レビューメディア「ジグソー」

なるほどこれは確かに便利だ!!だがしかしッ……!!

そんな訳で、三回連続プレミアムレビューです。

プレミアムレビューに選ばれたのは大変嬉しいのですが、反面ちゃんとしなきゃ!と言うプレッシャーがあったり……。

まぁそんな訳ですが、今回ご紹介する商品はこちら!!

YoutubeやFLV、MP4等をテレビで閲覧できるIO-DATAさんの『挑戦者』ブランドからきた『ROCK TUBE』のご紹介でがんす!!

なんでも『挑戦者』ブランドから出る商品はこちらが初めてだそうな。

まぁそんな訳で、さくさく進行しちゃいましょう!!

まずは製品の内容から。
挑戦者04.jpg
挑戦者04.jpg


……これ、どこのグルーp(ry
ごほんごほん。

まぁまぁ、ちょい気を取り直して。

箱は外箱一つ、その中に白い箱一つ。んで、上記が白い箱を開けて中を覗いた状態。

まぁ、挑戦者っていうブランドだし、外観に金かけるくらいなら、中身の製品に力を注ぐ、その在り方は非常に好評価。最近は大分外装に金をかけると言う事がされなくなってきているけど、ここまでバッサリ来ると返って非常に清清しいし心地よい。
ある意味では挑戦者というブランドの最初の商品で、何も無い素の状態からこれからやって行こうという意気込みが伺える。

次にその内容。
挑戦者01.jpg
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ごめんちょっと分かりにくいとはおもったんだけど、これ位しかいいの取れなかった。
中身は本体、リモコン(単四電池2ヶ別途必要)LANケーブル、テレビとビデオを繋ぐアナログケーブル、そしてAC電源。そして説明書。ちなみに本体は対静電気用のビニールで覆われている。何気にこういう『些細ながら馬鹿に出来ない問題』にもきっちり対応が出来ているあたり、さすが一流メーカーという所。

ちなみに中に入っている説明書は、本当にざっくりとしか説明していない。
挑戦者03.jpg
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そのざっくり感ったら、ぶっちゃけあっても無くても問題は無いだろう、と思われるほど。
うん、非常に清々しいぜIO-DATA。分からなきゃネットで調べろって事だね。OKその意気込みは嫌いじゃない。むしろLOVEだ。

まぁ必要最低限の事は説明書で分かるので、それでも出来なきゃネットで調べるしかない。
もっとも『調べるまであるかなぁ?』といったところなのだけれども。

そんな訳で次は本体の様子を前と後ろから。
挑戦者02.jpg
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挑戦者05.jpg
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前面はLEDの施されたパネルとUSB端子のみ。
裏側にはアナログケーブル、HDMI、光デジタル音声出力、あとUSB端子がここにも一つ。
HDMIがあると言う事は、これがHD画面出力をこなせるという事をあらわしている。
と、するならば、例えばハイビジョンで録画した何らかの映像なども(もっともファイル形式が沢山あるので全てとはいえないだろうけど)上映可能ということ。例えば外付けのHDDに録画したファイルをいれ、それを背面側(前面でもいいのだけど)のUSBメモリで接続すればRockTube(以下RTと表記)を経由して大画面のハイビジョンテレビなどでお気軽に再生できる事になる。
ちょっとこれは簡単な説明になってしまっているが、恐ろしい優れ物じゃぁないだろうか。

ちなみにその本体の大きさはこれ位。
挑戦者06.jpg
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画面でも分かるように、大きさの比較対照としてタバコ(RS)を置いたけど、これをみればどれ位小型の装置なのかが一目で分かってもらえると思う。HDD対応のBR録画装置など現在主流になりつつある、いわゆる録画装置と比較すると非常に小さい。
これに外付けHDDをつけたとしても、これは評価されるべき事じゃないだろうか。

さてさて、しかしながらどんなに軽量化、小型化をしても、その機能を代償とするならば、それは無意味に等しい。

それを懸賞する為にも接続、ほんで起動させてみた。
挑戦者07.jpg
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はっはっは。自慢じゃないが、ハイビジョンテレビなんぞというハイカラな物を、ただでさえテレビを見ない俺が買うわけが無いだろう!!(逆切れ)

と、まぁテレビの件は置いておいて、問題の起動時間はほとんど掛からない。はっきりと確認したわけじゃないけど、20秒も掛かっていないのではないだろうか。
これがもしPCを起動してーと考えるなら、この速さはもはや反則気味の早さと思う。

んでネットに接続してぼちぼちやってみる。
挑戦者09.jpg
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うん、はえーよ。
なんだこの速さ。
起動時間に大体20秒使っていたとしても、もうネットに繋がっている状態になるのですぐに映像を楽しむ事が出来る。
わざわざOS立ち上げて映像を楽しもうと思っていた事が馬鹿らしくなるくらいには早い。
もっとも、それも回線(光かADSLかケーブルか)で変わるのだろうけど、10Mのうちの回線では普通に体感速度が半端なく早かった。

次、映像を探してみる。

映像を探すにはリモコンを携帯の要領で文字を入力し、その結果が現れる。
うん、やっぱり早い。
なんていうか、今までの要領(PC立ち上げ→ブラウザ立ち上げ→Youtubeで動画を探す)本当に馬鹿らしく感じた。

ちなみに検索ワードによってなのか、それともある程度なにかフィルターを施しているのか、通常のネット検索とRTの検索とでは微妙に結果が違う。
何が優先度として設定してあるのかは分からないが、例えばアーティストの名前を打ち込むと普通にそのアーティストのライブ映像やPVが優先的に選出される傾向があるようだ(あくまで自分の感じた感想であって、そういう性能があるのかどうかは分からない)
さらに嬉しいことに、機能の一つとして、最近のYoutubeの人気動画などを自動で選出する機能や、マイリスト機能、映像のバックアップ等も可能の様子(HDDが無い為バックアップ機能は確かめられなかった)。
外付けHDDを備えたら、冗談抜きで主流のHDDレコーダーとかを超えるシェアを狙えるんじゃないだろうか。

ちなみに、何をサンプル映像としてだして良いのか分からなかったので、ええぃやっちまえーと自分があげた動画を宣伝がてらぽちっとな。
挑戦者10.jpg
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(もし見つけてしまった不幸な貴方、その動画、よしといた方がいいぜ?耳が腐っちまう)

さて、とまぁ、今まで書いた中では良い事しか見当たらなかったと思うが、これは公平なレビューであって、じゃぁいい所だけを強調する、と言う訳にはいかない。

確かに利を見れば間違いなくこれは買っても損をしないことを前提において置く。ここからは私見となるし、自分が不便だと思った事だけなので、決してRTが悪いという意味ではない。

まずは良かった所から。

一つ目
PCが無くてもインターネットに繋がってさえいれば動画を楽しむ事が出来る。
これは地味に凄いことなんじゃないか?と思う。ネットと言うとどうしてもPCが無ければ、と思うところだけど、PCが無くても動画が楽しめるハードが存在するというのは筆舌にしがたい。

二つ目
素早すぎる起動時間
実際起動に関係する体感時間はほぼ無いに等しく、ネットに繋がっている状態で起動する為、ストレスがほとんど無い。あと、重そうな動画も別段問題なく見れたのは好評価。

三つ目
動画をみんなと共有できる
分かりやすく言えば一家団欒のテレビで見れるハードなのだから、それぞれが見たいものを何時でもみんなと見れる、という事。
わんこの映像とかみてるだけで幸せになれるような映像は是非みんなで見るべき。
一人で見るのは……癒されたけど、寂しかったよ……。


では、自分が不満に思った点を。

一つ目。
リモコンの操作がいちいち面倒。
携帯でメールを打っている人でもこれは面倒だと思えるのではないだろうか。
いちいちリモコンで文字うちしているのは、逆にネットに繋いだPCの方がよっぽど便利である。
もっとも、USBキーボードなどを活用すれば、それも克服できる問題ではあるけども。
おいらUSB経由のキーボードなんてハイカラな物はもってないから確かめられんかった。すまん。

二つ目。
無線LANの必要性。
最近のノートPCにはもうデフォルトで付いているんじゃないか?と思う無線LAN。それゆえ、無線LANは使っているけど子機はない、という人も大勢いると思われる(ちなみにうちの実家の方はそうである)。
敢えて機能を厳選し、CPの上昇を図った事によって切り落とされた機能の一つ、だとは思うが、無線LANの親機、子機が無ければ意味が無い。
そうなると別途無線LANの親機、子機を買わなければRTは真の効力を発揮できない。
自分の様に長いLANケーブルを買ってつけるという力技な方法も無いではないが、お勧めは出来ない。
つうかこのレビューのために5メートルのLANケーブルを買った。
敢えて、CPを下げてしまう事にもなりかねないが、無線LANを内蔵してくれていれば……。
是非この意見はIO-DATAさんに聞いてもらいたい願いである。
お願い、つけてください(血涙)無線LAN……。

自分が使っていて不便に思ったのはこの二箇所のみ。それ以外は9800円と言う価格を考えてみても十二分にお釣りが返ってくる物だと言える。

ただし無線LANだけはちょっと引っかかったのでパーフェクトにしたいけど、そこだけは不評として☆四つとしておく。

出来ればマイナーチェンジの時は無線LANつけてください。お願いします。


あと今回のレビューにあたり、自分の至らなかった所。
・無線LANが無かった。
・ハイビジョンテレビを持ってなかった。←実家にはすんげぇでかいハイジョンテレビがあるけどやっぱり無線LANが無くて検証できなかった。
・単四電池が無かった(を←買った。


総括。
ある種これから先のテレビに求められる『ネットとの融和性』を一番分かりやすくしたのがRTだと思う。
最近確かに地上デジタルでネット回線を使用しているものも無いではないが、この様な使い方は出来ないだろう。
なにより映像コンテンツとしては革新的なアイディアではないだろうか。

これからもIO-DATAさんに期待。

では。

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