【ビジネスユースで使えて、携帯性を兼ね備えた最適な一台】

１．ノートか？BlackBerryか？Ipadか？

ビジネスユース、かつ、携帯性となると、ノートPC、BlackBerry、Ipadが真っ先に頭に思い浮かぶかと思います。

既に、BlackBerryについての優位性は、お伝え済みではあります、もっとも、BlackBerryは、メールチェックとリプライの即時性に優れていますが、私が普段扱うWord、Exelファイルの閲覧、編集作業には、適していません。

やはり、メールの閲覧だけではなく、wordファイルの作成、編集作業を伴う場面では、ノートPCが最も使い勝手が良いかと思います。私は、Ipadも併用し、雑誌や、資料閲覧は、便利に使っておりますが、編集作業には適していません。

２．携帯性に優れたノートPC

そこで、携帯性に優れており、ビジネスユースにも対応できるノートPCを常々探しておりました。

その中でも、携帯性に優れているZENBOOKとMac Book Airのどちらを選ぶかは、悩みどころになるかと思います。

私の場合、MS Word、Exel、Power Pointを使い、加えてこれらに準拠したその他の文書管理システム、ソフトウェアの使用環境の制約があるため、この環境条件からすれば、このZENBOOKに軍配があがると言ってよいでしょう。

ZENBOOKの重量は、１．１KｇでノートPCの中では、最軽量の部類に属すると思いますが、手にした感覚は、極薄の見た目に比して、ずっしりと重量感を感じます。
その理由は、やはり、マシーンの材質と密度が高いからかと思いますが、携帯性という観点からは、より重要なのは、コンパクトさ＝薄さです。

タクシーでの近距離の移動では、ビジネスバッグに裸のまま入れるか、附属の一見ブリーフケースのような収納ケースに入れますが、裸のままであれば、紙のノート1冊分ほど、このブリーフケースに入れても紙のケース2冊分ほどで、ビジネスバックを占有することはありません。

従来、ノートPC（東芝のDYNA　BOOK）を持ち歩く際には、専用のノートPCケースバッグを余分に持っていたものが、厚みとしては、書類と同じ感覚で携帯できるようになったことは、携帯性として非常に高まったと思います。

３．使用感

さて、肝心の使用感です。

（１）トラックパッド
トラックパッドの使い勝手は、いろいろな意見があるものの、私は、気に入っています。画面スクロールなど一部、特殊な動きがありますが、慣れてしまえば、使い勝手はこちらが上です。また、パッドは、クリック部とパネル部が一体となっており、パネル部の下部がクリックできるような建て付けになっていますが、クリック部が独立してボタンとなっている形状に比して、クリック部の動作範囲が広く使い勝手の良いものとなっております。
感度についても問題ありません。

（２）キーボード
キーピッチに少し不足感がある点、タッチ感覚があまりよくない点が短所として挙げられます。しかし、これは、ultra bookである以上、妥協せざるを得ない点であると思っています。
キーボード配列でおかしいのが、最上段の右端の本来は、[Delete]があるところが、電源ボタンである点です。[Delete]は、［BACKSPACE］と共に頻繁に使用するキーであるので、逐一、ここは、電源ボタンだからその隣りだよな、っとと心の中で一呼吸置かなければなりません。

（バッテリー）
普通に、Wifi接続状況下で、メール及びWord使用して4時間半程度なので、充分過ぎるということまでは言えませんが、過不足ない感じです。この躯体のコンパクトさとのトレードオフでしょう。