レビュアーに選出されました。
早速届いた獲物を見てみましょう。
さすが1万円超のイヤホンですね。
安っぽい透明なプラスチックなどではなく、しっかりした箱に入ってます。
中身はきれいに梱包されたイヤホン本体と、持ち運び用の缶です。
缶自体も古典的で安心できるデザインです。
缶の中にはイヤピース(S、M、L各2個)が入ってました。
本体にもMサイズのイヤピースが元々付いてます。
この缶を携帯用の灰皿にしないように注意しましょう。
イヤホンの本体を見ると、さすがに大きいですね。
ここにφ13mmのダイナミックドライバを収容しているんですね。
人とは違うものの好きな私には、このデザイン・構造は高得点です。
ケーブルは若干硬めで絡まりにくいのですが、
本体が大きくドライバーとイヤピースにアングルがついているため、一度絡まってしまうと大変です。
使わないときはこの缶に入れておく方が無難です。
ちょっと追記しました。
更新: 2014/06/13
あなたの日常生活で Audiofly AF56 を楽しむ
PREMIUM REVIEW
高性能イヤホンの楽しみ方は?
本来はお題のスマートフォンでのレビューなのですが、訳あってそれ以外の環境で試してみます。
使ったのは、韓国COWON社製のC2 携帯音楽プレイヤー。
これは低音から高音まで、そこそこいい音を出してくれます。
音の調整幅が広く、自分の好みの音が出せます。
二つ目はUSB-DAC&Ampです。
この機種は雑音の少ない透明感のある音を再現してくれます。
音量を上げ過ぎると色々やっかいなのですが、イヤホンだったら問題ありません。
まずは音楽ですよね。
・流星 / 手嶌葵
繊細なヴォーカルをどこまで再現してくれるか、楽しみです。
・Love is blind / Janis Ian
力強く伸びのあるヴォーカルに期待します。
・I'm proud / 華原朋美
伸びのあるハイトーンが好きなんです。
・恋するカレン / 大瀧詠一
自然な音も気になりますね。
・YELL / 合唱(いきものがかり)
合唱曲はどう表現されるのでしょうか。
・Ark / Sound Hrizon
これが何の曲かは知りません。こうなったら何でもありです。
まず耳に入ってきたのはズンと響くような重低音です。
これまでのイヤホンに合わせて低音を持ち上げたままだったので、強く出すぎたかも知れません。
ただパワフルというだけではなく、美しい低音なんです。解像度も高いですね。
アコースティックギターの低音って、こんなにきれいだったんですね。
ドライバーの性能に余裕があるのかも知れません。
イコライザを調整し直して、再度聴いてみます。
相変わらずきれいな音です。
低音はもちろんですが、高音までフラットに音が出ているようです(イコライザにもよりますが)。
どの帯域でも解像度は高いですね。
ベースやピアノの低音が美しく再現出来ていて、ヴォーカル域でもパワー不足はなく解像度の高いきれいな音です。
さすがに最高音域になると伸びが弱くなったように思えますが、十分合格点です。
上を見たらきりがありませんからね。
シングルドライバーで、よくここまで調整出来たものだと思います。
イヤーピースの遮音性は確かに高いですね。
私の耳にもフィットしていて快適です。
(最初はあの大きな本体が耳に入るか心配でした)
ケーブルの被覆はプラスチックやラバーではなく、特殊な繊維で編み上げたものです。
見た目もいいですし、タッチノイズもかなり改善されています。
たださすがに気にならないレベルまでは無理のようです。
では、いよいよスマートフォンでのレビューに移りましょう。
私が使っているスマホはURBANO PROGRESSOです。
このスマホ、実は3.5mmのステレオジャックがありません(泣)。
一応変換ケーブルはあるのですが、コネクタの防水キャップを開けて接続する必要があります。
そんな状態でポケットに放り込むのは余りにも酷です。
どうやらBluetoothによる無線接続を大前提に作られているようです。
しかし私はBluetoothのハンドセットアダプタを持っていません。
仕方ないので変換ケーブルで直付けにしました(ZIGSOWさん、ごめんなさい)。
同じ曲を再生して、まず聞こえてきたのがサーッという白色雑音です。
最初は冗談か故障かと思いました。
でも、これが本来の音のようです。
やはりBluetoothが前提で、変換コネクタは「オマケ」なんですね。
ちなみにイヤホンに付いているスイッチを押してみましたが、何も起きませんでした。
マイクも接続されてはいませんでした。
本体が大きいためか、風のある日に屋外で使うと、ピューっと風きり音がします。
少し気になりますね。
更新: 2014/06/13
Audiofly AF56 を一言で表すキャッチコピー
PREMIUM REVIEW
ボトルネックをひとつ突破できる機材です。
オーディオは、音源データ、再生装置、音の出口から構成されていると思ってます。
最終的な音質は、その中で最も性能の低い部分に制限されるのではないでしょうか。
私の場合は音の出口をAF56にすることで、かなり音質の向上が図られたと思います。
プレイヤーやUSB-DACは、すぐには買い換えないで済みそうです。
問題はいつからPCに入っているのか分からないような音楽ファイルですね。
手持ちのファイルを全て高音質に買い換えると、いくらかかるでしょうか。
この問題の答えはまだありません。
今回のレビューでは、指示されたスマホを使ってのレビューが不完全なものになってしまいました。
でもレビュー対象は1万円超のヘッドセットです。
ユーザーは何に1万円を払うでしょうか?
私は音のいいマイクや、スマホを遠隔操作する機能に払おうとは思いません。
やはりイヤホンとしての性能に対して1万円を払うのだと思います。
となると必然的にレビュー環境に対しても一定の仕様が要求されます。
私のスマホでは、まともなレビューにはなりませんでした。
イヤホンを返せと言われたらどうしましょうか^^;
最後にAF56との比較に使用したイヤホンは、下記の2点です。
分かる範囲だけですが、仕様を比較してみました。
いぐなっちさん
2014/04/02
こういう高級なもの使ってみたいです。
konbu_chaさん
2014/04/02
コメントありがとうございます。
オーディオの追求には終わりがありません><
今は上位機種のAF78が気になってます。
終わりの見えないIYHの連鎖ですね。
konbu_chaさん
2014/04/03
ところでハイレゾ音源は可聴周波数を超える再生周波数になるようです。
イヤホンでも体感出来るのでしょうか。
どなたかご存知でしたら、お教え願います。
konbu_chaさん
2014/04/03
13mmというドライバが、いかに大きいかが分かりますね。
北のラブリエさん
2014/04/05
e-onkyoやLinnRecords,HDTracksなどでサンプルがあります。
konbu_chaさん
2014/04/06
コメントありがとうございます。
あるんですね、こういうシステムが。
それにしてもお金がかかりますね。
いずれは全てをハイレゾにしたいですが、いくつかの機器とデータ。
順序を考えて徐々にIYHすることになるのでしょうか。