レビューメディア「ジグソー」

以前と比べて椅子に座っていたくなる時間が明らかに長くなりました!

今回は、AKRacingゲーミングチェア “Overture(オーバーチュア)” のレビューです。

ゲーミングチェアと銘打っていますが、高級感のあるつくりと、レーシングカーの

シートのようなデザインの椅子は、ゲーム以外の用途でも、高揚感と快適性を

提供してくれました。

 

当製品を使うことで、日常生活にどのような変化が起こったかを

レビューしていきたいと思います。

 

 

 


 

更新: 2018/01/29

【開梱】

早速、玄関に届いた段ボールを開けようとしたのですが、第一印象は

「でっ、でかい・・・しかも重そう...」

 

 

 

段ボールには以下の表記がありました。

  

 

  • 寸法:88×68×38cm
  • 重さ:28Kg
  • 中身:25Kg

割と大きめの椅子のパーツがすべて入っているので当たり前ではありますが、

玄関から部屋まで運ぶのに一苦労です。

 

パーツがどのように収められているのか見てみましょう。

 

段ボールを開けると、まずは五本足のキャスターベースが登場しました。

 

続いて仕切りの段ボールを取り除くと、背もたれ部がうつ伏せになっています。

 

間のクッション材を除くと、

 

座部が現れて、その上にランバーサポートとヘッドレストが載っていました。

前方にある小さな箱には、その他の細々したパーツが収まっています。

 

それぞれのパーツの重さを大まかに量ってみたところ、以下のような感じでした。

  • 座部          10.2
  • 背もたれ部        5.7
  • 五本足キャスターベース  1.9
  • ランバーサポート     0.3
  • ヘッドレスト       0.2
  • その他パーツ       3.9
    合計          22.2Kg

途中に挟まっていた緩衝材等も2~3Kgはあるようですね。

 

その他パーツでは、サイズ違いの六角レンチや、手袋まで入っていました。

組み立て時の汚れや怪我防止の心遣いはうれしいですね。

 

 

 

全部のパーツを並べようかと思いましたが、説明書に載っていたので

こちらで代用させていただきます。

 

ちなみに、説明書には

「組立作業は2名で行うことをお勧めします」
とあったのを気にせず、一人で組み立てたのですが、
背もたれ部と座部が一つになったシートは結構重くて、

確かに二人いた方が無難だと実感しました。(^^;)

 


 

更新: 2018/02/04

【完成品を鑑賞】

組み立て手順は 他の皆さんのレビューが詳しいので割愛させていただきますが、

一人で写真を撮りながら、傷をつけないように丁寧に作業したら、後片付けも含めて

1時間以上かかりました。

一番大変だったのは、大きな段ボールを捨てやすいように細かく切り刻む作業でした。。。

 

 

さて、完成品はこちらです。

新車に乗った時のシートのような香りがしていいですねー!!

 

 

Overture の色は、パープルやレッドなどカッコよさげなカラーリングが6種類も

選べて迷いますが、落ち着いた色使いのホワイトは、ブラックベースのシートに

差し色としてバッチリ映えます!

私の部屋(白い壁紙、フローリング)にもマッチしてとても気に入っています!

 

シートは音も立てずに滑らかに回転します。

下図のように少しだけ背もたれ部を倒した程度であれば、
キャスターベースの直径を超えない範囲で背もたれ部が回転するので、

後ろの壁に当たることがありません。
これは壁も椅子も傷つけにくいという部分でポイントが高いです。

 

さすがにアームレストは背もたれ部よりも外側に位置するので、

回転し過ぎて壁に当たらないように注意しましょう。

 

ヘッドレストは、背もたれ上部の穴にゴムバンドを通して付属のクリップで

止める方法も説明書に記載されていましたが、私はゴムバンドが伸びきるのを

避けたいので、そのまま背もたれ上部にゴムバンドをかぶせています。

この方法だとクリップは必須ではないのですがせっかくなので付けています。

 

背もたれ部の左右にはみ出す部分は、レーシングカーのコックピットを

彷彿とさせてカッコいいです。

 

ランバーサポートは背もたれ上部の穴から下にかけてゴムバンドを通して

好みの位置に固定します。

 

背もたれ部を最大限に前傾させるとこのような感じになります。

 

背もたれ部の傾き調整は右側下のレバーで行います。

 

 

座部の高さ調整と、ロッキング機構のオンオフはさらにその下のレバーで行います。

 

ロッキング機構の硬さ調節は、座部裏面のノズルを左右に回転させることで行います。

 

 

キャスターはPU素材なので、フローリングの床の上を静かに転がって移動してくれます。

振動、ノイズ等、気になるところは特にありません。

床に傷が目立つようなこともないので、安心して転がせます。

 

 


 

更新: 2018/02/04

【アームレストを好みの位置に調整】

 

アームレストは高さと、座面を挟んだ横幅を好みの位置に調整可能です。

また、正式な使い方ではないかもしれませんが、アームレストの向きを
外側または内側に少しだけ傾けて固定することも可能です。

 

アームレストの高さ調節は、すぐ裏側のレバーを握りながら行います。

 

 

下図のように左右で異なる高さに調整することで、例えば低くした方に
肘をついて寄りかかるといった態勢で座ることも可能です。

最大で75mmくらいの高低差が付けられます。

 

アームレストの座面を挟んだ横幅は、座面裏のボルト(青枠部分)で行います。

また、アームレスト下部の2本のボルト(赤枠部分)を少し緩めた状態で
アームレストの向きを正面に対して外側または内側に変えた後、そのボルトを
締めることで、若干ではありますがアームレストの向きが変わります。

 

アームレストを座面に対して外側に広げることで、ゆったりと座ることができます。

 

アームレストを内側に寄せると、より包み込まれる感じになります。

 

ついでにアームレストの前方がより広くなるように固定した状態。

 

アームレストの向きを戻した状態。 

 

 

毎日使うものだから、細かな調整を行って自分にぴったりの位置を
見つけたいですね。

更新: 2018/02/04

【仮眠についての考察】

色々な角度で、この椅子の上で眠れるか試してみました。

 

フルフラットだと、足を浮かせている場合、シートがゆっくり左右いずれかに

回転することがあります。

さらにロッキング機能をONにすると、シートが上下にゆっくり揺れるので、

頭から倒れるのではないかと最初は心配になってしまいました。

 

また、背もたれ部のロックを解除するときに、背もたれ部が勢いよく起き上がるので、

アームレストと、背もたれ部サイドの出っ張りの間に腕が挟まってしまう危険性を感じ、

少しヒヤッとしました。

 

実際には安定感はあるものの、心境的に落ち着かないので、私はフルフラットは

あまり頻繁には使わないことになりそうです。

 

また、私のようにヘッドレストのゴムバンドを背もたれ部に被せただけだと、

背もたれ部を後ろに倒せば倒すほど、ヘッドレストが頭の上方に遠ざかって

いくような感じになってしまい、頭を乗せることが困難になります。

 

ゴムバンドなので、頭の真裏に来るように引き寄せればよいのですが、

その状態でフルフラットだと首が苦しい感じもあるので、いっそのこと

ヘッドレストは取り外して体全体を背もたれ部に預けた方が

ストレスがない気がします。

 

かと言って、中途半端な45度くらいに倒した状態だと、背もたれ部のサイドの

出っ張り部分が腕に当たって、長くその状態が続くと二の腕に圧迫感を感じるので、

これもまたきついかなという感じです。

 

垂直よりやや後ろに倒すくらいが、腕に圧迫感もなく自分は好みです。

また、足元がどこにも触れていないと寒いので、靴下をはく方が良いと思います。

ここまでくると、足を乗せる「オットマン」が欲しくなりますね。

 

色々なポジションを試してみたのですが、いざ眠ってみると

十分に疲れが取れた気はしないので、やっぱりちゃんとした睡眠は

布団でした方が私には合っているようです。

 

ちなみに、「オットマン」という呼び名は、元々オスマン帝国で

足を乗せる椅子が使われていたから「オスマン」という名前になり、

それがイギリスで英語読みの「オットマン」になったそうです。

面白いですね。

 

 

[2018/2/4追記]

2週間くらい使用してみたところ、フルフラットで寝た状態でも

ひざ下(足)が床に着くような座面高さになっていれば、

当然ながら左右の回転は起きません。

 

ロッキング機能もだんだん慣れてきて、ゆっくりと上下に揺れても

頭から倒れるような余計な想像はしなくなりました。

リクライニング状態であえて膝を揺らして、シート全体が揺れるのを

楽しみながらストレッチ風に背筋を伸ばすような態勢を取ることもできます。

 

結局は慣れの問題のようです。

 

 


 

更新: 2018/01/29

【使用感、実生活で変化した点】

これまでは、アパートに備え付けのパイプ椅子を使っていました。

 

見ての通り、背もたれがパイプだけなので、
寄りかかるのは痛いし、背中は寒いし、座っているうちに
太ももがしびれる感覚があって、長く座り続けることができません。

 

それに比べて本製品は、背もたれ部全体で背中を覆ってくれるので、
背中が暖かいし、しっかり寄りかかれるし、長く座っていても
足がしびれることもありません。

ランバーサポートがあると、背中と椅子の間に隙間が出来てしまい

温まらないのではという心配もあったのですが、腰に当たる

ランバーサポートが意外にも熱をキープしてくれる効果があるようです。

 

 

また、住んでいるアパートは、備え付けの机に向かって座っている場合、

テレビの位置が真横になります。

備え付けの椅子にはキャスターも付いておらず、壁際で椅子を動かすと

背もたれのパイプの出っ張りが壁紙を傷つけることがあったので、
椅子を壁から離すように移動させてから、向きを変えるといった
手順が必要でした。

 

  アパートの間取り

 

 

今は、キャスターで移動が楽に行えますし、

背もたれをさほど倒していない状態であれば、座面の回転だけで
向きを変えることも可能になりました。

 

これは、

  机の上でのPC作業 ⇔ テレビ鑑賞

  スマホの操作(ゲーム、メール等) ⇔ 休憩(充電場所や冷蔵庫に移動)

  食事の準備(台所への移動) ⇔ 机での食事

等の各種動作の切替、移行が、当製品の座面の回転だけでスムーズに

行えることを意味します。

 

以前と比べて、椅子に座っている方が快適で疲れないので、

スマホゲームやテレビ鑑賞等の時間が長くなりました(笑) 

 


 

更新: 2018/01/29
総評

長く座っていたい方にお勧めの製品です

高級感のあるつくりと、レーシングカーのシートのようなデザインは、

ゲーム以外の用途でも、高揚感と快適性を提供してくれます。

 

アームレストや背もたれ部の各種調整が可能で、好みのポジションで寛げます。

 

PC作業、テレビ鑑賞、食事など、日常での色んな動作の切り替え、移行が

静かに、かつスムーズに行えます。

 

デザイン性、機能性に優れた当製品は、日常生活をより快適に過ごすための

強力なアイテムです。

間違いなく座っていたくなる時間が長くなりますね。

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