今回のレビューは「ミズノのキッズ向け運動あそびグッズ「フワッシュラケット」「ディンプルボール」で楽しく運動」のレビューアー選出によるものです。
「すべての未来は、あそびからはじまる。」との思想のもと、ミズノならではのスポーツ要素がギュッと入った「運動あそびグッズ」です。
子供受けしやすそうなデザイン
先ずはパッケージ。
左の縦長の箱が「フワッシュラケット」、右の立方体な箱が「ディンプルボール」。
本体はどちらも浮き輪等と同じような感じで空気を入れて膨らませる仕様です。
「フワッシュラケット」を膨らませた所。
本体が二重構造になっており、外周部分と柄の部分で1つ、真ん中のボールを打つ面で一つ、それぞれ空気を入れる必要があります。
真ん中のラケット部分の空気を調整する事で、ラケット面が凹んだり出っ張ったりして、それがボールを打ち返す際の難易度の調整になります。
同様に「ディンプルボール」を膨らませた所。
こちらは小さいビーチボールと言った感じですが、表面に凹凸(ディンプル)があり、小さな子供でもボールを受けた際に手に引っかかりやすく受け取りやすい仕様になっています。
「ディンプルボール」の方は特に問題ない感じですが、「フワッシュラケット」の方はラケット面の空気圧の調整が難しい感じですね。
最初は面が凹んでいた方が慣らしやすいので少し空気を抜きますが、微調整に手間取りました。
デザイン的にはカラフルで子供受けする感じですね。
基本の遊び
ミズノの「あそりーとGoodsの紹介」ページに記載の基本の遊びをやってみました。
ボール打ち
●初級…床においてあるボールを打つ
●中級…目の前にボールを落して打つ
●上級…一歩先にボールを落して打つ
初級はとっても簡単。ボールめがけてラケットをパシッ。簡単にクリア。
中級・上級はタイミングを見計らって打たないといけないけれど……
大丈夫、最初はタイミングを外したりもしたけれど、直ぐに慣れてバッチリ クリア。
ボール打ちではラケットの持ち方から考えないと駄目ですね。
真正面で構えて打ってみたり、少し体を傾けて打ってみたり。
止まっているボールを打つのは簡単だけど、動いているボールはタイミングを合わせて打つ、と言うことが必要になります。
流石に小学生になると、その辺りは直ぐに順応するようです。
一度打てるようになると、自分からどんどんやりたがるようになりました。
ボールつき
●初級…ボールを3回つく
●中級…ボールを5回つく
●上級…ボールを10回つく
ラケット平面状態で初級3回、中級5回は難なくクリア。
上級の10回になると少し手こずる感じ。
でも数回チャレンジしたら20回くらいはいけるようになりました。
ボールを真上に打つ、弾かないように膝をクッションにして受ける、このコツを掴めるかどうか、ですね。
上達してきたらラケットの面を凸気味にしてチャレンジしても良いかも。
10回行けずに失敗していたところ、お姉ちゃんに見本を見せて貰って受け方を覚えたようです。
受け方覚えたら直ぐに10回もクリア出来るようになりました。
ボール運び
●初級…ボールを乗せて10歩歩く
●中級…ボールを乗せて10歩走る
●上級…ボールを乗せて10歩スキップする
初級・中級の乗せてる歩く・走るだけなら出来たけど、上級のスキップをやろうとするとボールがポーンと飛んでいってしまいました。
自分が跳ねるのに合わせて跳ね上げてしまうとボールが飛んでいってしまうんですね。
こちらもお姉ちゃんから「ボール弾かないようにやるんやで」というアドバイスを受けて自分なりに考えて、スキップの幅を気持ち小さく、ボールが跳ねないようにラケットの位置が上下しないように頑張って、スキップもクリアしました。
最初は出来なくても、どうやれば落とさずに済むのかを自分なりに考えて対応する力を身につける切っ掛けになるのが良いですね。
ボール渡し
ラケット上ボールを相手へ渡す。
転がして、浮かせて、高い位置で、低い位置で、少し離れて…、渡し方を変えて遊んでみよう!
先ずはラケット同士がくっつくくらいの位置でボールをコロン。
少しずつ距離を空けていって、ちょっと投げる感じでポイッ。
距離が空くと、なかなか上手く乗りません。
ラケット同士の距離感やボールを飛ばす際の力加減など自分なりに考えてやっていました。
基本の遊びで得られるもの
「あそりーと」は遊びながらバランス感覚やタイミングの計り方等を学べるだけではなく、そこから更に自分で考える力をも養える点が良いですね。
失敗しても、どうすれば成功するようになるのか、もっと上手くやるにはどうすれば良いのか?
上級までクリアしても、ラケットの膨らませ加減で更に難易度アップ!
難易度が上がっても楽しみながら学べる、それが「あそりーと」の利点ですね。
バランス感覚を養うのにもGood!
僕(6歳小1)とお姉ちゃん(中学生)でボールの投合。
最初はふんわり投げあっていたのがエキサイトしてくるとボールの打ち合いになりました。
か~ら~の……
片足上げバランス。
ボールを落とさず何秒片足立ちでバランスが取れるか。
まぁ、直ぐにバランス崩しちゃいましたが……
バックハンドスプリング、日本語名だと「後方倒立回転とび」、一般的には「バク転」と言った方が伝わりやすいでしょうか?
別に格好つけたいわけではなく、体操クラブの競技練習なんです。
腕立て伏せや、腹筋、背筋などの基礎をやった上で、お姉ちゃんに手伝って貰いながらバックハンドスプリングの特訓中。
筋力も必要ですが、バランス感覚も必要になります。
競技の中にバランスもあります。
先ずはお姉ちゃんにお手本を見せて貰って……
お姉ちゃんは、この状態で数十秒安定して停止。
足がちゃんと上がりきって無かったり、ボールが直ぐに落ちてしまったり、なかなか上手くいきません。
基礎訓練にも「ディンプルボール」を取り入れてみました。
足先に「ディンプルボール」を挟むことで足先まで力を入れた状態でのV字バランス。
直ぐに足が開いてしまう三点倒立も、足先に「ディンプルボール」を挟むことで足先まで力を入れる練習になります。
体操クラブで練習中にも先生に「足閉じろ!」と良く言われているので、足先まで力を入れて足を綺麗に閉じられるようになることが急務なんです。
そんな感じで「フワッシュラケット」と「ディンプルボール」でバランス感覚を養いつつ、体操クラブの競技会に向けて特訓中。
「フワッシュラケット」と「ディンプルボール」。
うちでは 「フワッシュラケット」は主にバランス用。
今はラケット面を凹ませて「ディンプルボール」を乗せていますが、慣れてきたらフラットに近づけて更なるバランス向上を目指します。
「ディンプルボール」は投げたり捕ったりするよりも、足の間に挟んで足を閉じる力を付けるための訓練用。
通常のボールに比べて大きめサイズなのと、ディンプル仕様で滑り落ち難い点がマッチしてます。
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