ハイエンドゲーミングノートパソコンはビジネスユース利用でもハイエンド（快適・優秀）か？

＝主な仕様＝

NEXTGEAR-NOTE i980BA4-SP

なかなかの巨漢

本体寸法幅×奥行き×高さ(mm) 412×276×41.8～45.4 (折り畳み時)

重量約 3. 9㎏試しにA3(A4 2枚）用紙を重ねてみた。

※A3用紙は、A4用紙2枚分さすがは、

ハイスペックノートPCと謳われるだけはあるmSATA SSDを搭載したツインドライブ仕様のカスタムモデルだ。

ほぼ、はみ出すこともなく、収まっている。

でかい。

主な仕様は

■OS : Windows 8.1 64ビット

■CPU : インテル® Core™ i7-4700MQ プロセッサー (4コア/2.40GHz/TB時最大3.40GHz/6MB スマートキャッシュ/HT対応)

■グラフィックス : NVIDIA® GeForce® GTX780M（4GB/ NVIDIA® Optimus™テクノロジ対応）

■メモリ : 16GB PC3-12800 (8GB×2/デュアルチャネル)

■mSATA SSD : 128GB mSATA

■ハードディスク : 1TB SerialATAII 5400rpm

■チップセット : インテル® HM87 Express

■光学ドライブ : DVDスーパーマルチドライブ

■ディスプレイ : 17.3型フルHDノングレア液晶（1,920×1,080/ LEDバックライト） ■無線 : IEEE 802.11 b/g/n ・ Bluetooth® V4.0 + LE 準拠モジュールとなっている。

＝前説＝

1980年代の初頭は、14,15インチが主流だったように思う。

17インチも80年代に目にしたが、高額で買えた物ではなかった記憶がある。

ＣＲＴディスプレイしか選択肢はなかった。

液晶ディスプレイが普及したのは1990年代の後半頃じゃないだろうか？

それでもサイズは14～17インチ程度が主流であった記憶がある。

2000年代に入っても、多くは、20インチ以下　14～17インチが占めていた。

デスクトップで、そのような状態でだった時代がつい最近まであったというのに、

20年ほど前までは、

あり得なかった、

とうてい手の届きようがないサイズ

NEXTGEAR-NOTE i980BA4-SPは、

17.3インチのノートパソコンだ。 20インチ以上が標準になりつつあるデスクトップの液晶ディスプレイから比較すれば、

それなりの大きさかもしれないが、

14インチを通過してきた者としては、感慨深い。

そして、解像度・発色数1,920×1,080 約1,677万色あり得ないでしょう。

周囲を眺めれば、それより高解像度もそこそこ見るようになってきたが・・・

性能も、ノートパソコンはデスクトップの代替にはならないが故に、棲み分けをしてきたように思う、近頃のノートは、オフィスソフトで躊躇することは少なく、

私の業務の現場では、おおむねノート、サーバーがデスクぐらいの物である。

だが、

実際には、

待たされる、

いろいろファイルを開くと停止する。

アプリを複数開いての並行作業には向かないところが現実あるが、

このNEXTGEAR-NOTE i980BA4-SPは、

ハイスペックの冠に恥じない体感性能を有しているのだろうか？

性能を有していて、ハイスペックはデスクとおきまりという認識を覆し、

さらにノート故の、持ち運べる、

動かせるという機動力を生かせるマシンなのだろうか？

【“これは買い！”と思えるオススメポイント】ゲーミングPCであること。

胸躍ります。負荷の高い作業をこなして、ゲームに没入させてくれるのですから、

ゲーミングPCというだけで、高性能に輪をかけた高性能を想起させてくれます。

※自分の認識が古いのかもしれませんが、いつかはゲーミングマシンをさわってみたかった、高嶺の花か豚に真珠かと、とにかく憧れのジャンルなんです。

ゲーミングPCのイメージは、映像にも音にも妥協無し、

様々な要件にも対応できるよう、

入出力端子は豊富、

勝手な思い込みですが、故に、優れたビジネスPCにもなると思っているわけです。

＝それでは、見ていきましょう。＝

【“これは買い！”と思えるオススメポイント】

①ディスプレイが大きく、

　解像度が高く、視認性が高い。

※複数のスタッフで見るにも最適。解像度の高いと、表示が小さくなるので、

どうかなと思いましたが、にじむ感じもなく、くっきりしており、見やすいです。

表示の倍率を変える必要も無い。

実際、初めて

起動してみて、画面が出てきて思う。

小さい、表示領域が広くなっている！！ ちょっとした驚きと、

文字が小さいにもかかわらず、とてもはっきりと見えるのだ。

それでは、

どの程度離れても

見えるのか　実測

実際に、メジャーを使って測ってみる。

はかり方は至って簡単、

メジャーを伸ばし画面までの距離を測る。

※目の付近から画面まで

誤差は10センチ程度はあるとは思うが既に、

小さいと思える文字を見るのであるから、

離れて見えるだけでもすごいのだ。

参考までに、

私の視力は、眼鏡有りで1.2と1.0である。

測ってみたところ

１０６㎝

通常使うと

４０～50㎝

約　倍以上離れていても　見れるのだ。

通常使いだと　横に人がいてものぞき込む感じになるが、

これほど離れていると

横に並んで見ることができる。

見た画面はこれだ。

たまたま、

スタッフがよる機会があったので、

画面が　抵抗なく見える位置に

横位置に並んでもらった

一人やけに横にでかい人がいたが、

通常の使い方だと

標準の人ばかり　集まるわけ無いので

それでよしとした

会議机に置き

椅子に

座ってもらった。

３～４人が適当、無理すれば、5人でも行ける、

※円卓のようにし、端にPCを置くのであれば、

無理なく5人で行けるが、やっぱり5人までが

実用範囲。

さて、実務では実際どの大きさを使っているか

普段使いのパソコンと同種の物とならべてみた。

※自分の業務PC故障中で、他のスタッフのを借りてならべています。

新規購入予定のPC価格は

見積もりは、￥９８，０００ほどです。・・これを導入してほしかった。

よりいっそう大きい左が当機

エクセルを開いてみた

表示はどちらも１００％

NEXTGEAR-NOTE i980BA4-SPで

どの程度の表示だろうか

４３　まで　表示

Z　まで　見える。

※これはすごい。

では、普段使いPCでは

その差　歴然

業務的に　４０は表示してほしい

※普段は此使っているのですが、４０は表示してほしい。

表示　８５％が　見えてる感があるところの私の目の限界

※離れては見えないが、通常使いなら　何とか上の表示でいける。

それでも、惜しくも４０はいかない。

R列か

どうかなと思いながら、

AZぐらいまでは、入力項目あったりするデータよく更新するので

この表示

不便なんですよね

★家のディスプレイ２３インチなんですがNEXTGEAR-NOTE i980BA4-SPの

表示と同じなんです。

これありがたいです。

エクセルで、画像入れると

業務PCディスプレイ　縦横比率　いろいろなものがあるからなのか

表示がずれていたりするんです。

これなら、その心配もなしです。

しかし、持ち運びは決して向きません。

重さ云々より、大きさです。

職場持ち運ぶのにも

脇に抱えるという感じで、

まるで　何十年前の新聞配達の少年の

雰囲気になります。

同種のパソコンだと、

－１　２～３

しかし、４人は無理ですね。

ディスプレイの開口角度は

約１４０度

もう少し開くと、角度調整機能付きの冷却台に乗せた際、

上部に視線を移動できるほどに

なるのだが、

残念。

でも、かなりいい位置には来ます。

②ディスプレイがノングレア加工で、目に優しい。

※老眼の自分にもきっと優しいかなと思った。

ちょうど、ほぼ8時間ほど

続けてみたのだが、（コーヒーブレイク入れたので、正味7時間ほど）

体感であるので、何とも言えないのだが、

翌日も業務にかかっており、目がクリアのような気がした。

此は、もう少し、長く続けないと

何とも言えないが、数日だけでも、やはり大画面は楽、

それは、視線の移動も関係しているし、操作が少なくなるところも

少なからず、関係している

ぴかぴか出ないので、変に物も写らないし、周囲に影響されにくい。

画面大きく、よく見え、解像度高くくっきり、

広範囲を表示してくれるのだ。

見えないから、縦、横スクロール　画面がぶれる。

一度で確認できないもどかしさが、かなり解消され、

精神衛生上も　この上ない効果を発揮する。

※一覧できることの楽さを改めて感じさせてもらいました。

③テンキーが独立していて、数字入力が容易。

独立したテンキーは打ちやすいが、

配列で気になる部部分がある。

Del(Dlete)の位置だ。

文字入力も合わせて多いため、

また、通常使っているパソコンのDel位置が

違うため、慣れなのだが、ちょい使いにくい。

しかし、数字打ちが主体となる

作業だと、さすがに　手の移動自体が少なくなり、

快適だ。

④キーピッチにゆとりが有り、打鍵がしやすい。

本体ぎりぎりにまで、キーが並んでいるわけではなく、

端にはゆとりがある。

もう少し大きくても良いかなと思うが、此は仕方の無いところであろう。

※ぎりぎりいっぱいの　この筐体の大きさを生かしたキーボード打ってみたい。

それよりも、実際に打ち込んでみて、

打鍵の良さに　正直　驚いた

押し込み感が有り、戻ってくる感じの追随性が　何とも心地よい。

此で、クリック時の音がもう少し小さく、

※耳障りな音ではない。

感触（クリック感）だけ、指に伝わる感じであれば、なお良い感じがした。

タッチパッド下にクリックボタンついているのだが、

やや重たく、押しますって気合い入れないとちょっと　押していないときがある。

クリック感あるのは、キー全般にいえる。

なでる感じに押していれば、

音は気にしないレベルなのかもしれないが、クリックボタンが重たいが故に、

ついつい　全般的にも強くなってしまう。

打鍵が少し途切れる感じもあるが、これは慣れだろう。

※たたきつけるように押すタイプでなければ、十分静か・・

⑤キーバックライトがあり、明るい、暗いの環境を選ばない。

※気分転換にも良い。

動画は、すべてのパターンを

網羅していないが、優しい光であることがわかっていただけると思う。

時に、まぶしいと感じるバックライトがある中で、ほどよい感じだ。

明るい場所と言っても、部屋の中だが、十分光っているのがわかる。

というより、

キーがすっきり見えるのだ。

此は不思議な物で、明るくても、十分キーが見える状態であっても、

より際立たせて見えるのだ。

此は、予想していなかった効果で、業務に入る際、没入感を高めてくれる。

※暗くなくても、表示が目に飛び込んでくるような

錯覚を受けるほど、まるで、視界が開けたと感じるほどの差がある。

此までも、バックライト付きキーボードさわったことあるが、

長時間の使用はなかったので、これほどまでに、目に楽　とは、

視認性の高まりが、これほど　楽さをもたらしてくるとは実感したことなかったです。

昼夜を問わず　普段からバックライトキーボードは　有効

また

実際、暗い中で使ってみたが、

上の動画でわかるように、見えやすい、

ホームポジションさえ

わかればいいので、支障ないが、煩わしく感じることもなく、

ふと　探してしまうキーを　より短時間で見つけられ、

ありがたい。

このキーボードに慣れれば、それもないのだろうが・・・・

専用ソフトが入っている。

⑥大容量のHDDと速度自慢のSSD

一般的なワードやエクセル等　共通して入れられる物で、ストップウォッチを用いてのタイム計測してみた。

NEXTGEAR-NOTE i980BA4-SP

起動時間

エクセル　４秒

ワード　　４秒

※バージョン　２０１３

業務PC

起動時間

エクセル　１０秒

ワード　　１０秒

※バージョン　２０１０

差自体は、SSDの本領発揮とは　いえないかもしれないが、

この起動の速さ、使えるまでの早さは　さすがSSDである。

大容量のHDDは　まだまだプロパティ　見てみるとほとんど使われていない。

当PCと数年使い込んでいるPCとでは、起動自体が明らかに差があるので、何とも言えない、参考までに、

起動時間も合わせて計ってみた。

※パスワードを打ち込んで、デスクトップ画面が表示され　使える状態になるまで

NEXTGEAR-NOTE i980BA4-SP

パスワードが求められるまで　１５秒

デスクトップ画面まで　５秒

すべての表示がそろうまで　２０秒

計４０秒

これで一応　使うことができる。

OS　Windows８．１

業務PC

パスワードが求められるまで　４０秒

デスクトップ画面まで　１５秒

すべての表示がそろうまで　１分２０秒

計　２分１５秒

約２分ちょいかかる

OS　Windows７

差は、歴然　デスクトップ出てから、約２分以上

何もできないのは　痛いですね。

※この業務PCは、メンテナンス　ほどよくしており、

他のPCより、これでも早いんです。

冗談でなく、他のは３分から４分かかります。

画面出たかなと思って触ると、固まってしまうんです。

焦りは禁物です。

※他のところはどうなんだろう？これ一般的なのかしら？

⑦入出力端子が豊富。

SDカードさしてみた

押し込んだところ

再度押して

頭出したところ

取り出しやすくて良いのですが、

押し込んだ際、

もう少し、外への

出っ張りがないぐらい　中に入ってくれると

嬉しいですね。

※ケースに入れて運ぶと　よく　再度　押し込んでしまっていて

飛び出してしまっていると言うことが　

ケースサイズにもよるのでしょうが

多かったです。

ありがたいことに、より大きな画面に映したいという時があり、その点HDMI端子があるのはありがたい、

表示比率　同等のようで、見ていて違和感がないのだ。

約１７インチが２３インチになるのだ。

これはありがたい。

しかし、でかいが故に、外付けのディスプレイと連携する際　置き場所に　ちょっと

頭を使う必要があった。

外付けのキーボードも無線対応できるので、ノーパソというより、データバンク的に使い方もできる。

実際、何人かでディスプレイを見る場合には、その方がよいだろう。

その際使ったキーボードがこれだ。

高さ調整に使った

のはこれだ

この冷却台が小さく見える

持ちはこび

此を導入した　余裕ではいるが、中で動き回るほどの隙間がない

本体の厚み故に、選択肢は少ない。

サイドにACアダプター　プラグさすところがあれば、さしたまま

持ちはこびできるのだが、

背面にあるが故に

つけたままだと

閉めることができなかったのが

本体的に不満と言うより

ケース的に誤算であった。

また、かなり大きいのだ