性能を視覚的に示すために、背面に暗幕を張り、お湯を沸騰させて水蒸気を発生させて
みました。シャアシャア音がしているのはお湯の沸騰音です。(以下:水蒸気=煙と表現)
タイムバー6秒の所でスイッチオンです。弱・中・強の3段階の弱運転となります。
20秒のところで安定運転となりました。27秒の所で中運転に切り替えました。
41秒の所で強運転。59秒の所でスイッチオフとなります。
弱運転でも効果が見られました。まっすぐに上がっていた煙がクーキレイに向かっています。
中運転にするとそのスピードが速くなるのがわかります。この頃から音が気になり始めます。
強運転にすると煙の吸込み速度が上がり、煙が薄くなっています。かなりの吸込みです。
しかし、沸騰音よりもファンの音が明らかに大きくなってしまい、とても気になりました。
スイッチオンから安定運転になるまでの時間およそ15秒。スイッチオフから完全に停止する
までの時間およそ30秒。これは良し悪しではありませんが、参考としてください。
(3)調光性能を試してみよう。
次に、調光性能の確認です。吸煙性能と同様に動画を撮影してみました。
吸煙性能確認のすぐ後に撮影したので沸騰音がしていますがご了承ください。
条件は吸煙性能確認時と同じ。タイムバー3秒の所でスイッチオン。まずは電球色から。
5段階まで暗くした後、再度一番明るい状態にしています。
20秒の所で昼白色に変更しました。その後5段階まで暗くしてみました。
オン・オフからの実際の点灯までのタイムラグは1秒もありません。わずかに遅れますが、
実用には何ら問題はないでしょう。
オンにしたときは、前回状態を記憶しているので、電球色3段階目で消灯した時とすれば、
電球色3段階目の状態で点灯します。
常に同じ状態で点灯する方が便利な時もあるので、これは好みが分かれるでしょうね。
5段階の明るさの切替えは十分と感じました。無段階で自由に調整できる方がより良いとは
思いますが、実用では必要十分な切替えです。切替時にはピッと音がしてボタンを押したこ
とがわかります。最大及び最少段階時はピッピッと鳴るのも親切ですね。
電球色と昼白色が選べるのも良いと思います。私的にはおやつの時間は昼白色で、夕食の団
欒は電球色で過ごすのがいいですね。ちょっとした書き物をするときなどにも明るくて助か
ります。
「出来たての料理をみんなで温かいまま食べる。」
そんなことを実現するために、昨今は卓上コンロ等を使ってダイニングで料理をすることなん
てことも一般的になっています。卓上での料理というのはあまりにも一般的ですが最も有効な
活用法だと思います。
みんなで囲む食卓の代表と言えば、我が家では焼き肉!!
と、いうことで事項は実際の活用事例をレポートしたいと思います。
食卓を囲んでの家族の団欒
まずは下準備です。すぐ焼けるお肉にはちょっと待っててもらい、野菜から焼き始めます。
写真は昼白色で撮りました。昼白色の方が明るく見えて準備がし易いと嫁とおばあちゃんが
言っておりました。
そして、お肉を焼き始めた途端。。。。。
そして。。。。。
食事は電球色で食べました。昼白色の1枚目の写真と2枚目以降の写真を比べると、何となく
暖かな彩色となっているのがわかるでしょうか。明かりを変えるだけでいつもと少し違う雰
囲気となったことは驚きでした。また、いつもは煙で臭くなってしまい空気清浄機をフル稼
働するのですが、今夜は、空気清浄機を準備しませんでした。それなのに部屋はそんなに臭
くなっていなかったのも驚きです。
当たり前のことですが、煙は上に上ります。空気清浄機は地上に置いてあります。煙の直上
に置いてあるクーキレイと空気清浄機、どちらが有効かは言わなくてもわかりますよね。
音についてもうるさいと思っていたのですが、食事中は実は気になりませんでした。食事に
夢中だったからかな。(笑)
でもちょっと落ち着いてくると、やっぱり気になりだします。もう少し音が小さくなれば良い
と思うので、この点は是非改良を望みます。
(6)ここまでのまとめ
家族そろっての食事を、美味しく楽しく食べるためのちょっとした工夫。そんな表現をする
と返って分かり辛いかもしれませんが、「名脇役」という言葉を使って説明すると納得いた
だけるかもしれません。
主役はあくまで「ご馳走」とそれに集まる「家族」です。それだけでも「ドラマ」は成り立
つかもしれませんが、そこに一味加える「脇役」が登場します。
その演出を行うのはきれいな「空気」と和やかな「明かり」。ちょっとした配慮をするだけ
で物語はハッピーエンドを迎えることができるのです。
脱臭機と空気清浄機と比較してみた
もちものに次のものがあるので、比較してみました。
脱臭機です。
空気清浄機です。
まずは、パッとしない動画ですが、ご覧ください。
先の実験と同様の状態で脱臭機を脇に置いてその様子を録画してみました。
実際はこのような使い方はしませんが、最も有効に思われるところに設置しても煙が吸い込まれ
る様子は見受けられません。
レポートでも書きましたが、煙は上に上がるので上部に設置したクーキレイの方が明らかに有用
であることがこの動画でもわかるのではないでしょうか。
(この時はクーキレイは作動させていません。)
空気清浄機でも同様に撮影してみましたが、あまり絵にならなかったので、動画の紹介は割愛し
ます。うまく煙が撮影できなかったのも理由ですが(汗)。
空気清浄機から吹き出る風で、返って煙が拡散するような気がしました。空気清浄機も下から
吸気して上部に吹き出すので、比べるのが無理がありますよね。
もちろん、空気清浄機や脱臭機を動かしていると、食後30分程で臭いはなくなります。しかし、
クーキレイを作動させておくと、煙そのものがほとんど吸気されて、部屋にたまらなくなります。
臭い自体があまり発生しないのです。直接吸気で臭いの拡散を防ぐのと、発生した臭いを間接的
に取るのと、これがクーキレイと脱臭機・空気清浄機との大きな違いと思います。
おしゃれなだけに汚れが気になるかも
1週間いくつかの料理を食卓で作ってみました。すべての料理をレポートはしませんが、
主なものとして以下のようなものを作ってみました。家族で楽しく頂きました(笑)。
まず、フィルターについて使用前と使用後の写真を撮りましたので、報告いたします。
見た目ではほとんど差がありませんが、触ってみると多少べた付き感があるので違いが
分かります。違いが無い方が効果が無いことになるので、ここでは良いということだと
思います。
少なくとも、油料理が数回程度ではフィルターに汚れが目立つ程では無かったので、
フィルターの交換についてはさほど心配する頻度ではないと推測されます。
さて、さて、
お洒落なデザインであるがために、気になることがありました。
このクーキレイはファンにより煙や臭いを吸引します。当然、油を含んだ煙も吸い込みます。
換気扇をイメージしてみてください。どうしても油汚れとは縁が切れない関係なのです。
もちろん、写真のように拡大しなければわからないレベルです。しかしお洒落で有るが故に
気になる人も多いかもしれません。
この油汚れは紹介させていただいた「焼肉」と「餃子」でついたものが主と思われます。
他にも鍋料理等でもみんなで楽しませてもらいましたが、油料理は上記の2つだったので。
もちろん、拭き取ればきれいになります。おそらく、このことがあるため、シェード部を
樹脂製に変更のではないかと思います。掃除をし易くすることも重要なポイントなので、
きちんと考えられているのではないでしょうか。
でも使用する側としてもこまめに掃除することを理解し、油汚れをこびり付かせないように
することを心がけることが必要と思います。
輪と和
キャッチコピーについて、いろいろ考えてみました。書いてみて、自分にセンスが無いことに
改めて思い知らされたのですが、ここは「テーマ」で決められたことなので、恥ずかしながら
発表させていただきます。せめて質より量ということで、4つのキャッチコピーを考えたので
よろしくお願いします。
みんなが集まることを示す「輪」と和やかさや和モダンを示す「和」の2つが、自分中での
キーワードと思っています。
和モダンの綺麗な明かり
さあ、輪になって食べよう
和やか照明、おいしい空気、
クーキレイで食卓に集まろう
君が笑えば、みんながうれしい
きれいな空気で楽しい食卓
くうきとあかりの
ハーモニーネットワーク
ファン音は改善して欲しいですね。
非常にシンプルなデザインでどこにでもマッチすると思われます。我が家も決しておしゃれな部屋
とは言えませんが、そんな部屋でも違和感なく設置できたのは流石と思いました。
気に入った点、改善して欲しい点も素直にレポートしてきたつもりです。性能としては大変満足。
でもやっぱりファン音はもう少し改善して欲しいと思いました。
清掃についてもこまめに行って、綺麗に使用していくことがお洒落に使用するコツと思います。
退会したユーザーさん
2015/02/01
とても興味深いれびゅ~ですた(・・v
騒音については他の方も言及されてますたねぃ(・・
TVとか音楽が流れていれば気にならないとのことですたが
うちの場合二人の食事でTVや音楽を流さないので
気になるかもしれませぬねぃ(・・;
shinさん
2015/02/01
>騒音
そうですね。音についてのコメントは多いと思います。
3段階の設定があり、弱であれば我慢できる範囲と思います。
クーキレイの目の付け所は素晴らしいので、是非改良を考えて
もらえると良いですね。