レビューメディア「ジグソー」

予想以上の効果に満足です^^


この度は Intel SSD 320 120GBのレビューに選出いただき誠にありがとうございます。
この様な機会を与えて下さった zigsow様、Intel様に深く感謝いたします。

レビューの前に今回の選出に当たっての感想を。
まずレビューに選ばれて最初に思ったのは「これは少し困ったな」でした^^;
高速のSSDを十分に生かすような環境を持ち合わせていなかったからです。
私の手元にあるPCと言えば、
・仕事&プライベート兼用のメイン機のデスクトップ。
・仕事用のサブ機であるUltrabook。
・プライベートでの持ち歩き用のB5モバイルノート
の3台です。

メインのデスクトップをSSD化すれば最も効果が大きいと思われます。
しかし複数のOSをインストールしてありますから、120GBには入りきりません。
サブ機のUltrabookはCドライブのSSDが64GBしかなく120GBに出来れば助かるのですが、2.5インチではなく基板タイプです。
物理的に実装は不可能です。


となればプライベートのモバイルノートですが、これは旧IBMのThinkPad X60sです。


これは性能が低すぎてSSDの能力を十分に引き出せるとは、とても思えませんでした。
しかし他に選択肢はありません。
とにかく老朽化したThinkPadにSSDを乗せて、評価するしかありませんでした。

残念な結果になる覚悟はしていたのですが、ソコソコの数値が出せました。
これでレビューを書くことが出来ます。

では以下に私なりのレビューを書かせて頂きます。

・型式・・・・ThinkPad X60s
・CPU ・・・・Intel Core Solo
・メモリ・・・DDR2 2GB
・OS・・・・・Windows XP + Ubuntu
・HDD ・・・・80GBを120GBSSDに換装

送られてきた製品を確認してみます。
小さ目のブルーの箱にはIntelのロゴが!

内包品は、SSD本体 取り扱い説明書(紙+CD)3.5インチベイ取り付け金具 SATAケーブル 電源ケーブル ネジ類 それにステッカーです。

SSD本体は厚さ7mmで2mmのスペーサが取り付けられています。

現用のHDDのデータ&環境をSSDに移行させるソフトウェアが利用可能なのですが、そのために必要なUSB/STAT変換ケーブルは付属していませんでした。
このためUSB接続のSATA HDDケースを購入しました。



取り扱い説明書に記載されていたサイトからData Migration SoftwareのインストーラーをDLします。各国語が用意されていて、当然日本語をDLしました。
ThinkPadにSSDを接続した状態でインストーラを起動します。

インストールが終了したら直ちにData Migration Softwareを起動します。

次にクローンモードを指定します。
私の場合は80GB→120GBへの移行ですから本来は手動でパーテーションの設定等をする必要がありますが、取り敢えずは自動で試してみます。
移行が終わっても元のHDDはそのまま残っていますから、この辺りは超お気楽モードです。

後は全てData Migration Softwareが自動で処理してくれます。

私の場合はWindows XPの他にUbuntuとブートローダーが入っていましたが、これらも問題なく移行してもらえました。

ThinkPadからHDDを取り外して、SSDに換装します。
元々換装を考えてあるのか、作業は非常に簡単です。

SSDからWindows XPを起動して、ベンチマークを実施しました。お馴染みのCrystalDiskMark
結果は下の通りです。
Read/Write共にHDDの5倍程度の速度が出ています。
今までのHDDって、こんなに遅かったのか・・・・・

続いてBootRacerを使って起動時間を比較してみました。
仕事用のUltrabookは参考までに。

かっこよさそうなのでグラフにしてみました。

しょぼいCPUにメモリ、マザーボードを使ったのに、随分とSSDの効果が出ました!!
特にWindowsのデスクトップの起動時間が速くなりました。
ここまでの結果は予想していませんでしたから感激です。

ハイエンドの510シリーズと比較すると若干性能の劣る320タイプですが、SSDの実力をまざまざと見せ付けられた感じです。
逆にこれ以上高速のモデルを持ってきても、今度こそCPUやマザーがボトルネックになり効果は得られないだろうと思います。

WindowsXPの他 Ubuntuも問題なく起動することが出来ました。
余りの遅さにそろそろ引退を考えていたThinkPadですが、もうしばらく現役続行ですね。

さあ120GB全部使い切るようにパーテーション切り直しだ。
効果が見えてるから、二度手間でも全く苦になりませんね。

以上、全てに納得のいく製品でした。
唯一弱点があるとすればUSB/SATA変換ケーブルが付属していなかったこと位ですね。
HDDケースを取り寄せている間、おあずけ状態でしたから^^;

時代はもうSSDなんですね。
今度はデスクトップのCドライブに使っている500GBのHDDを、いつSDDに換装するか考えます。


■■2012年6月21日 追記■■
バッテリーの駆動時間が長くなっているようです。
ThinkPadの表示だけでの確認ですが、
 HDD・・・・2時間弱
 SSD・・・・2時間30分

わずかな差ではありますが、省電力の効果も現れているようです。


■■2012年6月21日 追記■■
SSDのパーテーションを切りなおして最終形にしようとしました。
どうしてもエラーが出てしまいます。
ここで他の方のレビューを拝見すると、ファイルが破損していることがありchkdsk/Fで修復すれば良いということが書かれていました。

早速MS-DOSからchkdskを実行。
これで行けるなとData Migration Softwareを起動すると・・・・・
「Intel製のSSDを接続してください」とメッセージが。
何度USBを抜き差ししても同じメッセージです。

う~~ん、今度は何でしょうか。
しばらく時間をください。


■■2012年6月22日 追記■■
どうやらUSB接続のSATA HDDケースの問題のようです。
SSDを入れてもHDDを入れても、認識出来ません。
単純な製品なのにどうしたのでしょうか。

一部中途半端な半田付けがあるから、その辺りの問題かも知れません。


■■2012年6月23日 追記■■
SSDの認識に成功しました。
これでパーテーションの切り直しが出来ます。
120GBの内96GBをWindowsXPに、残りをUbuntuに割り当てました。
元々あったThinkPadのシステム管理領域は削除して、必要なツール類はCドライブにインストールしました。

これで全ての作業が終了しました。
さあ楽しみましょう。

コメント (6)

  • リーダーさん

    2012/06/20

    レビューお疲れ様です(^^

    なるほど、確かにUSB-SATA変換ケーブルは付属してあると
    助かりますね。いらないひとはバルクにするとかにして。
    最近プレミアムレビューになったサムスンのノート用SSDには
    ケーブル付いてましたね。
  • cybercatさん

    2012/06/20

    USB-SATA変換ケーブルは以前はついていたんですけどね。

    パッケージも少し変わったようだし、仕様変更があったのですかね。
  • konbu_chaさん

    2012/06/20

    >リーダーさん
    そんなに高いものじゃないんですけど、やる気になってから実際に始めるまで3日間の「おあずけ」は勘弁して欲しいです。
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