HDR結合は、Paintoshop　Photo pro X3がいかに、フォトレタッチに最適化されたアプリケーションであるかを実感させられました。

今まで、画像の中で陰影が強くレンジの広さを求められる撮影では、露出を変えながら段階的に撮影し、仕上げに合成するのは当たり前でしたが、その合成時の画像調整は非常に難しいものでした。

最近のデジタルカメラでは、コンパクトカメラでも３段の露出変更による段切り撮影の機能が標準的に付属しています。

サンプルの様に７段階にも及ぶ計画的な段切りは、三脚で固定した一眼カメラでないと撮影が難しいと思いますが、コンパクトデジタルカメラの３段切りでも、その後の画像調整が簡単であることを考えると、十分常用するに値する機能となりそうです。

画像の編集精度や扱える画像サイズ、実際にこれらのフィルタがどのくらいのスピードで動作するかなど、Photoshopと比較しながら、実際に使用してみたくなりました。