レビューメディア「ジグソー」

高音質がウリのオーディオプレーヤー

このたびは「ハイスペックオーディオプレーヤー iriver B100 プレミアムレビュー」に選出いただき、ありがとうございます。

初めての、いわゆる「ステルス当選」でびっくりしました。
今まで、いくつかレビューをさせていただきましたが、すべて「選出メール」が届いた後に「まだかなぁ」とワクワクしながら待つ感じでした。
ところが、今回は買い物から帰宅すると玄関に見慣れない箱が。

そうです、選出の連絡よりも、ZigsowのHPに製品が登録されるよりも早く製品が届いたのです。
期待よりも、驚きが大きいレビューの始まりとなりました。

さて、今回のレビューお題ですが

・使用方法(設定も含む)や、その操作感についてレビューしてください。
・「音楽プレーヤーとしては、こうやって楽しめばいいんだ!!」という利用シーンを具体的に教えてください。
・音楽プレーヤー以外の使い方として、活用の仕方をレビューしてください。
・実際に使ってみてよかったところ、改善してほしい内容などを含めて、写真や(可能であれば)動画を用いて詳しくレビューしてください。
・なお、レビュー製品をご使用された環境(ハードウェア、ソフトウェアなど)についても記述をお願いいたします。

となっております。

順番にお送りしようと思いますが、まずは

・CPU

「ロクナナ!トリオレビュー」に選出いただいた時に購入したCPUです。家で一番の性能を誇る、万能選手です。

・マザーボード

「GIGABYTE 板祭 Vol.03」で選出いただいた、Z68チップセットのマザーボードです。録画データのエンコードに内蔵の「QSV(Quick Sync Video)」を使い、ゲームにはVGAを使う「Virtu」というなくてはならない機能を備えた優秀なマザーボードです。


・メモリ

DDR3 1333の4GBを4枚、合計で16GB搭載しています。容量を重要視しました。


・GPU

UltraBookのレビューに全然選出されず、爆発しそうな物欲を満たすために購入したグラフィックボードです。引き金は、これまた以前に選出いただいた後述のモニターなのですが。


・SSD

初めての「SATA3.0」なSSDです。同じSSDを2枚使い、使用後の劣化を抑えるように工夫しています。今では、システムドライブにSSDなくては考えられないほどの存在です。


・電源ユニット

Corsairの650W電源ユニットです。GTX 580を使うことになるのなら、もう少し大きめの容量を選んでおけばよかったのですが…。単一の12Vが大電流で、消費電力の大きなCPUやVGAを使っても安心の5年保証です。


・モニター

「勝利へ導く新世代ゲーミングディスプレイ XL2420T」で選出いただいた、ゲーミングディスプレイです。
それまではミディアムクラスの「Radeon HD5770」で十分に満足していたのですが、コレがやってきてからというもの、ドップリとゲームに浸っております。しまいには、1世代古いとはいえハイエンドなグラフィックボードを買うにまで至りました。


・OS
Windows7 64Bitです。メモリを16GB積んでいるため、32Bitでは無駄が多すぎます。当然の選択、とも言えます。


これらで構成される、我が家では通称「メイン機」をB100の母艦としてレビューいたします。なお、このパソコンは普段使っている携帯電話「iPhone4」の母艦でもあります。


さて、届いた段ボールをさっそく開封します。
出てきたのは、非常に小さな透明のケースでした。

封を開けると、上下2段になっていました。
上品な黒い箱に、いろいろと入っていると思われます。

中身は
・本体
・イヤホン
・USB Miniケーブル
・クイックマニュアル
・保証について

でした。HP「2年の歳月をかけた、自慢のイヤホン」とある、音質にこだわったイヤホンが非常に楽しみです。


本体のタッチパネル面には、保護フィルムが貼ってあります。保護フィルムにはスクリーンショットが印刷され、起動後のイメージがわかりやすく表現されています。


裏面は、キレイな光沢のある白です。透明感があり、安っぽさは感じません。なんとなく「iPhone3」を連想させます。


下側です。イヤホンジャック、カバー付きのUSBコネクタがあります。最近のトレンドだとMicroUSBなのですが、うれしいことにMini-USBでした。MicroUSBは、どうしても「壊れやすい」というイメージを持っているのでよかったです。


正面を向いて持った時の、左上部分です。ボリュームと、カバー付きのMicroSDカードスロットがあります。
iPhone4でいえば、ボリュームの箇所は同じ。イヤホンジャックの位置にMicroSDカードのスロットとなります。


正面を向いて、右上には電源ボタンがあります。このボタンだけは透明なボタンになっており、他と差別化されています。


そして、ご自慢のイヤホン。からみにくい、フラットケーブルになっています。いわゆる「きしめんタイプ」です。
カナルタイプではありませんが、軽く聴いた感じではものすごく低音の効いた上質な音を出しています。私は「オーディオマニア」ではありませんので「エージング」という行為は今までやってません。
あくまで、主観でレビューさせていただきますのでご了承ください。
比較対象は



大のお気に入り、Shureのイヤホンです。今まで、コレに並ぶイヤホンはありません(もちろん、これと同じかより安価な製品に限ってです)。


大きさの比較として、iPhone4と。
横幅はほぼ同じで、縦は随分と小さく感じます。


厚みは、目測でほぼ同じです。ただ、重さがかなり軽いので見た目以上に小さく感じます。


さて、使う前にまずは充電…

といったところで、軽くトラブル。
付属品のUSBケーブルを出すまでもなく、うちにはたくさんのMini-USBケーブルがあります。普段からデジカメを接続するのに、USBハブにつないだままのケーブルにB100をつなごうと…

つなごうと…

つな…

がりません。

一般的なMini-USB端子なのですが
上面が突き出しており、普通のUSBケーブルだと

突き出した部分に干渉し、最後まで入りません。

これが付属のケーブルだと


見事にクリアして接続できます。職場などにケーブルを用意する際は注意が必要かもしれません。

さてさて、USBケーブルを母艦となるパソコンにつなぐと、B100の画面に「充電&データ」「充電&再生」と二つの選択肢が表示されます。


「充電&再生」をタップすると、パソコンからはただ単に給電されるだけで普通に起動しています。
「充電&データ」をタップすると、パソコンからはUSBデバイスとして認識され、エクスプローラから内部にアクセスできます。そして、B100本体は一切の操作ができません。

まずは「充電&データ」で接続し、充電がてら内部に保存されている管理ソフトをインストールします。
エクスプローラからアクセスし、内部に保存されている「iplus4_1_4_5_installer.exe」を実行します。
画面の指示に従い、何事もなくインストールが完了。初回起動時には音楽や写真のファイルを検索するか聞かれますが、内蔵の約7GBではまったくたりません。なので、これはスキップ。
そして、勝手に最新版に更新されたあとようやく起動します。


パッと見、イマイチわかりません。
とりあえずは、操作マニュアルを見ながらお気に入りの音楽を入れていきましょう。

しかし、ココで大問題。

アプリ「iriver plus 4」が、B100を認識してくれません。

コレの本体からインストールしたのに、本体を認識してくれないとはコレいかに。結局、専用アプリを使って同期させることはできません。
デバイスを認識していないので「DEVICE」関係のメニューが全てグレーアウト。なんにもできません。

しょうがないので、エクスプローラから直接ファイルをコピーします。
いかにもなフォルダ名「Music」「Video」とありますので、簡単にコピーはできます。ですが、かなり消化不良。

というワケで、とりあえずいつも聴いているアルバムをコピーして視聴します。

起動してみました。

携帯電話のボタンのように、9つのアイコンが並んでいます。
上の段は左から「音楽」「動画」「画像」
中段は左から「録音」「FMラジオ」「電子ブック」
下段は左から「メモ」「その他」「設定」
となっています。

一番上の表示部は、再生中もしくは再生を停止したファイルが表示されています。すぐにアクセスできる、便利な表示です。

さて、エクスプローラから直接ファイルをコピーした場合は「音楽」からアクセスしても、反映されていません。最初は焦りました。
下段の「その他」から「エクスプローラ」でコピーしたフォルダにアクセスして再生するか、下部にある物理ボタン「ホームボタン」を2度押して「データベース更新」をタップします。

これで再生できます。
残念なのは、この方法だとアルバムジャケットが反映されないこと。「iriver plus 4」から同期させると反映されるようですが、それがまずできないのでどうにもなりません。




私は、電車で通勤しています。たった1駅の間ですが、家から最寄りの駅まで、そして1駅だけ電車に乗り、その駅を降りてから職場までの区間を徒歩で通勤します。
その距離、片道4Km。
アラフォーのオッサンが歩くには結構な距離で、しかも坂道。何か楽しみでもないと、雨の日などは憂鬱で仕方ありません。
そこで、やはり通勤のお供は音楽。ハマっている番組があるときは動画鑑賞もしますが、やはり徒歩に動画鑑賞はキケンなので基本は音楽です。

私は、仕事で講師(インストラクター)をしています。
結構メンタルに左右されるので、朝の音楽は気分に合わせて、もしくは気分を乗せるために選曲します。
そして、もう若くはないので勢いの音楽を聴くことはありません。ジャカジャカと鳴るロックなどは聴かず、基本はジャズなどの曲を聴くようになりました。そこで、やはり重要なのは音質。
音楽CDをiTunesでMP3に変換して取り込みますが、容量よりも音質を優先してなるべく高いビットレートを選択しています。
この1年半で、もう5種類くらいはイヤホンを換えました。BlueToothのレシーバも買いました。そして、ようやく気に入ったイヤホンに出会い、気に入った音質で音楽を楽しみながら通勤しています。

そこでやってきた、この「B100」。やはりウリは高音質、とくればiPhoneでの音楽を一旦やめてコイツを使わない手はない。
まずは、同じ音源を入れて聴き比べです。

とはいっても、文面で音質を語るのは不可能です。特に好みが分かれる「音楽」、あくまで私の主観であることはご了承ください。

普段聴かない音源で、再生能力を比べても仕方ない。いつも聴いているアルバムをB100に入れて、早速朝の通勤で聴いてみます。

ビックリしたこと。

デジタルの音源をデジタルで再生させ、果たして音質に違いはあるのか?

ありました。

同じイヤホンを使い、同じ音源で、同じパートを再生させました。
少なくとも、私の耳には違いがハッキリとわかりました。コイツ、iPhone4よりも明らかに再生能力は上です。
そりゃまぁ、音楽再生専用機なので当然っちゃ当然なのでしょうが、iPhone4も元はといえば音楽再生機のiPodから派生した機種。

いやはや、高音質をウリにしているだけのことはありました。

ただ

この「音質」ってヤツは、厄介なことに文面では伝わりません。
タダでさえ音楽ってのは「趣向」が強い趣味なのに、音質の違いなど表現するのは素人には無理な話。

そこで、雰囲気だけでも…

私が、通勤で歩いているところ
こんな、のどかな風景を見ながら音楽を聴いて、のんびりと歩いています。
4月後半、ポカポカ陽気の中をのんびりと歩く。忙しい一日の中で、唯一自分の時間と言える瞬間です。

試した組み合わせは

・ShureのイヤホンとiPhone4
・ShureのイヤホンとB100
・B100イヤホンとB100
・B100イヤホンとiPhone4

コレで、同じ音源を使って聴き比べしました。
驚いたのは、同じイヤホンで再生機を換えた瞬間。明らかに音質が違います。アナログデバイスは、イヤホンのみ。そのイヤホンは同じモノを使う。
最初、理解に苦しみました。おそらく「D/Aコンバーター」「アンプ」が優秀なのだろうな、というくらいしかわかりません。
唯一、納得できたのは「音量」です。

iPhone4では、最大音量でもなんとか聴けるくらいの大きさでした。それが、本機では絶対に鼓膜が耐えられないほどの音量を持っています。
これが、多少なりとも音質に影響していることはなんとなく理解できました。
そして、再生時間。
MP3を再生して、軽く36時間は再生できるそうです。片道1時間、1往復2時間、週に10時間。
ほぼ1ヶ月は充電せずに音楽を楽しめるということになります。これはうれしい。

やはり、音楽は「何かをしながら」ではなく、音楽を聴くために時間をとるべきものだと思いました。
ですが、ビジネスマンでそれはなかなか難しい。とくれば、通勤はもっとも適した時間だと改めて思わされました。




まずは、動画の再生。
普段からよくテレビは録画しますが、結局見ずにサーバーで眠ることもしばしば。
そこで、やはり音楽再生以外の使いみちといえば、動画再生です。
最大解像度が720×480ピクセルなので、一旦エンコードする必要がありますが、コレで番組を楽しむことができます。
もちろんiPhone4でも視聴できますが、そもそも携帯電話は連絡を取るのが目的。
動画の再生でバッテリを消耗するのは、本末転倒というもの。
コレ、音楽と動画の再生にうってつけです。

そして、もう一つ。

先ほども書きましたが、私の仕事はインストラクター。
技術系の「講師」を始めて、8年が過ぎました。ようやく「自分流の進め方」というものが見えてきた今、気になるのは「他の講師の喋り、進め方」。
とはいえ、なかなか聴かせてもらうこともなく、せっかく聴かせてもらっても板書に追われて喋りまでは気が回りません。

そこで、活躍するのが「ボイスレコーダー機能」。
今時は大学生でも使っていると思われる機能ですが、やはり便利です。
そして、クライアントとの打ち合わせにも活躍します。
打ち合わせのあと、議事録を作って送らなければならないのですが、あとから「言った」「言わない」の水掛け論を回避するのはやはり証拠。
私という人間が「いつもボイスレコーダーを回している」と周知された瞬間から、この水掛け論はなくなりました。
「言ったという絶対の自信」がない人は、間違いなく何も言ってきません。言ってきたとしても、穏便に「問い合わせ」という手段になります。
この「ボイスレコーダー」という機能は、使う人はかなり使いますが使わない人は全く使わない。そんな機能です。
本製品にも搭載されており、とても重宝します。
というのも「機密保持」の観点から携帯電話の持ち込みが禁止されているので、携帯電話のレコーダー機能は使えません。
思ってもないこの機能に、さっそく月曜の朝からお世話になってます。







よかったところといえば、やはり「音質」。
この一言に尽きます。オープンタイプでありながら、非常に豊かな低音を出すイヤホンもその決め手となっています。
今までの感覚で言うと「所詮、付属品でしょ」というところ。iPhone4に至っては、もうすぐ2年になりますがいまだに付属のイヤホンは使ってません。

ところが、本製品のイヤホンは違いました。

いくつものイヤホンを買ってみて、ようやく気に入った「Shure」のイヤホン。これに並ぶほどの音質をオープンタイプで体験できるとは。
本体の音質もさることながら、このイヤホンはある意味「衝撃」でした。


そして、音質効果の「SRS WOW HD」と「SRS 5.1 Surround」。

非常に効果のあるエフェクトで、いつもの音楽がまた違った感じで聴けます。


おもしろい分け方としては「エモーション」というのがあります。

あらかじめ振り分けておくことで、天気などの気分に応じて音楽を聴きわけることができます。
非常におもしろく、これから使っていこうかと思います。


次の改善点で書いている「アプリの認識不良」ですが、逆に考えればエクスプローラで直接ファイル操作できるのはメリットといえるでしょう。
そして、直接フォルダを閲覧できるので、iPhoneのようにプレイリストをわざわざ作らなくても、特定のフォルダに放り込むだけでオリジナルのアルバムを簡単に作ることができます。






改善して欲しい内容の一番と言えば、やはり「付属アプリでの認識不良」でしょう。


これができないのでアルバムジャケット画像の取り込みもできるものとできないものがあるし、せっかくの「可逆圧縮」に対応しているところもいまいち活用できていません。
Windowsのエクスプローラでファイル操作はできるのでとりあえず困ることはありませんが、やはり付属のアプリケーションが使えないのはちょっと残念でした。

本体の改善要望箇所で言えば、タッチパネルでしょう。
まず、タッチパネルが比較対象のiPhone4と比べて若干チープに感じます。
タッチ操作の感度もそうだし、押した瞬間にパネルがたわむところもそう。お気に入りフォルダを作る際、漢字入力が単漢字しかできないところも苦労しました。
まぁ、これらは本質の「音楽再生」とは関係ない箇所でもあるので、そんなに困ることはありません。
ひとつサンプルでお気に入りフォルダを作って、あとからWindowsでB100を開けばだいたいの意味はわかります。あとは、そのルールに従ってパソコン上でフォルダを作ればいいだけのこと。






<<<<<   まとめ     >>>>>

初めての「音楽再生プレーヤー」ということで、レビューもどう進めていけばいいか悩みました。
なにしろ、目には見えない「音質」というのが本製品のウリなのですから。

そして、使ってみて思ったこと。

「餅は餅屋」

です。

比較対象のiPhone4という携帯電話は非常に便利で、電話やメール、インターネットに音楽再生、動画視聴にナビゲーションと「なんでもござれ」な便利ガジェットで愛用してすでに1年9ヶ月。

しかし、今にして思うと、なんでもできるからこその「器用貧乏」なのかもしれません。

ナビゲーション機能は優秀ですが、やはり専用機にはかなわない。それは搭載されている自動車の信号を拾っていないからこそのラグであったり、いちいちインターネットにアクセスしないとリルート計算ができなかったりといった「ちょっとしたところ」に出ています。
カメラ機能にしても、最近のコンデジ(コンパクトデジカメ)にはやはり一歩かないません。
散歩するには、iPhone4とは別にカメラも持ち歩きます。

音楽の再生も、やはり上記のとおりでした。

今まで「所詮は圧縮しているMP3なんだから」と、音質は気にせずに音楽を楽しんでいました。
昔はカーオーディオにウン10万円つぎ込むほど凝った時期もあるのに、音源が圧縮音源だからと勝手に決めつけていたのです。
それが、今朝通勤で使ってみて「目からウロコ」でした。
圧縮音源でさえ違いがわかるのだから、可逆圧縮の音源だとオリジナルの音質を気軽に持ち運べるのではないか。そして、それを満足する音質で楽しめるのではないか。
そう考えると、これからの通勤がとても楽しく感じられます。

音楽だけではなく、音楽を聴く「通勤」そのものが楽しく感じられる。
いいデバイスとは、いい波及効果を生むのだとよくわかりました。今後も「音楽再生専用機」として、通勤のお供として愛用していこうと思います。



最後に…

前述の専用アプリケーション「irivier plus 4」でのB100認識不良の件ですが、マウスコンピュータ様に直接メールにて問い合わせ中です。
何か進展があり次第、こちらに追記させていただきます。
選出同期の皆様、そして本機を使っている方、ならびに購入を検討されている方への参考になれば幸いです。

(4.26 追記)
その後、マウスコンピュータ様よりは一切の連絡なし。
メールで問い合わせる際に「2~3営業日かかる場合もある」となっていたので「メールを送った日より起算」して、3日待ちました。

しかし、何の連絡もなし。
せめて、何かしらのアクションはしていただきたいものです。

私は仕事で、接客のルールも講師として受講生に教えています。

だからこそ敏感なのかもしれませんが、初期導入時のトラブルに見舞われているユーザーに対しては過敏なほどの応対をすべきだと思うのです。

「最初から動かない」のであれば、多くの場合は機材、もしくはアプリケーションのトラブルだと思われます。
購入したワケではないので「返す。返金しろ」とは言えません。が、普通に購入したユーザーであれば言い出しかねない状態だと思われます。

同じような商品がたくさんあるとき、どれを選ぶかの決め手になるひとつが「ブランドイメージ」です。
ブランドイメージは、サポートひとつで大きく変わります。

この商品自体は非常に気に入っており、素晴らしいと思いますがサポートをしていただけないのであれば「パソコンは詳しくない」というライトユーザーに勧めることはできません。
よくできた製品だけに、非常に残念だったので敢えて「辛口で」追記させていただきました。
今後のサポート改善を願います。




その数時間後




このレビューを見ていただいたのか偶然かwww

マウスコンピュータ様より連絡がありました。

が、内容は至って当たり前のこと。
・アンインストールして再起動、入れ直しをしろ
 →最初の問い合わせにも書いたが、すでに実施済み。念のために再実行するも変わらず。

・再インストールはコレを使え(Ver1.5.5)
 →最初の問い合わせにも書いたが、自動更新ですでにコレになっているが、念のため指示されたバージョンをダウンロードしてインストールするも変わらず。

・「C:\Program Files\iriver\iriver plus 4」にインストールしろ
 →私は64Bitのため「C:\Program Files(x86)\iriver\iriver plus 4」に入っている。念のため指示通りのインストールするとドライバーエラーを吐く。

・管理者アカウントじゃないと実行できない
 →管理者アカウントだし、最初の問い合わせにも書いたが実行はできている。認識していないだけ。

・起動中の自動実行が妨げられているのではないか
 →自動更新で指示と同じ「Ver1.5.5」になっている。あり得ない。

・他のソフトと競合しているのではないか
 →何のソフトも立ち上げていない。

・iriverPlus4をインストールしなくても使える
 →知ってます。ですがレビューが書けません。

メールには
「情報が足りないから原因についてわかりかねる」
という書き出しから始まってます。いや、問い合わせのテンプレートを入力したんですがねぇ。
それで「お前の情報じゃ足りねぇよ」と言われても。

しかも、指示されている内容のいくつかは最初の問い合わせに「やった」と書いているし。


結局、専用アプリについてはレビューできません。

私のパソコンとの相性であれば、非常に申し訳なく思いますがこの内容に関してのレビューは見送りとさせてください。

解消すれば、比較対象の「iPhone4」を運用するために使っている「iTunes」との比較も面白いかと思ったのですが。

(5月11日 追記)

その後、ふと思い立ってもう一度付属のアプリをインストールしてみました。

インストール後、やっぱりデバイスを認識しませんがショートカットのプロパティから『互換性』のタブを開き、互換モードをWindows XPにして管理者権限にチェックをいれて起動したところ、デバイスを認識したようでファームウェアの更新が入りました。

しかし、またこれが韓国語でよくわかりません。どうにかこうにか更新をして、再度アプリを立ち上げるとまた認識せず。
なんの気なしに、またプロパティから『互換性』タブを開いてさきほどの設定を解除。

すると、嘘のように毎回認識します。

しかし「ようやく使えるようになった」と思ったのも束の間、何度やってもアルバムアートが反映されません。
毎回、起動ごとにファイルチェックで待たされるし、ようやく開いても以前の表示設定は忘れているようです。
アーティスト名とアルバム名のタブを広くとっていたのに、再生時間なんてどうでもいいから狭くしていたのに、次に起動すると全部初回起動のままでした。

デバイスはほぼ不満なく使えるが、付属アプリはダメ。
結局、この評価は変わりませんでした。

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