レビューメディア「ジグソー」

Cloudバックアップに挑戦

この度はモニターに選出いただき、ありがとうございました。

<自己紹介&当方のテスト環境>
・Mac歴自体は、20年を越えました。最初はPafoma5430で、デスクトップはそれ以来ずっと一体型Macを使用しています。
・現在のメインマシンは、iMac(27inch、Late2013)とMacBook Air(11inch、Mid2011)です。
・今回iMacにインストールして使ってみようと思いましたが、いきなり「できません」のメッセージ。システム要件をよく読めば、フュージョンドライブは未対応とのこと。
・そこで今回MacBook Airを使って、初のCloudBackupを試みることにしました。
・ちなみにいつもは手元の外付けHDDにTime Machine経由でバックアップしています。
更新: 2014/08/31
Acronis True Image for Mac の活用術 PREMIUM REVIEW

Acronis Cloudはやっぱり時間かかる

<インストール>
・インストール自体はあっという間に終わりました。
・今回は、Acronis Cloudを使用して、MacBook Airのすべてをバックアップしました。
ちなみに元データは、157GBですので、今回試用できる250GBに収まる格好になります。
・初回バックアップを夜12時近くから始めたのがまず失敗。夜3時を過ぎても終わらず、この日はMacを付けたまま寝てしまいました。結果朝無事にバックアップ終了を確認したものの、実際どれだけの時間がかかったのか正直分かりませんでした。


・そこで次に機会は、通常Macで使用する作業をした上で、バックアップを実施。
・このバックアップでは差分バックアップとなるようで、最初は快調にバックアップが進行していきます。しかし80%を越える辺りから急に時間がかかるようになり、結局37分間もかかってしまいました。
・ちなみに当方の通信回線は、光回線で、某サイトによると下り推定転送速度: 82.18Mbps (10.27MB/sec)がでていますので、特別遅い回線ではないと思われます。
・これを速いと見るか、遅いと見るかは評価の分かれるところかもしれません。ただ毎回のBackupで実際どれだけのデータがアップロードされたのか分かるととても良いと思います。この点Time Machineは良くできていますね。

・あれこれのパターンでバックアップを繰り返していると、突然エラーが出てしまいました。ログを見るとCloudのストレージに空きがないというメッセージが。つまり250GBをすべて使ってしまったと言うことが分かりました。
・頭では分かっていたつもりですが、いきなりエラーとなって、アプリケーションからのメッセージがないとさすがにちょっと焦ります。
・この辺のことはヘルプにも書いてありませんね。ちょっと分かりにくい印象があります。
・ファイルのリカバリをクリックすると、Acronis CloudのWebサイトに飛び、そこからコントロールできることを知りました。ここでCloudバックアップの細かい設定のできることを発見しました。これもぜひヘルプなり、チュートリアルに加えていただきたいと思います。
更新: 2014/08/31
Parallels Desktop 9 の領域をバックアップ PREMIUM REVIEW

Parallels Desktop 9 使えるかも

・Parallels Desktopは使用頻度が高いのですが、Time MachineでもBackupデータ量が飛躍的に大きくなるので、すこし躊躇してしまうものです。
・現在のMacBook AirのWindows8.1の占めているデータ量は95GBとなり、現在のMac全体のデータ量の2/3を占める大きさです。
・Parallels Desktop 9では、設定で仮想HDDをTime Machineの対象に含めないことも選択できるぐらいです。個人的には過去に外していたために、かなり痛い目に遭ったことがありますので、これに懲りて今はすべてバックアップしています。
・今回映像キャプチャーと軽い編集する作業をおこなった後に、これを保存してBackupを実施しました。先の通常バックアップが37分間ですので、相当の時間がかかるものと覚悟していました。
・ところが予想に反して53分でBackupが終了しました。これはちょっと驚きです。実際にどれだけのデータ量がアップロードされたのか分からないのですが、このソフトはParallels Desktopの仮想領域の差分バックアップが可能なのでしょうか?
・この点は今回検証しきれませんでしたので、改めて再確認してみたいと思います。
・ただしこのソフトの場合、Parallels Desktopの仮想領域をBackup対象にしないという設定ができないので、毎回それなりの時間がかかるのは、ちょっと考え物かもしれません。



Cloudバックアップは今後の選択肢になり得るのか、ソフト的な完成度を含めてまだ課題はいろいろあると思います。しかし手軽さも確かにあり、今後徐々に広がっていくのではないかと思いました。
この度はありがとうございました。

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