通常ビジネス用途に使用されることがメインと思われますが、家庭、とくにリビングルームなどで使用するのに最適な大きな、静音性を持ったコンピューターです。 AMD デュアルコア C-60 APU (1.0GHz)を採用しており動画再生などエンターテイメント性の高い 作業もこなせ、一般的なオフィスアプリケーションからWEB、写真のレタッチなどストレスなく対応できそうです。
AMD デュアルコア C-60 APU (1.0GHz)を採用していますが、DirectX 11に対応したAMD Radeon™ HD 6290 グラフィックスを内蔵しており旧来のネットブックで不満の多かったグラフィックスの性能がかなり向上しています。
また、ネットブックと異なりデスクトップ型のネットトップの場合画面の解像度の縛りもないため高い解像度でオフィスプログラムなどがストレスなく使用できます。 付属の18.5インチディスプレイで１３７７＊７６８で使用しましたがオフィスアプリもWEBもかなり快適です！
PC3-8500 DDR3を標準で2GB搭載しており、最大で４GBまで対応。 現在２GBで運用していますが、オフィスプログラム、フォトレタッチ（GIMP) など問題なく使用できています（複数ドキュメントの編集など行うとページファイルへのアクセスが多くなりますが。。。）
本体の大きさですが、驚くほど小さく、エプソンのWEBでA5のシステム手帳とほぼ同じと書かれていますが、本当にみるまでそこまで小さいとは思わなかったです！ 幅：20mm×奥行：154mm × 高さ：173mm・・・・この幅20mmにすべてが詰まっているのはびっくりです。 これだったらリビングでTVの裏に置いておいても全く気になりません。
USBポートは裏側に4個、前面化粧板の裏側に2個で十分ですが、何せ小さな筺体に詰め込まれているのでUSBメモリーなど形状によっては干渉してしまうためHUBなどを使用せざるを得ないケースが多く出てくると思われます。
今回18.5インチのLCDディスプレイと共に我が家にやってきたEndeavor NP30Sですが、A5システム手帳とほぼ同じコンピューターもキーボードなどと一緒に梱包されているとこんなにでかい箱で来る！ 一瞬間違った製品が来たのかと思ってかなり焦りました。。
Endeavor NP30S本体は細長い箱のほうに入っていました：
内包物は 1)リカバリーDVD、説明書 2)本体 3)スタンド 4)ACアダプター 5)電源コード 6) DVI-VGA変換アダプターでした。
同じ長方形の箱の中にはキーボードとマウス。 すべての内包物を並べてみると：
正直キーボードとマウスはおまけ的な感じですね。 っと言いつつこのレビューは付属のキーボードで入力していますが、普段使用する分には悪くなかったりします。
一方LCDディスプレイのほうは：
内包物は 1)本体 2)スタンド 3)説明書 4)電源コード 5)DVIコード 6)VGAコード 7)ライン接続コードでした。 LCDにスピーカーを内蔵しているので別途用意しなくてよいのでセットアップなど楽でした。
先走ってディスプレイの感想を言うと色合いなど特にいじらなくても良い感じ、結構明るいです！ 視野角は上下左右全て狭め・・・スタンドは上下に動くので正面に座ってさえいれば最適な角度で見れますが。
Endeavor NP30Sの細部を見ていきたいと思います：
本体とスタンドの接続部分ですが、切り欠きが入っており一定の方向でしか取り付けられないようになっているので間違うことはないでしょう。 比較的大きめんスタンドになっており十分な重みがあり、かなりしっかりした感じ＋ウレタンフォームがしっかり付いているので安定していますね：
とりあえず非常にコンパクトです。
あまりにも小さいのでとりあえず床の上でセットアップ始めちゃいました！
エプソンさんの初期設定ツールが起動して評価版のマカフィーセキュリティーセンターなどがインストールされてゆきます：
一通り終わった段階でBUFFALO 802.11g 無線LAN AirStation USB2.0用KEY型アダプタ WLI-U2-KG54-AIを接続してWLAN環境をセットアップしました。 ドライバーはあらかじめ別のコンピューターからUSBメモリーにダウンロードしておきました：
WindowsアップデートをしてからとりあえずEndeavor NP30Sの能力を見ていきましょう：
Windowsエクスペリエンスインデックス：余計な情報情報入ってた！ 見苦しくてすみません！
HDDに関してはSSDに置き換えようと思っていましたがとりあえずこのままでも十分早そうなのでもう少し様子を見ることにしました：
WLAN環境も整ったのでI-O DATA 無線LAN対応 USBデバイスサーバー WN-DS/USを使用するためクライアントソフトをインストール。
USBデバイスサーバー WN-DS/US経由で外付けDVDドライブからマイクロソフトオフィス2007をインストールしてみました。
この環境だとWLAN経由でプリンター/スキャナーも使用できHDDなどの共有が行えるのでかなり便利です！
ワード、エクセルなど使用してみましたが通常の業務であればまた区問題なく対応できますね。
5月8日追記：
I-O DATA 無線LAN対応 USBデバイスサーバー WN-DS/USを使用しているのでLCDテレビの裏側に設置したEndeavor NP30Sの本体は設置したとき以来見ていないです！ 外付けHDDからUSBメモリー、印刷まで全てワイヤレスで対応、本体はスリープ状態にしているのでこの組み合わせだと本当コンピューターを意識しないでいじれるので嫁もiBookからEndeavor NP30SでYutubeなど動画サイトをテレビで見るようになりました！！
リビングPC化：
材料
先ほどご紹介をした機器以外に以下の道具を準備。。。
無線キーボード、タッチパッドです
Bluetoothヘッドセットの接続に使います
Bluetoothヘッドセットです。スカイプで使用します
うちのテレビはHDMIの端子しかないみたいなので。。PCのDVIから変換するのに必要です。
NP30Sの出力はDVI-I（デジタルとアナログ）なのでDVI-Dケーブルを挿せます。
5月13日 追記
WEBカムをつなげてスカイプでTV電話会議。 ビデオ使うつもりなかったが相手も試したかったみたいで。。リビングで恥ずかしながら小一時間ほど。 買うつもりなかったウェブカムが役に立ったのかな～
コンピューターの画面でなく32インチのTVで映し出されるとかなり緊張する。。ブルーツースのヘッドセットだたので動きまわって紙の資料をつかて説明してなんか昔に戻った感がドキドキ！
使用方法
スタートメニューからWindows Media Centerを起動して自分の場合はライブラリーの場所をI-O DATA 無線LAN対応 USBデバイスサーバー WN-DS/USで接続している外付けHDDに設定しました。 音楽に関してはiTuneを使用しておりTVで聴くことはないので動画のみ追加してみました。
久しぶりに見る10フィートUIはやはりTVで見るにはちょうど良い感じ！
Windows Media Centerエディションをわざわざ購入しなくても良いのでWindows７の環境であれば直ぐにメディア対応のリビングルームPCが出来てしまうので使わないともったいないですね。 Media Center用のリモコンなどが押入れの何処かにあるんに見つからない。。。！あれば完璧ですが、チューナー等内蔵していないので取り敢えず無線キーボードでOKか？
総評： 通常のオフィスユース以外に小型静音PCとしてリビングでの使用に最適なプロファイルのPCです。 グラフィックス、動画のハンドリングに優れており、HD動画もyutubeからDVDの再生までストレスなく対応できました。 また、I-O DATA 無線LAN対応 USBデバイスサーバー WN-DS/USなどと組み合わせることでnet.USBを使用し外付けHDDからの動画再生、印刷なども対応できたためリビングでコンピューターを意識しないで一通りの作業ができてしまいました。
もともと事務所などでの軽作業を前提にパッケージ化されているためかメモリーの搭載量が2GBとなっている点は4GBにするとともにOSを64ビットバージョンにしてもらったほうがリビングルームPCとしてより楽しんで使用してもらえると思います。
改善提案： 前面の化粧板（USB部分）は絶対になくしてしまうのでどうにかしてほしいです！
またここにBluetoothなど小型のUSBトランシーバーを装着して化粧板を閉めようとしたら・・・・全く入りません！ この化粧板は付けるか/付けないかの2者択一しかなく。。。ちょっと改善必要です。開閉の機構を設けることで使用できるUSBデバイスの大きさに制約が出てしまうので致し方ないでしょうが・・・・
あと有線のキーボードとマウスに関してはキーボードにHUBの機能をもたせるだけで会社でも自宅の環境でもかなり使いやすくなると思われ、USB端子の問題にかなり有効に対処出来ると思うのでぜひ対応してもらいたいです。
最後に、このようなレビューの機会を与えてくださったZigsowさん、Epsonさんありがとうございました!
Manyaさん
2012/04/19
サイズからは想像できないくらい
グラフィックに強いマシンのようですね。
リビング用途に向いていることが分かりました。
nobooksさん
2012/04/19