- 【本体や付属品の紹介♪】
- 【操作や全体のレビュー♪】
- 【レビューまとめ♪】
と言う構成で考えております。
※公式ページ
http://www.iodata.jp/product/mobile/lancam/ts-wlcam/
※仕様(引用)
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対応機種 Windowsパソコン、または Intel製CPU搭載のMacシリーズ、Androidデバイス、iOSデバイス
対応OS Windows 8(32/64ビット版)、Windows 7(32/64ビット版)、Windows Vista(32ビット版)、Windows XP(SP3以降)、Mac 10.6~10.8
※Windows RTは対応外となります。
Android2.2~2.4、Android3.2、Android4.0,4.1、iOS4~6
対応ブラウザ Internet Explorer 8.0以上、Google Chrome(※)、Safari(※)、Firefox(※)
※写真や動画の保存機能、(デジタル)ズーム機能、全画面(フルスクリーン)機能には対応していません。
マイク(音声) なし
対応解像度 SXVGA(1280×960)、VGA(640×480)、QVGA(320×240)
最大撮影レート VGA/QVGA:30/25/20/15/10 [fps]
SXVGA:10 [fps]
通信周波数 2.4GHz帯
使用温度/湿度範囲 0~40℃/20~80%(結露しないこと)
対応フォーマット 動画:MJPEG/静止画:JPEG
外形寸法 66(W)×37(D)×80(H)mm ※突起部、スタンド除く
無線規格(※1) IEEE802.11n、IEEE802.11g、IEEE802.11b
無線伝送速度(※1、2) IEEE802.11n:150Mbps、IEEE802.11g:54Mbps、IEEE802.11b:11Mbps
有線規格(※1) 100BASE-TX/10BASE-T
無線LAN
セキュリティ(※3) WEP(64/128ビット)、WPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(AES)
レンズ CMOS130万画素
カメラへのアクセス
ユーザー名、パスワードにてログイン(かんたん接続シートに記載)
各種取得規格 JATE/TELEC/RoHS指令準拠
質量(本体のみ) 約90g (突起部/スタンド除く)
梱包時質量 約400g
保証期間 1年間
その他 日本国外では使用できません。
※1 有線/無線LANは排他利用となります。
※2 表示の数値は、本製品と同等の構成を持った機器との通信を行ったときの理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。
※3 IEEE802.11nでWPA-PSK(TKIP)またはWEPを選択した場合十分な通信速度が得られません。
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パッケージはこんな感じですね。
ここからは本体と同梱品の紹介です。
同梱品は、
- 本体
- マニュアル
- PCセットアップマニュアル
- スマホセットアップマニュアル
- 2.4Ghz電波に関する注意シール
- 簡単接続シート
- 充電用AC
- 充電用USB
- (組み立て用)スタンド
- (組み立て用)ポール
-
(組み立て用)スタンド先頭部
となっております。
・本体
さて本体ですが、まず非常にコンパクトだなあと思います。
前面にはカメラとランプ
上部にはアンテナ
そして背面にはLAN端子、WPSボタン、電源端子等が配置されています。
・マニュアル
オーソドックスなマニュアルで各部の名称や注意書きなどが中心です。
・PCセットアップマニュアル
PCで使用するための手順が解説されています。
・スマホセットアップマニュアル
スマホで使用するための手順がQRコネクトなどを中心に解説されています。
・電源系
ACとUSBからの給電用の二つが付属しています。
状況に応じて、使い分けられるので助かりますね。
まずは組み立ててみたいと思います。
使用するパーツはこちらの3点(壁などに固定する場合はネジも使用します)です。
- スタンドを置きます
- ポールを立てます。高さが必要な場合には2本連結します。
- 本体に先端部を取り付けます。
- 両方を連結すれば完成です♪
難しいところは有りませんが、先端部は先に本体につけないと本体またはスタンドごと回す事になります。。(^^ゞ
後述するDDNS設定などを行ったうえで、まずはPCでアクセスしてみました。
認証を聞かれるので、作成したアカウント情報を入力してログインして下さい。
IEでのボタンの解説です。
左から順番に
「スナップショット」
クリックすると保存先を聞かれて指定するとそこに現在のスナップショットを保存します。
「録画」
クリックすると保存先を聞かれて指定するとそこに動画を保存します。同じボタンを押すまで続きます。
「スナップショット(NAS)」
設定してあるNAS上にスナップショットを保存します。
「録画(NAS)」
設定してあるNAS上に動画を保存します。同じボタンを押すまで続きます。
「全画面」
クリックすると全画面で表示します。戻るには【Esc】ボタンです。
「ズーム」
現在の映像をズームします。
クリックして「有効」にチェックを入れると100%~400%の範囲でスライダーが動かせます。
ダイアログの中の緑の枠を移動する事で拡大する場所の指定が出来ます。
必然的に拡大をすると画像が荒くなりますが、自由にズームが調整出来るので用途に応じて設定をすればよいと思います。(画像をご参照下さい。)
例 (うちにはペットが居ないので代役です。(^^ゞ
ペットなどを飼っていたり、子供が帰ってきたり等の時に、動作検知を設定しておきますと、メールの場合には、
------------------------------
タイトル
「動作検知しました」
本文
「動作検知したためメールを送信しました。
カメラ名: CAM-○○○○
ファームウェア: v1.00
時刻: ○○○○/○○/○○ ○○:○○:○○」
------------------------------
そして画像という形で送信されてきます。
精度調整が難しい面も有りますが、うまく調整すれば簡易監視カメラとしても便利かと思います。
今度はスマホで見てみましょう。
使用したスマホはこちら
今回使用したスマホではこんな感じです。
縦横どちらでも十分な情報だと思います。
縦1
縦2
横1
横2
いずれの状態でもカメラボタンを押せば手軽に画像が保存できます。
他の比較なども後ほど追記予定です。m(_ _)m
カメラを設定してみましょう♪
ここからはPCでの設定方法をレビューします。
まずはカメラをネットワークに参加させないといけません。
こちらのカメラは有線と無線両方対応しております。
そして無線の場合にはWPSボタンが使用できます。
機器を電源に繋ぎ少し時間が経ってから(すぐにWPSボタンを押すと電源が切れます。)無線ルーターのWPSボタンを押して(もしくは管理ページ内で待ちにする)本体背面の「WPS/初期化ボタン」を2秒程度押します。
緑の点滅状態から緑点灯に変われば、ネットワークへの参加が完了しています。
ここからは、Web管理画面へのアクセスを見つけないといけません。
【MagicalFinder】
http://www.iodata.jp/lib/product/m/3022.htm
上記のツールを使用します。ダウンロードをして解凍をするとすぐに使用できます。
ただし、ウイルスソフトを一時的に無効にしておかないと見つける事が出来ません。。(^^ゞ
1.
検索を掛けます。ヒットしたらWeb管理画面にアクセスします。
2.
認証を聞かれますので、ユーザー名は「adomin」パスワードは本体背面に書かれているMACアドレスを記入します。
※大文字・小文字も区別するので注意して下さい。
3.
ログインに成功すると早速画像が見れる状態になっておりますが、FirefoxとIEでは表示項目が違います。
IEの場合には、ズームなど使用できる項目が多いのでIE前提でレビューを進めます。
そして初回ログインの際にはActiveXのインストールを求められます。
インストールが完了したら使用許可をクリックすれば使用できます。
ActiveXインストール詳細です。
- インストーラーが起動します。
- インストール先を指定します。(初期値でOK)
- 最終確認の上で実行します。
- すぐに完了します。
これでブラウザで使用する事が出来ます。
※ちなみにめったに無い事だと思いますが、同じPC上で(別のブラウザ等)同時にアクセスをすると一方が応答なしになってしまう場合が有りました。ノートPCだからかも知れませんが、念のために余り同一PCでの同時アクセスは避けた方が良いかも知れません。
次に大まかな設定項目です。上の「設定」から行います。
【基本設定】
・ネットワーク
IPアドレス等の指定を行います。
ローカルで使用する分にはDHCPでも運用出来ると思いますが、
外部アクセスをする場合には固定でIPを振った方が良いと思います。
後ポート番号は重要なので注意して下さい。
・無線設定
無線の設定を行います。WPS等で設定が出来た場合はあまりいじる事は無いかも知れませんが、
有線のみでしか見つけられなかった場合などはこちらで設定を行います。
・iobb.net設定
こちらでDDNS設定を行います。
※DDNSとは大まかに言うと、ADSL等でIPアドレスが固定でない環境の場合でもドメイン名でのアクセスが出来る様にした仕組みです。
環境が変わった場合などは「アドレスの更新」を押して反映させる必要がありますね。
未設定時点ではステータスが空なので、設定をクリックして反映させます。
このように変わりますのでこれでDDNS設定は完了しています。
・時刻設定
こちらでは時刻の設定方法を指定します。
NTPサーバーを指定するか手動で設定が出来ます。
・ユーザー設定
こちらではアクセスするユーザーの設定が出来ます。
なおこちらでユーザーを追加したとしても、詳細設定が出来るのはadminアカウントのみですので注意が必要です。
【ビデオ】
・映像設定
解像度は
- QVGA(320×240)
- VGA(640×480)
- SXVGA(1280×960)
の3種類が指定できます。
フレームレートは
QVGAとVGAは、10,15,20,25,30が指定できますが、SXVGAは10固定になります。
周波数は住んでいる地域で設定します。
・表示設定
こちらでは【輝度,コントラスト,彩度,鮮明度,色調】などがスライダーで調整出来ます。
【動作検知】
・動作検知設定
こちらも目玉機能と言えますね。
設定画面では
- 機能の有効・無効
- 検知秒数の指定(1秒~60秒で段階的に指定出来ます。)
- メールへの画像送信
- FTPサーバーへの送信
などが指定できます。
・範囲指定
こちらでは動作検知範囲の指定ができます。
3箇所まで指定が出来るので、ドア・窓・PC等などと指定しても便利ですね。
感度やしきい値に関しては用途によって調整をしないと画像なりメールが連打される場合も(笑)
・メール設定
上記でメール送信を有効にした場合に使用される設定です。
テストメールが送信できるので、設定をした際には確認すると良いと思います。
・FTP設定
上記でFTPサーバーへの送信を有効にした場合に使用される設定です。
こちらもテストができるので設定時は確認を忘れずに行いましょう。
【システム 】
- NAS保存設定
こちらで設定をしておくとスナップショットの撮影時や動画の撮影時に自動で保存されます。
・基本設定
- ここはカメラの名前設定
- 管理者パスワード(設定などを行う際に必要ですね)
- ランプの表示切替
等が行えます。
・詳細設定
- ファームウェアの更新
- 設定の保存や復元
- システムのリセットや再起動
等が行えます。
【システム情報】
こちらではファームウェアのバージョンやネットワークの設定などの現在の状態が見れるようになっています。
スマホからのアクセス設定♪
- Playストアから検索をします。
- 「lca」と打った時点で候補に出てくるので、
- 選択してインストールをクリックします。
- 同意をしてダウンロードをします。
- こちらで自動更新をするかを指定して買い物を続けるとすると
- ダウンロードが開始されます。
- 完了したら開きます。
簡単接続シートを用意した上で、
- カメラを追加を選択して、QRコネクトをクリックします。
- 読み取り開始をクリックするとカメラが起動するので、
- 簡単接続シートのQRコードを撮影します。
- 追加確認にOKをすると追加されますので、これで完了です。
トップのアイコンをクリックした上で、
カメラを選択するとスマホ上でもある程度設定をする事が出来ます。
ローカル(IPアドレス)の場合はこんな感じ
DDNSの場合はこんな感じになりますね。
スマホでの設定はしにくい部分がありますが、
明るさなどの調整などは手軽に出来ますね。(^^ゞ
ローカル内から見る分には上記の設定で見る事が出来ますが、
外部から見る際にはポートの開放を行わないといけません。
この設定はルーターによって表現が異なるので若干ややこしいです。。
・【AtermWM3600R】の場合
機能名称:ポートマッピング
・【RT-S300SE】の場合
機能名称:静的IPマスカレード設定
・【PR-S300NE】の場合
機能名称:静的IPマスカレード設定
・【PR-400MI】の場合
機能名称:静的IPマスカレード設定
・【WN-AG450DGR】の場合
※現在APモード運用のため前のスクリーンショットです。。
機能名称:ポートの開放
とルーターによって設定の表現などが違うのはちょっと敷居が高い可能性はありますね。
いずれもカメラに設定したローカルIP(192.168.0.5等)と確認したポート番号、
そしてTCP指定にして有効にすれば開放される事になりますが、
環境によってはさらにほかの設定が必要な場合も有るかもしれません。
さて今回のレビュー品の良い点は
- コンパクト
- 画質が良い
- 動作検知によって状況把握に無駄がでにくい
- スマホでも見やすい
- PCいらずで稼動
- 無線で運用が可能
気になった点は、
- (差別化で仕方ないですが)カメラのパン・チルト等移動が出来ない
- QRコネクトだけでは外部から確認できない(ポート開放の敷居が多少高いかも)
- 音声記録が出来ない。
等が気になったところですが、安価であり一度設定してしまえば手軽に家の様子を確認したりする用途や
4台まで並行活用できる点そして無線+バッテリーで完全コードレス運用も可と
色々な用途に活用が可能なのはとても魅力的だなと思いました♪
少しでもこのレビューが皆様のお役に立てると嬉しいと思っております。
もし内容にお気づきの点がありましたら、コメント・メッセージ等でご指摘下さいませ。
aoidiskさん
2013/05/09
それはいいですね。
ネットワークカメラ 気になっているんです
でも 敷居が高く感じられてなかなか踏ん切りが
参考になりました。レビューお疲れ様です。
operaさん
2013/05/09
確かに設定にはまるとてこずるかもとは思いました。。
ただ一度がんばってしまえばしょっちゅうでは無いので、
運用面としては十分魅力的だと思います♪(^^ゞ