CORSAIR の同等製品と比較して性能が低すぎると思われるため事務局と相談し確認のため変奏しています。初期不良等の場合は仕切り直しで性能の確認を行おうと思います。
2012年1月8日20時02分 「バランスのとれたオーバークロックで安定した動作!」
全く素人はこれだから… てなものか!やっとOC入門の突端に付こうかという私です(*^。^*)
Linpack benchmark スコアは以下のグラフのようになりました。その下が当初のオーバークロックによる物。
行った事は、マザーボードと付属ソフトウエアの自動オーバークロックによる提案をそのまま受け入れてしまい、さらにOCしたいという欲望に燃え上がった事!まぁ未だ欲望に支配されているけど少し冷静になったぞ(^_^;)
さて、前回同様のx軸時間のクロック周波数と物理メモリー使用率グラフです。
昨日の無残な物と並べてみましょう。
今日のグラフはCPUが重負荷時にも安定してターボブースト周波数で動作している事を示しています。
自動オーバークロックは短時間で動作可能な動作パラメータを提案してくれますが、必ずしも継続重負荷に耐えられる事を意味しない事がわかりました(当たり前ですねぇ(^^ゞ
##########
以下LINPACKベンチマークスコアです。
Performance Summary (GFlops)
Size LDA Align. Average Maximal
1000 1000 4 75.0264 85.0388
2000 2000 4 80.1406 84.3423
3000 3000 4 83.5619 91.0752
4000 4000 4 96.2372 97.7085
5000 5000 4 93.4703 100.4106
10000 10000 4 106.1350 106.3086
15000 15000 4 109.4623 109.5678
20000 20000 4 106.5656 107.2206
25000 25000 4 108.7364 109.8353
30000 30000 4 109.9104 111.4582
End of tests
2012/01/08
16:43
なんと 111GFlops ですよ。現在使っているパソコンが 48GFlops ですから、倍以上の性能です。オソロシー。例えば8時間かかっていたシミュレーションは昼前に終わるんですよ!昼飯前ですよ!
全く凄いっす~~
シカシ!この成績で満足してしまってはつまらないので1枚重ねてみようかなと思います。未だ放熱能力には余裕がありましたので安定動作周波数の積み上げが期待できそうです。
2012年1月8日14時53分 「静音高性能PCの為には素晴らしい製品かも!」
本日は頭を切り換えてのんびり始めています。
もともと CORE i7 2600K は高性能なCPUです。忘れていました(アホ^^;)。静音ケースに組んでいるのですから静音で快適な方向を第一とし、負荷がかかったならば無理の無いレベルで高速に動作させよう。そうすればこのクーラーは本来持っている性能が最も発揮されるのでは無いか!
今のところ良い感じです。ベストな設定を見つければとても素敵なセッティングが出来そうです。
データ等は後ほど追記します。
2012年1月7日23時51分
「オーバークロックをしないなら高負荷では無いなら、比較的静かにパフォーマンスを維持出来ます!」
一体何のこっちゃみたいな<一言コメント>ですねぇ。まぁ事実です。
つまり
少しでも負荷をかけると水温が上昇し、なかなか水温は低下しない。「冷えにくく、冷えにくい」温度差が限られた範囲に集中するのですし、限られた容量の水を媒介として冷却するんですから当たり前と言えば、まぁ当たり前。
実際に実行した状態のグラフを見てみましょう。実行したプログラムは LINPACK benchmark です。高負荷が連続するベンチマークテストです。(このセクション最後にベンチマーク結果を張っておきます)
赤というか、茶色っぽい折れ線が CPU Core クロック周波数です。青い線は物理メモリーの使用量です。このベンチマークは段階的に計算規模を増やすためどこを計算しているかの目安になります。
マゼンタ色、最初の●印はベンチマークプログラムがロードされ計算が開始されたところだと思われます。一つのブロックを計算する前後にデータの用意と結果の書き出しがありますのでCPU負荷は下がります。
周波数変化のボトムラインを追ってみましょう。最初の少しの間は少し高い位置にありますが直ぐに低下し平らな状態へ近付いています。この最初のほんの少しの高い値が簡易水冷の冷却水が持っている熱容量で、それを直ぐに使い果たしてしまった様子とみられます。その後水の熱容量の大きさから発熱は吸収されるが放熱はされにくい。高めの温度で安定してしまうためCPUの熱は逃げず重負荷時にはターボブーストがほとんど無効となりクロック周波数が下げられています。
(ものすごく簡略化しますが)これがガソリンエンジンとか非常に高温となる機関の温度をコントロールするならば、ある程度の水量は必要ですが扱いやすいんです。それはエンジンの発する温度と2次冷却する大気の温度差が大きいからです。水冷はエンジンの温度管理が容易になるというメリットがあります。排ガス規制が強化され内燃機関は自動車に限らず水冷化の方向にあるのはそのためです。
コンピューターのCPUに対して水冷とし、2次冷却に生活環境の空気を使うというのは水冷冷却の悪いとこ取りみたいなものと思っていたんですが、試してみたらやっぱりそうだった。高価なCPUクーラーだから何でも素晴らしいというわけじゃ無いってな典型例かもしれません。ものすごく限られた使い方ならメリットを享受できるかもしれません。一般的なOA用途とかがそうかもしれません。
連続的に負荷がかかる用途では全く意味がありません。チラーでの熱抵抗が大きいため不利益しか得られないという状態では無いかと思われます。現在の各社簡易水冷よりもヒートパイプを使いきちんと作られたヒートシンクの方がよほど最終冷却媒体である生活環境気温の空気に対して有利です。
さて、困りました… このOC大会向けとして PREMIUM REVIEW に選ばれたのですから是非これを”有効”に使って良好な結果を出したい。『いや、ソレが使命だ!』とか思うわけです。ナントカしなければならないわけです。(ナントカするのはちょっと危険だったり…)
頑張ります。結果へ至る道はここにも追記して参ります。
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ベンチマーク結果
Intel(R) Optimized LINPACK Benchmark data
Current date/time: Sat Jan 07 10:29:56 2012
CPU frequency: 4.640 GHz
Number of CPUs: 1
Number of cores: 4
Number of threads: 4
Parameters are set to:
Number of tests : 10
Number of equations to solve (problem size) : 1000 2000 3000 4000 5000 10000 15000 20000 25000 30000
Leading dimension of array : 1000 2000 3000 4000 5000 10000 15000 20000 25000 30000
Number of trials to run : 4 4 4 4 4 2 2 2 2 4
Data alignment value (in Kbytes) : 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4
Maximum memory requested that can be used = 2905636800, at the size = 30000
============= Timing linear equation system solver =================
Size LDA Align. Time(s) GFlops Residual Residual(norm)
1000 1000 4 0.008 88.9454 1.029343e-012 3.510325e-002
1000 1000 4 0.007 92.9277 1.029343e-012 3.510325e-002
1000 1000 4 0.007 92.7080 1.029343e-012 3.510325e-002
1000 1000 4 0.007 95.7141 1.029343e-012 3.510325e-002
2000 2000 4 0.060 89.4443 4.298950e-012 3.739560e-002
2000 2000 4 0.059 90.0725 4.298950e-012 3.739560e-002
2000 2000 4 0.081 66.1768 4.298950e-012 3.739560e-002
2000 2000 4 0.059 90.1002 4.298950e-012 3.739560e-002
3000 3000 4 0.203 88.5594 8.755385e-012 3.371489e-002
3000 3000 4 0.296 60.7845 8.755385e-012 3.371489e-002
3000 3000 4 0.216 83.6033 8.755385e-012 3.371489e-002
3000 3000 4 0.451 39.9695 8.755385e-012 3.371489e-002
4000 4000 4 0.771 55.4018 1.896949e-011 4.134580e-002
4000 4000 4 0.728 58.6527 1.896949e-011 4.134580e-002
4000 4000 4 0.991 43.0891 1.896949e-011 4.134580e-002
4000 4000 4 0.711 60.0436 1.896949e-011 4.134580e-002
5000 5000 4 1.386 60.1669 2.581643e-011 3.599893e-002
5000 5000 4 1.501 55.5464 2.581643e-011 3.599893e-002
5000 5000 4 1.166 71.5106 2.581643e-011 3.599893e-002
5000 5000 4 1.168 71.4146 2.581643e-011 3.599893e-002
10000 10000 4 7.840 85.0590 9.603002e-011 3.386116e-002
10000 10000 4 7.877 84.6565 9.603002e-011 3.386116e-002
15000 15000 4 26.427 85.1558 2.042799e-010 3.217442e-002
15000 15000 4 26.964 83.4609 2.042799e-010 3.217442e-002
20000 20000 4 64.487 82.7167 4.097986e-010 3.627616e-002
20000 20000 4 63.879 83.5034 4.097986e-010 3.627616e-002
25000 25000 4 127.150 81.9343 6.089565e-010 3.462917e-002
25000 25000 4 127.959 81.4161 6.089565e-010 3.462917e-002
30000 30000 4 219.678 81.9464 8.421348e-010 3.319704e-002
30000 30000 4 218.016 82.5710 8.421348e-010 3.319704e-002
30000 30000 4 218.826 82.2652 8.421348e-010 3.319704e-002
30000 30000 4 219.403 82.0490 8.421348e-010 3.319704e-002
Performance Summary (GFlops)
Size LDA Align. Average Maximal
1000 1000 4 92.5738 95.7141
2000 2000 4 83.9485 90.1002
3000 3000 4 68.2292 88.5594
4000 4000 4 54.2968 60.0436
5000 5000 4 64.6596 71.5106
10000 10000 4 84.8577 85.0590
15000 15000 4 84.3084 85.1558
20000 20000 4 83.1100 83.5034
25000 25000 4 81.6752 81.9343
30000 30000 4 82.2079 82.5710
End of tests
2012/01/07
このテストに使った設定は今回の実行時空き物理メモリー量にあわせ調整してあります、本来ならば右側に行くほど(計算規模が大きい方向)成績が良くなるはずなのですが、全くそのようにはなりません。
計算し始めが一番有利そうなかんじです。
*テスト中の機材構成です
レビュー中 → CPUクーラー : ANTEC KUHLER-H2O-920
CPU : Intel CORE i7 2600K
マザーボード ASUS P8Z68-V PRO/GEN3
メモリ CORSAIR CMZ8GX3M2A1600C9 (DDR3 1600MHz 8GB)
ビデオカード XFX GeFORCE 8800 GTX (NVIDIA)
HDD : HGST HDS725050KLA360
光学ドライブ : BUFFALO BR-H816FBS-BK (LG)
電源 : ANTEC 850W HCP-850
ケース : ANTEC SOLO II
OS : MIcrosoft Windows 7 ultimate
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